毎年、桜を見られるのは当たり前のことではないのだと思うことが続くと、なんとなくブログにアップしておきたくなりまして。
美しいですね。
ものすごく久しぶりに、坂口安吾の『桜の森の満開の下』を再読したのですが、わたくしが桜の花がとても怖いと思うことがあるのは、多感な年頃にこの作品を読んだせいも、きっとあると思います。
こちらは大阪市の長居公園にて。
この木だけ咲き遅れのようにたわわに満開で、まわりは写真を撮ろうとしている人だかりで、シャッターチャンス狙うのだけでたいへんでした(笑)。見ているだけでもいいのですけれど、Twitterとかやっていると、ついついほかの人にも見てもらいたくなって写真を撮ってしまいますね。
おまけ。
藤。
鉢植えなのが残念ですが。
藤の花がひところ大好きで、藤棚に見に行っては時機を得ず、がっかりして帰る…ということをくりかえしたころがありました。
お花見と紅葉狩りは、人と都合を合わせていっしょに行こうとしたらあかんのですね。社会人になってからだとなおさらお互いの都合が合わなくなり。
以後、「ひとりで見に行ったらええんやん?」と堂々と一人で花見に行くようになりました(笑)。