「ほっ」と。キャンペーン

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初プーチン

DVD見ながら落書き…『ザ・ローマ』というBBCが製作した歴史ドラマを見ながら描きました。
プーチンを連想するようなドラマではけっしてなかったのですが、な ぜ に。>自分

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何も見ないでボールペンで一発書きしたわりには我ながら似てる…? 似てない? 似てないな。すまん。
気がついたらプーチンばっかり描いていました。
愛かのう。キレ、すまん。もちろんキレネンコも好きよーv

本物。↓

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もちろん、MTV DECO STYLe様より。
このシーンのプーチンとレニングラード、ほんとかわいいですよねー。
クラクションを両手でかわりばんこにぷかぷか鳴らすプーチンの手を見てるだけで、幸せになります。

今度キレも描こう。しかしそう言えば、きみの耳の形がはっきり(描けるほど)思い出せんのだよ。
蘭の葉みたいな形だなーと思った記憶はあるのだが。
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by n_umigame | 2009-04-30 23:01 | ウサビッチ/Usavich | Trackback | Comments(2)

『日本人の知らない日本語: なるほど~×爆笑!の日本語"再発見"コミックエッセイ』  

蛇蔵&海野凪子著(メディアファクトリー)

外国人学生の日本語・珍問奇問、みだれうち!!
日本人もびっくりの日本語“再発見”
コミックエッセイが発売に先駆けて登場!
読めばアナタも今すぐ日本語通になれちゃいますよ~。 (コミックエッセイ劇場より)


少し前に新聞広告で見て、おもしろそうだな~と思っていた本ですが、予想以上におもしろくて大笑いしました。数々の名コミックエッセイを輩出したメディアファクトリーから、期待の新星登場です。

日本語学校の教師をしておられる海野凪子さん(おそらく仮名)と、その海野さんの職場での日常を蛇蔵さんがコミック化。ネタの選び方、見せ方、落とし方が非常に秀逸でテンポが良く、これを笑わずに読み終わるのは無理でした!

何がおもしろいって、やっぱり生徒さん!
生徒さんたちのまじめさ、一生懸命日本語を勉強している真剣さ、それがどうしたって、おかしくって笑えます。すまん、生徒さんたち。

中国出身の王さん趙さんもサイコーだし(猫缶を見て「日本人も猫食べる」と思っていたらしい。その何でも食うっぷりは中国でも南方人だな王さん趙さん!!)、ご実家はシャトーという本物のマダムなのに日本の任侠映画で日本語を覚えたフランス人のマリーさん、黒澤映画に憧れて武士ことばでマリーさん(こちらは任侠言葉)としゃべるスウェーデン人のエレーンさん、アラブ首長国連邦人の王子君のアリさん(靴屋で靴大人買い=お店に並んでるの全部)、日本人よりもマニアックな日本語の質問を次々と繰り出す優秀なイギリス人ジャックさん、などなど、皆さん仮名でしょうけれども実在するってんだから驚きですよ(笑)。(著者の方のブログより) 「凹」という字を見て「こんなの字じゃない…」と泣いて愚痴ってしまったイタリア人の生徒さんにも笑いました。(それを「アートだと思って」とアドバイスする先生もすばらしい!)

日本人にとっては当たり前になっている、ものの数え方など(実は日本人でも正しい数え方を知っている人は少ないですよね)、むずかしいですよね。 留学生が「犬が1ぴき、2ぴき、3ぴき…」と言ったので、「1ぴき、2ひき、3びき、だよ」と教えてあげると、「なぜ違うんだ」と聞かれ、「リエゾンだよ」(←おい)と言ったら納得してくれましたが、そんな、自身の学生時代もなつかしく思い出しました。

また、これだけグローバル化が進んでいるはずの世界で、海外での日本の誤解されっぷり、日本語教科書の古色蒼然さにも大笑い。
例えばカバー折り返しにあるマンガ、海外の日本語会話文例集という教科書のネタなのですが、

「素敵な お召し物 ですね」
「いえ、こんなのは ぼろで ございます」

って、ほんとにいつの時代だ!(笑)
(でも先生、わたくしも「お疲れの出ませんように」って目上の方には言いますよ?)

元は平安時代の女房言葉だった「しゃもじ」などを「昔のギャル語」と表現されたのは的確かと思います(笑)。廓言葉だった「です」をかんちがい男が大量発生したおかげで標準語になった説はおもしろいのでそれに一票(笑)。学者先生は生真面目ですが、ことばは生きものですから、これくらいの方が説得力があると思います。「よばい」という言葉が本当は「呼ばひ」だったのが「夜這い」になっちゃったような、そんな誤用も楽しいからいいじゃないですか。
ほんとに、そのうち顔文字が新聞の紙面に踊る日も遠くないかもしれませんね!
(°∀°)ノ\(^∀^)

個性豊かな生徒さんたちと、そんな生徒さんたちに慕われて信頼されていることが伺えるエピソード(しかし笑える)が、読んでいて爽快でございました。
続編、お待ちしております。
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by n_umigame | 2009-04-29 23:57 | | Trackback | Comments(0)

『たいした問題じゃないが : イギリス・コラム傑作選』行方昭夫編訳(岩波文庫)岩波書店

20世紀初頭のイギリスにガードナー,ルーカス,リンド,ミルンの4人を代表とするエッセイ文学が一斉に開花した.イギリス流のユーモアと皮肉を最大の特色として,身近な話題や世間を賑わせている事件などを取り上げ,世界政治を語っても大上段には構えず,人間性の面白さを論じてゆく.4人のエッセイ全32篇を収録.(岩波書店HPより)


ウィットとユーモア、そしてイギリスらしいアイロニーの利いた、読んでいてたいへん気分のいい、すばらしいコラム集でした。
4人ともそれぞれに個性があり、その個性については巻末に付された解説が秀逸ですので、ここでわたくしが駄文を弄するのは控えさせていただきます。

個人的な好みで言うと、リンド>ミルン>ガードナー>ルーカスでしょうか。
でもどの人のコラムも(エッセイというよりコラムですね、短いから、とのこと)1編1編のクオリティが高く、読み終わるのが惜しいほどでした。

リンドはわたくしがイメージする「イギリスらしさ」大爆発な作風で、皮肉が効いていて、坂田靖子さんの『バジル氏の優雅な生活』に出てくる、議員のホイットマンが主人公のお話「ホイットマン白書」を思い出してしまいました。一番のお気に入りです。最初の「時間厳守は悪風だ」「冬に書かれた朝寝論」など思わず「ぷっ」と吹き出してしまうような皮肉のきいたものもあれば、「忘れる技術」のように、ユーモアに包みつつも、読者が本当にそうできるなら世界はどれほど平和に共存できるだろう、と思わされるものも。

ミルンは日本では『くまのプーさん』シリーズで著名ですが、忘れてはならないのがミルンの唯一のミステリ小説『赤い館の秘密』。
親子萌えのわたくしなどは、ミルンが推理小説が好きだったというお父さんに捧げた献辞「…お父さんへの深い敬愛の念をこめていまようやく書きあげました…」だけでおなか一杯になり、「いいな、ミルン!」とにこにこほほえみながら献辞を読んだだけで積んであるのですが(積むな)、とある墓地に葬られた男女3人の墓銘碑から、彼らがどんな人生を送ったか推理を展開する「17世紀の物語」や、新聞の私事広告欄に掲載された短い文章から男女二人になにがあったのかを推理する「小説の断章」などは、もっとミステリを書いてくれたらよかったのに…と思うほど鮮やかでした。
リンドとミルンは個人のエッセイ集が出たらぜひ欲しいと思いました。

ガードナーは解説にもあるように、少しお説教臭さを感じる部分もあるのですが、全体的に人間を見る目が非常にあたたかく、読んでいるとこちらまであたたかくなったように感じます。

ルーカスは最初の「N一字の差」、これがやはり最高でした。書簡だけで綴られるコラムですが、マザーグースの唄に出てくる「釘が不足で蹄鉄打てず…」を思い出しました。(ささいなことが原因でそれが連鎖してたいへんな結末を迎える…「わらしべ長者」が”天国へゴーバージョン”だとしたら、「釘が不足で~」は”地獄へゴーバージョン”です。)

ぜひ、第2弾、第3弾を出していただきたいです!
タイトルはミルンのエッセイ集"Not that It Matters"からだそうです。
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by n_umigame | 2009-04-27 23:16 | | Trackback | Comments(0)

サラリーマンNEO シーズン4 #3

交通費の非課税限度額は月10万円です。

わたくしの会社でも一人だけこれを越えたことがある伝説の男がいたそうです。
よく出したな、うちの会社も。
入社したてで、まだ物心ついていない頃に聞いた話だったので、結局誰のことだったのか不明のままですが。
都市伝説だったのか、からかわれただけかもしれません。


まじめにつっこんでしまいましたが、いきなり大爆笑の回でした。
その分、本編が弱かったかなー。
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by n_umigame | 2009-04-27 18:34 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

1カ月悩んだ末に

買ってしまいましたv じゃーん

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横から見た顔の方が似てるな、と思ったり。
はー…………かわいい。
耳の手触りがサイコーで、一日中でもうっとりさわさわしていたい。






プチ本棚解説。
プーチンとキレネンコのうしろにあるのは、ヤコブ・バール=テシューヴァ解説・著のシャガールの画集。(タッシェン・ジャパン)
プーチンの右側。サン=テグジュペリ著作集1(『南方郵便機』『人間の大地』)と2(『夜間飛行』『戦う操縦士』)山崎庸一郎訳(みすず書房)。
下は左から『中欧:ハンガリー、ポーランド、チェコ、スロヴァキア』(ヨーロッパカルチャーガイド16)(トラベルジャーナル)、『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編訳、J.D.バトン画(福音館書店)、『日本列島桜旅』宮嶋康彦著(小学館)、『星の王子さま』内藤濯訳(岩波書店)、『小さな王子さま』山本庸一郎訳(みすず書房)、『おとなのための星の王子さま』小島俊明著(近代文藝社)、『ゾーヴァの箱船』ミヒャエル・ゾーヴァ著(BL出版社)。
その右手はポストカードで、『S-Fマガジン』の古い号を何冊か隠しています(笑)。


石井桃子さん編訳『イギリスとアイルランドの昔話』は何を今さら、な名作ですがオススメいたします。手軽な児童文庫版も出ています。バトンの挿し絵もステキですので、できればハードカバーの方がいいかもしれません。
こわーいお話も混じっています。

ここには写っていませんが、このさらに左に『魔法使いのチョコレート・ケーキ』マーガレット・マーヒー作/石井桃子訳(福音館書店)。こちらも児童文庫になっています。このお話も好きでしたー。チョコレート・ケーキがおいしそうで。(そこか) 森の中に一人の魔法使いが住んでいました。彼は人々から悪い魔法使いだと思われていました。でも……。続きはお読みください。魔法使いのツンデレ(すでに古語?)っぷりがサイコーです。(こんな名作にツンデレとか言うな)
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by n_umigame | 2009-04-27 18:01 | ウサビッチ/Usavich | Trackback | Comments(0)

ウサビッチ シーズン3/DVD 予約開始!

ぃやったー!!!! \(≧∇≦)/
発売日: 2009年07月15日 (発売予定)
だそうです! 早まった!? う わ ー!!(踊る)

というわけで早速予約をいたしました。
HMV onlineです。→ ★→追記へ
定価はやはり2940円ですが、オンライン価格で2323えん。アマゾンとどっこいかな。

今のところ一番速いようですが、しばらく待ったらまたTOWER RECORDSやヴィレッジ・ヴァンガードで特典付きで出してくれそうですね。
特典で選ぶか、お値段で決めるか、人それぞれかと思いますが、何にせよ、ファンの皆さま(ならびにわたし)やりましたね、おめでとうございます!!
何か加速がついていませんか。

水を差すようですが、HMVの発売日は遅れることもあります(笑)。(が、ちゃんと通知してくれます)

もしかして、MTV公式の更新がいったんひっこんだのはこのニュースをためているためでしょうか。
HMVよりMTV公式の方が発表が遅いってダメじゃんですよね?

がーんばれっ、MTV!

今年も大型でもゴールデンでもないけれど、ひとつ身近な生き甲斐ができたことだし(笑)、わたしもがんばりますから!
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↑この回、あのあとどうなったんでしょうね?(笑) 
いつもだったらキレたら次の瞬間もう手なり足なりが出てるのに、この場合は間がありました。状況証拠しかないからなんでしょうか(笑)、プーチンが「ごめん、わざとじゃなかった」って素直に謝ったら許してくれたかも?(←すみません、今心にもないことを書きました。)
キレネンコって意外とキレるポイントがはっきりしていて、シーズン1のカンシュコフたちはさておき(さておくな)、怒るときは理由がある。キレたらおおむねやりすぎるので見過ごしがちですが(笑)。

★追記
→さらに安かったので、結局アマゾンさんに乗り換えました。すまんHMV。スタートダッシュのやる気は十分に評価する。しかし肝心のものが納品が遅いんじゃのう。(20090429)
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by n_umigame | 2009-04-25 19:51 | ウサビッチ/Usavich | Trackback | Comments(0)

ウサビッチ公式@MTV 更新…ん?

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MTV DECO STYLe様より。

24日にいったん更新されていたのに、今見たらまた元にもどっちゃっていました。
なぜ。
何かフライングだったのか?

GWに吉祥寺のヴィレッジ・ヴァンガードにプーチンが行くのは間違いなさそうです。
そのあと「夏休みは全国に」という情報が載っていたのですがこれがフライングだったのでしょうか?
プロモーションも兼ねて、シーズン3DVDをひっさげてやってきてくれたまえ!(なんでえらそう) 
なんなら、食い倒れて帰ってくれたまえ!(だからなんで)(いや倒れたら帰れないから)

あと、シーンのページに32話「6階」がアップロードされていたのに今見られないです。
ズルさんが多かった気が…。
キレネンコって3回もプーチンに命を助けられてるじゃーんと思っていたのですが、先日ふと考えたら、おあいこなんですね(笑)。シーズン2では「坂道発進注意」の回で、シーズン3ではいきなり「1階」と、この「6階」でもキレネンコがいなかったらプーチン死んでました(笑)。
キレネンコはプーチンを助けるつもりはこ れ っ ぽ っ ち もなかったとは思いますが(笑)、でも、そこがいいです。(笑)
うまいなあ。そもそもプーチンはキレネンコに巻き込まれたばっかりにこんな命がいくつあっても足りないはめになったんですが、そこはまあ(笑)。
(スヌーピーもウッドストック(スヌーピーの親友の小鳥)と「おあいこってのが一番いいみたいだね」と言ってますからv)

いいコンビだ。うんうん。


あ、あと、また新グッズが続々出ていますね!
個人的に次のターゲットは、6月に出るタンブラー! わー欲しかったからウレシイです!!
マイクのおもちゃ箱(楽天のお店に飛びます)
うーん、かわいいvvvvv
容量が書いていないけれども、250mlくらいでしょうか? キレネンコのと色違いで揃えたいなー♪♪ 980えんだしね。このお値段からすると、タンブラーというよりは「水筒」?(笑)
同じお店で、ぬいぐるみペンポーチとマグネットもかわいいですね。
ふつうのポーチとしても使えそう。
 

*追記*(21:26)
公式、直っていました。なんだったんだろう。

2009年4月24日
GW、他の場所にも出没?!
皆さん、GWの予定はきまりました~~~???
プーチンとキレネンコは吉祥寺だけじゃなくても他の場所にもいこうと思っているよ!
ぜひ遊びにきてね!!!

【自由が丘スイーツフェスタ】
プーチン、そしてキレネンコもいくよ!
(キレたらわからないけど・・・)
◆出演日:5月3日(日)
◆場所: 東急東横線・大井町線自由が丘駅前
      スイーツ・フェスタ会場
      イッツ・コミュニケーションズ ブース前
◆登場時間予定: 13:00/14:00/15:00/16:00
            (各30分)
【LOFT 千葉店】
プーチンが千葉にいくよ~~~!
そごう千葉店8FLOFTにきてね☆
◆出演日:5月6日(水・祝日)
◆場所: 千葉LOFT(そごう千葉店8F)
◆登場時間予定:11:30/13:00/14:00/15:00
            /16:00/17:00 (各30分)
http://www.loft.co.jp/shop/chiba/index.htm

★夏は逃避行!日本全国に行こっかな~~~☆
お楽しみに!!


何度も言うけどね、ゴールデンでも大型でもないのよ、ア タ シ は!

けれどもゴールデンで大型な皆さまでまだ予定がないかたは、ぜひぜひいらして、またご感想などお聞かせください~v

*追記*
「2階」、グラス一杯でできあがっちゃったプーチンを見ていて、「お酒弱い人がウォトカを飲むピッチではなかったと思うよね」と思いつつ見ていたのですが、あれが正しいウォトカの飲み方なのだそうですね。
つまり、一気飲み。
一気に胃まで流し込み、グラスをガン!と置くか伏せるのだそうな。
生(き)のままウォトカを飲んだことはありませんが、のどと胃が焼けつくような感じになるんじゃないでしょうか。
遺伝的に飲めない人が多い日本では危険極まりない飲み方です。
プーチン、空きっ腹で、チェイサーもなしだったからなおさら。3階に行く前に酔いは醒めてたみたいだから、代謝はいいみたい?(笑) ジョッキがあるということはロシアでもビール飲むんだー。と思いました。ウォトカをあんな飲み方をする国の人にはビールなんて水みたいなもんじゃないでしょーかおそろしい…。
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by n_umigame | 2009-04-25 19:07 | ウサビッチ/Usavich | Trackback | Comments(2)

本棚の中には微妙な想い出がいっぱい

久しぶりに2連休が取れたのですが、入れていた予定がキャンセルになりました。
せっかくなので遊びに行こうかなと思ったのですが、ふと本棚を見ると、何か棲んでるんじゃないかと思うような、我ながらちょっとどうかと思う状態でした。「何か」に呪われて病気にならないうちに少し整理することにしたら、いろいろ出てきました。

別に珍しいものはないのですが、自分が懐かしかったので記事にしておきます。

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↑アイザック・アシモフのイライジャ・ベイリ(Elijah Baley/愛称はライジ)とR・ダニール・オリヴォー(R. Daneel Olivaw/RはロボットのR)コンビシリーズ『鋼鉄都市』『はだかの太陽』『夜明けのロボット』『ロボットと帝国』から、最初の3作。
イライジャとダニールコンビもバディ・ムービーのお約束を踏襲し、最初は大半の人間と同じようにロボットが嫌いだったイライジャが、やがてダニールを認め、互いに深い信頼関係に結ばれた名コンビになっていきます。ロボットのダニールは死ぬことができず、イライジャの死後もその友情を抱えて気の遠くなるような時間を生きることになるのですが(SFですから)、それはまた別のお話。(興味のある方はファウンデーション・シリーズをどうぞご参照ください。こちらもおもしろいです。)
未来のニューヨークから始まるSFなのですが、たびたびミステリ好きにもオススメできるSFとして太鼓判を押される傑作です。未読の方はぜひ。中でもコンビ・ラヴの方には自信を持ってオススメいたします!


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↑パーネル・ホールの「控えめ探偵」スタンリー・ヘイスティングズシリーズから『探偵になりたい』と『依頼人がほしい』。
実はこのシリーズ、1作目の『探偵になりたい』だけを読んだときはそんなにピンと来なかったのですが、NY市警のマコーリフ部長刑事が出てきて準レギュラーになってから物語世界に躍動感がつき、ぐっとおもしろくなりました。特に『お人好しでもいい』でマコーリフがヘイスティングズに仕事を依頼することになるのですが、その頼み方が最高で。ぜひ読んでくださいね。
あ、このシリーズはコメディですから(笑)。上のカバー絵だけ見ているとそうは見えませんが(笑)。日本のカバー絵の方が原作のイメージをよくあらわしていると思います。
日本でももうすぐ始まる裁判員制度の参考に『陪審員はつらい』も良いと思います。自由業の人が陪審員に指名されるとどんなにたいへんかということがよーくわかりますし、アメリカの陪審制もわかりやすく描かれています。
このシリーズは翻訳の田中一江さんの卓抜したセンスに依るところが非常に大きいと思うのですが、”Shot”を『撃たれると痛い』 と訳されたセンスには本当に脱帽しました。主人公のへなちょこさが余すところなく出ています(笑)。
パーネル・ホールは役者になりたかったこともあるそうで、シュワちゃんの映画にもちょい役で出演したことがあるそうです。『サスペンスは嫌い』までは江口寿史さんがカバーイラストを描いていて、とても合っていて気に入っていたのですが、最新作 『休暇はほしくない』から変わってしまいました。残念。
しばらく翻訳が出ていないのですが、お人好しでへなちょこで、時給10ドル(後に少し値上げ。リチャードのケチ(笑)。)で走り回って家族を愛し、いざというときはがんばってくれる(?)心やさしいスタンリーの活躍がまた見たいです。


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↑ジェイムズ・P・ホーガンの「ガニメアン」(巨人)シリーズ 『星を継ぐもの』『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』『内なる宇宙』の最初の3作を1冊に合本したもの。
これも「SFミステリ」の傑作として『星を継ぐもの』はほとんど古典となっていますね。次々とあらわれては錯綜する謎また謎を論理的に解きほぐし、やがておどろきの結末が!という部分が本格ミステリの手法と重なるからでしょう。(作中のキャラクター、ダンチェッカーには「数学ができない人間が科学のカタルシスを得るために法律の道へ進むんでしょうね(冷笑)」と言われちゃってます(笑)。
主人公はイギリス人の原子物理学者ヴィクター・ハントなのですが、ハントが原子物理学者という設定が最初の方しか活きていない気が…(笑)。出が多い割には印象が薄いです。…と思っているのはわたしだけかと思っていたら、ファンの間でもそんな意見がけっこう見受けられました。
このシリーズの影の主役はクリスチャン・ダンチェッカーと言っても過言ではないです。ダンチェッカーはアメリカ人の生物学者。最初はもののわかった主人公にへこまされるだけに登場する、「頭の固い専門バカ科学者」として登場させられただけなのかと思っていたら、何の何の。おいしいところは全部ダンチェッカーがかっさらって、ビシ!と決めます。かっこいいよダンチェッカー。おでこは涼しいけど。(大きなお世話だ)めちゃくちゃあくの強いキャラクターですが根はいいヤツで(ハントもあとで認めました)、職権濫用でゾラック(コンピュータの名前。この子もおもしろい)にナンパの手伝いまでさせるハントに比べると、良くも悪くも硬派です。カレンに惚れるなんて女の趣味いいネ!(『内なる宇宙』によるとどうやら結婚した模様。いつのまに。ちょっとちょっと、そのいきさつをぜひ読者に教えてホーガン先生!!)
「戦争」という概念がない遠い星からやってきた、心やさしきガニメアンのガルースもいいです。
ホーガンの地球人礼賛はファンの間でも賛否があるようで、わたくしも読んでいてひっかかる部分があることはあるのですが、エンタテインメントでもあることですので…。


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↑エラリイ・クイーンも2冊。
左はドイツ語版『九尾の猫』、右はフランス語版『ニッポン樫鳥の謎』(『ニッポン庭園の秘密』…
"The Door Between"です)
フランスの本の装幀がシンプルでシックなのに比して、なぜドイツの本はこう…(以下自粛)。


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↑『ゲド戦記』の中国語版。「二十世紀美国青少年幻想小説的経典」だそうです。
……経典。
原書は一番薄い2巻がなぜか一番分厚くて値段も高いです。ちゃんと中を見ていないのですが、"The Tombs of Atuan"に間違いなさそう…。



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↑またしてもMTV DECO STYLe様より。
キレネンコって靴磨いてるとき以外はわりと何か読んでませんか? もしかして活字中毒?(笑)
わーい、おともだ…いや、生意気な口きいてすんませんボス。わたし活字中毒じゃないと思いますええ。
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by n_umigame | 2009-04-25 18:37 | | Trackback | Comments(2)

偉大なるミステリー作家たち アガサ・クリスティー

偉大なミステリー作家の素顔と真実に迫るシリーズ。今回は、名探偵エルキュール・ポワロやマープルの生みの親、ミステリーの女王アガサ・クリスティーの世界にご案内する

ミステリーの女王アガサ・クリスティー。作品は世界50か国以上で翻訳され、部数は10億部を超える。だが、単にたくさん売れたから、ベストセラーが多いから、女王と呼ばれているわけではない。そこには、もっと深い“理由”がある。番組では5人の読書好きが「アガサの謎を解く名探偵」として登場。鍵となる3つの作品を中心に、互いに議論を深め、「女王の真価」を探求する。ミステリーの奥深さをたんのうして頂く90分。NHK BShi 4月21日(火) 20:00~21:30


クリスティの膨大な作品群の中から『オリエント急行の殺人』『そして誰もいなくなった』『春にして君を離れ』の3作をピックアップし、それぞれをゲスト陣が探偵となって掘り下げてゆく、という趣向の番組でした。

エラリイ・クイーンのときのゲーム性を意識した、明るい、アメリカ的ハッピーエンディングな雰囲気の作りとは全く違う、暗い底恐ろしさが漂う1時間半でございました。

上記3作を選ばれたことからも、どういう趣向の番組にしたかったのかが伺えるかとは思いますが、それにしても怖かったですよ。特に、アガサが幼いときにお姉さんとよく遊んだという「上のお姉さん」遊び。こわー!!! なんでこんな怖い遊びを…!! でも子どもってなぜだかこういう怖い遊びが大好きですよね。最近は犯罪に巻き込まれたりすることがあるためやらないと思われますが、わたしも小学生までは毎年夏に同級生や近所のお姉さんお兄さんたちと肝試しをやっていました。(もちろん大人がついていました)だいたい神社か墓場なのですが、田舎の墓場なので古ーい卒塔婆がうっそうとした竹林の細い道沿いにわさわさ刺さっているようなところでした。道々に悪のりした大人たちが隠れていて「わーっ!!」とかって飛び出してくるし…。大人になったらあれをやるんだチクショウ覚えてやがれと思っていたのに大人になったら肝試しができない社会になっていましたチクショウ。
…あれ、何の話でしたか。

閑話休題。

『オリエント急行の殺人』も『そして誰もいなくなった』もこんな風に読んだことはなかったので、新鮮でした。
『アクロイド殺し』のフェアかアンフェアか論争で、ヴァン・ダインの評の返しにセイヤーズの評で返す趣向でしたが、痛快でした(笑)。(ヴァン・ダインファンの皆さま、すみません)

『春にして君を離れ』は男性にはあまり人気がないようでしたが、逆にこれが身にしみて痛い、クリスティのナンバーワンとして推す、という男性もある意味怖いかもしれません(笑)。
この作品はミステリではなく、元々アガサ・クリスティ名義で書かれたのではない作品なのですが、非常に怖い作品です。
夫や子どもたちに愛されないどころか、夫の心はとっくに別の女性に移っている。ふつうだったら浮気者のはずなのですが、夫に同情的に描かれています。おそらくほとんどの読者はこの心移りを、夫の不実とは思わないでしょう。その夫からは憐れまれ、子どもたちからは「この家は牢獄だ」と憎まれ出て行かれ、それでも、自分では良妻賢母で非常に魅力のある女のつもりだった主人公の独善ぶりが読んでいて痛くて痛くて、最後の方で一瞬、あ、生まれ変わるのかな…?と思って希望の光が見えたかに見せつつ、やはり…というオチ。アガサ・クリスティ…女です。(笑)男性はこうは書かないですよね…。

この主人公の独善が問題なのは、外に出ない。あるいは外から見たら、この作品の主人公のように「一見良妻賢母」であるがために、その家族の息苦しさは家族にしかわからない、という点にあるかと思われます。こんな母親だったら、妻だったら、わたしでもいっしょに住むのは我慢できません。それで本人は「こんなに愛して尽くしたのに何が気に入らないの?」と思っているし、日々態度にそれが出ていたでしょうね、こういう人ですから。その無神経っぷりが家族の神経を逆なでし、生きる活力をヒルのように吸い取っているということがちっともわかっていない。
やはりこの作品については、桜庭一樹さん、山本容子さん女性陣の評が的確であったと思いました。

クリスティの作品には、トミーとタペンスシリーズや、ポワロの短篇など、軽く読めて楽しい作品群もたくさんあり、それがクリスティの幅広さであるので、またこういった明るい面のクリスティ特集もしていただけるといいなあと思います。
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by n_umigame | 2009-04-23 21:28 | ミステリ | Trackback | Comments(2)

これは本当なんでしょうか。…としたら嬉しすぎる。

ウサビッチのグッズがいろいろと新しいものが発売されてうれしい悲鳴の日々を送っておりますが、全商品を扱っているお店がないようで、住み分けているようです。
それであちこち彷徨っているうちに見つけたのですが、

2009年8月にはシーズン3がDVD発売予定!!

ほほほ本当ですかコレ!?
MTVの公式には何も書いていないし、カナバングラフィックスのHPも何も書いていませんので、鵜呑みにするのは危険な気がしますが。

ソースはここ→シネマコレクション だったり、ここ→MSNオークション だったりするのですが、それぞれのさらにソースをたどると、きっと、同じですねこれ。

グッズもいいさ。だけど一番いいのは、もちろん、原典ですよ、ハラショー!!!

8月といったらすぐですよー! わー!!!(踊る)(ガセかもしれないから落ち着こうワ・タ・シ!)
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by n_umigame | 2009-04-22 21:40 | ウサビッチ/Usavich | Trackback | Comments(2)

Welcome. 本と好きなものがたり。


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