*さいはての西*

fwest.exblog.jp
ブログトップ

"Ellery Queen" #10: The Adventure of the Pharaoh's Curse;「ファラオの呪いの冒険」

「古代エジプト展」が開催されているある博物館で、アマン王のミイラが公開されようとしていた。
そこへエジプト人の博士が駆け込んでき、「ファラオの呪いがあるぞ、今まで6人の犠牲者が出た、おまえが7人目だ!」と指さされたウェントワースが死んだ。
ウェントワースはファラオのミイラを買い取って博物館に寄贈した事業家だった。
警察は心臓麻痺(自然死)と判断したが、エラリーはウェントワースの車の窓ガラスが割られていたこと、心臓の薬がコートの左ポケットに入っていたことなど不自然な点があることから、他殺と判断。たまたまウェントワースが死んだ晩に直前に会っていたサイモン・ブリマーも同意見で、二人で捜査に乗り出す。

…というようなお話です。

ファラオの呪いです!
これだけでもわくわくするのに、今回は、クイーン警視とエラリーの見解が対立、+いらんことしいのサイモン・ブリマー登場という、はちゃめちゃになる予感大でツカミはオッケー! オチまでオッケー! というミステリドラマとしても秀逸な回でした。
(アガサ・クリスティでも何度かファラオの呪いネタがありましたね。実際のところあれはカビ(菌)のせいで死んだんじゃないかという説があるそうで、ちっともロマンティックじゃありません。いや、ロマンティックに殺される人もたまったもんじゃないですが)

ミステリドラマとしてもおもしろかったのですが、キャラクターのやりとりがおかしくておかしくて、何度も大笑いしました。

中でも、エラリーとパパが、「殺人だよ!」「自然死だ!」「殺人だったら!」「自然死だっつーの!」とぎゃんぎゃん言い合いしながら、パパのポケットチーフでシャツについた卵をふき、またそれを戻されてもまったく気にしていないパパ、という、一連のやりとりにまず大笑い。
そして「出ていってくれ、静かにな!」と言われてパパのオフィスをエラリーが出たら待ってましたとばかりにサイモン・ブリマーがいるのもさらに大笑い。そしてサイモンが「わたしは立ち聞きはしませんよ」とかしれっと言い放ち、このドラマの視聴者なら「ウソをつけ(笑)」と全身でつっこんだであろうシーンも大笑い。
そしてサイモンに「いっしょにランチどう? フレンチだよ」と誘われて「えええ、いらんいらん」と首をふっていたエラリーが、「ファラオの情報もあげるよ」と言われたとたんころっと態度を変えて、パパに「あー(ニヤリ☆)」とあてつけがましい笑顔を見せてついていくところも大笑い。
笑い死ぬ(笑)。

なにはともあれサイモン・ブリマー、いつ見てもキザったらしい外見に、このベターッとしたしゃべりかたがイラッとくる、ジョン・ヒラーマンさん(ジョン・ディクスン・カーに激似)、サイコーですね(笑)。

あと、このドラマのエラリーのお洋服のセンスはいかがなものかと思っておりましたが、今回初登場のお召し物は、白いシャツに真っ赤な……なんですかそれは。 パジャマの下?
事件だ、ってんで外出するときこのコーディネートに上からいろいろ着込んだだけなのですが、ということはいちおう外着? 外着なの?ねえ。

それから、3回見たら3回とも相手の女性が違うって、エラリー、ちょっとそこへお座んなさい(笑)。
というか制作者の方は理由を200字以内で説明してください。
今回はマージ・クーパースミス嬢。エラリーが指をけがしてタイピングが出来なくなったので、代わりに臨時で雇われたそうです。
口述筆記をしているので、一瞬「あ、ニッキイみたいなキャラが出た」と思い、「やっぱりジェニーは武闘派すぎる、男前すぎる、言われたんやろうなー(そんなこと言うのあんただけです)」と思っていたら、クイーン警視とエラリーの留守に勝手にブリマーをクイーン家に入れてるし、ブリマーに声をかけたれたらあっさり鞍替えするしで、ニッキイじゃないよう(泣)。(だからニッキイじゃありません)

「エラリーのコーヒーは激まず」はこのドラマのお約束ギャグみたいで、ずっと出てきますね(笑)。
あと、どうでもいいのですが、警察の車がいつも115分署のナンバーなのがちょっと気になりました。
[PR]
by n_umigame | 2010-05-10 21:41 | *ellery queen* | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://fwest.exblog.jp/tb/11089026
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。