『下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち 』 内田樹・著(講談社)

内田樹さんの本はとにかく出たら読むことにしています。
おもしろいから。
でも、この「おもしろい」の中には純粋に、「エンタメとして」おもしろいから、という部分がないでもなく、最近それがさらに大きくなってきました。

それは推理小説を読むおもしろさに通じるものがあるかもしれません。

論理的です。
論理展開がすばらしい切れ味です。
そして切り口が斬新です。
レトリックが的確(かつ笑える)です。
文章が平明です。

ですので説得力があります。

しかし実務的ではありません。

いったい誰に向かって話されている言葉なのか、わからないときがあります。
「じゃあどうすればいいの」という具体案が、「それ実行できるの?」という域にあります。

もともとそういう傾向がある著作が多かったですが、近頃さらに増してきたような。

でもおもしろいので読みますけれどもね。
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by n_umigame | 2007-02-11 18:16 | | Trackback | Comments(0)

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