*さいはての西*

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『モンテ・クリスト伯』(1998)(TV series)

総製作費20億円、フランスでは放映時の視聴率52%の超記録!超豪華キャスト、超豪華セットで「復讐の鬼=巌窟王」を描ききる6時間半。空前絶後の超大河ドラマ。

20年近く前、無実の罪で監獄へ送られた男、エドモン・ダンテス。脱獄に成功し、獄中で出会ったファリア神父の遺言、モンテ・クリスト島で莫大な財宝を手にした。すべては揃い、復讐の時がきた。彼は神が裁かないのであれば自らが裁くことを決意する。エドモンはモンテ・クリスト伯となり、時には神父となり、時には卿を名乗り、欲望のため自分を密告したかつての友人、恋人に近づいてゆく…。

《監督》 ジョゼ・ダヤン
《出演》 ジェラール・ドバルデュー、ジャン・ロシュフォール、スタニスラス・メラール


何度かNHKのBSで放送されていたものを部分的に見たことがあったのですが、年末にミステリチャンネルで一挙放送されたものを録画しておいたものを一挙に見ました。

物語はもう有名ですので、皆さまご存じかと思います。
なのですが、恥ずかしながら原作は未読なのです~。デュマですからおもしろいに決まっていますけれどもね。ふんふん。(何でそんなに鼻息荒いんだ)

初めて見たときから、2大お気に入りはベルトッチオとカミーユです。(どうやらドラマオリジナルのキャラクターらしいのですが…)

ベルトッチオのコミカルでそれでいて心やさしいキャラクターは、復讐をテーマにした陰惨なドラマの中にあって、日だまりのような効果を生んでいます。
この役者さんはイタリアの方らしいのですが、身のこなしがスマートでかっこいいですね。
料理人で貴族にも仕えたことがあり、無骨で優雅さなんてご縁がないエドモン・ダンテスに、作法を教えたり。(「食事の仕方でお里が知れる」とエドモンも言っていますが、これは本当に…。どんなに美男美女で猫をかぶっても、映画やドラマの中で食事のシーンで台なし、という役者さん、いますよね…。自分も気を付けねば。)

カミーユは、初めて見たときから「ううう…こんっなけなげで可愛い女の人を捨てていくなんて、エドモン・ダンテスのバカバカ!! …でもメルセデスの方に惚れる気持ちも分かる。てゆうか、カミーユが自分は一人前の女ではなくて子どもだから、かわいがられこそすれ対等の人間としてあなたに愛されないのは仕方がない、というのは自分がわかりすぎてて悲しいなあ…でもでも可愛いよカミーユうわーん!!」…と浮気男みたいなことを爆発的に考えながら見ておりました。
最後に「お願いがある。すべての人を許してあげてほしい」と申し出るカミーユは、しかし、それなりにすばらしい大人の女だとも思いますよ。
あーあ…エドモン・ダンテスめえええ(まだ言ってますよ)。
(メルセデスも「許せないことを許すことが、許すということではないでしょうか」と言っています。カトリックの国だなあ…)
てゆうか、「一人前の女」に惚れる「一人前の男」がちゃんと存在する時点でうらやましい世界です。

いきなり己の好きなキャラクター語り大爆発で申し訳ございません。

ドラマ全体のできあがりですが、やはりすばらしかったです。
通しで見るとどうしても「そんなうまい具合にアンタ…」とか「そんなトントン拍子に…」と思わないでもないところがいろいろとございましたが(笑)、ラストが自分にそれなりに納得のいくものだったということもあり、「終わりよければすべて良しだー!!うんうん!!」と涙して見終わりました。
カミーユがかわいそうだけれどもね!!(まだ言ってますよ)

あと、(以下、うっとうしいから読まなくていいです)父子萌え(年始から萌えとか言うな)としましては、エドモンが実家を訪ねるシーンで、憲兵(?)からかばってくれたおばあさんに「なぜかばってくれたのですか」と聞くところで、おばあさんが「あなたがダンテスさんのことを大切に思っているようだったから」というシーンでだーーーーと泣き、エドモンのお父さんが「息子のいる天国に行くんだ」と息子のことを愛おしげに呼びながら息を引き取ったとかメルセデスが言うシーンでだーーーと泣き、モレル父子のお互いを気遣うシーンにだーーーーと泣き、お父さんがマクシミリアンに「おまえは自慢の息子だ。愛してるよ」と言うシーンでだーーーーと泣き、マクシミリアンがお父さんが倒れたときに「いやだお父さん死なないで!」とか言うシーンでだーーーーーと大泣きに泣き、泣いてからふと、「何でこんなにお母さんの影が薄いんだよう」とか我に返りました。 なんでですかー??
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by n_umigame | 2008-01-02 19:35 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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