*さいはての西*

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『バーク アンド ヘア』(2010)

原題:Burke & Hare

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1828年のエジンバラ。インチキ商売で生計を立てているバークとヘアが、家賃収入のために貸している家に行くと、借主が死んでいた。そんな時、ノックス博士が死体をいい値で買い取っているという噂を聞き、ふたりは早速、死体を博士の元に持ち込むことに。
(ぴあ映画生活/画像も)




犯罪実話もののブラック・コメディで、主演はサイモン・ペグとアンディ・サーキス。
なのにあんまり笑えませんでした。
期待しすぎたかなあ。
ほかにティム・カリーやクリストファー・リーなどの顔怖い(失礼)役者さんそろい踏みで、作り方によってはもっと化けたと思うのに、なんだかもったいない感じの映画でした。

19世紀初期のころにイギリスはエディンバラで実際にあったという「バークとヘア連続殺人事件」を元ネタにしたお話。
当時急速に医学が発展して、解剖用の死体が大量に医学校で必要とされるようになり、遺体の供給が通常の手段では追いつかなかったので(今と違って冷蔵保存できる方法もないですしね…)、怪しげなルートで入手した遺体でもどんどん受け入れていたようですね。
この映画の見せ方だと、お金になるからって人殺しまでして遺体を医学校に持って行くバークとヘアはもちろんダメだけど、エディンバラ医学校の解剖学者ロバート・ノックスも、医学の進歩のためというよりは己の名声のために研究をしているような俗物として描かれていて、どっちもどっちという印象です。

まあ一個人の動機が不純でもそれが医学の発展に貢献して、大勢の人の病を癒やし、命を救ったなら、結果オーライではあります。

最後に、助手のあの人が実はあの人だった、というシーンがあり、科学の発展にはダークサイドもあれば明るい側面もあると言いたかったのかもしれません。
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by n_umigame | 2012-11-16 20:30 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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