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ドリームワークス・アニメーションの新作"The Boss Baby"情報


さて、相変わらずとほほ状況更新中の日本のドリームワークス・アニメーション(以下DWA)映画の扱いはとりあえず冷蔵庫に入れておいてスイカの隣で心ゆくまで冷えていただいて食べ頃になったら出すとして、トム・マクグラス監督の新作情報の記事を読んでいてまたしても萌え転がったので記事にしておきます。

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「DWAの次の新作と言ったら、“Trolls”だろ!」
「え? キャラとかじゃなくて監督? で、萌え?」
「つか、マクグラス監督て誰?」
という方はブラウザの「戻る」でお帰りください。

以下、作品の内容にも少し触れていますので、事前情報は爪どころか爪楊枝の先ほどもいらんのじゃ!という方もお帰りください。
原作の絵本についても触れています。

以下の情報はすべて2016年7月19日現在です。









■基本情報
映画タイトル:The Boss Baby
原作:Marla Frazeet著の絵本"The Boss Baby"。
邦訳:『あかちゃん社長がやってきた』マーラ・フレイジー/もとしたいづみ訳(講談社)

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監督:トム・マクグラス
キャスト:アレック・ボールウィン、スティーヴ・ブシェミ、ジミー・キンメルほか

北米公開予定:2017年3月31日
日本公開予定:未定
配給:20世紀FOX

書影はAmazon.jpより。


情報は、このあたり↓からです。(映画のロゴも)
■Director Tom McGrath spoke about his upcoming animated comedy, which stars Alec Baldwin and is set for release next March.

■“Annecy: Tom McGrath Unveils Alec Baldwin-Starrer ‘Boss Baby’”

■Tom McGrath Unveils First Footage of 'Boss Baby'


マクグラス監督は、今回、2016年6月にフランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭に新作をひっさげて参加されたようです。
アヌシー映画祭自体は、海外アニメ好きさん方々をTwitterでフォローさせていただいてる関係などで、ちょこちょこ情報が入ってきていたのですが、それはDWAの情報を収集するためではなかったので、正直、ほぼノーマークでした。

DWAはこれまで、サンディエゴのコミコンか、カンヌ映画祭に出品・参加することが多かったようなのですが、最近はディズニー、ピクサー以外にも『ミニオンズ』が大ヒットしたイルミネーション・エンタエーテインメント、「アイス・エイジ」シリーズや『I LOVE スヌーピー』のブルースカイ・スタジオなどがどんどん追い上げてきているせいもあってか、あれっと思うようなコンベンションにも出品・参加することが増えてきているように思います。(私自身がそんなに海外アニメにディープに入れ込んでいるわけでもないですし、アニメファンの間では有名なイベントなのかもしれませんが)



前置きが長くなりましたが、そのアヌシーで“The Boss Baby”のシーケンスが公開され、マクグラス監督のインタビュー(?)などもあった模様です。
コミコンと違って動画どころか、画像すら全然流れてこないのが残念。

まず、いつの間にやらキャストからケヴィン・スペイシーが降板していて、とてもとても残念です。すごく楽しみにしていたのですが。
代わりに言っては何ですが、スティーヴ・ブシェミが! 
アレック・ボールドウィンは『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』のサンタや『マダガスカル2』のマクンガなどに続き、今回はとうとう主役のようですね。

原作は邦訳が先に手に入ったので読んだのですが(原語版も再版がかかったようで、現在廉価版でも購入できます)、物語はだいぶ変えてあるようです。
原作ではとにかく赤ちゃんが可愛い。でも、可愛い赤ちゃんも子育てする両親にとってはとってもたいへんで、生活はすべて赤ちゃん中心に振り回されるお父さんとお母さん…そうか、赤ちゃんは「ボス(社長)」だったんだ! という、ちょっぴり皮肉のまじったユーモアが利いている絵本です。

映画の方は(これもできあがったら変わっているかもしれませんが)、マクグラス監督のお話によると、主人公は赤ちゃんではなく7歳の男の子・ティムになっているようです。

って、まって。
もしかしてこの7歳児をアレック・ボールドウィンが?
ガワはショタで中身おっさん? それどういうショタ映画なの?
DWA、またやりやがりましたね?
つか、マクグラス監督どんだけ「ガワはキュートで中身おっさん」が好きなんですか好きなんですかー!!(例:ペンギンズ)

わかった。マクグラス監督がガワがキュートで中身もキュートだからね?(だまれ)

で、この7歳児ティム君に弟が生まれたことで、「ボス」の座を弟に奪われて、両親の愛を取り戻すために…という、あるあるながら全世界の長男長女は身を切られる映画になりそうで、今から泣いてます私。
このティムの弟(赤ちゃん)が、しゃべれるしビジネススーツ着てるしという「ボス・ベイビー」の模様です。

赤ちゃんじゃねえええええ。

マクグラス監督…原作は、両親の目から見たメタファとして赤ちゃんを「ボス」にしていたところを、本当に「ボス」にされたんですね。そのボスもしかしてカッツェンバーグCEO入ってますか。入ってますか。ぜひ入れてください。

って、まって。
もしかしてこの赤ちゃんをスティーブ・ブシェミが?
ガワはショタで中身おっ(以下略。

この兄弟(7歳と赤ちゃん)にヴィランがからんで大冒険になっていくようです。
何を言ってるのかわからないと思いますが、私にもわかりません。


そして、マクグラス監督と言えば愛(love)です。
『メガマインド』や『マダガスカル2』などを見てもわかるように、マクグラス監督は、DWAの中でいちばんロマンスが上手な監督ではないかと思っています。
マクグラス監督のロマンスがいいのは(上2作品ではたまたま男女の愛情でしたが)、本来の意味でのloveの解釈や理解がとても深いからではないかと思ってきました。だから友情の描写もいいし、ヴィランも絶対に殺さないのですね。(英語のloveの意味はとても広くて、辞書を引くと、第一義の愛は異性間の愛ではないことがわかります)
今回の作品でも、「誰しもを満足させるような愛はあるのか」とか「これはネタバレにならないと思うんだけど」と前置きして、「この映画のテーマは、愛というのはそこらじゅうにたくさん巡っているということ、そして奪う(与えられる)愛ではなく与える愛についてなんだ」(“The theme of the movie, and I don't think it's a spoiler, is that there's plenty of love to go round and it's not about getting love but giving love,”McGrath said in Annecy.)と。
もうこの一文だけで感動したのですが、これとまったく同じことを、『ゲド戦記』第3巻『さいはての島へ』で、ル=グウィンがゲドに言わせています。わーっと思い出して、胸がいっぱいになりました。

そんなこと言ってて、またひっくりかえるほど笑い取りにかかってくるんですよ、マクグラス監督は。
笑って笑ってほろっと泣かせるの、めちゃ上手ですから。


萌え転がったのは、アヌシーでマクグラス監督が、
「『ボス・ベイビー』は兄への“ラブ・レター”でもあるんだ」
とおっしゃったとかで、ちょっと? マクグラス監督? お兄さんが? 
知ったとたんに、パソコンの前で「お兄さんが…!!??……っっ、似合う……!!!」ってなったのに、
ラブレターなんだ❤(たぶんあの素敵なつやぷる笑顔でインタビュアーをまたコマした)」て!!!! 
麦 茶 吹 い た。

それはさぞかしマクグラス監督の実体験に基づいた、兄弟萌え炸裂作品になることでしょう。
ただし、兄、7歳、弟、赤子(しゃべる)。
それ誰宛の手紙。

劇場場ペンギンズのアートブックの前書きではお母さまへの、アニメ大好きになった幼少時の思い出話にはお父さまへの、そして今回はお兄さまへのラブですか。次に妹さんが出てきてもあたしゃ驚きませんよ。
この、ちょっとしたところで、ご家族を大事にされてきて、愛し愛されてきた良いおうちで育たれたんだろうなというところが、本当に何だかいろいろ納得のマクグラス監督です。もう、改めて、惚れ直しました。

技法的なことは私にはよくわからないのですが、『マダガスカル』(一作目)などを見るとよくわかりますが、マクグラス監督はワーナーのバックス・バニーなど、いわゆるカートゥーンアニメーションが大好きで、今作もやはり、カートゥーンを意識した絵になっているようです。(そしてアヌシーでも、土曜の朝にお父様とカートゥーン見てた…幸せだった…みたいな話をまたされたようです。もー。好き。)


どういう映画になるのか、本当にすごく楽しみです。
しかし、これこそ日本でも原作が出版されているとは言え、公開厳しそうかなあ…。



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by n_umigame | 2016-07-19 22:10 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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