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*さいはての西*

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エレキング13×とりぱん9

『エレキング』13 大橋ツヨシ著(ワイドKCモーニング)講談社
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『とりぱん』9 とりのなん子(ワイドKCモーニング)講談社


コラボ作があるということで、『エレキング』の新刊と合わせて読んでみました。
んもー、どっちもどっちで大爆笑でした(笑)。


『とりぱん』は”「第224羽」トリキング”がそれでした。(笑)
絵まで真似て描いてあって、シュールな世界は確かに『エレキング』!!

『エレキング』の方は#421の”エレぱん”がそうで、こちらは絵はいつもの大橋ツヨシさんの絵のまんまなのですが、最初に4コマ、最後にエッセイっぽい作品で終わるというスタイルは『とりぱん』。
最後の作品を読んで、大橋ツヨシさんは絵本もいけるんじゃないかとふと思いました。

『とりぱん』は初めて読んだのですが、お気に入りはツグミの「つぐみん」と、シベリア大寒気団
(の擬人化)です(笑)。
まぬけなツグミがとてもかわいいvvv
最後に収録されている書き下ろしマンガ「ジョンのこと」は、不覚にも涙が…っ!!
著者のいとこさんが飼ってらっしゃるバカ犬ジョンくんの一生のお話なのですが、まったくバカ犬は可愛いんだよねえというつぶやきが漏れ聞こえてきそうな作品でした(笑)。
地球も含めて生きとし生けるものすべてが愛おしい著者の視線が、すべてに注がれているところも小気味よいです。全体的にコメディで、あまり感傷に流れないところが読みやすくて良いです。立て続けに読むと飽きそうな感じではあるのですが…。


真打ちの『エレキング』13巻ですが、恐れ入りました。ここへ来てもこのパワーは何ですか(笑)。
全部同じ顔のキャラクターで、狭いご町内の話で、何が起こるわけでもない(こともないのですが(笑))のに、毎回毎回、よくこんなこと思いつくなと大笑いします。
「コロラドから来ました」さんは前回もおもしろかったのですが、今回も続投。
そして「バッファ郎」もまさかの続投(笑)ですが、こちらは今回の方が笑えました。
今回のお気に入りはいろいろあるけど、「ベランダになんかいるの!!」と、「大っキライ」とツチノコさんです。

ところで、以前から謎だったのですが、巻末のキャラクター紹介文も大橋さんが書かれているのでしょうか。秀逸ですよねえ(笑)。
by n_umigame | 2010-07-26 22:05 | コミックス