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「アガサ・クリスティー展 : ミステリーの女王 その軌跡」

@東京国際フォーラム 相田みつを美術館(2010年3月17日~6月13日)

公式HPはこちら。

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出張の前乗りのどさくさに見てまいりました。

アクセスマップによると有楽町駅が最寄り駅になっていますが、東京駅の京葉線乗り換え口の出口から出てすぐのアクセスで、新幹線を使う人間にはこちらの方が便利でした。

中に入りますと、すぐオリエント急行を模したと思われる作りが目に付きます。
1周すると、狭いところを少しでも広く感じさせる工夫がされていることがよくわかりました(笑)。
部屋は大きく分けると5室になっていて、入ってすぐの細長い通路、映像室、俳優さんたちの手紙が展示してあるスペース、アガサの衣装が置いてあったスペース(P.G.ウッドハウスの手紙がある室)、スーヴェニール(展覧会グッズ)コーナーでした。

泊まりの荷物を持って見ていたのですが、係員さんが「ロッカールームもありますよ」と声をかけてくれました。親切だなあ。だいじょうぶです、1泊分の荷物で中はすかすかです。これはおみやげを入れるための大きめのバッグなんです(笑)。

アジアで初のアガサ・クリスティー展ということですが、そんなに盛りだくさんな内容ではなく、30分もあればひととおりは見ることが出来る程度の展示数でした。平日の夕方ということもあってお客さんも少なかったですが、「平日の今頃こんなとこでなにしてるんですか~、うふふ~(^^)」と目を見交わしたスーツ姿のお客さんも数名いらっしゃいました(笑)。(きっとわたしもそう見られていたでしょうが)

アガサのネタ帳や、早川書房が所蔵する日本での諸作品の初版に並べられた本国での初版本、交流があったという錚々たる俳優さんたちの直筆の書簡、作家さんたちの書簡、生前身につけていたお洋服(ディナードレスやコートなど)、自身の作品を朗読した音声資料など、量は少ないものの様々な角度から集めた資料が展示されていました。

こちらのブログで中の様子が良く伺えます。

展示されていた俳優さんの書簡は、マーガレット・ラザフォード、リチャード・アッテンボロー、そしてサー・ジョン・ギールガッド(ギールグッド)。ご説明の必要はないかと思います。
ジョン・ギールグッドというと、わたくしが初めて見たときは既にすごいおじいさまになっていらっしゃったのですが、「何言ってんですか、お若いころはぶいぶいならしてた美形俳優だったんですよ!」と、鳩三礼さんから以前教えていただき、写真までいただいてしまいました。すごい美形で本当にひっくりかえりそうになりましたよ。
それを言うと、リチャード・アッテンボローもお若いころは今のカーネル・サンダースおじさん(@鳩さん)とは想像もつかないような、甘い色気のある、それでいて明るい雰囲気の青年で、写真を見てびっくらしました。”モノクロ写真マジック”だったかもしれませんが(笑)。

作家からは、ダフネ・デュ・モーリアやお互いに作品のファンだったというP.G.ウッドハウスの書簡が展示されていました。

せっかく来たので何か自分におみやげを買って帰ろうと思ったのですが、会期末ということもあって、公式HPで紹介されているグッズではもう完売しているものもありました。
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左は会場でもらったチラシ、右がパンフレットです。
とりあえずパンフレットは買おうと思ったのですが、A4判・オールカラーとは言え、本文20pで1200えんって、それどこの同人誌? 買いましたけれども。でも入場料も1300えんだったので、全体的に割高です。
まあ海外ミステリ興隆のためのお布施だと思うことにしました。

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左はパンフレットの一部。
右はチケットと、ほかにおみやげに買ったポストカード。『スタイルズ荘の怪事件』のイギリスの初版表紙だそうです。おどろおどろしい~。クリスティーの本の表紙と言うよりは、ポーとかゴシック作家の本の表紙みたいですね。クリスティーもゴシック調と言えなくもないですが。
もう一枚はクリスティーがどこへ行くにも持っていったという1930年製のレミントン社製のタイプライター。実物も展示されていました。いわゆる「黄金期」のミステリにはよく出てくるのですが、エラリイ・クイーンの作品でも、クイーン警視が脅迫状からタイプライターの種類を即座に言い当てるシーンがあったので「おお、これがクイーンパパが言ってたやつか~」とまじまじ見ていました。(*^^*)

まったく興味のない人にとってはかなり物足りない(どころか「高すぎ!」となりかねん(^^;;))展示でしたが、海外古典ミステリスキーの方にはオススメいたします。

ついでに会場でいただいて来たAXNミステリーのパンフレット。↓
裏は『REX 3』でした。
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『CSI:NY』シーズン4も始まるんですね~。見たことがなかったので今度こそ見ようかな……カミンスキーさんの供養代わりに。゚(*ノДノ)゚。わ~ん

右の小さいしおり様のものは、またフランスでクリスティー作品が映画化されるそうで、邦題は『華麗なるアリバイ』だそうです。またこんな昭和の香りあふれる火サス的タイトルを……。
フランス語タイトルは"Le Grand Alibi"となっています。「大いなるアリバイ」…これもまああれですが「華麗なる」よりは良いかなと…。
原作は『ホロー荘の殺人』だそうです。うう、確かに、男女の愛憎渦巻く展開がフランスの人、好きそう…(←偏見) ポワロものなのですが、探偵役はどうするんでしょうね?
この映画の公式HPはこちら。→http://aribai-movie.com/pc/

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by n_umigame | 2010-05-31 17:37 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
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