*さいはての西*

fwest.exblog.jp
ブログトップ

2010年 05月 09日 ( 3 )

"Ellery Queen" #1: The Adventure of Auld Lang Syne;「蛍の光の冒険」

こっそりと活動してこっそりと出した(つもりの)、ドラマ『エラリー・クイーン』本の取り持つご縁で、某・奥の院から「もそっと近う寄れ」というお声がかりをちょうだいしました。
それだけでもびっくりしていたのですが、またまたそのご縁で、『ミステリの女王の冒険』のあの「巻末付録」と言うのも気が引ける高密度の解説をお書きになった町田暁雄様より、「ミスチャン未放送分も見ませんか?」という、さらにびっくりするようなご提案をいただき、
「で、本の続き描いてくださいねー」
「は、ははは、はいー・・・・・・・ (((゜∀゜;)))」
というわたくし滝汗のお取り引きの末、DVDをいただいてしまいました!
改めまして、町田暁雄様に御礼申し上げます。(感想を書くと言っておきながら遅くなってしまい申し訳ありません…) また某・奥の院の方様にも御礼申し上げます。(なかなか郵便局に行けず申し訳ありません…)

せっかくいただいたこのドラマ、日本では今現在見たくても見られない人の方が多いのだし、こんな幸せを独り占めしたらバチが当たるわー(←小心者)と思ったため、町田様の許可をいただいて、少しずつ当ブログに感想をアップさせていただくことにしました。
ほかにいろいろと浮気しながらになりますので、のんびりのんびりになりますが、興味のある方はどうぞご覧ください。

なお、邦題は、『ミステリの女王の冒険』の巻末解説から引用させていただきます。


で、第1話は、字幕ナシのアメリカ版だったため、細かいところはさっぱりわからなかったというていたらくなのですが(笑)(笑ってんじゃねえ)、これが、とーーっても、楽しかった!!

この前にパイロット版があって、シリーズ第1話ということで、役者さんたちがものすごく楽しそうに演じてらっしゃるのですよ!
それが(言葉がわからなくても)伝わってきて、見ていてわくわくするのです。

1947年のニューイヤーパーティに、クイーン警視とヴェリー夫妻、警察本部長が出席しているところへ、殺人事件が発生、第一発見者はクイーン警視。

主人公のエラリーはと言うと、「名探偵 初登場は 爆睡中」(笑)。

この初登場のエラリーを見て「おっ、こりゃ楽しみだ」と思えたらきっとこのドラマは楽しい。
逆に「イヤーン、こんなのアタシのエラリーじゃないのよう、うきー!」となったら、まあそう言わず見て下さい。

さて、もちろん殺人事件が起きればエラリーも呼ばれるのですが、ニューイヤー・イヴのNY市内は大渋滞。それだけでもたいへんなのに、エラリーは途中で彼女の家に寄り道し(て玉砕し)たりして、ますます時間がかかります。
実はこの第1話に登場するキティ・マクブライド嬢はエラリーの彼女のはずだったのが、諸般の事情で(?)途中で変わってしまったとか。キティ・マクブライド演ずるカレン・マックホンという女優さんは、バスローブ姿で初登場するのですが、つまりほとんど素顔のシーンで、とてもきれいで知的な雰囲気の女性でしたので、残念です~。

エラリーがパーティ会場に着いて、警視とヴェリーとのマシンガンのようなセリフのやりとりがあるシーンがスラップスティック・コメディのようで、ものすごく楽しい。

それから、このヴェリーは1回も笑わなかったなあと思っていたのですが、なんとこの第1回で奥さまに笑いかけているシーンがあって、「うわ、奥さんには笑いかけてるよ!」とびっくり。でも『九尾の猫』でもさりげに嫁自慢娘自慢していましたから(「女房に似て頭がいいんです」とか、さらっと。)ヴェリーはもちろん愛妻家なんですよね。なんだかすごくかわいいご夫婦でした。
このミセス・ヴェリー、ヴェリーとある意味全く同じ系統のご婦人で、クイーン警視とダンスをするシーンがあるのですが大笑いでした(笑)。(すまん、クイーン警視…)

ラストの、ハート型で画像が消えていく手法(「アイリス」と言うそうです)もおしゃれでステキでした。
(身長196cmのジム・ハットンと並んで見劣りしないって、いくらヒール履いてるからって背、高いな~)

セリフがディティールがわからず、ミステリドラマとしてどうなのかという部分は、『ミステリの女王の冒険』の解説をお読み下さい。すみません。
[PR]
by n_umigame | 2010-05-09 22:13 | *ellery queen* | Trackback | Comments(0)

『ミステリの女王の冒険:視聴者への挑戦』エラリー・クイーン原案/飯城勇三編(論創海外ミステリ89)論叢社

一九七〇年代半ばにアメリカで放映されたテレビドラマ『エラリー・クイーン』は、『刑事コロンボ』のコンビ、R・レヴィンソンとW・リンクが製作総指揮を務めた本格ミステリドラマである。本書はそのシナリオのうち、英国女流ミステリ作家とエラリーが推理を繰り広げる未制作シナリオの表題作ほか、4本を収録。さらにシリーズガイドと、全23話のエピソードガイドを併録したファン必携の一冊。“シナリオ・コレクション”第6弾。(Amazon.jp)


1975年~1976年にかけてアメリカNBCで放送されたTVドラマシリーズ『エラリー・クイーン』のシナリオ集+解説集です。
製作総指揮は『刑事コロンボ』のリチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクの名コンビ、脚本はピーター・S・フィッシャー(『刑事コロンボ』『ジェシカおばさんの事件簿』)、音楽はエルマー・バーンスタイン(『荒野の七人』『大脱走』『ゴーストバスターズ』『レインメーカー』...)、原案はもちろんエラリー・クイーン、という錚々たるメンバーが製作に携わっていたにも関わらず、シーズン1で打ち切りになってしまったというドラマです。

やっと感想を書くところまでこぎつけました(笑)。
以下、長くなりましたのでもぐります!
特にネタバレなどはありませんが、真白の状態で読みたい&ドラマを見たいという方はご遠慮くださいませ。

More
[PR]
by n_umigame | 2010-05-09 18:39 | *ellery queen* | Trackback(1) | Comments(6)

『百鬼夜行抄 11』 今市子著(ソノラマコミック文庫)朝日新聞社

亡き祖父から不思議な力を受け継いだ飯島律と妖魔との出会いが織り成す不思議絵巻。収録作品は「狐使いの跡継ぎ」「見返りの桜」「付け馬」「黄金の山」「鼠の糸巻き」「雨戸仙人」の6編。カバーイラストは描き下ろし。待望の11巻。(Amazon.jp)


春の(はからずも)ホラー祭り・(こちらがほんとの)第2弾。

蝸牛(律のおじいちゃん)と八重子さん(律のおばあちゃん)はいったいいつ結婚するのか。
晶ちゃんは「人三化七」の三郎さんとあんな別れ方(?)をしたと思ったら、またこんな怪しい人と…。
などなど、どこまでも引っ張られますが(笑)、ついていきますので。

絹さん(律のお母さん)が好きなのですが、いつもひょうひょうと幸せそうな絹さんもよくよく考えたら(考えなくても)不幸な人だよな、というのがクローズアップされた「雨戸仙人」がちょっと悲しかったです。
「見返りの桜」の、晶ちゃんに助けられた口が悪いのに義理堅い妖怪さんが大笑いでした。なんか、かわいいです。
開さんは、最近悪ノリが過ぎますよね(笑)。
[PR]
by n_umigame | 2010-05-09 16:49 | コミックス | Trackback | Comments(0)