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角川つばさ文庫より、エラリイ・クイーンのジュヴナイル刊行(開始?)!


Twitterで知った情報ですが、エラリイ・クイーンのジュヴナイルシリーズ、「ジュナの冒険」が、角川つばさ文庫から刊行されるようです!
びっくり&狂喜乱舞。

タイトルは『見習い探偵ジュナの冒険 幽霊屋敷と消えたオウム』、翻訳は『ガフールの勇者たち』シリーズなどの中村佐千江さん。
刊行予定日は、2016年8月16日となっています。

とりあえずAmazonでは予約が始まっていましたので、音速でポチってまいりました。
Amazonのページへ
名探偵エラリー・クイーンの助手ジュナは、幽霊屋敷の調査を始めるが、屋敷は1日おきに空き家になったり、オウムが消えたりと不可解な現象が続く。同じころ町で起こったにせ札事件も気になっていたが──!?(Amazon.jp)



この「ジュナの冒険」シリーズは、日本で刊行された文庫本は全8巻でした。単行本になっていない『紫の鳥の秘密』が「ミステリ・マガジン」で邦訳掲載されたことで、いちおう全9作品が邦訳が出たことになっています。

私物。
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(今気がついたんですけれど、「ミステリ・マガジン」で連載されたとき上・中・下編の3部構成だったようで、下編どこいった?)

の、はずだったのですが、これは新しい作品が発見されたということなのでしょうか。
それとも、原題をまったく無視して中身からつけたタイトルなのでしょうか。
このシリーズ、全巻揃えたくせにいまだに未読のものがありまして、内容が全部わからないのです。申し訳ない。(『緑色の亀の秘密』辺りの新訳くさいですが)


このシリーズは翻訳者がとても豪華でしたが、作品(原著)そのものは、エラリイ・クイーンが、作家としての不調期に、ゴーストライターに「エラリイ・クイーンJr.」名義で書いてもらったものだったそうです。
クイーンの国名シリーズの頃に登場した「ジューナ」という名前の少年(と言っても19歳)のスピンオフなどではなく、かと言ってジューナの過去のお話というわけでもなく、まったく別のお話です。探偵エラリイも登場しません。
「アニー・エラリイおばさん」と暮らしているのですが、クイーン家と関係があるわけでもないです。いちおう世界は共有しているのかなと思わせる部分がないでもないですが、別の物語世界のお話とわりきった方が、それを期待して読む人にはいいかもしれません。

なので、上のAmazonの内容紹介は、だいじょうぶかいなと(笑)。
もしかしたら、この紹介の仕方では、小林少年のような活躍をジューナがするお話を期待される方もあるのではないかと思いますが、違いますよと。
JAROに訴えられないようにしてください(古)。

「ジュナの冒険」シリーズについては、こちらのサイト様で必要最低限の情報を概観できます。とても見やすいページになっていますので、このシリーズに興味のある方はどうぞ。





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by n_umigame | 2016-07-04 00:04 | *ellery queen* | Trackback | Comments(0)
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