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『ミステリマガジン 2008年 06月号』 (早川書房)

『ミステリマガジン』がこの1月からリニューアルし、海外ミステリ一本の渋いラインナップでなくなってしまったのでしょんぼりしていたのですが、久しぶりに買いました。

だってだって、
特集 ミステリ史を覆す!世界バカミス宣言

買わずにはいられませんよ!!

買ったその足で入った喫茶店で(not カフェ)読んでしまいました。

短篇の筆頭にあげられたのが、ビル・プロンジーニ&バリー・N・マルツバーグ。
わたくしこのお二人の名前を聞いただけで幸せのスイッチが入って笑ってしまう体になってしまっていたので、まだ全然読んでいないのに、ページを開いてこのコンビの名前が目に入ったとたん、今度はどんな開いた口がふさがらんバカをとばしてくれるのかと、期待に胸ふくらませて大笑いして不審者になってしまいました。ああおかしい。(おかしいのはアンタだ)

書誌案内・「バカミス基本ベスト10」はバカミスといえばこの方、小山正さんです。
ビル・プロンジーニ&バリー・N・マルツバーグのあの作品はもちろん、エラリイ・クイーンのあの作品もmust readアイテムとしてランク・イン。(うおおお、確かに…っ。でも『帝王死す』も捨てがたいと思いませんか、ねえねえ。) そしてカー(ジョン・ディクスン)の作品、未読だったので早速これも買いに行きましたよ! わくわく。 密室の帝王の異名を取るカーですが、えーと、すみません、その二つ名自体がすでにバカミス、カーは世界のバカミス・ハンターにとっては狩っても狩っても狩りつくせぬ魅力のある作家さんであるらしいのは想像に難くない、と、このように愚考いたします。(カー、3作しか読んだことないのにえらそーなこと言ってすみません。でもでも…くくくくっ ´∀`°°)

それと、勝手に「第1回世界バカミス☆アワード」とか始めちゃって、ネタかと思ったらマジだったらしく、栄えある第1回第1位を受賞した作家さんが海の向こうから音速でお返事くださったー♪とうきうきそのお返事を掲載されているのですが………。
いや。ちょっ…。これ。
作家さん、「バカミス」の意味、わかってはるんやろか。わかってらっしゃるとは思いますが、「バカミス」って英語でなんて説明したんだろう…。

そして、バカ企画は単にバカミスを紹介・掲載するだけはありません。
ミステリ/SFマガジン読者にはおなじみのレイアウトでいともまじめに組まれた新刊広告。
水、吹きました。
ほかは読まなくても(こらー)このページだけは隅々まで読むよーに。(それにしても「オープン価格」ってどんな本だよ!!(笑)家電かー!!)
読者のおたよりコーナーまでバカミス特集バージョンがあるなんて…っ、早川書房さんったら…っ。(ひーおなかイテ´∀`°°)

正直、『ミステリマガジン』がリニューアルしたときは、アタシたちもうだめね…さようなら愛したあなた…と思いましたが、気が変わりました。
早川書房さん、どこまでもついていきます。行けるところまで。だから、『世界バカミス全集』出してください。買いますから。ローンで。
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by n_umigame | 2008-04-30 22:27 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

『番線~本にまつわるエトセトラ~』 久世番子著(un poko essay comics)新書館

『暴れん坊本屋さん』の久世番子さんの最新(?)コミックスです。

今回は本にまつわるあれこれということで、いきなり散らかした本に囲まれてだらしなく(失礼)眠る番子さんの口絵は、どー見ても、これ、自分(恥)。でも、幸せそうに見えるから、これも自分かも…と思ったら、まーいいかー。うふふ。

ミステリ好きとしては東京創元社の編集部に潜入したお話がスゴイ…と生唾を飲みました。(全然生唾飲むような話じゃありませんが)こんな校正担当者さんがいると、うっかりしたもの書けやしませんね。

あと国会図書館のお話がおもしろかったです。
いやー…国会図書館の司書さんは「本>>>>>>>人。」というのは、大笑いしましたが、ぜったいそれ、本気入ってますね?(恐) 
某図書館の貴重書庫に案内してもらったことがあり、平素は真空状態にして桐の箱に入れて保管されていると伺ったのですが、入り口に酸素ボンベが。 万一人が庫内に残っているのに酸素を抜いてしまった場合に備えてだそうですが、いや、ちょー待て。人が残っているのに酸素抜くな。
ここの図書館でも「本>>>>>>>人。」でした……。

図書館の司書なんてそんな人たちなんだわー!!青い血流れてるんだわー!!(コラー!!全世界の司書さんに謝れー!!) と思われる向きには、心温まるお話を。
林望さんのイギリスエッセイで、やはり貴重な資料をブックトラックに乗せて運んでいるとき、古いブックトラックだったので、うっかり本を落としてしまったとか。それを見た司書さんたちは林さんの所に飛んできて、がっつり叱られる…のかと思いきや、「けがはなかったかい?」「大丈夫か?」と口々に林さんの心配をしてくれて、無事をつげると心から安心したように「良かった。人間の方が大事だからね。」と言ってくれて感動したそうです。
いやー心温まりますね? イギリス人は人間より動物の方が大事だというのはきっとウソですよね? 落ちた本が犬に当たっていたら林さんもただではすまなかったかも…なーんてこと考えたの、アタシだけですよね?

閑話休題。

書き下ろしで添えられた最後の「おやすみ本」。
これが実は一番好きなお話です。
本スキーの皆さん、寝る前に本読みますよね? チョイスを間違えて返り討ち(徹夜)に合ってしまった人も数多くいらっしゃると思います。
久世さんの理想の「大奥本(おやすみ本)」の基準はわたくしとまったく同じで、寝る前に「今日はどれ読もう」と思いながら、「これこれ…ようやく眠れる」という時は至福の時であります。

今日はどれ読んで寝ようかなあ…。
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by n_umigame | 2008-04-30 21:30 | コミックス | Trackback | Comments(0)

『しろくまカフェ』 ヒガ アロハ著(Frower comics special)小学館

こんなマンガなのに動物の絵がリアルで作品のシュールさがいや増します。
以上。


えーと、南紀白浜アドベンチャーワールドは、パンダ好きにはたまらない場所ですが、期待していったのにぬいぐるみがあんまりかわいくなくて……しくしくしく。
ちなみに、ゾウにも乗れますよ!

うんもー、ほんもののパンダの右に出るかわいさはありませんね!!
あっ、パンダ好きのみなさま、『パンダ育児日記』(二見書房)はお求めになりまして? 付箋を会社の同期にもらったのですが、この写真集からの写真でもったいなくて使えません。


突然ですが、リンリンの冥福を祈ります。
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by n_umigame | 2008-04-30 20:46 | コミックス | Trackback | Comments(0)

『きのう何食べた?』 1 よしながふみ著(モーニングKC) 講談社

ジャンルとしてはやはりボーイズラブということになるのでしょうか。
わたくしBLど素人なので、こんなのBLじゃなくってよ、という姉御方、お許しください。
直截なシーンはいっさいありませんので、ご安心を。

中年ゲイカップルのお料理エッセイという感じでさらっと読めました。

とはいえ、そこはよしながさん、DVなどけっこう重いテーマも半分笑い話にしつつも盛り込んできていて、さりげなく現代社会をするどくえぐる作品にもなっております(ほんまか)。

「料理をすると嫌なことがあってもちょっとリセットされる」という登場人物のセリフは、わたくしも共感できます。
ある程度の手際の良さとスピードが要求される作業なので、集中力が必要で、そうやってぎゅーっと作業するのが良いのかもしれませんね。

この作品のシロさんのように、同時にいろいろ作るのもストレス解消に良いと思います。
シロさんは一汁三菜を守っているようですが、わたくしは平日は一汁二菜で30分以内でできるもの、と決めています。それでも特にあるもので30分以内というタイムリミットを決めて作ると、ばっちり最後が合ったときはパズルのピースがばっちりはまったみたいで気持ちがいいですね。
(最近仕事が忙しいこともあり、「つくりおき」「ホームフリージング」にはまっておりますが)
ときどき発作的に「おでん」とかが食べたくなり、コンビニのあんな合成化合物みたいな味のおでんいやだー(ときどき逆にあの味が食べたーいというときもありますが…)となったときは、夜の10時からおでんを作り始めてしまうときもありますが(食べ始めたら11時半とか…)。

でも、本当に、
「まーまー お料理しよーよ!」
いいですよね、お料理。

某オリンピック次期開催国の冷凍餃子が問題になったときに家庭で作る人が増えたと報じられておりましたが、いいことなんじゃないでしょーか。(皆さんのご家庭では具をこねたり皮で包んだりするのは子どもの仕事ではありませんでしたか?うちの母、冷凍食品がキライだったので、わたくし、冷凍食品が子どもの頃はアコガレでしたよ)

ああ、手料理ごちそうしますから、代わりに片づけてー(だめじゃん)。ただし好き嫌いする子はうちの子じゃありません。(笑)

…ところで、よしながさん、おしむらくはあんまりお料理の絵が上手ではないように思います。
(すみません…)リアルに描こうとして逆効果になっちゃっている気が…。
「おいしそうに食べ物を描く」というのは非常にむずかしいと思いますが、わたくしの中で一二を争うのはやはり、坂田靖子さんですねー。ざくっとしたタッチの線で丸が描いてあるだけなのに、すっっっごいおいしそうなおまんじゅう(中華まん)だったり……ああ食べたい。
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by n_umigame | 2008-04-30 20:21 | コミックス | Trackback | Comments(0)

買いすぎたです……

もちろん、本ですわ。

久しぶりの休みでうかれて飛び出て、真っ先に向かった先が本屋さんって……。
そして重くて歩き回るのがいやになり、そのまま喫茶店に入り、ごはんも食べてしまい、そのまま帰宅するって……。
そして最近出張がなくなったので、お財布にけっこう現金が残っているのも問題かと。

全然読むヒマないくせに、買ったら安心して「どっこらせ♪」と積んでニコニコ見てるって本に対して失礼だーと思いつつ、マンガだけは全部読めたぞー。

近いうちに感想なぞアップいたします。

欲しい本が出るときって立て続けに出るんだよなあ…。
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by n_umigame | 2008-04-29 01:02 | | Trackback | Comments(0)

えー

なんだ、鹿ソーダって。

実在するのか、これは。
最近話題の平城京遷都1300年記念まわりのあれこれですが、これも記念品なんでしょうか。
かわいいじゃないか、鹿。

しかし、東大寺の南大門前の鹿たちは、ちっともかわくないぞ。
鹿せんべいを買おうと思ってお店の前に立ち止まり、振り返るとやつらは包囲済みで、いっせいに襲いかかってくるんだもの。
店の売り物には手(というか足というか口というか)は出さないのが不思議だが。
店の人にこれは食べちゃだめ、でもきらきらひかるものか薄汚れた紙切れと交換して振り返った人の持ってるものは食べてもいいとしつけられたのか。(どうやって。)

昔、東大寺の関係者の方に「東大寺の鹿」というと、「あれ、春日さん(春日大社)の鹿なんやけどなあ……」と言われて、そうでしたね、と言い直しましたが、きっと、東大寺の鹿だと思っている遠足児童が少なく見積もって全国に100万人はいると見た。

あー鹿に鹿せんべいあげたい。
そんでもって鹿に群がられたいよう。も少しブームが去ってから。
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by n_umigame | 2008-04-16 22:45 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

『ライノクス殺人事件』 フィリップ・マクドナルド著/霧島義明訳(創元推理文庫) 東京創元社

ライノクスの社長フランシス・ザヴィアー・ベネディック、通称F・X。会った者はたいてい彼のことを一目で好きになる。しかし唯一の例外たるマーシュは、彼に恨みを抱き続けているという。積年の確執に決着を図るべくマーシュとの面談を約した夜、F・Xの自宅で時ならぬ銃声が――。ゲーム性に富み稚気あふれる作風で知られる著者ならでは、結末で始まり発端に終わる実験的手法の得難い収穫。コレクター垂涎の佳品が新訳で登場。


「結末で始まり発端に終わる」ミステリ、で、古典、と聞き、おーこれは読まねばなるまい、とうきうきと買いに行き、積んでありました。(積むな)
何でもものすごいレア本として、ミステリマニア垂涎の1冊だったとか。

カバーデザインもステキで、薄くて、ハッピー(?)エンド、読後感はまあまあ良いですし、ユーモアあふれる文章で小粋な構成、と、全体的にさらっと読めて良いですよ。
もっと「古典本格ミステリ!!」というような作品なのかと想像していましたが、ぜんぜんそんなことはなく。


「結末で始まり発端に終わる」とあったので、『水戸黄門』を8時43分から見始めるようなもん? と思いつつ読み始めましたが、今となってはそんなにめずらしい手法ではないかと思われます。

個人的にガンになって悲観して自殺することをユーモアと呼ぶことにはどーにもひっかかりを感じるのですが、そんなこと気にならねーという方にはこのお話はハッピーエンドです。
まあイギリスらしいブラック・ユーモアと言えば言えなくもないですが。(『銀河ヒッチハイク・ガイド』に比べれば何ほどのことはないのですが、あちらは大笑いできてこちらはひっかかるというのは、なんなんでしょうねえ?? うーん。)

そして父子萌えにとっては、なかなかそそられるシチュエーションでございました。(やっぱりそこか)
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by n_umigame | 2008-04-16 22:19 | ミステリ | Trackback | Comments(2)

必殺! 勤め人

電話@職場にて。

「はい、○○○○○、にせみ(仮)がお受けしております。」
「こちら警視庁ですが。」
「いつもお世話になっております。」(←脊髄反射)

お世話になった覚えはございませんから。

新社会人の諸君、「お世話になっております」は勤め人の天地創造のことば、そして「よろしくお願いいたします」はどんなにとっちらかった用件もこの一言でまとまるマジックワードですよ(by『大人語の謎。』)。
1日何十回何百回となく毎日毎日言っているうちに、初対面の人にも、むしろこちらがお世話してやってるんだという取引先にでも、体の4分の3寝てても口をついて出てくるようになりますから。

しかし、やはり、TPOってものが!!

ちなみに、職場の関係者の落とし物が東京駅で拾得されて遺失物センターからかかってきた電話でした。
地元警察ならともかく、警視庁て。
びっくりしましたよ。
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by n_umigame | 2008-04-16 21:58 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

『名探偵モンク』5 スタート

NHK BS2で『名探偵モンク』5がスタートしました!
さえない毎日にささやかな楽しみができて、とてもうれしいです。

最近やっと録りためていた3話分を見られましたv
推理ドラマとしてのシナリオは明らかに大味になってきており、トゥルーディの死の謎を追うというサブプロットもどこへやら、シリーズ全体に求心力が失われてきていて、ちょっと惰性的になってきたかなあという気がしないでもないですが、それでも安心して見られるドラマであります。

そんなこんなでうきうきしていたところで、大ショックなニュースが……。

↓以下、念のためふせさせていただきますが、

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by n_umigame | 2008-04-16 21:44 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

ヅカ! サトクリフ

忙しい時期に見つけてブログにアップしようと思って忘れておりましたが、サトクリフが宝塚歌劇になって登場……っ!!

『愛と死のアラビア』

原作は『血と砂』。
某H書房刊山○史郎訳→ほとんど無視決定。とういう昨今だったため、ノーチェックでしたが…いやー…宝塚とサトクリフですか。

合わん。

いや偏見かもしれないけれども(偏見だよ)、サトクリフの作品って恋愛要素があまりなく、あっても、その、男女の仲が甘いの正反対と言いますか、あんたたち犬のケンカか思うようなバトルな恋であることが多く、とても歌って踊る恋とは言えないような気がいたしますが、いかがでしょうかサトクリフファンの皆さん!!

こわいもの見たさでちょっと観たいと思っているのは秘密です。
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by n_umigame | 2008-04-15 02:39 | | Trackback | Comments(2)

Welcome. 本と好きなものがたり。


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