*さいはての西*

fwest.exblog.jp
ブログトップ

"Don't Look Behind You" ……きゃー…。

You Tubeに、かの"Don't Look Behind You"の最初の方がアップされていました。

→★Ellery Queen: Don't Look Behind You (1971)(You Tubeに飛びます)

おおお、これがウワサの…! と、恐いもの見たさで見たのですが、ウワサどおりの作品でございました……。

エラリイ役のピーター・ローフォードは、かつては美男俳優として一世を風靡したようなのですが、この映画の1971年当時48歳。でもまあこれは、1905年生まれだったとしたら1949年当時エラリイは44歳だったわけなので、4歳くらいの年齢差は目をつぶりましょう。(え。なんですか。エラリイは永遠の青年なのよ、うきー? まあそう言わず。わたしはリチャードパパが永遠の還暦前後だったらそれでいいので。)(←コラ)(ちなみに翻訳ではわからないのですが、原書でははっきりとパパ魅惑の60代です。)(しかし、だんだんヤンパパになるクイーンパパ。)

ですが、問題は、ほかの部分ですね…。
当時流行っていたのかもしれませんが(すでにちょっと遅れてる?)若作りを意識したのであろうマッシュルームヘア。
原作の反動かと思うような女ぐせの悪そうな感じ。名前も知らない女の子を部屋に連れ込むなんてお父さん、許しませんよ。…なのですが、なぜか、お父さんではなく「おじさん」。(一応「たった一人の甥っ子」らしいですが、だから、何!?これだけ不必要そうな改変をしてしまっていては、微少な部分が原作と合わせてあったからってそれがなんなのよという感じです。
ちょっと見ただけでがっくり度数はユダ級(@聖おにいさん)ですよ。

クイーン警視役のハリー・モーガンの方は、そんなに悪くはないです。
デヴィッド・ウェインのクイーン警視もそうでしたが、ハリー・モーガンの警視も口ひげがないんですよね。
原作ではトレードマークなのですが、原作を読んでいてもなぜだか口ひげのあるパパがはっきりイメージできないので、自分も描いていません。ヒゲ部所属なので、ぜんぜんヒゲ、オッケーなのに、おっかしーなー。
でも、「クイーン警視ってヒゲ、ないほうが、らしいんじゃない?」と思っている人がけっこういたということなのではないかと思わないでもないです。(原作にあるのにそんなこと言われても。)

ジム・ハットン&デヴィッド・ウェインのドラマはなかなか秀作だったと思いますが、クイーンは本当に映像化に恵まれない作家だなあと思います。
最近1920年代、1930年代を舞台にしたハリウッド映画も多いので、あんな感じで作ってくれるといいのになあ…と夢は尽きません。

あ、申し遅れましたが、ご存じなかった方のために。
この映画は、かの傑作『九尾の猫』の映画化です。(号泣)

You Tubeのコメントにもありますが、「原作をお読みください。」
[PR]
by n_umigame | 2009-05-06 23:03 | *ellery queen* | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://fwest.exblog.jp/tb/9692264
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by Yuseum at 2009-05-07 19:50 x
いやぁ〜、これがあの「青とピンクの紐」ですか!
(この日本語タイトルも変・・・。)
無駄に長いオープニングに出てくるHydraと、"Uncle"は噂以上に衝撃的ですね。
("Uncle"には、「えっ、おじさん!?」と突っこんでしまいましたw)
マッシュルームヘアのだみ声エラリイが、夢に出てきそうで怖いですf(^ー^;
Commented by n_umigame at 2009-05-07 21:08
変ですよね、やっぱり!!(>△<)
「おじさん」もアレですけど、「ヒドラ」って何さ! 猫!猫にしてよ!! はあはあ…申し訳ありません、こんなところで逆上してしまい…。
最初の方しか見られませんでしたが、最後まで見ても原作の、あのうっとりするような悲しい感動は得られそうもありません。
ほんとうに「夢に出るシリーズ」になりそうです…。