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宮田珠己2冊

『わたしの旅に何をする。』『ときどき意味もなくずんずん歩く』。(どちらも幻冬舎文庫)
『ウはウミウシのウ』がおもしろかったので、すぐ手に入った2冊を読んでみました。
宮沢章夫の文章に似ていると思いましたが、初期の頃(?)は椎名誠にも似てるな…。あと小学生男子みたいな下ネタ多いな(笑)。

映画『タイタニック』について、とてもすばらしいラブロマンスだと聞いて見てみたら、何がロマンスか、大惨事じゃないかというツッコミも大笑いしました。
まったく、大惨事です。
このツッコミがおもしろかったので、まだ未見の『タイタニック』、今度見てみたいと思いますが、長いよ。しかもわたくし童顔のハンサムが苦手なのでディカプリオくんは鬼門なのだった。という理由で今までも避けていたので、今度こそ見たいと思います。

『ときどき~』に収録されている「父の金塊」がよかったです。
こちらの巻末解説もおもしろくて、この解説者の方の本も読んでみたいと思いました。
宮田珠己はおもしろいんだけれども、どこがどうおもしろいのか文章を一通り読んでもらわないとお伝えできなくて困る、というのは、よくわかる気がします。一部だけ抜き出してもそのおもしろさがお伝えできないのですよね。

解説者さんがおっしゃるには、宮田さんの文章は「チャンドラーが寝言を言っているような特異な文体」だそうです。

確かにハードボイルドの文体と相通ずるところがあるとは思いますが、チャンドラーにあやまれ。

おかげで久しぶりにチャンドラーを読みたくなってしまったじゃないですか。
(今読んでいます。やっぱりいいな清水訳。)
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by n_umigame | 2009-08-09 18:44 | | Trackback | Comments(0)

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