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『おまえうまそうだな』 宮西達也著(絵本の時間)ポプラ社

おなかをすかせた大きな恐竜が、あかちゃん恐竜を見つけてとびかかろうとすると…。お父さんにまちがえられた大きな恐竜と、あかちゃんの愛情の物語。(Amazon.jp)


書店で父の日フェアをやっていると、ここ数年ほぼ必ずと言っていいほど入っている絵本ではないでしょうか。
…と言いながら、今まで読んだことがなかったので、父子萌えがこれではいかんと読んでみました。

直 撃 で し た。

最後まで読んで、もう一度標題紙の絵を見るとしみますね。
ラストシーンがいいという評判が高いですが、わたくし、ティラノサウルスの「い、いや、おとうさん おなか すいてないから、おまえ、ぜんぶ たべろ」が、いきなりツボで、大笑いしたあと泣きそうになりました。
いろいろと間違っていますが、人の数だけ絵本の楽しみ方があっていいのです!

擬似親子ではありますが、子を思えばこそ別れを選ぶ親心は同じなのではないでしょうか。
全国のお父さんを男泣きで涸らしたというウワサもむべなるかなです。(どこのウワサだよ)(脳内ウワサじゃないのか)

今年の秋に映画化されるそうですね。
公式HPを見る限り、いかにも子ども向けのアニメ絵で残念ですが…。

しかし、お父さんがテーマの絵本に出てくるお父さんはみんなガラスのハートですね(笑)。だから読んでいておもしろいのですが。(←ひでえ)
お母さんがテーマの絵本もたくさん出ていますが、もちょっとたくましい気がします。
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Commented by la-panda at 2010-07-11 00:38
はじめまして!この絵本映画化されるんですね、なるほど絵がかな〜りアニメチックで(笑)。
ラストは絵本ならではの無音が余韻を残すところがいいのですが、このあたりどう表現するのでしょうね。
私は書店員なんですが、これの100キロもある絵本の読みきかせ会をやった事あります、もちろんティラノ着ぐるみと写真撮影も!かわいかったですよ。

こちらのブログは以前から(無口なうさぎの記事でたどりつきまして)楽しみに拝見させていただいてたのですが、この度twitterはじめられたという事で、ぜひリンクとフォローをお願いしたいと思いまして、思い切ってコメントさせていただきました。
私の方はあまり詳しくありませんが;どうぞよろしくおねがいいたします〜。

いろいろ反応したい記事が多かったのですが、過去記事で一番反応したかった記事、NY版LOMの最終回!
ありゃーないですよね〜。かなりひきずりましてん(笑)
Commented by n_umigame at 2010-07-12 12:39
la-pandaさま
はじめまして。コメントありがとうございましたv 
絵本のアニメ化って小説のアニメ化より難しいですよね。絵本はシンプルな分、言語化できないメッセージがうわっ!と伝わりやすいのですが、それは絵本を読んでいるときにしか体感できないものですので…。 ティラノ着ぐるみ! いいなあ~! la-pandaさまのご近所が活動エリアだったらぜひお店にお邪魔して見てみたかったです。すごく大きな大型絵本、ありますよね。

無口なウサギ経由でお越しいただいたということで、こちらもウレシイですv 最近はカートゥーン・ネットワークでも放送がないようですが、これだけ地道にファンがいるのだからDVDになってもいいと思うんですよね。本みたいに、オンデマンドDVDサービスみたいな会社、ないのでしょうか。

Twitterへのフォローもありがとうございます! 追って、こちらからもよろしくお願いいたします。

>NY版LOMの最終回
途中までけっこうおもしろかったのに、台なしでしたよね…
(^▽^;)



Commented by AMA at 2012-12-13 20:08 x
おまえうまそうだな映画は2年前のものですけど引っかかる人は引っかかるかと思いました。映画版はコンセプトとか宣伝を見てると「元々は綺麗事たっぷりでやるつもりだったのか」「単純なお涙頂戴にするつもりだったのか」とすら思いました。原作者の宮西達也さんが映画のキャラクター、編集、企画会議すべて出席し「絵本のコピーはしないでください」と頼んでたり、絵柄も映画版だともっと丸っこくなってるのでそう思います。
宮西達也さんのインタビュー
http://www.netdetirasi.co.jp/cinema/interview/059.php
http://mi-te.jp/contents/cafe/1-9-742/

人気原作でも映画化やアニメ化されると、その原作よりも分かりやすさが優先される事はありますけど、特に低年齢向けの物ほどその傾向が強いかと思います。ウケ狙いかどうか知りませんけど、あまり行き過ぎるのも困りものだと思います。下手をすると、監督以下スタッフとも考えが食い違いかねません。
Commented by AMA at 2012-12-13 20:08 x
映画版は少なくとも企画というか販売サイドは本当に大切なものよりもただキャッチーさ(とにかくほのぼの、心温まる)を優先したかったのかもしれません。例え原作では綺麗事ばかりじゃなかったとしてもアニメや映画だとそういう上辺のキャッチーさばかり優先される風潮があります。特に幼稚園児や低学年がメインターゲットに多いと思います。ただ、スタッフとしてはその売り込みの意図はそんなに本意でなかったのかもしれません。

http://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493
のスタッフのアニメージュでのインタビューで、予告とか紹介であれほど触れていた「心温まる」の部分についてあまり語ってなかったという事を考えると。ちなみに現在、2011年8月号のアニメージュはAMAZONで中古販売してるかもしれません。

例え子供がシビアなものを受け入れたとしても親の方が勝手に「子供向けじゃない」と判断されることもありますからねえ。昨今は特に少しでも過激なものがあると文句言われそうで大変だとは思いましたが。
Commented by AMA at 2012-12-13 20:09 x
「女の人が泣けるものを」という要望ですが女性についても色々ありますよね。漫画アニメファンが好むような絵柄じゃないし、漫画アニメゲームにあるようなイケメンキャラの話でもないし、ライダーみたにイケメン俳優も出ないし、映画版あらしよるにみたいに細かい絵柄のヤギと狼の友情物でもないからです。
これらの要素も無しで「女の人が泣ける」と言われるととにかく可愛い&押し売りのお涙頂戴が浮かんでしまいました。
Commented by n_umigame at 2012-12-13 23:59
>AMAさま
いきなり熱くて長いコメントをありがとうございました。
このアニメは結局わたしは見ていません。絵があんまり…でして。
日本の幼年向けアニメは「いかにも子ども向け」といった絵柄・作風になることが多いですね。それはそれで一定の年齢層には作用して思い出として残るから良いと思うのですが。

マーケティングの用語として「女の人が泣ける」という言葉が使われるのは仕方ないと思いますが、個人的には人間をそうやって安易に十把一絡げにした、そういう作品の作り方が、結果としてメンタリティのありかたの貧しい作品を生み出しているのではないかと思います。
人類の半分にしか支持されない作品が、普遍的ですばらしい作品だとは思えないからです。

残念ながら「女の人が好きそうな」という部分にあまりヒットしてこなかった人生なので(笑)なおさらそう思います。
Commented by AMA at 2012-12-16 03:34 x
フォローします。原作が名作でヒットしたとしてもアニメ化や映画化ではもっと商業事情も関わる事ありますよね。
アニメ化映画化の企画でもっとわかりやすく、より子供向け万人向けにというやり方もありますが、それによって原作の良さが失われるのは複雑な気分ですね。受けを狙うのを重視して、原作がどうこうとってのは二の次になってしまったりします。
おまえうまそうだなの映画については原作者が企画や会議にも出席して、絵本とは違う物を頼みましたが
それでも映画の企画だか売り手は単にキャッチーさを優先してるだけに見えました。
Commented by n_umigame at 2012-12-17 19:05
>AMAさま
エンタテインメントは興行的に成功することも重要ではあると思います。エンタテインメントを職業としておられるプロの方々は、お金がなければ次を作れませんし、食っていけません。
自分の仕事に対して、胸を張ってきちんとお金を下さいと言えるのがプロフェッショナルだと思います。
そのための戦略として「キャッチー」なのは、マーケティング上ではありだと思います。

またすべての二次創作に言えることですが、どこもかしこも原作に固執するのが良いというわけでもありません。
作った人が真剣勝負をかけてきていることが伝わってくれば、原作と離れてしまっても、わたくしはあまり気にしない方です。

ただ、どうせ金儲けするなら、お金を払う方も気持ちのいい金離れをさせてほしいものです。
by n_umigame | 2010-06-18 23:37 | | Trackback | Comments(8)

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