*さいはての西*

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『シャーロック・ホームズ バスカビル家の犬』(2002)@NHK地上(2007.1.3.)

W「また隠し事か。腹の立つやつだな」
H「わたしを信じろ」
W「フン!」
H「怒ってるのか?」

…セリフだけ聞いてたら、まんま夫婦喧嘩。
ラストシーンの、ご機嫌を損ねたワトソンさんに、いっしょに食事に行こうかとか、チケットがあるんだけどとかなんとかご機嫌をなおしてもらおうとするホームズが、なおさら「夫婦喧嘩」感を盛り上げてくれました。いやー、ここのホームズ可愛いわ。
夫婦喧嘩はバスカヴィルの犬も食わないって言いますよ。

もとい、やっぱり掛け合い漫才、楽しいなあ(笑)。
ワトソンさんとホームズの黄金の掛け合い漫才は、すべての探偵コンビものの基本中の基本です。やっぱり。

イギリス製のドラマらしいですが、音楽がハリウッド映画みたいです。
で、盛り上げ方がやはり、ハリウッドちっく。こう、暴力的なシーンや恋愛のシーンが表現が直裁だったりするせいもあってか、あまりイギリスのドラマを見たという印象は残りませんでした。(前回見たときもそう思ったからあまり印象に残らなかったのかなあ…)そういうことはアメリカにやらせておきなさいよと思うのですが。
ステープルトンがホームズのことを「わたしの敵ではないね」とか言うところがありますが、これもなあ…。「カリスマ探偵を意識する犯罪者」というパターンはあまり好きではないです。それ、探偵の自意識過剰の投影なんじゃないのという気がするので。だから、クライマックスのホームズのピンチも要るかなあ? と思ってしまいました。

ホームズとワトソンが原作に近い年齢(30代後半?)の役者さんを使った、という点は良いと思います。ホームズがブロンドで、ワトソンさんがスリムというのが、シャーロキアンの皆さまはいかがなのでしょうか。(というかワトソンさんはスリムなんでしたっけ? 原作にはっきり書いてなかったような気がしますが、記憶違いだったらすみません。)
ホームズのヘロイン(だかコカインだか)中毒っぷりが、似合うなあこの役者さん……。あと、そんなに背が高くないのですね。180cmちょうどくらいみたいで、リチャード・E・グラントと並ぶと、リチャード・E・グラントより小さいです。
そして、イアン・ハートの「怒る」ワトソンさん、ホームズを助けに来るワトソンさん、いったい、主役は誰だ。(笑) こういうワトソンさんは新鮮でした。

このシリーズは続編が制作されたそうですが、ホームズ役のリチャード・ロクスバラ Richard Roxburghはこれ一回で降板し、次回はなんと、ルパート・エヴェレットがホームズだったそうです。(イアン・ハートはそのままらしい)背がひょろ長く(194cmもあるんですね!! 長!!)顔が長くて黒っぽい髪というところは原作どおりですが、ルパート・エヴェレットというと別のイメージがあるので、それもホームズとしていかがなものかと思わないでもないです。
でも、見てみたいので、NHKさん、また放送お待ちしてまーす!

やー、しかしダートムアの湿地は、「ワニに食われるとき、足からがいいか頭からがいいか」という究極の選択を思い出しました…。
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by n_umigame | 2007-01-04 18:30 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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