*さいはての西*

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『シャーロック』#3:「大いなるゲーム」

シャーロックは興味をそそる難解な事件が起こらず、退屈しきっていた。兄マイクロフトが公務員の死と国家機密データに関わる事件の調査依頼にくるが、受ける気は毛頭ない。

同じころ、アパートの爆破事件現場でシャーロック宛ての封筒が見つかる。中には携帯電話。携帯のメッセージが示していたのは、5つの爆破殺人の予告と謎解きの挑戦だった。人質の命をかけ、シャーロック対謎の爆弾魔の頭脳ゲームが始まる。
(NHK海外ドラマHP)


今回は『ブルース・パーティントン設計書』と、『オレンジの種五つ』、あと『海軍文書』も入っているかな?という回でした。
ブルース・パーティントンは潜水艦の設計書ではなくミサイル防衛システムということになっています。無くなったのは紙の文書ではなくフラッシュメモリ。
”ゴーレム”が出てきたり”ボヘミア産の封筒”が出てきたり、これはシーズン2への布石なのかしらと思ってわくわくしたり。

ロンドンという大都市でランダムに選ばれた人質を取る爆弾魔から出題された”なぞなぞ”をシャーロックが制限時間内に解く頭脳合戦という、ちょっぴり『ダイ・ハード3』を思い出す(笑)プロットでした。

以下、全面的にネタバレです。









ジョンとガールフレンドとの進展具合(?)について、マイクロフト兄さんとシャーロックが推理するシーンで、シャーロックよりマイクロフト兄さんの観察力・推理力の方が上、という点は原作のまま。こういうところは原作から変えてしまわないところがこのドラマの製作スタッフの巧いところだと思います。

3回見て「ホームズが変装しなかったな」と思っていたけれども、知人を装って被害者の妻に近づくシーンなんか役の中でさらに役をして泣いているわけで、この役者さんスゴイ!と思ったと同時に、演技でどんなキャラクターにもなりすますことができるという意味でこれもある種の”変装”なんですね。
それにしてもこの役者さんすごい。

毛のないしわしわ猫にモテモテのジョン、とってもいやそう(笑)。何度どかせても膝に乗ってこようとします。ワトソンって猫嫌いなんでしたっけ? そんな描写があった記憶がないので単にもふもふじゃない猫がいやなだけなのかな?

「君らはお笑いコンビか?」
否定できません。

シャーロックの美術館でのドアの開け方と出て行き方がとっても楽しい♪ なにかいやなことがあったとき、わたしもこの開け方で景気をつけようっと。

地下でゴーレムが走って逃げるシルエットが何かおかしかった。(笑えるという意味で)(H2G2のモス・デフの走り方に似てる…?というかわたしがH2G2意識しすぎだ)

PCのキーボードが一本指打法のジョン。シャーロックの打鍵の速さとすごい対比。ブログがなかなか更新されないのはもしかしてキーボードが苦手なせいか?(笑)

「サラと会ってくる。遅くなるけど冷蔵庫にリゾットの残りがあるから。…牛乳買わなきゃ」
「買っておく」
「ほんと?」
「うん」
「ついでに豆もいい?」
「うん」
カップルと間違えられてもしょーがないと思います(笑)。
いや家族かな。
しかし生首入ってた冷蔵庫に食べもの入れても平気なジョンも相当なじんできましたね。気分的なこともあるけど衛生面で大丈夫なのか、レンジに目玉とか。

プールのシーン。
演出の妙から、「まままま、まさかジョン=モリ……!?だから3回完結!?」と心臓ばっくばく。
違いましたー。ああよかったー。そんな展開だったらBBCウェールズに一生困らないくらいカミソリ来るよー。

モリさんの役者さんはポール・マッカートニーの役をされたこともあるそうです。へー。
この役者さんも、こう、頭のネジがまずい具合に外れてるというか、変なところに斜めに刺さってるとういうか、とにかくぶっこわれてる感じがすごくいいですね。
シャーロックもアブないけど、シャーロックとは違うアブなさ。

「ほめことばじゃない」
「ほめたね」
「ま、ほめたけど!!」
この緊迫のシーンで何この漫才。
日本語版脚本も秀逸ですねー。NHKが買ってくれてほんとうによかった…。

そして緊迫のラストシーン。
目と目で通じ合うシャーロックとジョン。さあどうなるどうなる!?

シーズン2の撮影はこの8月24日に終わったそうです。ああよかった。
シーズン3のためにもロンドンは一日も早く平和になってください。(そのためかい)










勝手な展開予想。

ブルース・パーティントンミサイル防衛システムを勝手にがめたシャーロックに、マイクロフト兄さんの監視の目がついていないわけはないので、MI6とかその手の人たちが助けに来る。
展開上あの爆弾に着弾してどかん、モリさんは「これにてドロン」。「また会おうホームズくーん」(犬のモリさんのキメ台詞だった)

以上。

シーズン2の第1話は、『ボヘミアの醜聞』ですって、奥さま!!!
アイリーン・アドラー役の役者さんはIMDbでももうアップされていますね。美人さんじゃないですか~vvv
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by n_umigame | 2011-08-28 21:51 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(4)
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Commented by まりお at 2011-09-02 00:57 x
クオリティが高いエンタメに出会ったときのにせみさんの解説、熱いです!
ホームズといえばグラナダ版、という共通認識が続いてきましたが、今後はこのシリーズと人気を分け合う気配が…。
(マイクロフトの吹き替えがあんなに嫌みっぽくなければいいのに、と思いました)

Commented by n_umigame at 2011-09-03 23:13
>まりお さま
久しぶりに心から楽しいドラマでした(^_^)。続きが楽しみですよね。
マイクロフト兄さんの役の方は、『名探偵ポワロ』のときもああいうキャラだったので役者さんの持ちキャラなのかもしれませんね(笑)。
Commented by masato at 2011-09-17 18:50 x
にせみさん、こんにちは。
『Sherlock』、僕も観ました!すごい面白くて、びっくりしましたよー!!
ガイ・リッチー監督の映画が格好良かったので、その後、原作の『シャーロック・ホームズの冒険』『緋色の研究』『四つの署名』を読みました。
映画のロバート・ダウニー・Jrのイメージが強かったのですが、今回のドラマを観て、若くて細身で長身のベネディクトのホームズも格好良いと思いました~^^ 原作のイメージぴったりです。
ジュード・ロウの映画版ワトソンがすごい格好良かったので、マーティン・フリーマンのワトソンに、最初は物足りなさを感じましたが、ホームズを守るためなら、何のためらいもなく犯人を射殺出来るところに、凄味を感じました。
しかし、あの第3話の終わり方は辛いです。見終わってから、ずっともやもやしてますよ~。
ドラマで重要な敵役だったジム・モリアーティが登場する原作を、読んでみたいと思います。
Commented by n_umigame at 2011-09-18 18:55
>masatoさま
こんばんは! おもしろかったですよねー!!「おもしろいらしい」という噂は聞いていたのですが、ここまでとは思わず、わたしも度肝を抜かれました、本当に。
masatoさんはもしかしてジェレミー・ブレットのホームズはご覧になったことはないですか? DVDにもなっていますので、もしホームズもののドラマに興味が出てこられているところでしたら、ジェレミー・ブレットのホームズはぜひ。何はともあれこれは見ておかないと、というくらいの鉄板ドラマです^^
原作もぜひぜひ!

ジュード・ロウのワトソンとマーティン・フリーマンのワトソンは、確かにガワは違うけど(笑)、わたしは中身の解釈は近くてどちらも男前だと思いました^^

第3話の終わり方は「そそ、そんなー!!」という感じでしたよねえ。シーズン2の撮影も終わったようなので、きっとまた必ずNHKでやってくれると思います!