*さいはての西*

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エラリイ・クイーンのコミックス & 奥さまによるフレデリック・ダネイさん伝記


昨今のハリウッドでのリブートやらリメイクブームに乗っかって、エラリイ・クイーンも再ドラマ化しないかなー何なら映画化でもええんやで…? と、ひっそり前のめりに日々を送っておりますにせうみがめです同じ思いをしていらっしゃる皆さまごきげんよう。


今回は、フレデリック・ダネイさんの奥さまによる伝記らしき本を発見したので、合わせて、先日出たクイーンのコミックスと合わせてご紹介いたします。

と言っても、どちらも全然手つかずで、伝記の方に至ってはほんとにチラ見した程度ですので、「こんなんありましたぜ」以上のご紹介はできませんが。また読み終わったら記事にできればと思います。
と言うか「ほわー! こんな本出とる!(歓喜の踊り)」以上のところに自分が行ってませんので、そんな感じでご覧いただければと。(そんな時点で記事にすんなレベル)

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1冊目はこちらです。
■"Ellery Queen, Detective (a Dell Comic Reprint)"
(リンクは日本Amazonへ飛びます↑)

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書影画像はAmazon.jpより。


ファンの間では垂涎(笑)(笑うな)のレア・アイテム(笑)(だから笑うな)だった、コミックス版のエラリイ・クイーンです。今で言うところのグラフィック・ノヴェルですね。

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ご覧いただければおわかりいただけるように、エラリイが古式ゆかしいアメコミデザインで、初めて見たとき思いましたね。

クラーク・ケント?

でもこういうレトロな絵柄、だいすきです。

毎回毎回無駄に美女がからんで荒唐無稽な大冒険になるのだけれども、いちおうエラリイが推理して事件は解決するという内容のようで、なんとなんと、「読者への挑戦」があるんですよ生意気な。

▼読者への挑戦
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もちろん、クイーン警視もヴェリー部長刑事も登場しますよ。

▼身も蓋もないことを言うクイーン警視。
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「エラリイ、時間を無駄にするな、犯人の名前を言え」

クイーン・パパ、それを言ったらたいていの本格ミステリの名探偵の見せ場なくなりますから。でもすごい気持ちよくわかる。わかるよ。
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クイーン警視も眼鏡男子。
父子が似てるように描かれているところが、いいねいいね!!!

雰囲気としては、1970年代のドラマ『エラリー・クイーン』に似ているかもしれません。最初のファラオの呪い的なお話とか、ドラマにもありましたし。

おおう、なんと、本国US Amazonの方でもすでに絶版に…(泣)。

今回の本は、今まで単品で出版されたものが合冊で復刊・刊行されたもので、プレミア化していた初版のものより、もちろんお値段もお得になっておりましたので、再版がかかりましたらすかさずポチられることをオススメいたします。

▼これだけ入ってます。お買い得❤
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いろいろ言いましたけれど、ほんとうにレア・アイテム(笑)でしたので、よくぞ復刊してくれましたよ、デル。ありがとう、デル。
ほしいけどそのお値段ではちょっと…というようなレアっぷりでしたからね。
にも関わらず、光の速さで品切れ・絶版になるところを見ると、そうとう部数しぼりおったなって感じで、どう「レア」だったか察するに余りあるかと思われますが、とにかくありがとう、ありがとう、デル。



2冊目は、こちら。
■"My Life with Ellery Queen: A Love Story"
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書影画像はAmazon.jpより。


こちらは、エラリイ・クイーンの片割れであるフレデリック・ダネイさんの3番目の(そして最後の)奥さま、Rose Koppel Dannayさんによるダネイさんの伝記のようです。
目次によると、来日されたときのことについても触れられています。2度来日されていたようですが、2度ともについて記述があります。

フランシス・M・ネヴィンズによる序文もついています。ざっと斜め読みした限りでは、この序文はエラリイ・クイーンの作家としての活動の紹介がメインで、デビューに至る履歴や作品の紹介がほとんどを占めているようです。ラジオドラマやTVドラマについても触れられています。めっちゃ長い序文(笑)なので、クイーンについてひととおり知っている人は、この序文はすっ飛ばしてもいいんじゃないかと思います。細かく読み込んでいないので、もしかしたら小っさ~い新ネタも仕込んできているのかもしれませんが、ぱっと見わかりません。

表紙のラブラブ(死語)のお写真が、『クイーン警視自身の事件』でのクイーンパパとジェシイを思い起こすような、素敵なお写真ですよね~❤❤❤
なんやったら、ハリウッドは、これを映画化してもええんやで…ええんやで…。
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こちらは今、Kindle Fireを持っている方(でプレミア会員の方)は無料で読めるコンテンツなので、お持ちの方は取り急ぎダウンロードしておくのはいかがでしょうか。

こちらのブログにこの本の紹介がありました。

■SleuthSayers
Queen's Quorum


今さらにご紹介いたしますと、エラリイ・クイーンとは、フレデリック・ダネイとマンフレッド・リーという、NY出身の二人の従兄弟同士のデュオ作家の筆名です。(そして二人が生み出した探偵の名前でもあります。後々、作家名=探偵名スタイルをまねっこする人もけっこういて、「まぎらわしいんじゃあ!」とキレているミステリファン多し(笑)。感想書くとき、ほんとそうなんですよね。)
その片割れのリーの方が先に亡くなりました。
こちらのブログによれば、リーさんが亡くなったあとのダネイさんの人生を埋めるように、ローズさんがやってきたようですね。
こちらも読み終わったら、また記事にしたいと思います。


ネヴィンズさんと言いますと、今年(2016年)は、国書刊行会から"Ellery Queen: The Art of Detection"の新訳が刊行される予定だそうです。
https://twitter.com/fujiwara_ed/status/682551686959771648

旧訳の増補改訂版で、エラリー・クイーン・ファンクラブ会長の飯城勇三さんの訳とのことですので、さぞかし暑い一冊になるかと思います。
日本ではどうしてもクイーン関連というと、こういった「研究書デス!」「評論デス!」といったマニアックで硬い雰囲気のものが多くて、末席を汚させていただいているEQFCの会誌『QUEENDOM』でもそんな感じです。それはそれであって欲しいのですが、マンガや、少し柔らかいものになると受け入れてもらえないとまではいかないまでも、軽く見られる雰囲気がいまだにあるように感じます。
それが理由で海外でもさっぱり映像化に恵まれないのでしょうかね~。だったとしたら残念ですね。




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by n_umigame | 2016-03-23 22:01 | *ellery queen* | Trackback | Comments(0)
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