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「美しき挑発 レンピッカ展 : 本能に生きた伝説の画家」@兵庫県立美術館

公式HPはこちら。

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アール・デコを代表する画家、ダマラ・ド・レンピッカ。

わたくしが最初に興味を持ったのは、もちろん(?)『名探偵ポワロ』(デヴィッド・スーシェ主演の)です。
あのOPもレンピッカの影響を受けていると言われているそうですが、ドラマの中でもレンピッカのフェイク(と言うかトリビュートと言うべき?)と思われる絵が、ぽこぽこと出てきました。
この、こってりねっとりした塗り方、一度見たら忘れられない画中の人物の「目」はまるでメタルのようです。

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全盛期のころの作品。
真ん中の男性の絵、ポワロを見ていた方なら「あ~」って思われましたでしょう(^^)。
この男性はレンピッカの夫で、この絵を描いていたころは離婚の係争中だったとか。上の写真では隠れてしまったのですが、それで左手は未完のまま放置されたそうです。どうしても結婚指輪をしている手を描きたくなかったのだとか。
右側の絵はロリータ趣味の人が泣いて喜んだという絵だとか。かわいい少女の絵にしか見えないのですが、見る人が見ると「うっわ、エロ!Σ(゚д゚;)」ってなるんでしょうね(笑)。白い靴下と片方脱げてる靴が萌えなんだそうです。わからん……。
むしろわたくしは左端の美女の絵の方がいいじゃんと思うのですが、この作品は解説では「さわやかな色気が消え、淫らな印象が強い」というような文章がついていました。そうかなあ…。
マドンナがレンピッカの大ファンだそうですが、この作品を見ているとなんとなくわかる気がします。

作品もセクシーですが、ご本人も目を見張るような美女です。
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自分が美しいことを知っている女性の、モード雑誌から抜け出てきたかのような写真の数々も展示されていました。
会場で解説されているレンピッカの人生も波瀾万丈という印象でしたが、Wikipediaの記事を読むとスキャンダラスな話題の震源地としても大活躍されたことがよくわかりました(笑)。

ただ、奢れる者久しからず…レンピッカの時代を代表する絵は、時とともに「古い」と思われるようになったようです。

そしてこれまでとは違った画材や、画風の作品を残していきます。
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一度見たら忘れられないような先鋭的な絵ではないけれども、わたくしは真ん中の「修道院長」と名付けられた作品がなぜか好きです。
とても小さな絵だったのですが、「これのポストカードがあったら絶対買おう」と思った作品でした。

『ヴォーグ』誌や、桂由美さんがレンピッカの作品をモチーフにデザインしたゴージャスなドレスも展示されていて、絵を順に見ていくことでレンピッカの怒濤の人生を追体験できるような展覧会でした。

アール・デコ好きの方、美人好きの方(笑)、オススメであります。
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by n_umigame | 2010-06-01 21:50 | 日々。 | Trackback | Comments(0)
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