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リラックマ スクリーンカット・ゲット♪♪

ローソン秋のリラックマフェア開催中~♪♪

…なのですが、ふだんの生活圏にローソンがないのでいつも泣いていたところ、出張先でゲット。
か、かわいい~vvvvv

これは「はちみつメロンパン」の袋。430kcalもあってたまげました。
ち、近場にローソンなくてよかった…かも。きっと「リラックマ太り」しそうですよ!!

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by n_umigame | 2007-09-30 18:35 | 日々。 | Trackback | Comments(4)

『憑かれた鏡 エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談』 エドワード・ゴーリー挿し絵・編

/ディケンズほか著/柴田元幸ほか訳 (河出書房新社)

典型的な幽霊屋敷ものから悪趣味ギリギリの犯罪もの、秘術を上手く料理したミステリまで、奇才エドワード・ゴーリーによる選りすぐりの怪奇小説アンソロジー。


以下の短篇が収められています。

◆空家(A.ブラックウッド)
◆八月の炎暑(W.F.ハーヴィ)
◆信号手(C.ディケンズ)
◆豪州からの客(L.P.ハートリー)
◆十三本目の木(R.H.モールデン)
◆死体泥棒(R.L.スティーヴンスン)
◆大理石の躯(E.ネズビット)
◆判事の家(B.ストーカー)
◆亡霊の影(T.フッド)
◆猿の手(W.W.ジェイコブズ)
◆夢の女(W.コリンズ)
◆古代文字の秘法(M.R.ジェイムズ)

ゴーリーが編んだ短篇に自ら1枚ずつイラストを描いたもの。

ホラーとしては正統派でセオリーどおり、といった印象の作品が多く、お話が有名すぎて知っていたけど原典を読んだのはこれが初めてのジェイコブズ『猿の手』や、ディケンズ『信号手』など、かえって新鮮でした。
ただ、ゴーリーの挿し絵はどれも比較的ふつうで、表紙と裏表紙の絵が一番怖いかなあ…という感じです。

長い間、ゴーリーは(何の根拠もなく)イギリス人だと思っていたのですが、アメリカの人なんですね。
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by n_umigame | 2007-09-30 18:01 | | Trackback | Comments(0)

『「狂い」の構造 ~人はいかにして狂っていくのか?~』 春日武彦・平山夢明/著(扶桑社新書) 扶桑社

『健全な肉体に狂気は宿る―生きづらさの正体』で内田樹さんとも対談されていた臨床精神科
医の春日武彦さんと、作家の平山夢明さんの対談集。

『健全な~』を読んだときはそんなに感じなかったのですが、春日武彦さんはもしかしてクライアントに応じて全然別の人格が出てきて応対するのかと思うくらい、この本を読んでいるときの気持ちの悪さったらなかったです。
特に前半。
まえがきで、「本書を不謹慎だとか、不真面目と誹(そし)る人は、いささか心に余裕を欠いている可能性が高い」などと、「言われる前に自分から言っときゃ”だから最初から言ってんじゃん”って言えるしな」と言わんばかりの釘を刺してらっしゃいますが、いやー……そういう問題じゃないと思いますよ、この本。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』で地球が消滅するシーンを「あー、何回見ても笑える」とゲラゲラ笑って見てるわたくしが言うのですから間違いありませんよ。

平山夢明さんは春日武彦さんの患者さんであるようで、それは読んでいて途中でわかったのですが、ああなるほど、第2章からうしろはずーーーーっと春日さんが合いの手入れてるだけで、ずーーーーーとしゃべってるのは平山さんだよ、そうか、これはカウンセリングだと思って読めばいいんだ、しかもこの人こんな自分のかなりまずい部分がだだ漏れになるようなことまでべらべらしゃべって平気なのか活字になるんだよ? しかもこの人1961年生まれでこのしゃべりかたでこの語彙?  もしかしてサブタイトルの「人はいかにして狂っていくのか?」という症例のサンプルとして……!?

…とだんだんコワイ考えになっていく本でございました。

春日さんもこんなこと書いて大丈夫なんですかねえ…。 

「だから、俺なんか、人格障害のヤツなんかを扱ってても、治そうという気もないし、治るとも思ってないし。」

仮に本当にそう思っててもですよ? たとえ冗談にせよ、それ医者が言ったら終わりなんじゃないんでしょうか。
だって人からお金もらってるんでしょう?
「たぶん俺には治せないけど、診察料は出せ」って言われて、たとえ風邪でも診察料支払う気になる患者さんいるでしょうか。
飲み屋でグチってるんだったらいいですけれどもこれ誰でも手に入るメディアなんですが。それと、ここだけじゃないんですが、自分の患者さんのこと「ヤツ」呼ばわりですか。つらい仕事であることは想像してあまりあるとは思いますが、それでも自分のメシの種でしょうに。
共依存の患者に「好きにやってくれててもいいけど、うちの病院の近所に来ないで」とかその程度の本音ならご愛敬だったと思いますけれどもね。

そんなわけで、タイトルから想像したものと違ったこともあり、あんまり個人的にオススメはいたしませんが、なかなかおもしろかったところもあります。
「病気は治るけど、人格障害は治らない。」とか。
だったら犯罪者で「人格障害は責任能力ありとみなされるけど病気の人はみなされない」のはおかしいのではないか、という問いに、それを言い出すと「すべてのことが俺の責任じゃなくて、まあ、俺を産んだ親の責任だ、とかに……」となる、とか。
ほかにも「謙虚な狂人というのはいない」、「いわゆるオカシイ人というのは、支離滅裂じゃないからね。筋は通ってるから。筋は通ってるけど社会には通用しないだけで。」、「理屈は合ってるけど、明らかにおかしい」、「あの情緒欠如(人間的な感情がない、優しさとか共感といった要素を欠く)ぶりはやっぱり怖い」など、あとはレクター博士のような狂人は存在しうるか、あたりはおもしろかったです。

…「論理的(理屈は合ってる)だけど謙虚さはなく、情緒欠如」か……いわゆる黄金期あたりから以前の「名探偵」たちを現代の基準に照らして診断したら、いろいろとヒットするキャラクターがいそうだなあ、だれかやらないかなあ「名探偵たちの精神鑑定」。」
などと考えてしまいました。(あと「すごく部屋が散らかっている」という部分も該当する名探偵が何人かいますね…素人判断のこういう絞り込みは危険だと思いますけれども…)
そのころの古典ミステリを読んでいて、確かにおもしろいんだけれども、どー考えてもこの探偵、どっか人としておかしいよ、でも誰もおかしいって言わないなあ、というフラストレーションと、ミステリファンの方の中に、特にひところそうだっただけなのかもしれませんが、「探偵は論理的でありさえすれば何だっていいor許される」と言わんばかりの論法を、くさっても「人間」の一面を描くはずの文学の片隅にカテゴライズされるものに当てはめるのってどーなの、という疑問が以前からありましたので…。

書いたが最後、著者の方はまじめなミステリファンから一生困らないくらいカミソリもらうかもしれませんが(笑)、出たら買いますよ!
 
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by n_umigame | 2007-09-30 15:48 | | Trackback | Comments(0)

『銀河ヒッチハイク・ガイド』(2005)

やっと見られました。
見終わってぼーぜんと椅子に座ったまま思いました。
「やっべー……うっかり感動してしまったどーすれば!!

正直なところ、原作が原作ですから、あの原作を越える作品ができるわけはない、という覚悟は十分にできた上で観はじめました

しかし、どうしてどうして。

これはこれで映画作品としてきっちりできあがっていて、新しいバカキャラや新しいバカアイテムを次々に投入しながらも原作のテイストと方向性を守りつつ、プロットもきちんとオチをつけて、しかも(ここが賛否両論あるでしょうが)ハッピーエンドで終わらせるという、すごいよこの映画!!

見終わってすぐ映像特典を全部見て、さらに吹き替えでも最初から最後まで見て、イルカたちの「さようなら、今まで魚をありがとう」を10回くらいぐるぐる見てしまいにはいっしょに歌い出したあたりでいったんやめましたが、きっとまた見るでしょう。
キャストもすごく良いです。
よくこれだけ全員はまり役の役者さんを集めたもんだと本当に感心しました。

キャストは以下の通り。

アーサー・フィリップ・デント: マーティン・フリーマン
フォード・プリーフェクト: モス・デフ
ゼイフォード・ビーブルブロックス: サム・ロックウェル
トリリアン: ズーイー・デシャネル
マーヴィン: ウォーウィック・デイビス/声: アラン・リックマン
エディ(声): トーマス・レノン
ディープ・ソート(声): ヘレン・ミレン
スラーティバートファースト: ビル・ナイ
『銀河ヒッチハイクガイド』のナレーション: スティーヴン・フライ
ケストゥラー・ロントック: アンナ・チャンセラー
ハーマ・カヴーラ: ジョン・マルコヴィッチ

最後の二人は映画のためのオリジナル・キャラクター。

個人的に、吹き替えより字幕で見ることをオススメします。
♪♪♪♪♪ So long, so long, so long, so long,
so long, and thanks for all the fish~♪♪♪♪♪

*追記*エンド・クレジットが終わるまで席を立たないで下さい♪♪♪♪♪
↓やあみんな、以下、ネタバレで~す♪(エディ風)

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by n_umigame | 2007-09-29 19:04 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

出張先にて

タクシーの運転手さん「今年はいつまでも暑いですねえ。おかしいですよね」
にせみ(仮)「このあたりは山あいでまだわたしの地元なんかよりは朝晩は涼しいから気持ちいいですよ」
運転手さん 「あー…あの山ねー。前は平家の落ち武者がよーけ住んでて、見つかったら殺されるいうんでずーっと山に隠れ住んでたんですよ」
にせみ(仮) 「(「前は」て、えっらい「前」のスパン長いなあ(^-^))へー、こんなところにも平家の落ち武者がいたんですね」
運転手さん 「はあ。さすがに最近はもう大丈夫思て山降りてきてその辺にわーっと住んでますけどね」
にせみ(仮) 「……そ、そうなんですかあ(*゜▽゜」


「最近」ていつ。

「その辺にわーっと」住んでいるのは子孫の方がということですよね。

運転手さんに聞きたいことがいっぱいあるわと思いつつ、目的地に着いてしまったのでございました。


「前の戦争」と言えば「応仁の乱」のこと、という京都の人を思い出しつつ、華麗なる鎧に具足姿の平家の落ち武者が、安心した様子でその辺にわーっと住んでいるところを想像して、ひとりなごんでおりました。(いや地元の人大迷惑?)
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by n_umigame | 2007-09-28 17:47 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

memo

"Kevin Macdonald Will Direct The Eagle of the Ninth"

サトクリフのあの傑作『第九軍団のワシ』が映画化の企画があがっているようです!!
うっわー! 

来春クランク・インの予定のようですね。
監督さんは地味ながら、誠実な良い作品を撮る方のようで期待度上がりますですよ!!

あの濃いい友情と冒険のドラマをどう映画にしてくれるのか楽しみです。
この作品はミステリ好きにもオススメします。
BBCのラジオドラマだけ聞いたことがあるのですが、かなり大急ぎでしたので、映画よりテレビムービーで全3話くらいで作ってくれる方がいいかもしれないなあ。

マーカスは、エスカは、コティアは誰がやるのかしらvvv 
あああ忘れちゃいけない、「惚れた女がここに眠ってるから」ローマに帰らないアクイラおじさんも!!
うーん、また「しばらく死ねない」エネルギーをもらってしまった(笑)!! 
地震雷火事オヤジノーサンキュー!!(いや除くオヤジ!!)

もう最近原書房の山本○郎訳にげんなりして新刊を買っていなかったのですが、すごい情報が。この情報をいただいたソースなどは追ってアップいたします。

*追記* 情報元は孫孫引きみたいな感じで申し訳ないのですが、『クラバート』ラヴ(ていうかにせみさんアンタ親方ラヴでしょ)(いやトンダもユーローも好きっすよ)(でも親方ラヴでしょ)(ラヴってわけじゃ)(でもラヴでしょ)同志・平敦子さんのブログ「うさぎの昼寝」のTB記事からさらに検索させていただいて見つけました
でも5月にアップされた情報なので、出張から帰って落ち着いて探してみたらもうファンなら知っててトーゼンじゃん? みたいになっていました。すまん。
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by n_umigame | 2007-09-26 23:24 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

『ハートストーン』 ルース・レンデル著/古屋美登里訳(福武書店)

突然の母の死の知らせこそ、それに引き続いて起こる悲劇の序曲にすぎなかった。父の再婚相手の謎の転落死、そしてその父自身までも不可解な自殺を遂げる。15世紀の古い館を舞台にした怪事件の真相が、ポオとギリシャ悲劇を偏愛する少女の日記によって、次第に明らかにされていく。現代ミステリーの第一人者ルース・レンデルの傑作ゴシックロマン。


ルース・レンデルは積極的に読みたい作家さんではなく、一度『ロウフィールド館の惨劇』でこりたはずなのですが、この『ハートストーン』はシャーリイ・ジャクスンの『ずっとお城で暮らしてる』と似ているという感想を見かけ、それじゃ読ませていただかなくっちゃね! と古本屋さんでゲットいたしました。

ルース・レンデルはイギリスでは非常に人気がある作家さんらしく、ミステリチャンネルでも「ウエクスフォード警部」シリーズや「ルース・レンデル劇場」などのドラマが放送されていました。
しかし、どーもこの作家さんの作品とは相性が悪いらしく、瀬戸川猛資さんが「なんというか、ビンボーくさくてヤダ」と書いてらした感想を思い出しつつ、”西のレンデル東の桐野”としてわたくしの心に深く刻み込まれたのでございます。
いや、貧乏なのはいいんですよ。ビンボーくさいのがヤダ、という瀬戸川さんの感想はしかし、共感できます。
で、小説だからかなあ、ドラマはどうだ! と前記の両ドラマを見てみたのですが、「ウエクスフォード警部」はやっぱり、なんか、ヤダなあという感触が拭えず、「レンデル劇場」はワトスンさんことエドワード・ハードウィックが出ていた短篇のみ見たのですが、もし神経系に口があったら間違いなく吐いてたわ(お食事中の方、すみません)というドラマでした。
(余談ですがわたくしは生エドワード・ハードウィックさんを東京のレストランでお見かけしたことがあるのが自慢です。ヴイ。すぐ真横を通りかかられたのですが、とっさのことでタックルをかましてサインをもらう余裕もございませんでした…。)(いやそれサインどころか警察に突き出されますから)

そして、やはりシャーリイ・ジャクスンとは作品性が全然異質なものだと思います。
確かに、前半の主人公の年齢に似合わない幼さ、壊れた様子と読んでいて生理的に気持ちの悪いファーザー・コンプレックスっぷりは似てると言えなくもないかもしれません。(『ずっと~』はシスター・コンプレックスですが)
しかし、レンデルのこの作品は構成としてはミステリです。
ジャクスンの作品はカテゴライズできないのですよ。だから何と形容して良いのかわからず、おしりが座らない感じがして、それが不愉快なのであり、なのに目をそらせないという、名前のわからない悪魔のような魅力があります。
同じように狂気の人間を描いているのに、かたや「在るもの」として受け入れられるのに、かたや受け入れられないというのは、不思議ですね。どちらも読んでいて「いやー!! もうアタシおうちに帰るー!!(⊃△<)。。。」となることに変わりはないのですが…。

また、訳者あとがきでレンデルはアガサ・クリスティと比べられるのを大変嫌っており訳者ご自身も不当だと思うと述べておられますが、クリスティのファンとしても声を大にして申し上げたいと思います。
それは不当だと思うに、一票。 と。

短い作品なのであっという間に読めます。
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by n_umigame | 2007-09-26 22:47 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

映画クラバート公式サイト

「おたのしみetc」のところに、映画クラバートの公式サイトのリンクを貼りました。
トップではなくブログに飛びます。

いやー親方のアイパッチがやっぱり右目だわ? なぜ? なぜなのー??
しかしまあ、陰気で不幸そうな雰囲気がよーく出てますね見る限り。うんうん。(幸せそうな親方なんて想像できない……てか、コワイ…)

え、ドイツ語なんかわかりませんよあはははは。
AltaVistaのBabel Fish辺りでせめて英語に翻訳してちまちま読むですようふふ。

こういう映画の公式サイトって、何カ国語かに対応しているものが最近は多いと思うのですけれども、ドイツはやらないのが普通なんでしょうか。

…今気が付いたんですけれども、この Babel Fishってかの『銀河ヒッチハイクガイド』が元ネタなんですね? 読むより前に使わせていただいていたので、「”バベル”はわかるけどなんで”フィッシュ”なんだろう…英語の"fish"っていろんな意味があるみたいだから何かの隠語かな?」とか思っておりました。本当に魚でした(笑)。
もしかして、Googleもそう…?googolのスペルミスらしいですけれども…。

英文学を勉強する人間は聖書とシェイクスピアは避けて通れないのが基本と言われますが、エンタメ系の作品では『銀河ヒッチハイクガイド』と『ジーヴス』シリーズも必携ですねえ。
翻訳が出そろい始めて初めて思い知りました。
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by n_umigame | 2007-09-25 23:25 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

休日のモーニング・コールはアフォーカー

カラスめー(-_-#)。

朝からトリの唐揚げつついてんじゃないよそれいろいろどーなの鳥としてさあ?

いえ今日は仕事でした…。
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by n_umigame | 2007-09-25 21:10 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

『地球システムの崩壊 』 松井孝典著 (新潮選書) 新潮社

松井孝典ブーム到来中です。
南伸坊さんとの対話集・『「科学的」って何だ!』の方を先に読んだのですが、順番としては、『「科学的」って何だ!』→『われわれはどこへ行くのか?』→本書、の順で読むと、ストレッチ→軽く走る→試合、という感じでよろしいのではないかと思います。

「わかる」と「納得する」の違いは3冊ともでいやっちゅうほど繰り返し書かれていますが、今あまぞんさんを見たらズバリその題名でも本を出しておられました。
よほど訴えたいことなんですね。

ついでにアマゾンでの他の方の書評ものぞいてみたのですが、『「科学的」って何だ!』にボロカス書いている方がいらっしゃいますね(笑)。
上記3冊の中ではこの本が一番やさしいんですけれども(右脳型のわたしが言うんだから間違いないですよ。えっへん。)(えばるな)、「著者が全然読者に教えてあげようという気がない」ことにご立腹の様子なのですが、いや……みなさん、趣味でも仕事でも何でもいいですけど、自分でも「まあこれならわりといける」ということがありますね?
それを未経験者や後輩に教えるときに、「ことばでは教えられないこと」「自分でブレークスルーの経験がないと理解できないこと」ってあったでしょう?
それを伝えられなくて、「そのうちわかるから」とか「やってるうちにわかるから」と言ったことないですか。
あとになって「先生が言ってたのはこのことだたのか」とか、「先輩が言ってたなあそう言えば…」と思うこと、ひとつやふたつ、あるでしょう。
もしそういう経験が一度もないとしたら、それはもしかして、真剣に全身でぶつかってないからじゃないでしょうか。わたしも「今になって」わかるということのほとんどは、言われたときは理解できませんでしたし、教えかたが悪いんじゃないのか、と思ったこともありました。
で、本当に教え方が悪かったこともあったのですが(おい)、そうでないことは自分でブレークスルーを体験したことだけが「すとんと来たこと」であって、あとはどう考えても真剣に取り組んだとはやはり言えなかったことが多いです。(能力的にも「真剣に」取り組むのが無理、ということも含めて)

このちっちゃい星の上の物事ですら奥が深いことがあまりにも多く、ましてや「宇宙の話」ですよ。
お茶飲みながらごろ寝で読むような本(760円+税)から奥義が得られると思う方も思う方じゃないかと思うのですがいかがでしょう。

なので、「天文学者になれるくらい真剣に取り組まないとわからないことがある」という松井孝典さんの言い分は、わたしは理解できます。
松井さんの「いや、どーせ勉強しないとわかんないし。」という突き放すような言い方にむかつくんじゃうらー!!ということなのかもしれませんが(笑)、はっきり言ってくれるだけ誠意があると思いますよ。ハッキリは書いてないんだけれども読んでると「あー、この人、どーせわかんねえだろおまえらには、って言ってる、行間で。人に何かを伝える気がないなら本なんか書くなよ。」という人の本の方がわたくしはむかつきます。
それが「悔しい」方へ行くか、「いや、あっしは右脳型なんで、ロマンだけでおなかいっぱいっす。ごちになりました。」という方へ行くかかもしれませんが。

それに松井さんは、宇宙の奥義については伝えられないけれども、それはなぜか、つまり「「わかる」と「納得する」は違うのだ」ということをこれだけ切々とうったえておられるではないですか。

で、この本なのですが、むずかしいです!!
おそらく一般の読者にかなりわかりやすく書かれているはずなのですが、それでも「天文単位」や「メガパーセク」が何の単位でどれくらいなの、ということが説明がなくても読める程度の人向きです。
そんな単位がわからなくても(前後の関係から「何の単位だろう」ということは察しがつきますので)おもしろいのですが、むずかしいです!!
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by n_umigame | 2007-09-24 16:37 | | Trackback | Comments(0)

Welcome. 本と好きなものがたり。


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