*さいはての西*

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『パパにつける薬』 アクセル・ハッケ文/ミヒャエル・ゾーヴァ絵/那須田淳・木本栄共訳(講談社)

ハッケ/ゾーヴァコンビの新刊が(と言ってももう4カ月もたっていますが)出ていたので、久しぶりに読んでみました。

元々ゾーヴァが好きで、絵につられて買ってみたのですが、どれもおもしろいです。
今回の新作は、ハッケさんの子育てエッセイです。

ドイツの作家さんというと、「まじめ」「イマイチあかぬけない」「笑いがつきぬけてなくて痛い」「ちょっと作りもんくささが鼻につく」などというイメージがあるのですが、ハッケさんの文章はいつ読んでもユーモラスで、それでいて、少し悲しいという、日本で言えばおもしろうてやがて悲しき鵜飼いですか。(わかりにくすぎだその例え。)「作りもんくささが鼻につく」という傾向は多少感じるのですが、気になるほどでもないです。

このエッセイは、どうやら新聞に連載されていたようなのですが、子どもがいれば大きくうなずきながら、子どもがいなければすばらしきホームコメディとして、大笑いすること請け合いです。

「父親としての権威が不足しているといわれたときには」には大爆笑しながらも、真摯に子どもに向き合うハッケさんの姿勢が感じられて、胸があたたかかくなります。
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by n_umigame | 2008-02-12 14:50 | | Trackback | Comments(0)
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