『ウはウミウシのウ : シュノーケル偏愛旅行記』 宮田珠己著(白水uブックス) 白水社

ウミウシ、イザリウオ、エイ??海における「3大見たい生きもの」を求め、旅に出た! 東南アジアや日本近海の島々をシュノーケルで楽しむポイントが伝授される、珍無類な怪笑エッセイ。

「変なカタチの生きもの」を観察するために!
『ウは宇宙船のウ』であるように、UブックスにおけるUは宇宙(universe)のUであるとの説があるのだが、そのラインナップに『ウはウミウシのウ─シュノーケル偏愛旅行記』が新規潜入!
触角をふって海底を這っているカラフルな軟体動物・ウミウシ、手でサンゴの枝をむんぎゅとつかんで歩く魚・イザリウオ、巨大な帽子さながら泳ぎまわるスーパーフラットな軟骨魚・エイ─海のなかの「3大見たい生きもの」を求めて、旅に出よう! 本書は、「変なカタチの生きもの」を観察するため、東南アジアや日本近海の島々をシュノーケルでお気軽に楽しむポイントを教えてくれる、図解イラストも絶妙な旅行記だ。著者一流の諧謔と〝面倒くさがり屋マインド〟あふれる、珍無類な怪笑エッセイ。(出版社HP)



あっはっはっはっは!!
何を言ってるんだ、この人は。(←褒めてます)
しかも、この、イラストが、なんていい味なんだ。
この著書が白水uブックスに収められているというのが、すごいなあ。

文章の感じが宮沢章夫さんに似ています。
だんだん崩壊していく論理で展開され、そうきたか、という落とし方なども。

夏が近づいてきて、最近わたしの好きなウミウシの写真集などがたくさん出、うろうろしているときに見つけた本でしたが、ウミウシ好きにはイザリウオもエイも確かに魅力的です。

かわいいですよね、ウミウシ!!
あの形がなんとも言えないです。
あの美しい極彩色がなければ、ナメ(以下自粛)そっくりですが、この本でも触れられているとおり、海の塩分で溶けないんですから、別物ですよ、べ つ も の。

宮田珠己さん、ハコフグはどうですか、わたし、好きなんですけれども。

ダイビングはしないけれどもシュノーケリング・ラヴ! という方にとっても心強くも笑えるエッセイだと思われますので、ぜひ、どうぞ。

しかし、温暖化で珊瑚が次々死んでいっているというのは、笑えないお話ですねえ…。
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Commented by まりお at 2009-08-02 02:08 x
白水社 ウミウシ 宮沢章夫テイスト…時代は変わるのだと実感。
ウミウシと違って固いやつの面白本発見。岩波科学ライブラリー「フジツボ」です。フジツボへの愛に満ちた快作。美しい図版多数、パラパラ漫画も。ぜひ!
Commented by n_umigame at 2009-08-02 22:21
フジツボですか…あの『ハダカデバネズミ』を出してくれたシリーズのですよね?
それはさぞかし楽しい本かと想像されますが、フジツボですか…。
…なんか、宇宙から密かに侵略してきたっぽくないですか、やつらは。(はい?)
でもパラパラマンガが魅力的なので今度見てみます!
by n_umigame | 2009-08-01 21:27 | | Trackback | Comments(2)

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