お正月だもの初笑いにいかがですか第2弾。
北大路公子さんの本です。
実は全然存じ上げておりませず、こんなおもしろい作家さんがノーマークだったなんて、アタシも焼きが回ったもんだよ…と日本海を見に行きたくなりました。
いつもお世話になっている
カクテキさまが読んでらして、カクテキさんがおもしろいとおっしゃるならこれは絶対わたしも笑えるだろうと読み始めたら、もう、とんでもなかったです。(カクテキさん、ありがとうございます!)
期待した斜め上から来るおもしろさ。というか、くだらなさ(絶賛)。
笑いすぎてどうしようかと思いました。それでなくても腹筋一回壊れてるのに(物理)また壊れるんかいと不安になりましたね。
そんなわけで止まらなくなって次々読んだのは以下のとおりです。(順不同)(あまりにも次々と読んだため順番覚えてない)
『生きていてもいいかしら日記 』(PHP文芸文庫)
『石の裏にも三年:キミコのダンゴ虫的日常』 (集英社文庫)
『頭の中身が漏れ出る日々』 (PHP文芸文庫)
『最後のおでん:ああ無情の泥酔日記』 (新潮文庫)
『枕もとに靴:ああ無情の泥酔日記』(新潮文庫)
『苦手図鑑』(角川書店)
『ぐうたら旅日記 恐山・知床をゆく』(寿郎社)
たった7冊しか出ていないだなんて!!!
(内容が同じ単行本はノーカンです)
新刊が読みたくて地団駄踏んでいます。(地団駄と言えば「雁が飛べば石亀も地団駄」っていうことわざ可愛くないですか。大脱線の上、どうでもいいですが。石亀が地団駄ですよ想像してみてくださいよ。)(ほんとにどうでもいい。)
7冊全部読んで思ったことは、北大路公子さんに「休肝日」などという概念はないということです。
朝から晩まで365日、閏年なら366日毎日飲んでる。レトリックではなく、本当に飲んでる。しかも体脂肪率40%↑って。外見的にはスマートな方だそうですので、それ内臓脂肪ってことですよねかえってマズいですよ。
これからもぜひ新刊が読みたいので、お体だけはおだいじにーーー!!!
すべてエッセイ&紀行ですのでどれから読んでもだいじょうぶですが、迷うようであれば、最新刊で手に入りやすく、北大路節の定番ということで、『生きていてもいいかしら日記 』あたりから、いかがでしょう。。
ただし、どれから読むにしても、何か飲みながら読んでると目の前にあるものが飲み物まみれになる危険性がありますので、おすすめしません。
ぜひ。