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包丁で指を切りました…

こんなに派手に切ったのは生まれて初めてです!
血が止まらないのでとりあえず近場の病院へ。(開いてて良かった…)

「とりあえず縫わないで様子を見るから明日の朝また来なさい」とのことです。

今のところあんまり痛くないです。
あたくしの包丁の切れ味はバツグンです。研いでて良かった…(そういう問題なのか)いい音したもんなあ……。

ちなみに切っていたぶつは冷凍しておいたイカでした。

今、鑑識に来てもらったら、うちの台所ではルミノール反応出まくりでしょう。
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by n_umigame | 2008-05-27 20:39 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

いろいろ御礼

まずは、最近更新がさっぱりな当ブログですが、相変わらずぽちぽちと拍手をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

うちのブログの平均的なお客さまの数というのがあるのですが、ときどき、何かの拍子にどわっと増えること(当社比)があり、そういう日はあまり拍手はいただけず、かえって、ふつの日の方がいただけていたりするのも不思議なのですが、ありがたいことと思っております。

それからサークル活動の一環でバカコンテンツとして置いているEQ占いですが、いつの間にか4000ヒットを越えておりました。
こちらもありがとうございます。
開始した年月を思うと1日平均にするとまったく微々たるお客さまなのですが、数人でも楽しみに来て下さっていると思うと削除もできないので、やはりしばらく置いておきますね。
遊んでやってくださいませ。
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by n_umigame | 2008-05-27 00:24 | web拍手 | Trackback | Comments(0)

『バベル』(2006)

カンヌがらみの映画は、わたくしのような、映画に文字通りentertainmentを求める人間には鬼門であります。
どう評価して良いのかわからないからでございます。
というか「評価」しなければいけないような作品にそもそも向いてないというか好きかキライかでしかほとんど見ていないと言いますか。

なのに、なぜ、この難解で陰気くさく後味もアルミホイルを噛んだようだったらしいと評判の映画を見ることにしたかというと、マイケル・マローニーが出演していると知ったから!! でございます。
ところが、ブリティッシュ俳優さんについて語らせたら右に出る者はいねえ映画通の方にお聴きしても、「え、出てなかった(つか気がつかなかった?)(泣)」と言われてしまい、だったら自分の目で見るべと確かめたところ、出てました。
しかも、セリフもありました。(凄)

長年(文字通り)彼を見ていないので見分けがつかないくらいに変わり果てていたのかも知れないとどっきどきしながら見始めましたが、すぐわかりました。
意外とトシ取ってないわ!! とか失礼なことが頭をよぎり、コンマ2秒後に、でもおつむは予想通りだわ!! とさらに失礼なことが頭をよぎり、相変わらず細いわでも最近舞台出てないのかしらおなかが心配だわ!! とまたさらに大きなお世話なことが頭をよぎり、でも相変わらずかっこいいーうっきゃー!! とただのミーハーと化し、もう処置なしでございました。ああ幸せ。やっぱり笑顔がすてき。(うるさいよ)

ああーこんな(失礼)映画でなければもっと良かったのにねえ…ほう。(贅沢者)

マローニーさんを認識した瞬間、すごいよブラピと同じ映画に出てるよしかもブラピに向かってしゃべってるよつかみかかってるよー!! と大コーフンしてしまい、3話のオムニバスだったのにほかの2話はサッパリどういう話だったか意味不明でした。
てゆうか、こういったミーハーなお客をシャットアウトするための映画なような気もするのですが、ブラピファンは絶対見に行くだろうしアタシみたいなのもいますし残念でした。(何が)

でも3話とも絡み合っているんですね、お話としては。

これがミステリーだったら、伏線を回収しつつ最後のまとめがあるのですが、フタを開けて開けっ放しで行ってしまわれたという印象の作品でした。
小説だったらカフカの『変身』とかヘミングウェイの『武器よさらば』とか、ええ!こんなところで終わり!? というような作品は「解釈せよ」という投げかけなので、つい、これはどういうことなのだろうかと解釈したくなるのですが、この映画の場合はそういうふうでもなかったです。
中には解釈される方も大勢いらっしゃると思いますが。

「ハッサンは大丈夫ですか?」というセリフと、お金を受け取らない通訳の人が、この作品世界の救いになっています。
これはわたしたちの住む世界なのですね。ぶっちゃけて描きすぎですが(笑)。

でもしばらくカンヌ関係の映画はもういいです。
とりあえず来月公開の『インディ・ジョーンズ4』が楽しみです。こと映画に関してはわたくしはこれでいいのです。
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by n_umigame | 2008-05-27 00:11 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』(2005)

地上波・吹き替え版でした。

映画についてはまったく下調べ(役者さんはだれとか)せずに見たのですが、見始めてまず、主人公のペペンシー4きょうだいがふつうの少年少女と言いますか、いかにもという美少女美少年じゃないのがいいなあと思いました。(ルーシーの前歯がかわいいよかわいいよvv)(どんなフェチですか)(いえフェチとかでなく)

原作は、最後のオチ以外は素直に好きだと言える作品ですし、明らかに子ども向けの作品ですので(大人の鑑賞に十分耐える作品ですが、それでもナルニアは子ども向けの作品であると思います)、あんまりマニアに変にいじられるのもなあと思ってちょっとかまえていましたが、いやいや、むしろ、いじらなさすぎ。

拍子抜けするほど、原作をなぞっただけの薄味作品でした。

原作があるものを映画化した作品などを見るたびに思うのは、原作に対する愛と敬意があれば、多少自分のイメージと食い違おうが、プロットが破綻していようが、荒削りで不格好だろうが、許してしまう魅力があるということです。
(ただそこに非常にオタク心のストライクゾーンと言いますか、ある種の人たちを引きつける力が強すぎて一般人にはそれほど…ということも起こり得ますが)
この映画はきれいな作品には仕上がっていますが、それが欠けておりました。

また、このおはなしはとてもイギリス的なおはなしだと個人的には思っていて、ユーモアなどもイギリス流でやってほしかったのですが、アメリカ流だったのが残念でした。

とはいえ、これで良かったのかもしれないとも思いました。
(ファンの心理は複雑です・・・)

原作は、作者C.S.ルイスの女嫌いとか、VIVA!キリスト教精神などがじめっと蔓延していて、読んでいて息苦しいくらいの部分もあったので、これを映像で見せてしまうともういろいろと地雷踏みまくりでちっとも夢と希望のエンタテインメントには仕上がらないであろうことは容易に想像できます。
そうなると、批評に耐える作品にはなったでしょうが、本来開かれている子どもへの世界ではなくなってしまったでしょう。

原作も子どもの頃読めたらきっともっと違う好きになり方をしていたと思います。
衣装たんすの向こう側に異世界がある・・・・なんてわくわくすることか。子どもだったら絶対自分の家の衣装ダンスを開けたと思いますね。

そんなわけで見て時間返せとまでは思いませんでしたが、家で無料で見られるならば、という意味でちょうどいい映画でした。

最後のプロフェッサーのセリフ、いつかまたナルニアに行けるかもしれないが、それはきっと「思いもかけないとき」だろう、だから、いつも、目を開いていることだ、というメッセージは良かったです。
本当に、「思いもかけないとき」に、今まで見たこともない世界への扉は開かれるんですよ。
これは本当ですよね。

ただし、それには、「いつも目を開いていること」。

シンプルだけれども大切なメッセージだと思います。
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by n_umigame | 2008-05-26 19:19 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

マーフィーってのは誰なんだ

昨日は久しぶりに出張で、新幹線のチケットレス・サービスを初めて使いましたが、あまりの便利さにうっきうきですにせうみがめですこんばんは。

これで新幹線にも駆け込み乗車ができるわーなどとふとどきなことを考えていた帰り道、在来線に駆け込み乗車したお客に、「駆け込み乗車は危険ですので、おやめください。」といういつもの警告に続いて、車掌さんからツッコミひとこと。

「エレベーターのドアと違って、はさまれても自動的には開きません。」

…はい、そうですよね。
わたくし、新快速電車にスーツのジャケットをはさまれたままホームをしばらくいっしょに走っているおじさんを見たことがあります。
ちなみに、新快速は最高速度130km、(駅間にもよるのでしょうが)走り出してほんの数分で時速90kmになる電車です。接続車両のメーターを見ていたことがありますから間違いありません。
そのおじさんは明らかに酔っぱらっており、「こりゃまいったな」と言わんばかりににやにや笑っておりましたが、わたくし、非常ベルを押そうにもホームの前よりにいたため非常ベルがなく、夜遅かったのでホームに駅員さんもおらず、うわー車掌さん、気づいて気づいて早く早く!! と祈るような気持ちでおりましたら、おじさんは巧い具合にジャケットを脱いで事なきを得ました。ジャケットがはさまれたまま行ってしまった電車を相変わらずにやにや見ているおじさんを見て、「あんた、今、命拾いしたってわかってんのかこっちはキモ冷えたわー!!」と声なき声で叫びましたよ。
やっぱり駆け込み乗車はいけません。特に新快速はいけません。特急なみのスピードで走っていますが、特急料金いらないんだもん。ましてや新幹線をや。
そう反省したことでございます。

ところで、なぜだか、インターホンがこわれました。網戸も。なんだか次々とこれがないと困るんだというものが壊れるわが家ですよ。
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by n_umigame | 2008-05-17 22:32 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

『ナポレオンの剃刀の冒険』  エラリー・クイーン著/飯城勇三訳 

(論創海外ミステリ 75 シナリオ・コレクション 聴取者への挑戦 1) 論創社

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エラリイ・クイーンのラジオドラマの脚本集・第1弾。です。(強調。)
やっと感想をアップできました。

発売早々手に入れていたのに、いざ手元に来てみたら、「もももったいなくて読めん!!」 と、しばらく文字通り寝かせておきまして、1話読むごとに「あー、もう、ひとつ読んじゃったよう」と泣きながら、そうだ、短篇集なんだから一晩いっこずつ読めば8日は楽しめるじゃないか、と思いつつも、「あーおもしろかった。もういっこだけ…」「あともういっこ。」「これで今日は最後ね。最後だからね。もういっこ」…と、全編一気読みしてしまいましたとさ。あほー(泣)。
クイーンにはまりたてのころ、一晩に長編2冊ずつ読んで寝不足でふらふらになっていたあの幸せテンション再びでございました…。

さ☆て!
内容ですが、トリックはすでにクイーンがどこかで使ったことがあるネタもいくつがございまして、それはご愛敬なのですが、やはり一番の逸品は原著の表題作「殺された蛾の冒険」ではないでしょうか。
次に好きなのが「ブラック・シークレットの冒険」ですが、これはわざわざタイトルをカナ表記にしてあるところが、実は…という作品です。
「悪を呼ぶ少年の冒険」はドルリー・レーンシリーズのあの作品を読んでいる読者にとっては、それが最大の叙述トリックになるかもしれませんが、逆に言うと…ということで。

ラジオドラマのシナリオをそのまま収録してあるのですが、中のいくつかはノベライズされているとおり、短篇としても十分通用するほどのしっかりとした謎解きになっていて、楽しませてくれます。
エラリイの好物、「失せもの探し」や「言葉遊び」など、繰り返し使われる手法が使われているということを別にすれば、ドラマの視聴者に、つまり耳で聞いているだけの人にわかりやすく、かといって小説として書き起こしても遜色のないような、ひねりのきいたプロットは、クイーンのエンタテイナーとしての手腕が十二分に発揮されていると思います。すばらしいですね。

何より、このラジオドラマのシリーズは、ニッキーが登場して、ニッキーとエラリイのやりとりが全体にコミカルで明るいのが良いです。
あと、ヴェリーがお笑い担当に徹しているのですが、「殺された蛾の冒険」の冒頭でクイーン警視に「その元気はステーキのために残しておいてくれんか、ヴェリー」と言われるヴェリー、そして、同じく警視に、やさしく「おまえはどうする?」と聞かれるシーンが、最高ですよー!! 夜中にひくひくふとんのなかで笑いもだえました(笑)。
エラリイとニッキーの電話のやりとりを横で聞いていたパパがぽそっと「うそつき。」と言うところも笑いましたー。
これでもー少し、訳が、クイーン警視がふつうのしゃべり方だったら言うことありませんでした。ここまでわざとらしくじーさんくさいしゃべり方にしなくても…(涙)。

それと、これは前から少しなぜかしら?と思っていたのですが、ラジオドラマのエラリイは、やけにパパのことを褒めるんですよ。(パパのいないところでですが。)
え? そんなことに気がつくのあんただけだって?
だってさ。うれしいから!(*>∀<*)(も、だまらっしゃい。)
「父上はすばらしい人ですな」「ぼくもそう思います」なんて、日本人だったら、身内が褒められたら謙遜してみせる方が好感が持たれる対応だと思うのですが、アメリカでは家族を大事にしています、とアピールする方が信用されるということがあるようなので(だから家族の写真を持ち歩いたり会社のデスクに飾ったりするらしい)、だからかもしれません。んが。 照れるなー。(*>∀<*) (って、なんでアンタが照れるのさ!)

そんなこんなで、すばらしくも新しいネタをありがとう、エラリイ・クイーン!(そこかー!!)
第2弾も楽しみに待ってます!!
(この本の人気があったら第2弾を出すそうですよ。
そうとは知らず、この2500円+税という高価な本を、なぜだかうっかり2冊も買ってしまったわたし。はめられたー!!(いや自分がうっかりしていただけです))

あんまり楽しかったので、やっぱり原書も買っちゃったですよ。原書もソフトカヴァーなのに22ドルもするんですよ(泣)。
今回未訳のお話をざざっと読んだら、(わけあって)ヴェリーと警視が「ディック」「トム」って呼び合っているお話があってもー大コーフン!!(だからもうだまらっしゃい) 警視に「この、お猿!」と言われて、ちゃっかり「この、お猿!」とどさくさに言い返してますよヴェリーったら。警察みたいなウルトラタテ社会でそれってオッケーなの? いや、上司にいろいろ言いたいことがあるのはよーくわかるけれども。わかるけれども、読んでいて思いましたね。
2人のかけあい漫才はエラリイとパパのそれをもしのぐ破壊力があるかもしれません。お笑いの。

*ところで、「ナポレオンの剃刀」は現在でも購入できるようです?
こんな記事がありました。→ナポレオンの剃刀
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by n_umigame | 2008-05-12 23:32 | *ellery queen* | Trackback | Comments(4)

とうとうDVDプレーヤーが

おなくなりになりました……。

7年前に3万円でおつりが来たVHS一体型の機種。
VHSは健在。

意外とVHSって丈夫なのか?

なにはともあれ、長い間ありがとう。
しかしVHSで録画したものが山のように残っているから、次もVHS一体型を買うか…。
あと2年ちょっとでどーせ使えなくなるのに…。
そしてブルーレイに軍配は上がったというのに…。
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by n_umigame | 2008-05-12 21:16 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

『SFはこれを読め!』 谷岡一郎著(ちくまプリマー新書)筑摩書房

人生のイロハはSFで学べ! テクノロジーから人間の心理まで


ちくまプリマー新書は、こっそり”第2の岩波少年文庫”になるか刮目して見守っている良シリーズであります。
中学生くらいまでの読者層を想定されているけれども、どれを読んでもむしろ、大人が読んだ方がおもしろいかも! という内容です。
文章は平易で読みやすく、テーマもはっきりしていて直球ゴーです。
図書館に行くと、このシリーズをヤングアダルトコーナーに置いているところがありますが、もったいない。
一般の書架にこっそりひそませて大人につかませることこそ大事なシリーズかと思われますよ大人も読みましょー! クラフト・エヴィング商會の装幀もステキです。
惜しむらくはお値段は新書なみということです。これが1冊500円くらいだったら、出るだけ買うんだけどなあ…。

などと盛大にぶち挙げましたが、今回この本を手にとって買った理由の一番が、横山えいじさんのイラストだったなんてことは秘密です。『SFマガジン』だとまっさきに立ち読みするところです。(本屋さん早川さんごめんなさい。)

章を改めて紹介されている作家は、クラーク、アシモフ、広瀬正、レズニック、ハインライン、ディック(,フィリップ.K)、ブラウン(,フレデリック)、ニーヴン、ティプトリーJr、ホーガン、シモンズ(,ダン)など、けっこう正統派です。
SFの基本書誌をおさえる本ですから当たり前といえば当たり前なのですが、最後にも描かれていますが、やはりけっこう偏っています(笑)。シルヴァーバーグ、ヴォネガットJr、ブラッドベリ、ヴェルヌ、ハミルトン、ベンフォード、ベスター、ル=グウィン、スミス(,E.E)あたりがごっそりとありませんぜダンナ!!

とはいえ、ふつうのSF、と言うと語弊があるかもしれませんが、平均的な小中学生が初めてこの手のお話を読んで「この本、おもしろい! SFっていうんだ! ふんがー!!」と大コーフンしてくれるとうれしいなv というラインナップではありますよね。
そして、やや古い作品は、「科学は人類をけっこう幸せにすることがある」というものと、「科学は行きすぎると人類の手に余り、あまつさえ、地獄の釜のフタを開けるものである」というものとに、きれいに分かれるものが多い気がします。
(「科学は諸刃の剣である」という「科学の均衡の大切さ」を描いて秀逸だったのはやはり、ル=グウィンの『ゲド戦記』1巻3巻だったと思います)

逆に言うと、ここに紹介されている作品のどれを読んでもおもしろくなかった場合は、やはりSFに合わない方なのではないかという気もします。
中にはベスターやヴォネガットには大ハマリしたけどほかの作家のは味しなーいという人もいるかもしれませんので、SFというジャンルはあなどれませんが。

北村薫さんだったが、「小説を書くということは、たった一度しか生きられない人生に対する挑戦だ」というようなことをおっしゃったとか。(うろ覚えですみません…)

SFは、この小さな芥子粒のような星の上で、たった一度しか生きられない一瞬の人生に対する挑戦なのかもしれません。
何とも言えずオタクくさいジャンルであることは否めませんが(笑)、おもいしろいですよ、SF。
よかったら、読んでね。
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by n_umigame | 2008-05-11 19:43 | | Trackback | Comments(0)

『忘られぬ死』 アガサ・クリスティ著/中村能三訳(ハヤカワ/クリスティ文庫) 早川書房

男を虜にせずにはおかない美女ローズマリー。彼女が自分の誕生パーティの席上で突如毒をあおって世を去り、やがて一年―彼女を回想する六人の男女がいた。彼らが一年前と同じ日、同じ場所に再び集ったとき、新たな悲劇の幕が上がった!複雑な人間関係と巧みなプロット、鮮やかなトリックが冴える中期の秀作。


クリスティのノンシリーズもの。
ポワロもミス・マープルも登場しません。(レイス大佐が出てきますが)

あらすじを読んだとき、「一度読んだことがあるなあ」と長らくわざわざ読まなかったのですが、なんのことはない、ポワロものの短篇「黄色いアイリス」が元ネタ(?)だったらしいです。
どうりでー。
「黄色いアイリス」はドラマでも見たし原作も確か読んだので、一度読んだような気になっていただけでした。

クリスティとクイーン(の邦訳があるもの)は作品全体の平均点が高いので、どうしても点が辛くなりがちです。ですので、この作品もふつうにおもしろいのですが、クリスティの作品としてはまあ平均点かなというところでした。

クリスティの作品のすばらしいところは、犯人が分かっていても展開がメロドラマでも動機が単純(お金目当て、嫉妬、怨恨など)でも、とても楽しく読める一級のエンタテインメントであるというところだと思っています。
なのですが、この作品の場合、クリスティを読み付けていると、犯人が比較的早い段階でわかってしまうというのもありまして、もう少しひねってほしかったなあと思いました。

しかし、安心して読める佳作であります。
それは保証いたします。
クリスティは他の作品群がおもしろすぎるんですよねー。うーん。
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by n_umigame | 2008-05-11 18:58 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

5月はお休みです

お知らせが遅くなりましたが、5月のイベントは申し込んでおりません。

昨年は地元の春が祖父の四十九日と重なったため土壇場で欠席となってしまったので、今年は参加したいなあと思っていたのですが、今年は急な異動で休日が何曜日になるかわからなかったため、申し込み自体を見送りました。

ご了承ください。
原稿どころではなかったので、結果的にはちょうどよかったのかもですが´‐`;)

夏こそは新刊を持って意気揚々と会場に乗り込みたいです! がっつ。
(足を洗うという選択肢はないのか)(ないです)
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by n_umigame | 2008-05-07 21:56 | サークル | Trackback | Comments(0)

Welcome. 本と好きなものがたり。


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