『日本列島プチ改造論』 パオロ・マッツァリーノ著(大和書房)

政治・経済・社会問題、サブカル、下ネタまで、迷走ニッポンを楽しくするプチつっこみ!世のウソに騙されないためのエンタメ系教養書。

お題:偽装問題
問題の本質が見えてきました。どうやら日本人はもともと偽装に対してかなり寛容な国民のようです。それを象徴するのが、「風」という日本語。「手作り風ハム」「手こね風ハンバーグ」------「風」さえつければ、表示と中身にズレがあっても許される、むしろ好意的な評価が得られます。最初から「牛肉風100パーセント」「比内風地鶏」「賞味風期限」と表示しとけば叩かれることもなかったはず。それでも問題になったら「謝罪風会見」を開けばいいのです。(帯より)


ウェブ上で連載されているという記事を1冊の本にまとめられたものです。
相変わらずのマッツァリーノ節全開の痛快な1冊でした。

『つっこみ力』がいまひとつだったのでしばらくこの方の著書を読まなかったのですが、それから『反社会学講座』(ちくま文庫)、『コドモダマシ―ほろ苦教育劇場』(春秋社)を続けて読みまして、『つっこみ力』より何倍もおもしろかったので、要チェックライターさんの一人になりました。

『コドモダマシ』はお父さんと小学生の息子の会話形式で現代の諸問題を斬るという内容で、笑えるもののかなり軽い感じです。
読み応えがあるのはやはり『反社会学講座』ですので、まとまったものをきちんと読みたい方にはこちらをオススメします。

ですがけっこー下ネタもありますので、下ネタ一切ノー! な方、アイロニーがダメだという方にはオススメいたしません。(笑)

お題:少子化問題
少子化対策は可能だと信じてる人がけっこういます。社会学者も役人も、西欧諸国の少子化対策を見習えと口を揃えていいますが、じつは、どこの国も、一時的には増えても、また減ったりしてるんです。
本気で出生率向上が可能だというのなら、まずは厚労省の職員全員が、こどもを二人ずつ作ること。できなければ懲戒解雇、という目標を定めてみてはいかがですか。それが実行できれば、国民だって、ああ、やればできるんだな(いろんな意味で)、と納得するはずです。(見返しより)

…てな感じですので。
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by n_umigame | 2009-03-23 22:22 | | Trackback | Comments(0)

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