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ペンギンズ・ビギナーさんのための作品攻略ガイド【初級編】

ペンギンズがないと夜も日も明けぬあなたも、何じゃそりゃなあなたも、こんにちは。

今年11月26日北米公開予定の映画"Penguins of Madagascar"や、2月からディズニーXDで放送が開始されたTVシリーズ『ペンギンズfromマダガスカル』(The Penguins of Madagacar)のおかげで、また最近じりじりと認知度が上がってきたように思うペンギンズですが、「映画とテレビと違うの?」ということばもちらちらと拝見します。

また、ベネディクト・カンバーバッチさんのファンで興味を持ってくださったものの、「どれから見ればいいの?」と思ってらっしゃる方もあるようです。

たいへん僭越ながら、そんなペンギンズ初心者さま向けにガイドを作成してみました。
よろしければご参考まで。

この記事は、最低限のところだけ抑えたいという人のための【初級編】です。

以下、長くなりますのでもぐりますね。










■基本情報
ファンが「ペンギンズ」と呼んでいる作品には2系統あります。

①ドリームワークス・アニメーション(以下DWA)の映画『マダガスカル』シリーズに登場するペンギンズ。「映画版ペンギンズ」「マダ版ペンギンズ」と呼ぶ人もいます。制作はもちろん、DWAです。映画ペンギンズは、こちらのペンギンズが主役になります。

②TVシリーズの『ザ・ペンギンズfromマダガスカル』(The Penguins of Madagacar)の主役であるペンギンズ。ただ「ペンギンズ」と言うとこちらのつもりで言っている人も多いです。①のTV向けのスピンオフ作品で、ニコロデオンが制作しました。海外(主に英語圏)での略称は「PoM」または「tPoM」。
ペンギンズの生みの親の一人であるマクグラス監督によれば、二つの世界は「パラレルワールド」で、基本的には別の世界だと考えた方が良さそうです。

今年11月26日に北米公開予定の映画ペンギンズ、"Penguins of Madagascar"は、時系列と世界観は①の3作目『マダガスカル3』の続きであることが、2014年のコミコンで監督が明言されました。TVシリーズと定冠詞のTheの有無だけで同じタイトルですが、別物です。当初は②のキャラクターもキャスティングされていましたが、切り分けることになった模様です。

■注意事項
DWAの作品は2年前に配給会社が変わり、パラマウントから20世紀FOXになりました。その関係で、今年の9月からDVD&Blu-rayの権利も変更になった模様です。
旧版(パラマウント版)にはプレミア価格がついているので、購入される場合はご注意ください。
レンタルも、この関係で一時品薄になっている可能性があります。お店にない場合は、入荷や在庫の予定を聞いてみてもいいかもしれません。

■字幕か吹き替えか
プロの声優ではなくタレントや芸人さんを起用していることについて賛否ありますが、このマダガスカルシリーズは奇跡的に成功している例だと思います。2,3と回を重ねるごとに皆さん上手くなっています。ですので、吹き替えでも自信をもってオススメします。
ただ、洋画の常ですが、英語で見た方がよくわかる、セリフの流れや勢いが良い、楽しいというところもあるのと、英語の声優をつとめた俳優さんたちも素晴らしいので、原語でもぜひごらんください。わたくしはやはり、英語の方に軍配を上げます。


それでは、作品です。

先頭につけた数字の順番で見ることをオススメします。

(1)『マダガスカル』(原題:Madagascar)
すべてはここから始まりました。基本中の基本です。
シリーズ1作目は、ファンである自分も正直なところ、映画としての完成度が高いとは言いがたく、これだけ見るとあんまりという印象を受けるのですが、2、3と続けて見ると、特に3を見終わったあと、なんてよくできた1作目だったんだろうと目から鱗が10枚くらい落ちました。
ペンギンズのテーマ曲である"Whacked Out Conspiracy"は、わたしのペンギンズのイメージの全てになりました。クールでスタイリッシュでセクシーで、なのにユーモアがあって何だか笑える、大好きな楽曲です。この曲についてのダーネル&マクグラス両監督の思い入れも、この1作目のコメンタリーで聞くことができます。コメンタリーもぜひ。

・マダガスカル(映画)Wikipedia

・マダガスカル スペシャルエディション[DVD]

・マダガスカル [Blu-ray]

・マダガスカル プレミアム・エディション "ペンギン大作戦"ディスク付 (初回限定生産)
※下の画像では右端のものになりますが、現在かなりプレミア価格になっています。

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(2)「ペンギン大作戦」(原題:The Madagascar Penguins in a Christmas Caper)
ペンギンズが主役の10分程度の短編アニメーション。
『マダガスカル』Blu-rayの特典、または『マダガスカル』DVDプレミアム・エディションに独立したDVDとして収録されています。
この作品を見ておくと、「2」以降のペンギンズの行動に格段の説得力が出ます。わたしがペンギンズに惚れたのは実はこの作品がきっかけでした。
映画版のペンギンズなので、ちょっと大人っぽいです(笑)。
(2.5)として、「ペンギン大作戦」のキャラクターコメンタリーもおすすめしておきます。ただこれは、現在入手しにくくなっている『マダガスカル』DVDプレミアム・エディション特典の独立したDVDにしか収録されていません。(※『マダガスカル』Blu-ray収録の「ペンギンズの自慢話(Penguins' Chat)」とは別物です)


(3)『マダガスカル2』(原題:Madagascar: Escape 2 Africa)
ペンギンズの人気が不動のものとなった2作目。TVシリーズが始まったのと同じ年に、北米では公開されています。邦題につかなかったサブタイトル「アフリカへの脱出」はもちろん「2」と「to」のシャレ。原題で見ると、やっぱりニューヨークへは帰れなかったのねということが最初からわかります。
この「2」ではペンギンズの出番も増えていて、ペンギンズファンとしては見所が満載です。どんどん深い描写が増えるペンギンズたちの関係性にご注目。ペンギンズが大活躍する飛行機の不時着シーンは、映画史上屈指の名不時着シーンだと信じています。
『ペンギン大作戦』で某キャラクターとの関係を押さえておくと、「2」の某シーンで、なぜこんなにペンギンズの当たりが強いのかがわかります(笑)。仲間思いのペンギンズを怒らせると怖いです。
また、ペンギンズを見ていて、リーダーシップとフォロワーシップとは何かと考えてしまった作品でもありましたが、そんなまじめな話はどうでもよく、楽しいです。


・マダガスカル2 Wikipedia

・マダガスカル2 スペシャル・エディション [DVD]

・ マダガスカル2 [Blu-ray]

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(4)『マダガスカル3』(原題:Madagascar 3: Europe's Most Wanted)
シリーズ3作目。邦題にはつかなかったサブタイトルは「欧州重要指名手配」という物騒なものです(笑)。
「マダガスカル4」の制作が今年正式に発表されましたが(どうなるかわかりませんが…)、「大団円」という言葉にふさわしい3作目。この作品でいったん物語の環はみごとに閉じています。間違いなく、シリーズ最高傑作です。
DWA作品の特徴ですが、1作目より2作目、2作目より3作目と、続編になればなるほど傑作に化けていくものが多いと思います。唯一劇場で見られた作品ですが、サーカスのシーンではなぜか泣けてきたのを覚えています。「1」から続けて見ていると、3作目のそれぞれのシーンや大団円が、本当に沁みてきます。わたしは続けて見ることができて、本当に幸運でした。3作目を見るとまた1作目から順番に見たくまります。
もちろん、ペンギンズも本領発揮で大活躍します。ですが活躍させすぎない采配の見事さも、この『マダガスカル3』を傑作たらしめていると思います。

・マダガスカル3

・マダガスカル3 [DVD]

・ マダガスカル3 [Blu-ray]

・ マダガスカル3 3枚組3D・2Dブルーレイ&DVD [Blu-ray]

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とりあえず、以上4作品が「基本中の基本」作品になります。
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by n_umigame | 2014-09-21 16:13 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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