*さいはての西*

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『銀河ヒッチハイク・ガイド』(2005)

やっと見られました。
見終わってぼーぜんと椅子に座ったまま思いました。
「やっべー……うっかり感動してしまったどーすれば!!

正直なところ、原作が原作ですから、あの原作を越える作品ができるわけはない、という覚悟は十分にできた上で観はじめました

しかし、どうしてどうして。

これはこれで映画作品としてきっちりできあがっていて、新しいバカキャラや新しいバカアイテムを次々に投入しながらも原作のテイストと方向性を守りつつ、プロットもきちんとオチをつけて、しかも(ここが賛否両論あるでしょうが)ハッピーエンドで終わらせるという、すごいよこの映画!!

見終わってすぐ映像特典を全部見て、さらに吹き替えでも最初から最後まで見て、イルカたちの「さようなら、今まで魚をありがとう」を10回くらいぐるぐる見てしまいにはいっしょに歌い出したあたりでいったんやめましたが、きっとまた見るでしょう。
キャストもすごく良いです。
よくこれだけ全員はまり役の役者さんを集めたもんだと本当に感心しました。

キャストは以下の通り。

アーサー・フィリップ・デント: マーティン・フリーマン
フォード・プリーフェクト: モス・デフ
ゼイフォード・ビーブルブロックス: サム・ロックウェル
トリリアン: ズーイー・デシャネル
マーヴィン: ウォーウィック・デイビス/声: アラン・リックマン
エディ(声): トーマス・レノン
ディープ・ソート(声): ヘレン・ミレン
スラーティバートファースト: ビル・ナイ
『銀河ヒッチハイクガイド』のナレーション: スティーヴン・フライ
ケストゥラー・ロントック: アンナ・チャンセラー
ハーマ・カヴーラ: ジョン・マルコヴィッチ

最後の二人は映画のためのオリジナル・キャラクター。

個人的に、吹き替えより字幕で見ることをオススメします。
♪♪♪♪♪ So long, so long, so long, so long,
so long, and thanks for all the fish~♪♪♪♪♪

*追記*エンド・クレジットが終わるまで席を立たないで下さい♪♪♪♪♪
↓やあみんな、以下、ネタバレで~す♪(エディ風)




とにかくオープニングのイルカさんたちの「さようなら、魚をありがとう」でもうゲッラゲラ笑ってしまいましたが、原作を読んでいるかどうかや、「こういうの」がお好きかどうかでBooGoo分かれる映画だと思われます。

とは言うものの、やはり、キャストの良さに支えられている映画であることはまず間違いないです。

原作を読んでいて、意外と一番キャスティングがむずかしいのはアーサー・デントじゃないかなあと思っていたのですが、「平凡」で「お人好し」のデントにここまでぴったりの役者さんってすごい。
わたしの好きな名セリフ: 「英国人は待つのが得意だ」(@ヴォゴン人の役所で。大笑い。日本人もですよね(^^))

あと、フォードの役者さんもすごくいいですね! ほかの映画も見たくなっちゃいました。
ゼイフォードも「あれ、頭、一個じゃん」と思っていたらそう来たかー!!うわっはっは!!(笑)2度3度見るとよけいに笑える小ネタシーンが満載のゼイフォードのちゃらんぽらんでいっちゃってる感じがよく出ていました。
わたしの好きな名セリフ: (デントに)「脾臓を抜くぞ!」(これは絵を見ながらぜひー!!)

しかし「初見大爆笑度」がもっとも高いのは、ディープ・ソートでしょう。 なにそのカワイイデザイン!! あっはっは!!
「可愛い」と言えばこの映画、カニとかヴォゴン人の役所にいるエイリアンとかけっこうデザインが可愛いんですよ。『ガイド』のアニメーションもすごく可愛いし。
でもブラックなんですけどね(笑)。カニのとことか、いちいち可愛いしきちんとオチつけるところがすごいなあ。もうとにかく芸が細かい! 
ぎゅうぎゅう詰めのヴォゴン人とかもかわいいし。
驚いたのが、ヴォゴン人を作ったのはジム・ヘンソンのチームなんですね。原作ほど凶悪ではなくなっていましたが、官僚制・役所仕事への痛烈な批判は健在です。

あと、ジョン・マルコビッチ演じる「大きな緑のアークルシージャーを信じるカルト集団」の教祖も大爆笑です。ゼイフォードに銀河系大統領選で負けたライバルということになっているのですが、教団の祈りがさーもうさー、見て!!
原作では小ネタ程度だった部分をこんなにふくらませたなんですごい。
それを言うならクジラとペチュニアの鉢植えのシーンがまさか来るとは思っていませんでしたが。
シトラス・ジューサー型の「熟考帽」とかほかにも原作にないところも笑えたのですが、何か忘れてませんかってマーヴィンです。
最初は「この映画もマーヴィンだけはハズしたなあ…」と思って見ていたのですが、うわごめんんなさい前言撤回。最後に来ましたよマーヴィーン!! はあはあ。

…そんなわけでこの映画のおもしろいところを語り出すときりがないのですが、最後に「ライフサイクルシステム」が起動するところは本当に感動してしまいました。

最後にビル・ナイ演じるステキなスラーティバートファーストのわたしの好きな名セリフで終わりにしたいと思います。
「深いことは考えずひたすら生きる」


良かったら、見てね。 
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by n_umigame | 2007-09-29 19:04 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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