『syunkonカフェ雑記:クリームシチュウはごはんにあうか否かなど』山本ゆり著(扶桑社)


月間600万PVを誇る超人気ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」
そして累計350万部突破のベストセラー料理本『syunkonカフェごはん』
シリーズの著者、山本ゆり初めてのエッセイ&レシピ集。
簡単でおいしい料理もさることながら、そこに添えられた文章が秀逸で
絶大な人気を誇る著者が過去2000を超えるおもしろ話の中から、
大反響の90編+αに加筆。
さらにエッセイにちなんだオリジナルレシピを追加しました。
笑いあり、屁理屈あり、ちょっと切ない話あり。もちろん、おいしい話も満載です。
「役に立たない本かもしれませんが、ちょっとだけ肩の力が抜けて、
読んだ人が今の人生でもいっか! と思えるような本であればうれしいです」(著者)
「この世にぴったりの靴がほとんどない件」
「毎年、去年裸で過ごしてたんかな?と疑問に思うほど着たい服がなくなる」
「今自分が考えている50分の1も他人は自分のことを考えていない」
「飲み会に当日いきなり行きたくなくなることってないですか?」
「レモン1000個分のビタミンCってそんなにいる?」
「美容院にて。流したりないところはありませんか?それはこっちが聞きたい」
「駄菓子屋のおばちゃんはぜんぜん子供好きではない」
…などなど、600万人ファンの心を掴んで離さない軽妙な関西弁と
独自の鋭い視点で綴る女子の日常。
思わずにやににや 笑ってしまう珠玉のエッセイ。
さらに料理が下手でも簡単につくれる! おいしい新作レシピも多数掲載!
(Amazon.jp)




お正月だもの初笑いにいかがですか第1弾。

「お料理etc.」なのは、ブログの読者の方はご存じかと思いますが、ただのレシピブログではないからです。
カフェごはん的なおしゃれ写真にだまされたと思いつつも次々と涙目で読むはめになってしまい、「"揚げない鶏のからあげ"のレシピを探していただけなのに、アタシはなぜこんな目に? もうあっというまに一時間よ? だまされた!」と、涙を拭きながら読んでいました。笑いすぎて。 

どの記事をご紹介しても顔が笑うのですが、当ブログにお越しの方は洋画好きな人も多いかと思われますので、試しにこちらを。

■感激します!!めっちゃ柔らかいラフテー。

用意するものが、まず『タイタニック』のビデオ(前編)ですから。
そんなレシピブログ見たことないわ。

この本以外にも、レシピ本が5冊出ていて、内容はほぼレシピなのですが、取調室風とか、小ネタが料理全然関係ないみたいなものもあって、むしろそればっかり読みたいくらいです。
料理家のはずなのに、おしゃれカフェ風ごはんのはずなのに、そうではない日常の晩ご飯とか、見るとほんとうに勇気が出ます。あまりにも雑で。(ほめてます)(同様の意見多数)食べかけとかね。
そういう写真でも気取らず飾らず、もろ見せなのが、もう。好き。

笑いを取ってきつつも、ちょっとまじめな記事もあり、お人柄が見えるようで読んでいて本当に気持ちがいい本です。
例えば、ブログを書くということについて。この記事はブログを書いている方にはぜひおすすめしたいです。ブログやSNSをやっていて、ときどきもやっとするときに読むと、本当に気持ちが楽になります。

また、個人的に、山本ゆりさんの関西弁は、文字で読んでいるだけでもとてもなつかしいと思っていたら、たぶん10代の頃の生活エリアがものすごく近いです。
ひとくちに関西弁と言っても近畿二府四県で語彙やイントネーションが多少違い、さらに大阪府の中でも摂津、河内では違い、摂津の中でも京都寄りの北部(北摂)とそうではない南部では違い…という、関西以外の地域の人にはわかりにくいと言うか、きっと聞き分けられないと思います(笑)。(わたしだってほかの地域の言葉のニュアンスはわかりません)
なので、中学のときのおもしろい友だちがしゃべっているのをずっと聞いているような安心感や気持ちのよさもあって、ものすごく自分のツボにはまったのだろうと思います。

それをさておいても純粋におもしろいですので、関西弁が嫌いだとか、文字で読むのも苦手だという方以外にはぜひぜひおすすめいたします。まずはブログでお試しで読んでからでもいいですしね。

ただ、やはり本になるということは、編集者などの第三者の目が入っているので、読み物としてブラッシュアップされています。その分、読みやすいです。
ブログでもほぼ同じ記事が読めますが、料理のレシピ以外に、ご家族のことや仕事のこと、お友だちとのことなどなど、とにかく「友だちがいろいろしゃべってる」感じのブログですので、正直、とっちらかってます。(壮大な「おまえが言うな」。)目移りしますし、同じ前置きが何度も来ますので、あまり時間がないけど笑いたいという方には、むしろ本の方でどうぞ。

あ、著者の名誉のためにもつけくわえておくと、実際に作ってみたお料理も美味しかったですよ!
「濃いすぎる」「若い人向き」という感想も見かけましたが、そんなもん、味とか調味料は自分で好きに調節したらいいんです。ファンション誌のコーデ丸パクしないでしょう。モデルさんと同じように着こなせるわけないじゃないっすか。レシピだってそうですよ、ええとこどりでいいんですよー。って、この本読んでたら改めて思いました。




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Commented by カクテキ at 2016-02-23 11:40 x
ホント、気持ちのいい本でした、食べることへのスタンスを含めて。
私の読み癖のせいでもありますが、関西弁を文字で読むのは最初手こずりました(笑)。
でも良い意味で大雑把なところがとても楽しかったです。
レシピの写真も気取りすぎてなくて、作ってみようかな♪と誘導されますね。
楽しい本のご紹介、ありがとうございました。

Commented by n_umigame at 2016-02-28 17:58
>カクテキさま
ああー関西弁はほんとうに好き好きあると思います、すみません><;
元々、山本ゆりさんが大学生の頃に始めたブログをそのまま今も続けてらっしゃるということで、けっこうごった煮なんですよね。
こちらの方こそ、またおもしろい本のご紹介、お待ちしておりますよ~♪
by n_umigame | 2016-01-02 22:09 | | Trackback | Comments(2)

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