ローワン・アトキンソンがメグレ警視を演じるテレビシリーズって、そう言えばどうなったかしらーと思っていたら、今年(2016年)の5月末頃にシーズン1の放送は終わっていたようですね。
シーズン2は来年の模様。
シーズン1は『メグレ罠を張る』だったようです。
日本未公開の海外ドラマの情報を知りたいときにいつもお世話になっているIMDbをちらっと見に行きましたらば…!
画像はIMDBより。
ちょ、誰ですかこのイケオジーーーーー!!!
ローワン・アトキンソンさんです。
うそでしょーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!(←ちょっと。)
いやー、化けましたね、見事に!
この画像を見ているだけでも、控えめに言っても最高じゃないですか。
最初ちょっと心配していたんですよ。ローワン・アトキンソンさんのメグレって。
しかも今ごろ、しかもイギリス人がメグレ警視に手を出すってどういうこと? って。
自国が刑事もの含めてミステリーの宝庫で、よその国の作品までドラマ化するほど不自由していませんわ、ほほほほほ!(ヴァランダーは) 傑作がなければ名作を食べればいいのに?ミステリー文学貧乏の国はとか思ってるでしょ(なにその僻み)、ふだんフランス語文化圏のあれこれだって小馬鹿にしてるくせにって思ってたんですよ。(←偏見)文句があるならバッキンガム宮殿にいらっしゃいくらいに思ってるかなって。(だからなにその僻み)
フタを開けたら、何ですかこれ、すんごいいい感じなんですけど!!! 目、覚めたわ。
どや、このイケオジっぷり。(鼻血)
英国人俳優、心から改めておそるべし。
このお年を召してからの化けっぷりがはんぱないです。
だって、どうしたって日本では(世界でも?)彼のイメージはミスター・ビーンでしょう? 英国の人にしたって『ブラックアダー』とかコメディシリーズのイメージなんじゃないですか? 知らんけど。
でもコメディ畑出身の俳優さんたちは演技が達者で頭のいい方が多いので、本気出したらこんなもんなのかもしれませんね。
失礼しました。
脚本の Stewart Harcourtさんはデヴィッド・スーシェ版『オリエント急行の殺人』の脚本なども担当された方のようで、脚本の方も期待できます。ぜひぜひ見てみたいです。
ほかのキャストも見ていたらとってもいい感じで、ますます見たくなりました。
以下、画像が多くなってしまったので畳んでおきます。
メグレ警視シリーズファンのネタ萌えもやかましいですよ。覚悟はよくって。
「よくってよ。」と言う方はお入りください。
↓
Radio Timesで紹介されていたシリーズ1のキャストです。
画像もこちらより。
まずはメグレチームです。
↑メグレが信頼する部下のジャンヴィエ。俳優はShaun Dingwallさん。
どこかで見たような気がするのですが思い出せない…。ジャンヴィエ大好きです。この俳優さん、いい感じです。
↑メグレの天敵、コメリオ判事。……って、『名探偵ポワロ』の最終回『カーテン』で、あのノートンを演じたAidan McArdleさんじゃないですかーーーーー!!!!ITVつながりなんでしょうか。
ノートンのときも「しええええええアイルランドはどんだけこんな深淵みたいなおそろしげな演技のできる俳優さんをしれっと隠し持っておるのじゃああ」と震えたのですが、これはもう見るしかないので日本でも放送してください!!
↑メグレの信頼する部下その2(笑)のラポワント。年少なので、メグレからは「チビのラポワント」と親しみを込めて呼ばれています。
どこがチビだ。この俳優さんもすてきですねえ。これはもう見るしかないので日本でも放送してください!!(2回)
「ナショナル・シアター・ライブ」の『ハムレット』にも出演されていたそうなのですが…覚えていない。ごめんなさい。
衣装も小道具もさすがのITVでございます。すてきです。
↑正確にはメグレチームではないのですが、ロニョン。俳優はColin Maceさんという方で存じ上げないのですが、こちらもすごくいいかんじ。
「無愛想な刑事」ロニョン! ロニョンを出すなんて「わかってるな」としか言えませんよ制作チーム!! 原作ではひょろっとして弱っちそうなはずなのですが、このおなかがぽってりズボンに乗ってて困ったバセットハウンドみたいなお顔のロニョンもいいですねえ。
これはもう見るしかないので日本でも放送してください!!(3回)
メグレチームではリュカが出ていないようなのですが、原作でも全員必ず揃うわけではないので、追々リュカも出してくださいませー。
↑メグレ夫人。
わたしの大好きなメグレ夫人。俳優は『リッパー・ストリート』や『ジョージ・ジェントリー』『ルイス警部』などなどのLucy Cohuさん。『リッパー・ストリート』では苦労人の役でしたが、今回ははつらつとした感じのメグレ夫人ですね。
フランスでドラマ化されたときのメグレ夫人はスリムな方だったのですが、原作ではメグレは「年とともに太ってくる女が好きだ」そうで、メグレ夫人にめろめろです。
ひとつ文句を言わせてもらえるとすれば、このセットがイギリスっぽいということでしょうか。それでも原作どおり、メグレ夫妻ラブラブっぽいですねえええええvvvvv メグレ夫妻の関係がとてもすてきで、大好きなんですよ。これはもう見るしかないので日本でも放送してください!!(4回)
まとめとして、これはもう見るしかないので日本でも放送してください!!!(n回)
どうですかね、NHKさんあたり!!
予告編。