*さいはての西*

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晩秋(1989)

今見終わったところで書いていますが。

うわ、イーサン・ホーク、若っかーー!!

非常に地味だけれども、映画として、佳作ではあると思います。
「ええ話やなあ……」と感動するつもりが、見終わって、うーーーーん。


↓ネタバレあります!!






いや、「ええ話」なんですよ?

原題は"Dad"なので、主役は息子ではなくジャック・レモン扮する父親のジェイクなのだと思われるのですが、そう考えると、心穏やかに召されていったということで、いいんじゃないですか?と思う訳なのですが、その一方で、ガンになったうえに長年の統合失調症が発覚し、さらにガンが転移しているのが見つかって…という状況は、現実問題かなりすさまじいことだと思うのですね。
ガンだけでもメガトン級なのに、さらに統合失調症てアンタさらっと言うなそれ大変なんじゃないのという感じで、想像しただけでもその家族の苦労たるや、並ではないと思われます。

なので、映画の、なんだかね、キレーだね、という雰囲気がなんだかウソっぽく、それがいまひとつ「なんだかなー」感を残したのだと思われます。
「トシとってからこんな狂人と暮らすハメになるなんて!!」とキレる母親ベティ、あの感覚がきっとまとも…と言って悪ければ、一般的でリアルなリアクションではないかと。(「母さんと暮らしてておかしくならない方がおかしいよ!」と言うジョンの一言も痛烈ですが、このリアクションもやはり一辺の真実を見た気がしました。)
映画なんだからウソに決まっていますが、それでもそのウソの中にも真実があってそれが感動に結びつくのが傑作なのだと思うので…。

しかし、ジャック・レモンの演技がスゴイです。

「死は罪じゃない。生きないのが罪なんだ。」
そうですね。
だけどまあ派手な服着て大騒ぎするのだけが「生きること」じゃないと思うぞ、ジェイクとーさんよ。
ああっ、でもですね! 白状すると、ジェイクの「良いことも悪いこともいろいろあったけど、おまえ(息子のジョン)を見てると、これで良かったんだと思うよ」というセリフ、父子萌えとしてはここは!! グーでした!!

やー、しかし、アメリカの映画って何でこんなに「父の承認を求める息子」のお話が多いのかなあ。え、アンタがそーゆー話にばっかりアンテナがひっかかってるだけなんじゃないのかって?あははははは? そ、そんなことないよ? 
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by n_umigame | 2007-05-21 23:19 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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