*さいはての西*

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ラヴ・チェア(ラヴ・ヴァージョン)(だけど見てる方が嫌。)

会社のケータイが変わったのですが、きっとショッぼい型落ちのが来るよーとか言っていたらけっこう最新型でしかもデフォルトで入っている待ち受けとかがカワイイので「新しいおもちゃが増えたぜこれでしばらく退屈せんわーゲヘヘヘ。」とご機嫌な真夜中のニセウミガメは相変わらずダメリーマンでしょうかこんばんは。

先週の続編かと思うようなことがありましたので、日記としてしたためておきます。

先週の出張帰りの新幹線の中で、前の席の男性どうしがみごとにV字型にそれて座っていたのがおかしかったという話を書きましたが、今日は(あ、昨日か)も前の席はビジネスマンお二人でした。
最初窓際の人がいっぱいまでシートを倒していたのですが、品川で乗ってきた通路側の人が途中までしか倒しませんでした。
隣のシートの角度が違うと落ち着かない人がけっこういるらしく、隣が空いていると隣の席も自分と同じ角度に倒して座る人をときどき見かけますが、ミスター窓際はそういう人だったらしく、ミスター通路際の人と同じ角度に合わせました。(空いている透き間から風がきたり、後ろの人が落ち着きがない人だと確かに気になることもあります)
やがて車内も静まり、みんな休息モードで、前のお二人も寝たようです。
わたしも名古屋まで眠っていました。
が、名古屋で目を覚ますと、前のお二人はよりそうように眠っていました。

見なかったことにしてわたしはまた寝ましたが、終点近くで入るアナウンスで目を覚ますまで二人はそのまんまだったようで、前の座席からはなんとなく気まずいと言うか気恥ずかしい雰囲気が伝わって来るのがこれまた嫌でした……。


宮沢章夫さんが、新幹線はビジネスマンを満載しているときは、戦士を運ぶ護送列車のようだと書いてらっしゃいましたが、まあ、朝なら、そんなような形容が許されんでもないこともないかと思います。
しかし、帰りはただのオヤジ列車です…。皆さん、オツカレサマです。何だかんだ言われても日本を支えているのは皆さんですよ。ね。
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by n_umigame | 2007-02-27 00:33 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

『人間の手がまだ触れない』 ロバート・シェクリイ・著/稲葉明雄ほか訳(ハヤカワ文庫SF) 早川書房

比較的最近、何かの短篇集で「ひる」を読んだときも「あっはっは! 筒井康隆だよこりゃ。こういうの大好きv」と思いつつ本を閉じた記憶があるのですが、あっはっは!! 筒井康隆ですよこりゃ。こういうの大大大好き!
…と解説を読みましたらば、「売り出し中の筒井康隆が”和製ロバート・シェクリイ”として名をはせた」とありまして、そうだったのか、と納得しました。うっかり「ロード・オブ・ザ・リング」を見てドラクエのパクリと言い放った恥ずかしい人の仲間入りをするところでございました。

短篇集です。それも極上の粒ぞろいです。

不条理SFと紹介されることが多かったそうなのですが、わたくしは心からの敬愛を込めて、バカSFの名を進呈したいと思います。すばらしい。
「不条理」ナントカ、と言う場合、どこまで不条理だったら不条理と言うのかがなかなかむずかしいと思うのですが、起承転結があり、なぜ? という部分に関する謎解きはどの作品も提示されており、そういった意味では、ベケットの『ゴドーを待ちながら』の方がよほど不条理です。
きちんと謎解きが提示されているからではつまらないかと申しますとそんなことはなく、「そう来たか!」という部分がブラックな笑いになっていて、よくそんなこと思いつくな、というSFになっています。

『儀式』や表題の『人間の手がまだ触れない』などは、由緒正しきブラック・ユーモアという印象の作品ですが、『七番目の犠牲』はハードボイルド、『幸福の代償』は現代の消費社会への風刺、『時間に挟まれた男』は端正な(しかし笑える)SF、『祭壇』や『あたたかい』は考えようによってはホラーです。『体型』と『専門家』は同じ手のひらの表と裏をなすような作品。
『怪物』に代表されるように非常にユニークな「視点の転換」を活かした作品に、この作家さんの本領がいかんなく発揮されるようです。
最後の作品、『静かなる水のほとり』は、何とも言えない寂寥感と不思議な感動を残す一品です。弱いなあこういうお話…。でも読み終わったら悲しくなっちゃいますよ。ううう。

気負いこんで読むような本ではありませんが、SFってこんなのもあるんだーという方にはオススメです。

ですがやはりこういう短篇はアイデア命で、晩年はなかなか書けなくなってしまったようです。残念です。
とりあえず、未読の『無限がいっぱい』を読むぜ!と思ったら、アマゾン品切れ!? うわーん。
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by n_umigame | 2007-02-26 22:49 | | Trackback | Comments(0)

小康状態?

咳の方ですが、さすがに寝不足でつらくなり、お医者さん変わりました。

こちらのジャッジは「喘息」で(マイコプラズマ肺炎の可能性も捨ててないらしいですが、だったら前のお医者さんで検査に出てる…はずだ?)、喘息のお薬をいただいて、クソまずいシロップと併用していますが……なんか、いいみたいです。
検査も、また血を今度は三本も採られたので、もうすこしショボくない検査をしていただけることを祈りつつ、やはり時間がかかるらしいので、また来週来てね?と言われました。

でも、横になって眠れましたよしかも4時間も! うれしい…(涙)。
このまま良くなってくれれば万々歳です! 一部の皆さまにはご心配おかけしました。どうもありがとうv
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by n_umigame | 2007-02-25 19:19 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

コミックス3冊

『さくらん』 安野モヨコ・著(イブニングKCDX) 講談社
 「こまねこ」を見に行ったら予告でやってました。映画化されるんですねーってもう公開してますね。
本の装丁とか作りとかが凝っていて、見ているだけで楽しい本でした。
内容は…吉原の話は、吉原という存在自体が痛いわけなのでどう描いても痛いに決まってますが、安野モヨコさんが描くと、けっこうパンクで笑えます。
風俗関係の話なのでいろいろと18禁ですが、必然性がなかったり女性が見ていて不愉快に感じるという描写はないです。江戸時代と言っても200年あったわけなので、時代考証などは詳しい人が見るとツッコミどころもあるのではないかという感じです。
緻密に書き込まれた着物の柄や建物、内装などは見ているだけで絢爛豪華で楽しいです。
しかしこのお話も未完なんですねー。
清次(トシ取らないけど…)と花屋さんが好きです。
これを読むとどうしても(?)『千と千尋の神隠し』を思い出すな…。

『11人いる!』 萩尾望都・著(小学館文庫) 小学館
 昔読んだ記憶がありますが再読。
今更わたくしがごときが言うことではないかもしれませんが、
傑作だ!! 続編は初めて読みましたが、こんな悲しい話になっていたとは…昔の少女マンガだからこういう展開なのか。クロレラ人間のガンガが好きでしたが、今読んでも好きだなあ。
綾辻行人さんだったかが、『11人いる!』はミステリだ、とどこかで書いてらっしゃったのですが、確かにこれは構造としてミステリでもあります。最初に、10人のはずなのに11人いる、という謎から始まって、誰が11人目かわからないという設定が。しかも、外界と遮断された空間(宇宙船、通信手段はあるけれども発信したら失格)はこれで殺人が発生したら「吹雪の山荘」ものです。
未読の方、もったいない! のでぜひご一読を。

『Queen1313(クイーン・ダブルサーティーン)』 新谷かおる・著(秋田文庫) 秋田書店
 『どろろ』を読みたかったのですが第1巻がなく、同じ秋田書店の棚にあった「スペース・オペラ」の帯につられて買いました。
新谷かおるさんです。なつかしー!! お小遣いためて『ファントム無頼』とか『エリア88』とか買い集めましたよ。(飛行機が好きでした。えへへ。)
スペース・オペラ、いいなあこの響き!! とか思って買いましたが、内容は薄かったです。
新谷かおるってもっともっとおもしろかったような気がしていたのですが、アタシがトシとったってことですか……。何かアニメの雑誌に連載されていたらしく、ターゲットの年齢層が低めだったのかもしれませんが、それにしても…。
ですが、「新谷かおる節」の小ネタ的ギャグはなつかしくて笑わせていただきました(笑)。
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by n_umigame | 2007-02-25 17:38 | コミックス | Trackback | Comments(0)

イアン・リチャードソン逝去

英俳優のイアン・リチャードソン氏死去
2007年02月09日
 イアン・リチャードソン氏(英俳優)が9日、ロンドン市内の自宅で死去、72歳。死因は明らかにされていない。

 ロイヤル・シェークスピア劇団で多くの舞台に立ったほか、米ブロードウェーでも活躍。日本でも放映されたテレビドラマ「コナン・ドイルの事件簿」シリーズで、シャーロック・ホームズのモデルとされるベル博士役を務めた。(時事)


ご冥福をお祈りいたします。
「就寝中に突然死したとみられる」とか……ええぇぇぇ……。

イギリスの俳優さんは軽く90歳くらいまで生きてしかも生涯現役! というイメージが強いので(@サー・ジョン・ギールグッド)、なんだかショックでした。 …72歳なんかで死なないでくださいよ…ううう。
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by n_umigame | 2007-02-24 21:49 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

ライヴ★ザ・血液検査

カーン☆
さー今晩も始まりました、どこまで続くのか咳との戦い、横になると咳が出て何時間も寝付けない上明け方も自分の咳で目が覚めるのでこのままだと咳の原因が判る前に寝不足で死ぬ(寝不足で死んだ人はいません。らしいです…)、死ななくても仕事に支障が出るか倒れる、さーどーするにせみ、ん? お布団の上にクッションを積み上げ? おーっと、ついに座椅子状態で座ったまま寝ましたにせみ。何せ月曜からろくに眠れなかったため、睡魔くんコーナーで待ちかまえ、得意の寝技をかけてきたああー! と、3分うとうとする間もなく咳がゲホゲホガハ、レフェリーこれは? いや、いやいや、止めましたレフェリー止めました。睡魔くんの寝技を止めました咳! いやー世界にはまだまだすごい選手がいますね。

…とまあ、そういう状態で、つまりは薬は効かないまま、まだなくなっていないけどこれ以上眠れない日が続くとまずい気がして、血液検査の結果を聞きに行きました。

先生  「あーどーですかーその後は。」
にせみ 「実は…火曜にいただいたお薬、ぜんぜん効きませんでした。」
先生  「効きませんでしたか。そうですか。これ血液検査の結果なんですけど(結果の用紙を渡される)、アレルギー:陰性、感染症:陰性。で、どっちかというとやっぱり、感染症だと思います。白血球が増えてるんで。ホラ。」
どっちかというとやっぱり。
そもそも2択? 2択なんですか、ねえ?
…というような不信感が顔に出てしまったのでしょうか。先生はこうおっしゃいました。
先生  「まあ、血液検査って言っても、ショボいんで。」
医者が真顔で言うのかそれを。
にせみ 「そ、エヘ、そうなんですかー(冗談ではないらしいと気づいて中途半端に笑った顔)。」
先生  「ええ。なんで、もっと病院とか行って気管支を内視する検査とかですね。気管支に居る結核とかもあるんで。」
もっと病院。
てどんな病院。
ここは病院じゃないんですか。いや大きな総合病院へ行けつーことですね。わかりました。けど、ええーー! 結核!?
肺炎でもショックを受けたのに。だいたいあれは美女と文学青年しかかからない病気でしょ!?(間違ってます。)
いやまあとりあえず、外注に出しているショボい血液検査でわかることはこれだけでした、言い換えると、何もわかりませんでした、と。こういうことですね。
先生  「とりあえずお薬変えてみましょう。で、また様子見ましょう。お大事にー。」
………。
21世紀になっても人間のできることはこんなもんなんですね。

そして4日前と同じ処方箋薬局へゴー。
薬剤師さん 「にせみ(仮)さーん。このお薬、4日前出したのと同じですよね?」
にせみ    「あ、はい。(クソまずいシロップのおかわりがビンで来たー!! イヤー!!)まだいっぱい残ってます(涙)。」
薬剤師さん 「先生にやめてもいいか聞いてみますねー(電話)やめていいそうです。これ下げますね?」
にせみ    「はい、お願いします。(あの若造、やっぱり薬で小遣い稼ぎかー!)」
薬剤師さん 「咳が長引いてらっしゃるんですか?」
にせみ    「はい。ちょっとここのところ急にひどくなってしまって…」
薬剤師さん 「そうですか。疲れたりしてもひどくなるんで、お大事になさってくださいね。あまりに長引くときは専門のお医者さんに行った方がいいですよ。はい、○○円になりますー。」 
にせみ    「ありがとうございます。(…やっぱり薬剤師さんから見て、あの先生は専門ではないということなんですねー!!)」

これで効かなかったら(今現在効いてないですが)、行きます、専門のお医者さんに。
しかし、若造先生は何も言わなかったものの、帰りに追加の検査料を取られたのでまたさらに検査に出してくれたようです。
そんでまたわからなかったら「ショボいんで」とか言わないでくださいよ? 「すっぱいブドウ」じゃあるまいし。
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by n_umigame | 2007-02-23 23:13 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

「一週間以上続く咳は

風邪ではない。」らしいです。

昨日病院に行きましたが、血を採られレントゲンを撮って、「肺炎になったみたいな白い影が胸に出てますね。それか喘息ですね。」
先生、あっさり言わないでください。
肺炎て。
高熱が出るんじゃないんですか。しかも感染症ですよね。即入院ですよね。
いくらわたしが病院嫌いでも、そこまで重篤であれば自分から病院行きますよ。

自己診断では咳喘息ですよ思い当たりすぎますよ。
だからきっと感染症の薬は効きません。

しかし出してくれた薬は5種類。
やっぱりサッパリ効きません。
どころか、薬を飲み始めた昨日の午後から、周囲から「…悪化したんちゃう?」とアッサリ言われました。私もそう思います思いたくなかったんだけど。
5種類のうち1種類は頓服薬です。熱も痛みもありません。でもとーぜんお金取られました。
商売ってこうやってするんですね。
昨日咳止めシロップがうまいなどと書きましたが、昔ながらのクソまずいシロップも健在であるという事実が判明いたしました。あーまず。

しかし、血液検査の結果が出るまでは何も言えないですよね、医者としては。
「薬がなくなったころに結果を聞きに来て下さい。」
て、じゃーやっぱり「今はよーわからんけど風邪薬でお茶をにごしておいて小遣い稼ぎ」なんですかーむきー!

まあそれは水に流そう。
だがレントゲンを撮るときのこと。
シャツ一枚になってスリッパ脱いでレントゲンの板に体をくっつけて「ハイ、息を大きく吸ってくださーい」いったんドア締めかける、それから「妊娠の可能性はありませんねー?」
そのタイミングで聞くのか。
ないわよ! 悪かったわね!(←長引く咳で弱っているため被害妄想気味。)
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by n_umigame | 2007-02-21 22:12 | 日々。 | Trackback | Comments(2)

ラヴ・チェア(嫌バージョン)

最近の咳止めシロップってなんておいしいんだおかわりしたいぜと感動しつつ「過剰服用しないように」という注意書きに心底「ちっ」と舌打ちした午後10時半、おなかが空いていた夜のニセウミガメですこんばんは。

年末に風邪をひいて今日まで咳が止まりませんで、観念して明日は半日代休を取って病院へ行ってまいります。病院キライ…。喘息持ちの家系なので、とうとう来たかもしれません。何年か前も咳が止まらなくて放っておいたら半年後の健康診断でレントゲンでひっかかりました。うひー。
皆さんもお気をつけて! 気になるところがあったらすぐ病院へ行きましょう。休日に病院行くのは休みがもったいないからって放っておくとニセウミガメになりますよ!(なりません。)

長くて嫌な前ふりはこのへんにしておいて。

近頃毎週新幹線に乗りますが、ケータイからのあの予約ってどうなってるんだと思うことがあります。必ず空いている車両や、希望に該当する空席のある車両に飛ばないのですよ。

月曜の夜の下りの新幹線は、そんなに混み合うことはないのですが、今日は小さいお子さん連れの若夫婦とか、受験生を連れたお母さんらしき方とか、わけのわからないお姉さんの団体さんとかでけっこう混んでおりました。
しかし、もちろんふつうのビジネスマンが多く、窓際も少し空いていたのに、わたしの前の座席だけ、ビジネスマンが二人掛けで並んで座っていました。
特に大柄でないふつうの体格の男性でも、確かに、新幹線の普通車両の座席は狭苦しく感じると思うのですが、それにしてもと思うくらい、東京から名古屋までふたりの頭はみごとにV字形にがんばってそれて座っているふたりがなんだか可愛かったです。
そーですよね、思いますよね、ほかに窓際に空席あるのにさ。
「なんでオレらが?」
通路側の男性が名古屋で降りたあと、新大阪までは、窓際の男性の頭はまっすぐでした。
…そんなに嫌やったんかい。


ところで、東海道新幹線の線路沿いに、SANYOのソーラー・アークがありますよね。
夜になると点灯していてきれいなのですが、いつだったか「オツカレサマ」と点灯してあって「おーありがとねー!」と感動した覚えがあるのですが、同じく出張組の同僚は見たことがないとか。いつか証拠写真を撮りたいと思いつつまだ果たせていません。
あれ、幻覚だったのかな…。
咳止めシロップがうまいとか言ってる人間ですから危ないですよ。
だれか「ワタシも見た」と言ってー!
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by n_umigame | 2007-02-20 00:04 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

『ドクター・フー』 : 第22話「闇の覚醒」, 第23話「地獄への扉」

今回も前後編でした。

ダーレクの「身」の部分を見たときも思いましたが、つくづく、このドラマの制作スタッフは、
イカ、タコ系が好きなんだなとか、クトゥルフ神話ってこんなネタじゃなかったっけ(未読だけど)とか、怪談の古典と言えば耳なし芳一だよねとか、SFホラーとしてのオリジナリティについていろいろ思うところはありつつ。

以下、ネタバレです↓(早!)

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by n_umigame | 2007-02-18 17:17 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『虎口からの脱出』 景山民夫 ・著(新潮文庫) 新潮社

時は昭和3年、所は奉天。一瞬の爆風とともに、張作霖暗殺さる。唯一の目撃者である少女、麗華を追って、関東軍が立ち上がる。奉天軍、そして国民党軍も動きはじめた…。上海まで1600キロ、期限は3日。日中全軍を敵にまわして、デューセンバーグが中国の大地をひた走る。脱出なるか?日本冒険小説の金字塔、ついに文庫化。


読んでからずいぶんたっているので記憶が曖昧で申し訳ないのですが、少年マンガみたいな「ええそんな都合よく!?」というけっこう笑える展開で、こんなに屈託がなくていいのかと思うくらい読後感はスッキリしています。
主人公が世界中どこへ行っても日本人(男性)というのが、少年マンガ感を盛り上げているのかもしれませんが。
とにかくデューセンバーグで中国大陸をかっとばすお話なのですが、ドライバーがアイリッシュというのもわたくし的にポイント高し。エラリイ・クイーンの『エジプト十字架の謎』を読んだときも、エラリイがアメリカ大陸をデューシーでかっとばしますが、ああこういうのはやはり国が広いと爽快だー!!とうっとり読んだ記憶があります。
ですが、素人考えながら、どー考えてもそら無理でしょ、と思うようなシーンもあり、そこがまた笑えていいです。(デューセンバーグで万里の長城の上でUターンとかさ! 無理だよ! てゆうか万里の長城壊れるよ! 世界遺産だよ!)

と言うわけで、デューセンバーグが出てくる少年マンガだと思ってお読みいただくといいかもです。
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by n_umigame | 2007-02-12 22:15 | | Trackback | Comments(2)