*さいはての西*

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見た映画メモ(2008.10.)

『青いドレスの女』(1995)
 →W・モズレイの『ブルー・ドレスの女』の映画化。1940年代のロスが見たくて見たので、そこの雰囲気は良かったのですが、ストーリーのテンポが悪いので間延びしたような印象でした。
この作品のキモである「謎」は、エラリイ・クイーンのあの作品と同じです。
 小説だと、この主人公が私立探偵になる経緯にそんなに違和感を覚えなかったのかもしれないですが、こうやって映画で見るといまひとつ説得力ナッシンですねー。

『ウィッカーマン』(2006)
 →1973年のオリジナルがレンタルになかったので、とりあえずこのリメイクを見てみました。
(ちなみにオリジナルは『ホット・ファズ』の数々ある元ネタのひとつなんだそうで。)
 謎かけの導入部などは悪くないのですが、これもいかんせんテンポが悪いです。あと30分くらい縮めても良かったのかも。
 こういう「救いのないブラックなオチ」は、イギリスの人が描くとブラックながらも笑いへとスライドする部分があってまだいいのですが、アメリカの人が描くと、皮肉やユーモアが文化資産として根付いていないせいかまじめすぎて、虚脱感だけが残ってしまいます。
 主人公は、何だか、頭からばりばりメスに食われているのにまだ交尾しているカマキリのオスというか(ちょっとちょっと)、逆ナンでひっかかって一夜を過ごしたあと、まんまとそのまま子どもたちのエサになっちゃったクモのオスというか(ちょっとちょっと)(クモ母「はい、今日のごはんはお父さんよー」クモ子どもたち「わーい」)を連想させる痛さがありました……。(わかりにくい比喩ですみません…)
 アメリカは空前のミソジニー(女性嫌悪)の国だと指摘されたのは内田樹さんですが、こういう映画を見ていると確かにそうとしか思えません(笑)。…というか女性恐怖なのかなあ?(ル=グウィンさんもそんなようなことをどこかで…)
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by n_umigame | 2008-10-30 19:17 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)
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