*さいはての西*

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『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』(2007)

おはなし≫マフィア界の大物ボスを怒らせた男の"ハート"を奪うため、暗殺者たちがラスベガスに集結するバイオレンス・アクション。

鳩三礼さんのブログにて、ウラジミール・クーリッチの名を知っている人も劇場へ走れ!とあったのを目にしたその日から、「い、行かなー!!!」と大コーフン状態だったのですが、いったいこの映画どこでやってんだというくらい劇場を選べませんでした。
ウラジミール・クリッヒ(Vladimir Kulich)さんは『13ウォーリアーズ』で知った当時はどーかと思うくらいぐるぐる追いかけていたのですが、さすがに全然日本に映画が入ってこず、しばらくごぶさたーん!だったのでございます。

今回、ヴラージャ目当てで見に行ったと申しても過言ではなく、それにしても

↓以下ネタバレ。



一言もセリフがないって、そんな。(号泣)

そしてワタクシ、ファンだとか大好きだとか言っておきながら「謎のスウェーデン人暗殺者か……ふ、またこんなB級大爆発くさい映画でそんなちょい役振られるなんて、らしくて涙が止まりませんぜ……」などとファンの風上にも置けぬ先入観、これがこの映画を見るに当たって、最大の叙述トリックとなりました。

映像と音楽はとてもスタイリッシュで良いのですが、「マッドマンのティーパーティーへようこそー! がーん!」という感じで全編流れるのかと思いきや、オチはいきなり本格派サスペンスとどんでん返し、そしてこのどんでん返しも、それはFBIは世紀の大まぬけでしたということですね? 初期捜査にぬかりがありすぎですよそれ。なんかこー、ちぐはぐなんですよね、このノリだけっぽい4分の3と、いきなりシリアスな社会派ドラマのオチのようなラストシーンが。
やはりここは、最初から最後までクレイジー&コメディで突っ走ってゴールするか、『ユージュアル・サスペクツ』のように最初から最後まで何かあんぞおい、という雰囲気でゴールしてほしかったです。

…とは言え、最後は結局キミがしめちゃったね、のFBI捜査官メスナーくんが、バッジを置くシーンにはじーんと来ました。

さて、以下余談。
しかし暗殺者たちがこれでもかというくらい色モノ揃いなのですが、中でもネオナチ種ちがい3兄弟、作品中でも「最低のバカ」とか言われていて、まーほんとにフォローの余地ナッシンのバカの見本みたいで笑ってしまうのですが、わたくしの左右と斜め後ろに座ったバカップル3チーム、これまたバカで……。この3兄弟が出てくるたびに3チームとも笑うのですが、右の彼女はこの映画のサイクスみたいなホットパンツにロングブーツ(ヒール目算15cm)をはいていてそのヒールの靴音も高く、ケータイがぴろぴろかかってくるたびに席を立ち、左の彼女は見ている内容が理解できないらしくずーっと彼氏に「今のは?」「え、どーゆーことなん?」「ほんで?」「いやアタシはこう思うねん」としゃべりっぱなし、後ろの彼女も何かずーっとしゃべっていて、映画がバカならあんたらもバカかい! と八つ当たりをしつつ帰路につきました……。

ま、エンド・クレジットでかかっていた曲がもう一度聴きたくて、サントラも買ったし、久しぶりにクリッヒさん見られたし、相変わらずでっかかったし(は?)、ま、いっか。
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by n_umigame | 2007-05-26 22:46 | 映画・海外ドラマ | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from ブログで情報収集!Blo.. at 2007-05-29 07:49
タイトル : スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(ベン・アフレック主演)
「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(ベン・アフレック主演)」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。ぜひ、読み比べてみてください。...... more
Commented by 鳩三礼 at 2007-05-29 17:08 x
リアル世界ではご無沙汰しておりますが、密かに日々の日記を楽しみにしておりますうふふふ。

「スモーキン・エース」ご鑑賞おめでとうございますというかありがとうございますというか、申し訳ございませんというか(^_^;)
元々地味派手キャスト(個人的見解)に惹かれて鑑賞したのですが、その中で最もサプライズな布陣でございましたウラジミールさん。
ええもう、仰る通りお話もほにゃらら、ウラジミールさんご自身も、役柄的には重要なのですがあんなほにゃらら(…)でアレなものの、お姿を拝見した瞬間、英語圏の映画に彼が!に、にせみさんに伝えねば!でもどうやって!そうだブログに書こう!と、0.35秒ほどでいろんな考えが頭を渦巻きまして…
Commented by n_umigame at 2007-06-01 23:06
ほんとうにリアル世界ではすっかりご無沙汰しております。
わたくしの方こそちょくちょくブログにお邪魔させていただいては鳩三礼さんの文章を読んだだけで何だか笑い徳したようなキモチになって日々眠りについております(笑)。
今度彼が英語圏の映画に出るのは、そしてそれが日本に来るのはいったいいつなのか……釈迦入滅後567,000万年後に現れるという弥勒菩薩よりも遠い彼方のような気がいたします…。
何はともあれありがとうございましたーvv