『マダガスカル3』リリース記念 DreamWorksAnimation、PDI取材レポート
自ブログでの前記事の元記事のようですが、パラマウント・ジャパンのHPにリンクがありましたのでご紹介します。
『マダガスカル』の映画を制作する前に、エリック・ダーネル監督とトム・マクグラス監督がペンギンの映画をあたためていた、ということはコメンタリーでも聞いておりましたが、最初CEOのジェフリー・カッツェンバーグ氏からは丸ごとアイデアを却下されていたんですね。
それは存じませんでした。
あとは、試写でペンギンズが大好評で、彼らの出番がどんどん増えて位置づけも変わったというコメンタリーどおり。今では世界中で大人気者なんですから結果オーライです。
このインタビューを拝見していると、エグゼクティヴのためのスクリーニングでペンギンズを戻すことにしたものの、『マダガスカル』(1作目)のコメンタリーを聞いている限りJ・カッツェンバーグ氏のペンギンズに対する扱いはけっこう冷たかったようです(笑)。
最初は、あの"Well, this sucks!"の南極大陸に着いたシーンで映画は終わるはずだったとか。
マーティをそそのかして動物園を脱走させたり、船をシー・ジャックしてアレックスたちがあわや遭難しかけたきっかけを作った張本人ですから、子ども向けのアニメ映画としては何か罰が下るという流れがいいんじゃないか、ということだったんじゃないかと思います。
これについてはダーネル監督&マクグラス監督が「ペンギンズを南極に置いてきて終わらせるわけにはいかないよ」という強い希望があって、わたしたちが見ているような形になったそうです。
そんなに愛されているのに、なんでだんだんクレイジーさが加速するのかわかりませんが(笑)。
幸い、CEO以外のエグゼクティヴの方々にペンギンズが受けたのと、その後観客に受けたおかげで、今こんなに楽しい思いをさせてもらっているので、改めてどうもありがとう、試写を見た人。
『マダ2』でのペンギンズ vs. Nanaおばあちゃんのシーンはカッツェンバーグ氏が出したアイデアだったそうですから、その後気に入ってくれたんでしょうか(笑)。
ところで、DWAがパラマウントとの契約を打ち切ったそうで、映画版ペンギンズは20世紀フォックスに変わるようです。
配給会社が変わると何がどうなるのか、映画にさっぱり詳しくないのでわかりませんが、どうか良い作品になりますようにお祈りしております。
ダーネル監督が「すばらしいものになるよ」とおっしゃるのですから、きっとなるでしょう。