*さいはての西*

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『華麗なるペテン師たち』 第6話(最終話)「庶民の敵」

おもしろかったー!!
時間枠でちょうどいいくらいの伏線の張り方、伏線の回収、そのオチのつけかた、節度をわきまえたどんでん返しに次ぐどんでん返し、キャラクターの使い方、見終わった後の爽快さ、すばらしいできばえでした。ブラボーBBC。さすがだBBC。えらいぞBBC。

以下、ネタバレ部分は反転しています。

第1話からメタフィクショナルな手法と「スティング」へのオマージュあふれる作品だなあ、と、にこにこ見ていましたが、今回は特にそれが前面に押し出された回でした。
マンガで言うと、コマ枠を越えて読者に説明するキャラですね。今回はシーズン最終話ということで、チーム全員で視聴者にごあいさつが。心憎いですね~。おそらくこういう手法は古い映画やドラマなので多用された時期があったのではないかと思うのですが、2004年の作品でやってみて少しも古びず、かえって新鮮というのがスゴイ。
それから、今回は「スティング」でも使われた”ワイヤー”という古典的な詐欺でカモをつろうというお話なのですが、これも単に手法が同じなだけでなく、2度目はレースが始まってから賭けさせてさらに高額の掛け金をあおるというのも「スティング」で使われていたと思います。このドラマの制作者がきっと「スティング」本当に大好きなんですね。(作中、アッシュが「”ワイヤー”? 100年前の手だ。」と言うところがありますが、「スティング」も1930年代のシカゴが舞台ということになっています。)
たった6回で終わってしまいましたが、1話からの物語世界全体を流れる「未熟な詐欺師を一人前に育てる」という部分もきちんといったん完結しています。
1話からずっと見ていると、ダニーに「おまえったらこんなに立派になって…」と涙ぐんでしまう近所のおばちゃんか故郷のママみたいな気持ちになりますね。

アルバートが「もうトシだし引退するわ」みたいなことを言っていますが、BBCのドラマHPによりますと、シーズン2は続投、今年放送予定らしいシーズン3でも続投ですよ。うれしいなあ。やっぱりこのチームでないとね。

とりあえず第2シーズンが待ち遠しいです。早めにおかわりお願いします、NHKさま!
(しかも次は「ドクター・フー」ですか!? NHKさんどうしたんですが、心を入れ替えたんですか、このスマッシュ・ヒットぶりはどうですかええ? ちゃんと受信料払ってますから今後もひとつこの調子でお願いします。)
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by n_umigame | 2006-09-02 15:17 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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