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エラリイ・クイーン原作ドラマ@ニッポン

『ミステリの女王の冒険』を腰を据えて読めないフラストレーションから、うだうだと「早くDVDでないかナー」とwebの海をざばざばと泳いでおりましたら、妙なものを見つけました。

そのいち。





ペットショップに奇妙な客が。毎週、同じ目の色の黒猫を一匹ずつ、7週間も続けて買っていく。





な、なんにゃーこりゃー。いや原作は知っているけれども。

そのに。




二大推理作家の傑作をオムニバスで送る。財界大物の射殺事件を描く「アガサ・クリスティーの招かれざる客」と膨大な遺産相続を巡る殺人事件を描く「エラリー・クィーンの三人の未亡人」【東京ニュース通信社刊「TV...





これは『クイーン検察局』所収の「三人の寡婦」かな?
なんと、今はなき、火サスだったらしい。えええー。
アガサ・クリスティーは比較的翻案ドラマ化されることが多い気がしますが、クイーンも昔はちょくちょくあったのですね。
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by n_umigame | 2010-03-29 21:30 | *ellery queen* | Trackback | Comments(0)

『王立警察 ニコラ・ル・フロック』#5~放送日決定!

■王立警察 ニコラ・ル・フロック

【字幕版】5月7日(金)スタート
毎週金曜10:00pm~深夜0:05am ※2話連続放送
※日本初放送エピソード(#5~)は、5月21日(金)スタート
2008年~2009年/フランス/全8話(4エピソード)

激動の18世紀、ルイ15世統治下のパリを舞台に、王国高等警察の警視と宮廷に出入りする侯爵という2つの顔を持つニコラ・ル・フロックが陰謀はびこる数々の事件に挑む、フランスの人気ドラマ。日本独占初放送の最新エピソードとあわせて、第1話からオンエア。(TVGrooveより)


マダム・サイドワインダーこと縁側昼寝犬さまと、華麗なる燃料投下隊Marieさん(こんなところでコンニチハ!)の情報で知ったのですが、ついにSaison 2の日本放送日が決まったようです!
やったー!!\(>∇<)/ わっしょーい!!
(ただ、AXNミステリーでの情報公開はまだみたいです。遅いですよ、AXNミステリーさん。)

ソースはココです☆→http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/2/nid/3060.html

さて、縁側昼寝犬さんがジェローム(・ロバート)さんの写真をケータイの待ち受けにされると伺い、「おお、ではわたしならさしずめコレがいいな!」と思った画像がこれ。
(*/∇\*)キャッ☆

じゃん。→uniFrance






誰が遺影だ。(言ってない)
てゆうか、
ジェロームさんじゃないじゃん。
そうです、この人は、フランソワ・カロンさんです。
いやー、びっくりしましたよ、バッハ鬘をかぶっていたらもうせんだみつおにしか見えなくなっていて、
「アメリカのいかりや長介、モーガン・フリーマン、
フランスのせんだみつお、フランソワ・カロン。
ここ、テストに出るからなー」と言いふらそうと思っていたその矢先に、なんというヅラマジック。
ただのステキオヤジでした。
というわけで、にせみ(仮)さん、瞬殺でした。めんぼくない。うふふふふふふふvvvvv
でも初めて見たときから、ジェロームさん演じるニコラよりエレガントなお辞儀をする人だなあと思って、こっそり心の片隅にいたです。

でもきっと、また動いているのを見たらジェロームさんにめろめろになっちゃうんだろうな…。フゥ…。この浮気者めー。

ところで、上の画像を待ち受けにしたものの、結局かわいいウサビッチのプーチンに戻してしまいましたことをここに告白し、やっぱりおうちでPCででっかい画面で見ることにしたことを白状いたします。
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by n_umigame | 2010-03-29 20:59 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(6)

アガサ・クリスティ展と人生初BLのおはなし

春だ! 年度末だ! 仕事が山盛りだ!
というわけで、本日は久しぶりの終日休日です。にせうみがめです。
異動先にまだ自分のパソコンが設置されていないため、昼間はふつうに出勤して自宅に帰ってからパソコン仕事をもにょもにょと片づけるという日々がここ2週間ほど続いているのですが、仕事のために立ち上げたはずのPCでブログを更新してしまっているのはなぜかしら。逃避ですか。逃避ですね。そんなことしてるから睡眠時間がばりばり減るのですよそうですよ。

そんなわけで(?)ミステリ関連のコネタを2つ。

コネタその1。


「アガサ・クリスティー展」
~ミステリーの女王 その軌跡~
期 間 : 3月17日(水)~6月13日(日)
時 間 : 10:00~17:30(最終入館17:00)
場 所 : 相田みつを美術館 第2ホール
入館料 :
[当日]一般1300円/ 高校・大学生1200円/小・中学生800円
[前売り]一般1200円/高校・大学生1100円/小・中学生700円
[団体]※団体は20名以上 一般1000円/高校・大学生900円/小・中学生500円 

問合せ : アガサ・クリスティー展事務局(Zen-A)
03-6825-1122(平日11:00~19:00)
主 催 : テレビ朝日/相田みつを美術館 (hayakawa onlineより)


生誕120周年記念を記念して開催されるそうです。
相田みつを美術館ってどこにあるの? と思ったら、東京国際フォーラムの一画にあるのですね。
だったら出張のついでにふらっと寄れそうだな、うふふ。
行けたらまた感想などをアップしたいと思っております。

なんでも昨年、ポワロものの未発表短篇が見つかったそうで、今年早川さんから翻訳も刊行される予定とか。
わくわく。




コネタその2。

わたくしがエラリイ・クイーンシリーズに登場する、クイーン警視ラヴvなことは、いやっちゅうくらいご存じの方もいらっしゃると思われますが、クイーン警視はかっこいい。きっとファンは地球上に大勢いる。(わかったから)そうは言っても、アタイはこの世で孤独なクイーン警視ファンなのさ、きっと…よよよ…と泣いている日々でございます。

でも探せばいるよ、きっと!(「探さなければいない」の別の言い方)と気を取り直すことが、年に何度かあります。
そんなときは涙をふいてwebの海へとざばざばとこぎ出すのですが、最近、某作家の方がクイーン警視の大ファンであり、「クイーン警視が登場するシーンにしおりをはさんである」「『ローマ帽子』最後のクイーン警視のエラリイにあてた手紙の部分を、何度も何度も読んだ」という、「おお、心の友よ!!」と、かけよってハグ攻めにしたい(←大迷惑)という方がいらっしゃいました。

そればかりか、「クイーン警視をモデルにしたキャラクターが登場する、いわばクイーン警視の同人誌」と言っていい作品を発表されたとかしないとか。

うおー、読みたい!! 読みたいです、先生!! と思って探しました。

BLでした。

BL。
BLですか。
しかし、わたし、BL読んだことないのでありますよ。てゆうか食指が動かないのでありますよ。


以下、そんなような話題になりますので、「んもー」と思いつつ読んでもいいかただけ、moreからどうぞ


More
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by n_umigame | 2010-03-29 00:15 | ミステリ | Trackback | Comments(4)

『アガサ・クリスティ ミス・マープル3』#4:復讐の女神

ミス・マープルは亡くなったドイツ人文学者の友人ジェースンから遺言として事件の調査依頼を受ける。だが事件の説明は一切なく、渡されたのは行き先不明のミステリー・ツアーのチケット2枚だけ。危険かもしれないので信頼できる人物を連れて行けという。
ミス・マープルはおいのレイモンドとバス旅行の集合場所へ。参加者は、年の離れた夫婦や、修道院長と修道女、元ドイツ軍兵士などだが、どうやら全員つながりがあるようだ…。(NHK海外ドラマHP)


あれ? 
なんか、『マクベス』に出てくる3人の魔女みたいな姉妹が出てくるお話じゃありませんでしたっけ??

リチャード・E・グラントがレイモンド・ウェスト!(しかも声:大塚芳忠さんvvvvv)(しかも女ぐせ悪そう)
リチャード・E・グラントが出るっていうからまたてっきり悪党かと。すまん。
役者さんのイメージがミスリードになってるっていうのもどうか。

今期の『ミス・マープル』は、単品(単品言うな)でも舞台の主役を張れる実力派・個性派俳優さんたち続々でしたね。(前回はさりげにジュリアン・サンズが)

原題は「ネメシス」。実は「ネメシス」とはミス・マープルのことだった、というオチだったはずなのですが、このドラマの改変の仕方だとそこがまったく生きませんでしたね。

なんだかとても思わせぶりな、印象に残るラストシーンでしたが、ミス・マープルものの事実上最後の事件となった本作品、できればほかの見せ方もあったろうに、という最終回でした。
比較すまいと思っておりましたが、ジョーン・ヒクソン版の『復讐の女神』の方が、「人を愛するとは何か」という重い重いテーマに、より深く切り込んでいたと思います。
そして、ミス・マープルがなぜラフィールに「ネメシス」と呼ばれたかも。
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by n_umigame | 2010-03-26 23:54 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『アガサ・クリスティ ミス・マープル3』#3:ゼロ時間へ

人気テニス・プレーヤーのネヴィルは妻ケイに前妻オードリーと仲良くしてほしいと言い出し、後見人カミーラの海辺の屋敷で引き合わせる。カミーラの旧友のミス・マープルも滞在中だ。ほかのゲストも交えたディナーで、老齢の弁護士トリープスはかつて事故を装った計画殺人を成功させた子どもの話をする。翌日、トリープスは心臓発作で亡くなっているのが見つかる。やがて、屋敷内で殺人事件が起こり、マラード警視が捜査を始める。(NHK海外ドラマHP)


前回の『無実はさいなむ』と同じく、映画の先行作品があるこの作品。
ただし、パスカル・トマ監督のフランス映画でした。
なにかと因縁のあるイギリスとフランスのこと、自国の至宝とも言うべきミステリ作家の作品を先んじて映像化されてしまい、「おフランス野郎にクリスティーの何がわかるっていうのだ、キィー!」…と思って一同、燃えた。 かどうかは存じませんが、これも比較的原作どおりに(肝心の探偵役がごろっと変わっとるやないかいというツッコミはこの際おくとして(笑))、ふつうにおもしろい佳作に仕上がっておりました。
やればできるじゃん。(←上から)

繰り返しになりますが、原作はバトル警視ものの佳作で、クリスティーの作品中屈指とおっしゃる方も多いかと思います。
ただ、「ゼロ時間」の意味するところからも、倒叙ものへのチャレンジのような意味合いもあったのかなあと思うほどに、ミステリをあまり読み付けない方が読むと、どこがおもしろいのかいまひとつわからないというご感想もあるかと思われます。

こうやってまとまって改めてドラマで見てみると、クリスティーの犯人って、いろいろな意味でいっちゃってる人が多いですね(笑)。もちろん役者さんたちがうまいのですが。
こんなにそんな感じだったかなあと、以前読んだ作品をぐるぐる思い出しているのですが、いかにも「人間だもの、あるある」というところと、「そんな手の込んだことするやつおるかい」というところの線引きの加減が、絶妙なんですね。

世界中で聖書より読まれていると言われるゆえんは、この人間という業の深い生き物の、狂気とのすれすれラインを、ミステリとメロドラマに包んで描き出すところにあるから、という部分もあるのではないかと思いました。

内田樹さんが「世界文学とは何か」というおもしろい定義をされていました。詳細はお読みいただくとして、かいつまめば「司馬遼太郎は世界文学になり得ないが、村上春樹はなり得る」という例をあげて、いつものおもしろ内田節で語っておられたのですが、そういう意味でいくと、アガサ・クリスティーはまぎれもなく、世界文学であると言えるかと思います。
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by n_umigame | 2010-03-25 23:32 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(4)

『アガサ・クリスティ ミス・マープル3』#2:無実はさいなむ

資産家の女性レイチェルが自宅で殺害され、養子の息子ジャッコが逮捕され死刑になる。
2年後、故レイチェルの夫リオは元秘書のグエンダと結婚することに。グエンダに招待されたミス・マープルが結婚式の数日前に屋敷に着くと、リオの5人の養子の子どもたちも集っていた。そこに突然、学者のキャルガリが現れ、ジャッコのアリバイの証人だと告げる。ほかに真犯人がいるということだ。屋敷にいる全員が互いに疑いの目を向ける。(NHK海外ドラマHP)


『無実はさいなむ』はノンシリーズもので、過去『ドーバー海峡殺人事件』という「ドーバー海峡まったく関係ないじゃん」という邦題で日本でも公開されたそうです。
主演はキャルガリを演じたドナルド・サザーランド。ほかフェイ・ダナウェイ(レイチェル。今思うと適役でした)やクリストファー・プラマーなど錚々たるキャストでした。
(ちなみに坂田靖子さんのイギリスものの傑作シリーズ「マーガレット奥さんの珍道中」の中にも同名のエピソードがあって、こちらはとても楽しい一品です。こちらもぜひに。好奇心旺盛なマーガレット奥さんと常識人のタルカム・オブライエンさんの仲の良いご夫婦が大?冒険、という設定は、クリスティーの「トミーとタッペンス」に似ていますね。)

いきなり語るモードなのは、『ドーバー海峡殺人事件』でミッキー(マイケル)を演じたマイケル・マローニーさんがわたくしの心の恋人だからでございます。えへ。
見たいよ見たいようおー!と遠吠えしていましたら、とあるいつもお世話になっている親切な方が「ほれ」とビデオをくださいました。今も大切に持ってします。(いいかげんDVDにダビングしなくちゃ)

クリスティのノンシリーズものは、名探偵が活躍するシリーズものより地味な印象ということもあってか、日本ではあまり評価されていない印象を受けるのですが(『そして誰もいなくなった』のような超弩級は別として)、実は傑作が多いと思います。
「名探偵」が登場するとどうしても謎解き(パズル)に力点が置かれてしまい、ドラマの部分がなおざりにされがちなのですが、ノンシリーズものは犯人が分かってすっきりという単純なものではなくて、本を閉じた後もいろいろと考えてしまうような作品が多いです。

ですので、本来ノンシリーズものであったこの作品にシリーズ探偵を配すというのはいかがなものかと危惧しておりましたが、そして00年代になってからのクリスティ原作ドラマの改変がどれもこれも、控えめに申しても大・失・敗☆じゃなくて?というものが多かったため、「またか」という思いもあったのですが、いやいや、申し訳ありません。
やはり虚心坦懐に見なければなりませんね。
これはミステリドラマとして、とてもよくできていました。

ただ、がんばって難癖をつけるとしますと、やはりノンシリーズもののように、「探偵役も含めて誰が犯人かわからない」というハラドキ感は減少していたことはいなめません。
シリーズ探偵が犯人(ということももちろんありますが、それだと「いきなり最終回」ですからね(笑))という可能性は基本的にシリーズものではゼロなため、ミス・マープルが除外されてしまう。
そしてミス・マープルが必ず真相を解明するという事前の安心感が視聴者にあるため、そんなに意外な結末にはならないということも折り込み済みになってしまいます。

今回は、見せ方があまりにもそれらしかったため、途中で犯人がわかった方が多いと思われますが、
↓以下ネタバレ(犯人含む)感想文(ご注意ください)

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by n_umigame | 2010-03-25 00:36 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(4)

『アガサ・クリスティ ミス・マープル3』#1:バートラム・ホテルにて

ミス・マープルは少女のころによく泊まっていたバートラム・ホテルにやってくる。ホテルは有名レーサーやアメリカのジャズシンガーなど個性的な人々でにぎわっていた。客のなかには大富豪ブレイク卿の遺言状開示のために来た娘エルバイラと、疎遠になっている彼女の母ベスもいた。
その晩、メイドのティリーは誰かから金を受け取ると日記に記すが、翌日、死体で発見される。一方、ベスは脅迫状を受け取っていた。(NHK海外ドラマHP)


あっ、タペンスだ!(@「二人で探偵を」)

この新シリーズの「ミス・マープル」の天晴れなところは、これだけごっそりと原作とキモも雰囲気も変えてしまっても、犯人だけは変えないところですね。
エライエライ。(←棒読み)

ミス・マープルものの原作で既読なのは、短篇を入れてもおそらく4~5作くらいなので、『バートラム・ホテルにて』もきちんと読まねばと思います。

ジェラルディン・マクイーワンのミス・マープルはどうやら2007年までに作成された今シーズンで終了らしく、次シーズンはジュリア・マッケンジーという役者さんに代わるようです。
寡聞にして存じませんが、チラ見した写真では、うーん、ミス・マープルと言うよりは、ジェシカおばさんかな。

代わってしまうと聞くと、ジェラルディン・マクイーワンさんのミス・マープルも可愛くて良かったなあと思ったり。
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by n_umigame | 2010-03-23 23:26 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

『百億の昼と千億の夜 新装版』刊行

4月10日刊
光瀬龍 『百億の昼と千億の夜 新装版』
キリストや釈迦も宇宙の運命を知ることはなかった。壮大なる宇宙黙示録。解説=押井守。
(ハヤカワ文庫JA 予価840円)
(本棚の中の骸骨さまより)


原作も読みたいなと思っていたら品切れで途方に暮れていたのです。
やったーv

なんて運が良いんだろう、わ・た・しv うふふ。(いいえ、ハマるのが人様よりかなり周回遅れなだけです)
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by n_umigame | 2010-03-23 23:14 | | Trackback | Comments(0)

"The Adventure of Colonel Niven's Memoirs"@ELLERY QUEEN

『ミステリの女王の冒険』のエピソードガイドで「大佐のメモワールの冒険」として紹介されているエピソード(2005年のミステリチャンネル放送時に未放送)が、YouTubeに(一部だけどけっこう大部分)アップされていました。
わーい。

詳細は本をお読みいただくとして、何でも、このエピソードに登場するキャラ、ジェニー・オブライエンはエラリーの担当編集者兼恋人で、キスシーンがあったのに日本放送時(ミステリチャンネル放送時よりもっと昔に放送されていたそうな)にはカットされていたそうです。
なぜだ。
日本の女性ファンが怒るからか。TV局にカミソリ送られたら困るからか。カミソリなんて山分けしたらいいじゃないか。(違)
アタシなんか「エラリー、彼女、できたんだね!!」と、あんたは近所のおばちゃんかみたいなノリで思わず安心しましたよ。

が、YouTubeの動画ではちゃんと見ることができます。




女性がちゃんと隣にいると、ぼへーっしたキャラのドラマ版エラリーもかっこよく見えるから不思議です(笑)。
早朝からクイーン家にやってきて、パパにも顔パスです。(が、パパはクリスチャン・ネームで呼んでないってことはえーとえーと?)
ニッキイみたいな紅一点的キャラというより、自立した知的な大人の女性という印象ですね。気ぃ強い人やなあ(笑)。でもエラリーにはこれくらいがいいかもですね。
キャラクターの名前からして、クイーン家と同じアイルランド系の人のようですね。
















駐禁切られたネタはここで落ちるのか(笑)、なるほど。
ジェニーはストッキングのセール品を買いに行ったようですが、このころ(1947年頃)のストッキングは働く女性の1カ月分のお給料くらいのお値段だったそうで、3足1000円とかで買える現在とはまったく事情が違ったようです。(『緋文字』でも確かニッキイがストッキングを1足しか持っていないというエピソードがあったように思います)
彼氏(エラリー)が駐禁切られてもストッキングゲットに血眼になるジェニーをフォローしてみました(笑)。

事件解決のためなら息子のために何でも便宜をはかってあげるパパも、駐禁切られた分までは面倒みないところがいいですね。こういうところはえこひいきしないからクイーン警視は警察内での信頼が厚い(ということになっている)のかしら、うふふvvvvv(はいはい)
家を荒らされて、「警官の家に!!」とブチキレるパパもステキでした。(最後まで)

ところで、試しに初めてYouTubeのキャプションサービスを使ってみました。英語くらいは拾えるのかと思っていましたが、ダメだこりゃー。
ああーDVD! DVDが待ちきれないですね!
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by n_umigame | 2010-03-23 18:59 | *ellery queen* | Trackback | Comments(0)

『百億の昼と千億の夜』 光瀬龍原作/萩尾望都著(秋田文庫)秋田書店

ギリシャの哲学者プラトンはアトランティス王国の文書を求め、旅に出る。旅先のエルカシアでプラトンは太陽のような明り(タウブ)、高度な調味料を使った食材、グラウス(ガラス)と今までに見たことのない高度な技術を持った文明に出会う。プラトンは、エルカシアの宗主にアトランティスがなぜ滅んだのかを訊ねる。宗主は「その問いはあなた自身で見つけることになる」との謎の言葉を残す。プラトンはその地で横になり、目が覚めると自分がアトランティスの司政官オリオナエであることを自覚する。

オリオナエは国王アトラス7世、先王ポセイドニス5世から王国のアトランタ地方への移動を強く求められていたことに苦しんでいた。しかし、2人は惑星開発委員会の要請に基くものであるとして強く移動を迫る。王国は移動を試みるも失敗し大惨事に襲われ、王国の繁栄は一夜にして崩壊する。プラトンは再び目が覚める。体調を取り戻したプラトンは西北の地TOVATSUEへ向うという。これが時を超えた遥かなる旅の始まりとなる。

シッタータ(釈迦)は釈迦国の皇太子であったが世の無常を感じて出家し、トバツ市にて梵天王から破滅の相を聞かされる。疑問を抱いた彼は阿修羅王と会うことを決意する。

一方、ナザレのイエスはゴルゴダの奇蹟の後、大天使ミカエルにより地球の惑星管理員に任命される。

“シ”の命を受けたという惑星開発委員会の真意とは? 弥勒の救済計画とは何か、様々な謎が彼らの前に立ちはだかる。(Wikipedia)(原作)



昔読んだ記憶があるのですが、『聖☆おにいさん』を読み返していたらむしょうに読みたくなりまして、再読。
中学生のときは、筋はわかったけど、これってSFなの? という軽い感想しか出てこなかったのですが、今読み返すと、これがいまだ読み継がれている理由がよくわかります。
けれども、この作品を読んでいたおかげで、『マトリックス』がつまらなかったです。どうしてくれよう(笑)。

「”存在”とは何か」という深い深い、そして気の遠くなるような、おそらく生きている人間が解くことはできない、「謎」。
どちらかというともう哲学の領域に踏み込んだ壮大なテーマであった、という点で、中学生のわたしが「これってSFなの?」と思ったのでしょう。
今でもそう思います。
手塚治虫先生の『火の鳥 鳳凰編』にも通じるものがあるように思います。無限大にも無限小へもどこまでもどこまでも果てがない世界観、波のように寄せては返す、くりかえし循環するイメージ、そして多元的な「宇宙」をまたいで存在する超越者の存在。
もし、宇宙が「無」から発生したのだとしたら、「”無”というものの存在」をどう説明するのか。そもそも「無」とは何か。

こうして感想を書いているだけで気が遠くなってきました。

『聖☆おにいさん』と違って、ナザレのが悪の手先の小悪党として登場し、原作とは違ってイスカリオテのユダが非常に魅力のある萩尾解釈のユダになっているそうです。
こういう作品が先達としてあったから、そして今も読み継がれているからこそ、日本の漫画作品は裾野が広いのでしょうね。

「なぜ! なぜ! なぜ!  
神ならば!
なぜわれわれを こんな目にあわせるのだ!」

「あれは鬼です!
戦いの鬼です!」

「阿修羅には 願いは ないのか?
失うものが ないのか?
鬼とて この世の者であるなら 同じ希望を 持たぬのか……?」

「太子! 波羅門のいう
兜率天浄土に 弥勒という 沙門のありて
この世の末法に 現れ出でて 人々を救うと」
「ではいったい
五十六億七千万年後に なにが起こるというのだ?」
「まこと 救いの 神ならば
破滅の 到来をこそ 防ぐべきだ!」


「……救い
だから 阿修羅は 戦っているのか
神を信じられぬ この鬼は……」

「太子
人間は孤独であるより 悪とともにあった方が
よいと見えるな」

「じいちゃん じいちゃん
あれは 何なの?」
「こうら そんなに身をのりだすんじゃねえ ユダ」
「でも あれは?」
「恐ろしや… シーッ
「あれは背徳の ソドムとゴモラの街じゃよ
神の怒りをうけ 水底に沈んだのじゃ」
「神の怒りをうけ……
裁きをうけ…

神とは 裁くものなのか?」

「そんな役目でもなけりゃ なんでオレを疑ってるおめえをそばにおいとくよ
歴史がいいつづけるんだ
うらぎりもののユダ!
おめえは永久に 罪人だ!」

「神! ごう慢で わがままで 生けにえを求め
われらを裁く神!
従属を強いる神!
わたしは 神を 憎む!」
「…わたしには わからない
わたしには 信じられない
神とは
わたしの 知っている 神とは……
人々を導き 救うものだ……」

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by n_umigame | 2010-03-23 00:58 | コミックス | Trackback(1) | Comments(0)

Welcome. 本と好きなものがたり。


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