*さいはての西*

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『虎よ、虎よ! 』 アルフレッド・ベスター著/中田耕治訳(ハヤカワ文庫 SF) 早川書房

“ジョウント”と呼ばれるテレポーテイションにより、世界は大きく変貌した。一瞬のうちに、人びとが自由にどこへでも行けるようになったとき、それは富と窃盗、収奪と劫略、怖るべき惑星間戦争をもたらしたのだ! この物情騒然たる25世紀を背景として、顔に異様な虎の刺青をされた野生の男ガリヴァー・フォイルの、無限の時空をまたにかけた絢爛たる〈ヴォーガ〉復讐の物語が、ここに始まる……鬼才が放つ不朽の名作!


小ネタ満載の大爆走SFでした。

登場してわずかな間に、すでにもうどこからツッこんでいいのやら、いきなり走り出したイノシシかアンタはと途方にくれつつ、逆恨みも甚だしい目が離せない主人公でございます。

やはり時代を感じるなあと思いつつも、アニメかいなと思うほどキャラ立ちすぎ、フェミコード地雷踏みまくりで、どきどきはらはらします。(そこでかい)

最後はいきなり感動オチで、早川の『SFハンドブック』でもオールタイムベストにランクインしているので、SFとしてのエンタメ性、クオリティという意味では決して悪くない作品ですが、これは好き嫌いが分かれそうです。

ギミック大好き、という方にはぜひにオススメいたします。
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by n_umigame | 2008-03-20 20:02 | | Trackback | Comments(0)
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