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*さいはての西*

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「我が身の安全よりも、利益を選んだ人間は」

内田樹さんのブログに、新型インフルエンザについておもしろい記事がアップされていました。

「ゾンビの教訓」
(ちなみに、わたくしが「さん」付けで呼ぶのもたいへん失礼な話なのですが、かといって「先生」とお呼びするのもかえって失礼な気がし、無難なところで「さん」付けで。ほかの物書きの方々についても同じです。あまり深い意味はないのでツッコミはなしの方向でお願いいたします。)


まあ、今さら言っても仕方がないのですが、新型インフルエンザについて、兵庫大阪が発信源みたいな報道がここのところ増えていますが、皆さん、落ち着いて。

兵庫大阪の感染源すら特定されていないという事実をお忘れでは?

海外から入ってきたことだけは間違いないのであれば、海外から帰国した人が持ち込んだに違いありません。
感染していても体が元気な人、免疫がある人は発症しません。
発症しないから自覚もなく、今でも「はやってるねー」なんて他人事みたいに言ってる人、病気を媒介するだけして自分は発症しない、そういう「キャリアー」の人がいるはずなのです。

まず手当てすべきは「その人」では?

むしろわたくしは、「こんな季節にインフルエンザが流行るなんて、おかしい」と思い、お上の出した判断基準(1.海外渡航歴の有無)にとらわれず、即行動を起こした最初の医師の、その慧眼に満腔の敬意を払います。いいお医者がいる地域に住んでいることだけはまちがいないです。それは誇りに思っていい。皮肉ではなくそう思います。
もし、経済的に打撃が甚大になるから、その筋違いの責めを負うからといって、怪しいと思っても見過ごすような医者しかいない地域だったら?
病原菌によっては壊滅的なことになる可能性もあったわけですよね。(ハリウッド映画なんかにありそうです)

問題は、キャリアーの人を見つけるのは至難のワザだということですね…。

思うんですけど、健康診断するから病気が見つかるんですよねえ?(←ちょっぴし、ヤケ)

しかし、地元の雰囲気は、警戒は怠らない状態を保ちつつも、なんだか「もういいんじゃね?」みたいになってきています(笑)。
by n_umigame | 2009-05-23 16:38 | 日々。