*さいはての西*

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ペンギンズin『マダガスカル2』(2009):後編。

前編の続きです。

前編の注意事項をお読みの上、ご了承済みの方のみお入りくださいー。

もちろんネタバレ満載です!












■観光客のジープ強奪シーン。
葉っぱや石で偽装しているペンギンズ。かわいいぞ。
隊長:Operation Tourist Trap is a go.
隊長は作戦名をつけるのが大好きです。でもやってることは要は強盗です。
新人:Oh, I like that one, that's a good one.
コワルスキー:It works on many levels, sir.
隊長:You guys are a bunch of suck-ups.
↑吹き替えでは「このごますりども」と笑いながらまんざらでもなさそうな感じでしたが、英語でちょっとニヤリとしましたが乗せられてる感じでもないです。英語の方がいいですー。
コワルスキー:That too, sir.
新人:Oh, absolutely, sir.
隊長:(いい加減にしろという表情で)Stations! (車が近づいてくる)Stage one. Go!
ポイーン!!とはねられる新人を凝視する3人。
3人とも最初は「イテッ!!」みたいな表情ですが、隊長→すぐニヤリ★、リコ→うわあ、コワルスキー→まだイテテテみたいな顔。性格出るなー(笑)。
絵の具と生卵と何かの骨(?)で重傷を偽装する新人。
隊長:Come on, take the bait.
観光客がみんなジープから降りてきて、新人に群がります。中には写真を撮ってる人も。なんかひどい^^;
隊長:Stage two! Go, go, go!
ここサイコー。ピタゴラスイッチみたいに一つ一つの動きがぴたりと決まって次の動きに流れていくのがすごく楽しい!車に飛び込むとき羽根をパタパタしてる隊長カワイイvvv
ジープ(じゃないかもしれませんがごめんなさい。車は全然わかりません)に飛び乗るペンギンズ。ハンドブレーキを引いて、ハンドル前のダッシュボードに飛び乗る隊長。
リコはボンネットに乗って中を開けて、何かつなぎ直します。が、間違えてワイパーが動いてびっくりの隊長。確かに、自分の体の倍以上の長さのものが目の前で急激に動いたらびっくりするよね。こういうところが演出が細かくて説得力があるですよ。
・時間稼ぎの新人の方はサファリツアーの現地ガイドさんに「わたしが人工呼吸しましょう」と言われて一瞬素に戻って「え!?Σ(゚д゚;)」みたいな顔を(笑)。
リコ、時間がない!…というときにおなかに入った空気が抜けて風船みたいに飛んで、ボンネットのふたにごいんとぶつかり車の中に落ちる新人。やっぱり羽根をパタパタしてるのがかわいいvvv
隊長:Reverse! →リコがギアをバックに、
Gas! →新人がアクセル、
Music! →コワルスキーがデッキにカセットテープを。隊長の方を向いてニヤリ★
ちゃんとテープにBOSTONて書いてあるわ(笑)。
…ヤングマンたち、カセットテープって知ってる?実物見たことある?^^;
・「止まれ!」と追いすがる人間たちに敬礼してニヤリ★と笑う隊長。
いちいちキザったらしいな。でもそこがいい。
・BOSTONの"More Than Feeling"に乗って夕暮れのサバンナの道をバックで爆走するジープ。
作戦成功のハイタッチをするペンギンズでしたが、何と車の中にはNanaおばあちゃんが。
お化粧直しをしていたみたいで口紅がトホホなことに。こんなことになったらどれくらいむかつくかというのは女性ならおわかりいただけるかと思いますという感じです。
短編「Christmas Caper」でNanaおばあちゃんとは因縁のあるペンギンズ。
新人は「あっ!」みたいな怯えた顔になりますが、あとの3人は口元は笑ったまま「ん?」みたいな顔。すてき。
・次の瞬間、ドガシャーン!とおばあちゃんをフロントガラス越しに車から投げ飛ばすペンギンズ。上も横も開いてる車なのに、相手にダメージを与えるのにとっさに計算し尽くしたとしか思えません。とことんひでえ(笑)。
車を止めておばあちゃんの様子を確認するペンギンズ。
コワルスキーもリコも「ふてえばあさんだ」とばかりに握りこぶしや武器を持って殺る気満々です。車から顔を出すとき、リコなんかチンピラの目つきになってます。
新人は"Is she dead?"と心配そう。
むくり!と起き上がったおばあちゃんを見て、"No!"と吐き捨てるように言う隊長。この腹立たしそうな言い方に大笑いしました。ごていねいに戻ってもう一回はねていきます。
ほんとにひでえ(笑)。
・この映画だけ見ているとあまりにひどいペンギンズの所行ですが、「Christmas Caper」で新人をひどい目に遭わせたNanaおばあちゃんのことを、この隊長が忘れているわけがありません。コワルスキーもリコも新人をかわいがってるんだなということが、改めてよくわかります。新人いいコだもんね。ほんとに。それを言うと4人ともいいコだけど。
・おばあちゃんの捨て台詞「You hoodlums!(このゴロツキども!)」
……まったくです(笑)。


■ペンギンズの飛行機修理工場(広場)。
何台強奪したんだよ、ジープ(笑)。
ローラさんのほっぺをパチパチたたいてご満悦の隊長。
コワルスキー:Skipper. We have all the parts we need, but we're slightly behind schedule.
隊長:How slightly?
コワルスキー:Six to nine years.
隊長:Sixty-nine years?
コワルスキー:No, six *to* nine years.
「slightly」ってレベルじゃねえです。
隊長:(キッとなって)Private! What happend to our thumbs?
新人:Haven't seen them since yeasterday, sir.(つるつるすべってドライバーを落っことし、天を仰いで)Darn you, Darwin!
ボンネットのふたが新人の頭の上にバン! 基本子ども向けのアニメなので、汚い言葉を使うと速攻で天罰が下りますね(笑)。しかもダーウィンのせいじゃないし。
吹き替え「なんでつかめないの?」 字幕「指がほしい!」
英語の方がボンネット、バン!との因果関係がよくわかりますね。
隊長:Nobody goes AWOL on my watch. Private! You're coming with me.
(新人を閉じ込めたままボンネットが爆発。ダーウィン呪うと怖いな。こりゃだめだと隊長はリコに、)
Rico! You're coming with me! (車まっぷたつにガコン)
We'll bring them in for court-martial.
軍法会議があるんだ。どこで。てか、どこの。
AWOLも意味がわからなくて調べました。Absent Without Official Leaveの略で無断外出のことだそうです。お勉強になるな。一生使わないだろうけど。
・メイソン:That's won't necessary! We've recruited a few extra thumbs for you, Skipper.
おサルのメイソンとフィルが、お仲間のチンパンジーを大勢引き連れてきてくれました。
なんだかんだ言って協力してくれますよね、チンプスも。
隊長:Well, I'll be a monkey's uncle.
メイソン:Oh, I doubt it.
この「I'll be a monkey's uncle.」という表現を聞いたとき、
「もしかして隊長って中味おっさんなの……!?(*゚д゚*)」となりました。
……え、顔文字おかしいんじゃないかって。おかしくありませんとも。ときめきましたとも。
この頃まだTV版の隊長のイメージができてなくて。
「I'll be a monkey's uncle」というセンテンスで「こいつは驚いた!」という感嘆詞になるようなのですが、この表現を初めて知ったのはエラリイ・クイーンを読んでいるときなんです。クイーン警視が『チャイナ橙の謎』で「これが恋する男が書いた恋文だって言うなら、I'll be a monkey's uncle.」と言うんです。1930年代の小説で、しかも作中50歳代の男性が言ってるセリフなので、相当古い表現なんだろうと思います。
・↑の
吹き替え:隊長「サル智恵も大したもんだ」 メイソン「バカにしとるのかキミぃ」
字幕:隊長「敵もサルモノだな」 メイソン「味方でござる」
ナイス・トライですが、英語の勝ち。シャレを訳すのって難しいですよね…。
・すぐ気を取り直してチンパンジーさんたちを3班に分け、テキパキと指示を出す隊長。
隊長:Any questions?(メイソンが手を上げかけるけど、無視(笑))
Good! Let's get to work.
で、ローラさんにウィンクする隊長。
いちいちキザったらしいな。でもそこがいい。
・隊長:I'd like to kiss you, monkey man.
メイソンは隊長が面と向かってこんな言い方をしたのに驚いた様子です。隊長はあまり感情を表に出さないのですが、このときはよほどうれしかったんでしょう。
相手がめずらしく殊勝なんで(笑)メイソンの方もそれに応えなあかんと思ったのか、
メイソン:All right, but you're so darn ugly.
と指で頭をつかんで隊長にキスを。隊長は足をチャカチャカ言わせて逃げようとしますが、間に合わず(笑)。びっくり顔の隊長と、「今回だけだぞ」みたいな顔のメイソンが作る「間」が何とも言えず楽しいです。^^
イギリスかぶれのおサルさんというイメージしかありませんでしたが、メイソンもいいやつですよね。


■再び、修理工場(広場)。
飛行機の設計図を見ている隊長とコワルスキー。
隊長:Looks impressive, Kowalski, but ……will it fly?
このbutのあとの間がいいですね。ずけずけものを言っているようで、ちゃんとコワルスキーにも気を遣ってるのがわかります。
コワルスキー:Yes. If we fold it here, here and here.
紙飛行機完成。(笑)最後に金属を羽根で叩いてチーン♪と言わせるコワルスキー。
どや顔で飛ばすコワルスキーに、「Nice.」とにんまり頷く隊長。
どんなときにもユーモアを忘れないあなたがたが大好きです。


■チンプスとペンギンズの労使交渉の場面。
『ギャング・オブ・ニューヨーク』になんかこんなシーン出てきませんでしたっけ?
やっぱりNYのギャングだったのか(笑)。
テーブルには何杯コーヒー飲んだんだってくらい紙コップの山。メイソンが横に置く紙コップが2枚重ねになってるのが芸が細かい。最初は熱いコーヒーが入ってたんでしょうね。…ってコーヒーはどこから入手を?
コワルスキーの黄色いレポートパッドとクレオラの赤いクレヨンがかわいいv NYからずっと持ってたのかな?
アメリカではクレヨンって言ったらやっぱりクレオラ(Crayola)なんですかね。(昔持ってました。黄色いレポートパッドも。)
・メイソン:The plane won't be fixed until the suits meet our demands. Now, maternity leave.
隊長:Maternity leave? You're all males.
テーブルの下をのぞき込んで一応確認する隊長(笑)。
吹き替え:
メイソン「赤ちゃんを産むときは休みを認めること。さもないと飛行機は直さん」
隊長「赤ちゃんだと? おまえらオスだろ!」
字幕:
メイソン「要求を呑むまで修理は中止だ。産休を認めろ」
隊長「産休? 全員オスのくせに」
吹き替えの方が子どもが耳で聞くことを前提にかみ砕いて訳してますね。
隊長、オスでも産休取れるんですよ。
コワルスキーのげんなりした「何を言い出すやら」という顔がいいです。
マーティたちがやってきて、すぐ飛行機を飛ばしてほしいと言いますが、「Can't you see these commies have my hands tied, here? No maternity leave!」
だめだ、隊長”昔の男”だから(笑)。
けっこう政治的にもフェミニズム的にもきわどいことを言ってる気がするんですが、これアメリカで大丈夫だったんでしょうか(笑)。
・メイソンはにやりと笑ってフィルを肘でつつきます。
メイソン:Maybe a certain someone wouldn't want these blowing around the savanna?
フィルが取り出したのはモノクロの写真。隊長とローラさんのスキャンダル写真でした。
キャー! 隊長ったら、ヘンターイ!!(←いい笑顔で)
やるなチンプス。わからずやには奥の手だ(笑)。
心底びっくりした顔の隊長かわいいvvv 隊長が動揺してるところってめったに見られないから楽しいですよねーvvv
周りの反応も最高。コワルスキーは最初は「ん?」という顔がすぐにんまり笑ってうんうん頷いてますが、その満足げな笑顔とうなずきは何?「うまくいってますね、隊長」ってこと?このシーン見てると「コワルスキーがチームで最年長説」もわかる気が^^。
隊長と目が合うとパッと目をそらすコワルスキーとマーティたち。気まずいですよねえ……(笑)。
・この写真、よく見ると日付と時刻が入ってるのですが、
1枚目「02/23 12:24AM」、
2枚目「02/23 2:19AM」、
3枚目「02/23 4:09AM」。
えーと、隊長…? 何してたのなんて野暮は言いませんが、真夜中から明け方まで何時間見られてんですか?
隊長:All right, you get your maternity leave.
というわけで隊長が折れました。あとが怖い(笑)。
一応キリッとした顔でチンプスを睨むコワルスキー。隊長が変態でもコワルスキーは隊長の味方です。
・してやったりのチンプス。ここのメイソンとフィルの仕草がかわいいね。
また顔を見合わせてる隊長とコワルスキーですが、また先に目をそらすコワルスキー(笑)。
このあと何を話したのかな?想像するだけで楽しいですね^^


■飛行機、完成しました。アレックス親子を救出に来たみんな。
伝言ゲームって英語でやってもああなるというのがおかしかったです。
吹き替えでは「結婚して!」のところは英語では「Basset hound!」でした。
マーティ:Skipper! Alex wants to take out the dam.
隊長:All right! But it's his funeral.
マーティ:What!?
「But it's his funeral.」の言い方最高。吹き替えの「承知した。死ぬ気らしいぞ」も笑いましたが。
隊長:Hard to port!
グロリア:Aye aye, Skippy!
やっぱりこれ飛行機と言うより、飛行”船”なんですかね。リコが運転してますが、船の操舵みたいですし。…ってこれどこから持ってきた部品?
隊長、グロリアにあだ名(?)つけられとる(笑)。スキッピーというとピーナッツバターを思い出すよ。
隊長:Kowalski, full throttle. Music!
フルスロットルっておサルさんが一生懸命エンジン?回してるところにバナナが降ってくるんですよ(笑)。
隊長、音楽大好きですね。カセットデッキはジープから転用したんですね。
に、テープを入れるのは新人。曲はバリー・マニロウの「コパカバーナ」。
新人:Oh, I like this song.
コワルスキー:It never gets old.
隊長:It does have a catchy hook.
Come about! Bring her in low! >リコに。
Hold onto your skirts! It's dam-busting time!
↑楽しそうですねー(^^
隊長:Men, there is no sacrifice greater than someone else's.
そんなこと言うからガン!チュイーン!てローラさんの首が飛びました^^
Nanaおばあちゃん目が悪いのに凄腕のヒットマンだな。もしかして隊長を狙ってました?馬を射るどころかいきなり将を狙ってくるあたり、おばあちゃんの性格がわかります(笑)。
隊長:No! Medic!
リコがダクトテープ、ビッ。便利だなダクトテープ。
隊長:Ramming speed!
↑ローラさん撃たれて半泣き。動揺してる隊長ってめったに見られないから、かわいいわーvvv
Nanaおばあちゃんはライフルは弾切れになったので捨てて、ハンドバッグで戦う気です。アレックスとズーバ親子が乗った金属製のカゴがダムにぶつかって決壊しました。
作戦、大成功。


■隊長の結婚式。
ここは最初ペンギンズがフレームアウトしていて、メルマンとグロリアの結婚式かと思わせておいて実は…というひっかけシーンです。
ズーバ:Love transcends all differences. We are gathered here today to celebrate such a love.
Do you take each other, for better or for worth.
隊長:For better, please.
隊長らしい(笑)。蝶ネクタイ似合いますねvローラさん、ダクトテープで修理してあるのがちょっと痛々しい(笑)。
ハイタッチでお祝いのペンギンズ。
新人:Can I kiss the bride, Skipper?
隊長:(ペシン☆とビンタして)No!
新人が「花嫁にキスしてもいいですか?」と聞くと、コワルスキーとリコが顔を見合わせて「はーあ」って顔をするところが最高です。
隊長:Music!
で、またBOSTONの"More Than Feeling"。
「Just Hitched!」と書かれた禍々しいシャークノーズの塗装がほどこしてある戦闘ヘリ丸出しのペンギンズの改造飛行機(船)に乗って、ペンギンズとチンプスはヨーロッパへ。
隊長:We'll be back after the honeymoon in Monte Carlo, or when the gold runs out.
とか言って戻ってきませんでした(笑)。
金がなくなるどころか飛行機買えるくらいカジノで稼いだペンギンズとチンプス。
でもそれは次のお話。

というわけで『マダガスカル3』に続きます!
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by n_umigame | 2012-10-26 22:07 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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