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『ルイス警部』 #13「伯爵家の人々」 ; The Dead of Winter


市内を巡るツアーバスの中で、ブラック教授の他殺体が発見される。彼の目撃証言を探すうち、彼が殺されたのは、現タイゴン侯爵オーガスタス・モートメインの大邸宅であると判明する。すると翌朝、同じ敷地内で管理人グレアムが死んでいるのが見つかる。その後の捜査から、グレアムがブラックを殺して自殺したものと断定されるが、この結果にルイスは納得がいかない。この2つの死には、どんな秘密が隠されているのか。
(チャンネル銀河HP)



チャンネル銀河の番組表では「伯爵家~」となっていたのですが、番組を見たら「侯爵家~」になっていました。内容紹介からも侯爵家が正しいのでしょう。

以下ネタバレですのでご注意ください。
















さて、抜き打ちのように新シリーズが始まりました。
ハサウェイが裁判所に証人として呼び出されるシーンから始まりますが……いやちょっと待って。ハサウェイ…?何その髪型。髪が伸びとる。というか美容院行って「タンタンの前髪にしてください」とお願いしたら失敗されました。みたいな。ソフトクリームしぼったみたいな。
骸骨短髪((C)カクテキさま)の方が良かったような気がするけど、慣れるかな。慣れるよね。

イントロから陰惨な事件の第一発見者として召喚されたハサウェイですが、これが伏線となっています。ただ、全体的にテーマ性みたいなものは薄くて、それそれ希望は開けるものの苦い結末でした。ってそれ毎回かな…。

冒頭の模擬戦で撃たれるのはリンリー警部ことナサニエル・パーカーでしたね。これが何か物語に関係があるのかと思ったら、ルイスが爆発的に言ったように「すべておもいつき」。
事件の真相もありがちと言えばありがちで、それをレギュラーメンバーのドラマのところにもっとからめてくるのかと思いきや、それも薄い感じでした。

しかしここはルイスとハサウェイのコンビ復活を祝うブログですので(いつから)、そんなことはどうでもいいのです。(おい)

「モートメイン邸に12歳まで住んでいた」と聞いて「ええっ!?Σ(゚д゚;)」となるルイス。「父が管理人で…」と言われて「お坊ちゃまだと思った」とルイス。んーわかる。わかるよ、ルイス(笑)。しかし、ハサウェイどんだけ隠し球持ってるんだね。

ルイスが猫のかごを持っているだけでなごみました…(*´∀`*)
で、予想通りと申しましょうか、自分ちまでつれて帰ってしまってますよルイスったら…。いっしょにチップス食べて、口では「そんなに食ったら名前はフル・モンティにするぞ」とか毒づきながらも、手は猫をなでなで。もーだめだなあルイスー。にこにこ。猫もルイスもかわいいです。この猫、丸くてかわいいですよね~。

聞き込み中に管理人の娘に対する侯爵の児童虐待が明らかになり、ふいっと出て行くハサウェイ。冒頭での裁判所の召喚は、12歳の少女の腐乱死体を発見してしまったことによるものでした。
上司のイノセント警視に乱暴な口をきいたり、学歴のことでやたらからんでくる同僚の刑事に当たるハサウェイ。イノセントにはフォローを入れ、その刑事にはきちんと釘を刺しつつ、ハサウェイには「だからって八つ当たりしていい理由にはならない」と叱るルイス。
容疑者の一人でもある幼なじみの女性とデートしたことがばれ、ルイスに注意されると「人の秘密をかぎまわるのがいやだ」というハサウェイに「じゃあもうこの事件からはずれろ。有休届け出せ!」とルイス。
一人で捜査を進めて真相を発見したルイスの危機一髪にハサウェイ(たち)が助けに来てくれました。

自分が言ったことがひきがねになって、もしかしてハサウェイ辞めちゃうかも…と思ったルイスは「結局わたしたちはいいコンビだろ?」とハサウェイを引き留めます。「もちろん頭脳担当はわたしだが」と、ハサウェイへのユーモアなのか本気なのかわからないことを言って場をなごませておいて、照れくさくなったのか、横を向いちゃいました。ここ、ハサウェイがルイスの顔を見ようとしたら、ほぼ同時にルイスが横を向いてて、笑いました。
はいはい、名コンビ名コンビ(笑)。

というわけで、おかえり、ルイスとハサウェイ!

作中、ハサウェイと幼なじみのスカーレットがやりとりするのは、A.E.ハウスマンの詩集「シュロップシャーの若者」(A Shropshire Lad)から"Into my heart an air that kills"ですね。モース警部最後の事件『悔恨の日』もハウスマンの詩からで、原作のコリン・デクスターがお好きなようです。わたくしもコリン・デクスターとローズマリ・サトクリフのおかげですっかりハウスマンのファンになり、全部読めっこないのに詩集を買ってしまいました。


Into my heart an air that kills
From yon far country blows:
What are those blue remembered hills,
What spires, what farms are those?

That is the land of lost content,
I see it shining plain,
The happy highways where I went
And cannot come again.

-- A.E.Housman

おなじみグーテンベルクさんで全文見られます。
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by n_umigame | 2012-04-06 21:29 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(4)
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Commented by カクテキ at 2012-04-07 11:19 x
ハサウェイの髪型、あれはないですよねえ。
ホントに失敗タンタンです。
そこらへんルイスも突っ込んであげないと。

ルイスは昔上司で苦労しただけに(笑)、上司にも部下にも気を使いつつ、正しい導きのできる人ですね。
ホブソンから「言わなきゃわからないわよ」とのアドバイス、恋愛相談かよ…と思いつつも、照れながら「いいコンビだよね?」と精一杯な姿に大喜びしてしまいました。

何かですね、事件よりも少しずつ明かされるハサウェイの秘密の方が興味深いですわ(笑)。
Commented by 縁側昼寝犬 at 2012-04-08 21:44 x
見ましたよー。祝・コンビ復活、の回でしたねー。
「タンタンの前髪」に噴きました。まさにそんな感じでした。ローレンス・フォックスって、演技している時以外は、ずーっとふざけてる人のようです。(裏側紹介番組でそんなこと言われてました)
ルイスの猫も可愛いですし、事件関係者とデートしちゃうハサウェイに「おぉい、ハサウェイよ~」で、リンリー警部の流れ弾でざまー(略)とか、本編とは関係ないところがツボでした。
Commented by n_umigame at 2012-04-13 19:01
>カクテキさま
一瞬、違和感の原因がわからなかったのですが、気づいたとき「え!」って声を出してしまいました。さすがに見慣れてまいりましたが…^^;

>ルイスは昔上司で苦労しただけに(笑)
ですよね(笑)。わたしもこんな上司がほしい~。ホブソンとの会話は言われてみれば「恋愛相談」ですね!んもーバカップルめー(笑)。

はい…なんだか前シーズンでもこんな会話をカクテキさんとしたような気がするのですが、もう事件のところは二の次でいい気持ちになってます(笑)。
Commented by n_umigame at 2012-04-13 19:05
>縁側昼寝犬さま
やっぱりあの前髪は、前から見ているファンにとってはツッコミどころですよね!
最初はマジメ!みたいな感じで登場したけど、だんだんいい意味でゆるくなってきたのは、単に役者さんの地が出てきたということなんでしょうか。^^いいぞもっとやれ。

この調子でルイスとハサウェイの愉快なコンビ道中を、ずっと見ていたいですね♪ うふふ。
しかし、リンリー警部といい、ほかのシリーズドラマの主役を張れる役者さんをぽいぽい使いきっちゃうって、ある意味すごいドラマですよねえ。
リンリー警部は見てないんですけどね(笑)。