ボディガードや子守もできるし、乗り物にも、食べ物にもなる恐竜たちとの楽しくもキケンなジュラシック・ライフのすすめ。目的にあわせ最適な恐竜を選ぼう。病気と治療、恐竜ショップの案内も。
(Amazon.jp)
出版は2009年でかなり出遅れた感ありありなのですが、
「序文、リチャード・ドーキンス。」
もうそれだけで読むしかないだろうと思った本です。
そしてドーキンスの序文にすべて魅力が集約されていると言っても過言ではないスタンスの本でした。
Dorling Kindersley(日本版は同朋舎)から刊行されていた「ビジュアル博物館」シリーズに雰囲気が似ていて、それよりもう少し文章が多い感じです。
オールカラーで、「基本的な道具一式」「初心者向けの恐竜」から始まって、恐竜図鑑にもなっているので、楽しみながら恐竜のことも学べます。
大人のためのユーモア絵本ですが、もちろん子どもが見ても楽しめるでしょう。(本気で「飼いたい」と言い出したときの返答を考えておかなくてはいけませんが。)
この本は、恐竜が現代生きているということを「事実」として大まじめに書かれています。
その一方で著者は「絶滅してるから気にするな」と大まじめに書いています。
大まじめな顔でユーモアを飛ばす、BBCのエイプリルフールネタとか大好きな方には絶賛お勧めいたします。