*さいはての西*

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2010年 05月 23日 ( 1 )

『王立警察 ニコラ・ル・フロック』#5~6「ロワイヤル通りの悪魔憑き」前・後編

Le fantôme de la rue Royale

王太子の成人を祝う花火大会で、大いなる賑わいを見せるパリ。人々がごった返す中、会場の警備を担うのはパリ市警だったが、隊長のラングリュメをはじめとして、市警の傲慢で怠惰な気質は、市民にいばり散らすばかりで満足に仕事をしていなかった。ニコラは揉め事が起きるのではないかと心配していた。(1ère partie)

ニコラの馬車を借りて災難に遭ったノーブルクールは、襲撃者のボタンをちぎり取っていた。派手な制服によく使われていそうな銀のボタンは、犯人を名指ししているのも同然の証拠だった。一方、行方をくらました気まぐれな恋人サテンとの再会を果たして、ニコラの気分は上向くが…。(2ème partie)
(AXNミステリー)


あまりにも期待していたため、ということもあるかもしれませんが、そして、今回は原作を先に読めていたということもあるかもしれませんが、何という、薄さ…。。・゚・(*ノД`*)・゚・。
なぜこんなにも薄味のドラマになってしまったのでしょうか。

メディア(表現媒体)が違えばそれぞれの長所・短所というものがあり、何が何でも原作(小説)のとおりにせよ、というような原作原理主義を唱えるつもりはまったくありません。
むしろ、小説は小説、ドラマはドラマです。とてもよくできていてドラマでしか味わえないエンタテインメントに仕上がっている、と思えば、原作を変えるのは全然「あり」だと思っております。

しかし、これは…。
もちろんあんなに長い原作をそのままドラマにした日には連ドラになっちゃうので、2時間で収めるには工夫しなければなりません。
第1話、第2話も原作にあったエピソードがごっそり抜けていたりしましたが、はしょるところははしょり、見せるところは見せる、という換骨奪胎が巧みで、なおかつ原作のマインドを大切にした作りに仕上がっておりました。
翻ってミステリー・ドラマとしてはどうかという点を虚心坦懐に見ても、クライマックス以外はあまり見るべきところがないというのが正直な感想です。
原作は、「悪魔憑き」がどう落ちるのかという点でけっこう引っ張ってくれたので、それが物語のミステリー(謎)として機能していましたが(そのオチはともかくとして)、ドラマではそういった牽引力がありませんでした。

そんなこんなで、一言でまとめてしまうと、非常に残念なできでした。

ということは、もう、ミステリ・ドラマとして見なくて良いということですね?
キャラ萌え的に見てキャーキャー言うて良いと、こういうことですね? サンキュー、サー!!(←誰)

というわけで、以下、見終わった方向けのネタバレです。

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by n_umigame | 2010-05-23 20:36 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(3)