*さいはての西*

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『ペンギン大作戦』(2005)コメンタリーbyペンギンズ


『マダガスカル』プレミアム・エディションから、その2。

Blu-ray『マダガスカル』に収録されている「Penguins chat」と同じ内容かと思っていたら、こちらは短編アニメ『ペンギン大作戦』についてペンギンズがコメンタリーをつけるという、これまたペンギンズ・ファンには超おいしいおまけでした。
期待に違わず楽しかったです!

以下、『ペンギン大作戦』の全面的なネタバレとなりますので、もぐります。
最初は字幕で見たのですが、やっぱり情報量が多くて楽しいので今回も音声英語+英語字幕を見た感想&ツッコミ&独り言です。















まず「Penguins chat」と同じくペンギンズの自己紹介から始まりまして。
また「Penguins chat」と同じくリコがいないんでありまして(泣)。

以下、隊長(Skipper)=S、コワルスキー=K、新人(Private)=P。

S:Greetings, bipeds. I'm the Skipper, leader of this outfit.
K:Hi, I'm First Lieutenant Kowalski, reporting for duty, serial number 8-6-0-niner-bravo-alpha-mega-niner.
P:And I'm Private. First Class Private.
コワルスキーと新人は「Penguins chat」のときとちょっと階級が変わってますか。
コワルスキーは認識番号もちょっと違う。映画版コワルスキーのクリス・ミラーさんの渋深良い声で「Hi.」って言われるとなんかおかしいです。

S:I'm just trying to have a nice Christmas and all these constant interruptions, Private.
K:Mistake number one.
S:Boo-hoo for the polar bear.
隊長とコワルスキーから「おまえめんどくさいよ」と怒られる新人。

S:They had a sale on pickled herring at Macy's. Wanted to get the boys something special.
クリスマスプレゼントは隊長がメイシーズで買ってきた塩漬け(酢漬け?)ニシンだそうですが…生きてますけど。しかもセールで買ってきたんですね。クリスマスなのにつましいな…。「何か特別なものをあげたかった」っていうのが泣かせるなあ。
けどおいしそうですね、塩漬けニシンって。日本でも売ってるかな。にしんそばの上に乗ってるみたいの?
ラッピングはコワルスキーがしたそうです。この包み紙可愛いですよねv 4つとも柄が違うのもいいな。
S:The Christmas Eve, the traffic, shopping, chaos, is it worth it?
K:It's a nightmare.
S:All the sales are after the holidays. You know that, Private.
隊長もコワルスキーも、クリスマスについて「そうまでしてやる価値あるのか」「最悪ですよ」「ホリデーシーズンが終わったら全部セールになるのに」とかぶつくさ言いつつ、お祭り好きそうです。
エッグノック(紙パックに紙コップ)とクランベリー、セールで買ったニシンのプレゼントにリコが作ってくれた氷のツリー、あとクリスマス帽子かぶっただけの慎ましいお祝いなんだけど、ペンギンズのクリスマスって良い感じですよね。隊長の予定だと「雪の上に名前を書く」のもやるそうだけど^^。楽しそう。

S:Private, if it wasn't your good-hearted nature towards all God's living things we wouldn't be in the mess to begin with.
隊長が褒めてるのか文句言ってるのかわかりません(笑)。新人はかわいいんだけど一言言いたいって気持ちはわかりました、隊長。

■新人が貯金箱からコインを出すシーン
S:Wait a minute, isn't that your piggybank, Kowalski?
K:That's my piggybank.
P:I had to take it upon myself to go and get present for Ted.
コワルスキーの貯金箱だったのか!!(笑)でもコワルスキー、全然怒ってないですね。
ブタさん貯金箱って言ってますが、よく見るとこれ…カバ?

■コワルスキーがそろばんをはじくシーン
S:Next year we'll have to get you one of those fancy electric abacus.
K:Thank you, sir.
でもやっぱりそろばんなんだ? そこは譲れないんだ? コワルスキーもそれでいいんだ? あと電動式そろばんて何。

P:Didn't take you long to notice I'd gone.
うん、わたしもそう思ってたよ、新人。みんな12時間も気づかなかったよね?
S:Your head only counts as half a head, Private, but still it showed up short. Even to this day I still can't tell you apart.
半人前だからって物理的にそんなに小さいわけじゃないでしょ…(笑)。
でも隊長が(一応)最初に気づいてくれました。コワルスキーが出した「新人行方不明」のポスターができが早すぎたんで、コワルスキーは気づいていたけど隊長が気づくまで黙ってたのかもしれませんね。

P:The old bowling pin in the bed trick. I thought that might fool you.
K:It's my bowling pin.
あのボーリングのピンもコワルスキーのだったの。

S:We haven't use this tunnel since the last time we saw that moving picture show. Right, Kowalski?
K:That is right, sir.
S:What was that?
K:Mary Poppins, sir.
「moving picture show」って古い言い方ですよね、きっと。それで観に行った映画が『メリー・ポピンズ』?ジュリー・アンドリュースの?Wikipediaによりますと1964年の映画なんですが…。リバイバル?
うーん、ますます何年代という設定なのかよくわからないですねー。このあと雪だるまに変装(?)してアパートメントに入るシーンでは「チェイニー副大統領だ」と言ってるんですよ。じゃあ21世紀にはなってますよね?
『1』の頃ってプラスチックのスプーンでトンネル掘ってたペンギンズですが、プラスプーンで一生懸命トンネル掘って動物園を抜け出して、みんなで映画を見に行った、って、なんか和みますねー.。゚+. (*´∇`)゚+.゚ しかも『メリー・ポピンズ』。なぜ『メリー・ポピンズ』。ペンギン出てるから? 門限厳しい全寮制の女子高生みたいですね(笑)。
ちなみに、このトンネルのふた(?)に飾ってある魚は「Private's first prize」と書かれています。新人が釣ったんですねえ。

■「ペンギンズの誓いを思い出せ」"Never swim alone"のシーン
S:Is that the credo or is it "Always swim with a partner," or "Always dance with a partner," Kowalski?
ええ~、隊長もうろ覚えなんだ?(笑)
K:I thought it was "Wait 40 minutes after eating to swim," sir.
うん…体のためにはそれがいいよね、コワルスキー。

■コワルスキーの暗視ゴーグル
K:These night vision goggles, sir? Constructed out of a plastic cup, coke-bottle lenses, spit and tissue paper.
S:And a whole lot of duct tape.
コワルスキーの作った暗視ゴーグルの材料がすごいんですが。プラスチックのコップ、コーラの空き瓶で作ったレンズ、つばとティッシュペーパーですよ。『秘密結社鷹の爪』のレオナルド博士とタイですよ(材料は100円均一ショップで調達)。
このコメンタリーはいつ収録されたのかわかりませんが、『2』で出てくる"Grit, spit and a whole lot of duct tape"がここにも(笑)。
隊長「5番街でこんな簡単にタクシー拾えるのか?」
コワルスキー「ゴミ缶のふたなら拾えます」
とかいろいろ楽しいツッコミとボケがあってですね(笑)……

K:Well, that's just mean for the sake of being mean, sir.
この表現おもしろいですね。クリスマス・イヴなのにタクシーの運転手さんにチップも渡さず、ドアを叩き締めて悪態をつくNanaおばあちゃんを見て言ったことばなんですが、字幕では「根っからのケチですね」となっていました。直訳するとどうなるのかな…「意地悪するためだけのケチですね」くらいの意味なんでしょうか。
S:Good thing she didn't hit him with her purse, it's got 30 pounds of hard candy.
同じくドアマンを殴ったシーン。ここは字幕では「バッグで殴ったらもっと痛かった」となってて隊長ひでえと思ったら、そうじゃなくて「せめてバッグで殴らなくて良かった。30ポンドのハードキャンディ並みだ」という意味だったんですね。ごめん。
ちなみに30ポンドは約13.6キログラム。片手で持てんわそれ。てか下手すりゃ死ぬわそれ。どんだけ破壊力のあるパンチなんですかね、おばあちゃんのパンチ。
P:She's not a very nice old lady, is she, Skipper?
この天使みたいな新人にまで言われてますよ。

P:I was worried that you were never going to save me.
S:Wouldn't have to save you if you never left, Private.
P:But the present for Ted, Skipper.
親子みたい(笑)。会話の内容もだけど、お互いの言い方が何というか。

■Nanaおばあちゃんのアパートメントのホールに入り込んだあと
S:Thank goodness for Kowalski's quick thinking and superior intellect. He came up with the plan.
K:Thank you, sir. Always calculating, always thinking, one step ahead, sir.
このコメンタリーでちょっと驚いたのが、ここだけでなく、隊長がコワルスキーを面と向かってべた褒めするんですよ。めずらしいですよね。
S:Everything went smooth as silk.

■おばあちゃんの部屋に入ってから
S:We didn't know how quite to handle this, Private, with you stuffed in that stocking. Our first choice was napalm. Might cause too much attention. We took a more covert approach.
隊長、ナパーム弾の使用はすでに禁止されています。「もっと目立たない進入方法」が窓ガラスぶち破って入ってくるってのもどうかと思いますが。
隊長「なんで戦わないんだ」
新人「だって縛られてたんですよ」とかやりとりがあって、
P:I was so glad to see you, Skipper. And you, Kowalski.
新人、かわいい。
犬のMr.Chewが襲ってきました。
K:I was always more of a cat person, sir.
コワルスキーはネコ派だそうです。「自分、鳥やろ」と全力でツッコミました。
■「リコ!」→キャンディーざざー→テーブル倒して盾にする→隊長、リコキャンディマシンガンをぶっ放す、のシーン。
P:I was very impressed with how quickly you came up with a plan.
「Penguins chat」見てても思いましたが、隊長はシャイなので面と向かって褒められると黙ります。褒められたら「ありがとう」でいいんですよ隊長。
で、けっこうな間のあとで↓
S:Drat. Always on empty.
「ちぇっ、いつだって弾切れだ」
隊長のここの言い方がvvv萌えるわーここー。
隊長はコワルスキーが頭の回転が速いと言っていますが、隊長だってたいがい判断速いししかも的確です。

■最後のツリーの作戦のシーン
S:Again with Kowalski's quick thinking and doodling. I can't thank you enough.
K:That's what I'm here for, sir. I am your right flipper.
…聞いてる方が恥ずかしくなってきた……。(///-д-///)
これ、コメンタリーと言えどもキャラクターがやってるわけですから脚本があるんですよね? アドリブでやってたらどうしよう…。

S:See, Private, teamwork can go a long way. I hope you learned that.
P:Yes, Skipper. I learn a lot from you.
うんうん、わかったわかった(///-д-///)(←さっきのを引きずってる)

K:Mission accomplished, sir. There's no "I" in "team".
S:There's a slight "H", though, I believe. Is that not right, Kowalski?
K:It may be there.
ここは何かのシャレなのかなーと思うのですがわかりませんでした。「 There's no "I" in "team"」はチーム内でのスタンドプレーを戒める言葉なので、いかにも隊長が言いそうなのにコワルスキーが言ってます。それに対して隊長が「かすかに"H"が入ってるだろ?」と返すのですが。日本語字幕どうなってたかな…(確認しとけ。)
S:I did appreciate all of your efforts, though. Skipper.

■おばあちゃんのアパートメントのドアをリコが吹っ飛ばすところ
S:We gave her an additional 12,000 square feet.
P:Don't try that at home, kids.
S:We addition to her Upper West Side condo. That's priceless.
Nanaおばあちゃんの住まいはアッパーウェストサイドのコンドミニアムなんですね。アフリカのサファリツアーに行ったりしてますし、お金持ちだなあ。
隊長の「アッパーウェストサイドのコンドに建て増ししてやったんだぞ。最高だろ」という言い方がもう、いろいろわざとだったことがわかりました。
コワルスキーや新人がおばあちゃんについてあれこれ言うなか黙ってると思ったら、たぶんいちばん怒ってたということもよくわかりました。
…それで『2』のあのシーンに続くわけですね。説得力あるな。
隊長を敵に回すのだけはやめよう…。

■セントラルパーク動物園に帰ってきました
S:A lot of love, and even a lesson or two for you.
隊長が締めに入りました。…が、言い方がやっぱりなんというか、ロマンティストですよね隊長は。(わたくしがここの文の解釈を勘違いしてるだけかもですが)
新人「結局テッドのプレゼントを買えませんでしたね。ほら、みんな何も持ってないでしょう」
隊長「彼にはもうすこし良いものを贈るんだ」
コワルスキー「何ですか」
隊長は「Not quite sure.」と明言しません。言えばいいのにね。オチのネタバレ防止かとも思ったのですが、いきなりキャラクターのコメンタリーから本編見る人もおらんと思いますし。(いたらすみません)

P:I'm never leaving the submarine again.
やっぱり潜水艦仕立てだったのか、ペンギンズの基地。
S:I think we all learned a little something. Sure, it all seemed like a good idea.
K:I'd like to ask you, Private, was it worth it?
コワルスキーも優しいですよね。
『2』のあのシーン見てても思いましたが、コワルスキーもリコも新人かわいがってるんだなということがわかります。
P:It all worked out happy in the end. I'm so glad that Ted got to join us for eggnog on Christmas.
S:Sure, invite the whole neighborhood.
P:Merry Christmas and Happy Holidays to everybody.

というわけで、本編をご覧になったことがない皆々様には、ぜひクリスマス前にでも『Christmas caper』ご覧になってくださいませ!下手すると『マダガスカル』本編よりおもしろいです!
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by n_umigame | 2012-11-19 21:42 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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