*さいはての西*

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『地雷を踏む勇気』小田嶋隆著(生きる技術!叢書)技術評論社

<追記>著者のお名前の表記が間違っておりました。おわびして訂正いたします。
  ×小田島 → ○小田嶋

たかがコラムと侮るなかれ。わずか数千字の短い原稿のなかに,危機的な状況下でしたたかに生きる知恵,タフであるための流儀がぎっしり詰め込まれているのだから。東電も保安院も復興会議もネトウヨもナデ斬り!「なにもそこまで!」の地雷を踏み続けるコラムニスト・小田嶋隆の,ポスト3.11を生きる金言コラム集。日経ビジネスオンラインの超人気連載「ア・ピース・オブ・警句」が一冊に。ただちに人生に影響を与えるものではありません!
(出版社HP)


出版社の「こんな方におすすめ」
  →日経ビジネスオンライン連載「ア・ピース・オブ・警句」の読者

…いや、そうなんだけれども。
かく言うわたくしも日経ビジネスオンラインで読んでいたんだけれども。
この「投げられた感」はいったい。
まあいいです。

うちの国では、圧力が、暴力を伴った威圧として発動されるようなケースは滅多にない/圧力は、通常真綿で首を絞めるような、絶妙な「面倒くささ」として立ちはだかる/「君が代なんかほっとけよ。どうしてわざわざ地雷を踏みに行くんだ?」/だからたとえば親切な友人は、そいういうふうに忠告してくれる/でも、結局踏みに行くのだな/特定の話題の周辺が地雷原になっているということは、その話題が「圧力」を獲得したことを意味している/そういう場合、誰かが地雷を踏みに行かないと、議論が死ぬ。無理が通って道理が引っ込む/かくして弾圧は成功する。考えすぎだろうか。(帯より)


この「圧力」は大は国家のことから小は職場での会議や自治会の掃除当番に至るまで。
まったくそのとおりです。

小田嶋さんのエッセイはいつもとても鋭いです。
あっというまに読んでしまいました。
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by n_umigame | 2011-11-17 21:48 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by Wamploo at 2011-11-17 22:43
ヨッ、地雷也、っていいたいくらい地雷好き?ですよね。小田嶋さん。
 「君が代」もそうだし、「私も原子力について本当の事を言うぞ」では清武さんより前からナベツネをオチョクってました。
 最近特に面白かったのは、「アラちゃん騒ぎ」や「紳助さん早く芸能界に復帰して」などのメディアのアホさ加減を取り上げた記事。アホな政治を監視すべきメディアがこんな調子では、この国に希望がなくなる事態ではありますが・・・。
  とはいえ、絶妙な書きッぷりにちょいちょい読んでしまうコラムです。
Commented by n_umigame at 2011-11-21 19:25
>Wamplooさま
コメントありがとうございました。
小田嶋さんのコラム、いつもとてもおもしろいですよね。ここまで書いていいのかな?…とか読んでいる方が心配になってしまいます^^;
『その「正義」があぶない』も続けて刊行されて、今読んでおります。
こちらも鋭い、無理のない論理展開、そして笑える、と自分の好きなものが三拍子揃った秀逸コラム集です。