「ほっ」と。キャンペーン

<   2010年 11月 ( 13 )   > この月の画像一覧

「『七人の侍』の組織論」(内田樹の研究室)

久々にすとんときた。

以下ところどころ引用させていただきましたが、全文はこちら。
『七人の侍』の組織論

コレクティブハウスの話から始まり、題名の「七人の侍」の組織論まで。
このアクロバティックな論理展開がいつも楽しいですね。
ときどき論理が飛躍しすぎていてついていけないときもありますが(笑)。

あらゆる共同体では「オーバーアチーブする人」と「アンダーアチーブする人」がいる。
必ずいる。
全員が標準的なアチーブメントをする集団などというものは存在しない。
存在する意味がないから、「作ろう」と思っても作れない。
あらゆる集団はその成員の標準的なアチーブメントに及ばない「マイナーメンバー」を含んでいる。
幼児や老人や病人や障害者は集団内では支援を与えることより、支援を受けることの方が多い。
けれども、これらの「マイナーメンバー」を支援するときに、「自分は損をしている」というふうに考える人間には共同体に参加する資格がない。
あらゆる人間はかつて幼児であり、いずれ老人になり、高い確率で病人となり、心身に傷を負う。
だから、集団のすべての構成員は時間差をともなった「私の変容態」である。
それゆえに集団において他者を支援するということは、「そうであった私、そうなるはずの私、そうであったかもしれない私」を支援することに他ならない。

真に”利己的”であるというのは、こういう意味なんだろうと思います。(と、以前ウチダ先生も書いてらっしゃいました)

共同体に蓄積された資産を「次世代への贈り物」であると考えることのできない集団は短期的に崩壊する。
(中略)
集団成員のうちのヴォリュームゾーンである「標準的な能力をもつ成員」の利便を最優先に配慮する「平凡」共同体も、やはり長くは続かない(全員が均質化・規格化して多様性を失ったシステムは環境変化に適応できない)。
もっとも耐性の強い共同体とは、「成員中のもっとも弱いもの」を育て、癒し、支援することを目的とする共同体である。
そういう共同体がいちばんタフで、いちばんパフォーマンスが高い。


前半はかつてのネイティブ・アメリカンの土地に対する考え方と共通するものがあります。
「われわれはこの土地を祖先から引き継いだのではない。子孫から借りているのだ」。
真ん中は「エコロジカル・ニッチ」のお話に通じます。
地球上の進化の歴史を見ると、最も強かった種はいずれも絶滅していて、激変した環境にも適応できた種だけが生き残ったそうです。(わたくしのこの辺りの知識の元ネタはNHKスペシャル『地球大進化』であります)

で、ここから『七人の侍』を例に取った組織論のお話になります。

平八は五郎兵衛がリクルートしてくるのだが、五郎兵衛は自分がみつけてきた「まきわり流を少々」という平八をこう紹介する。
「腕はまず、中の下。しかし、正直な面白い男でな。その男と話していると気が開ける。苦しい時には重宝な男と思うが。」
五郎兵衛の人事の妙諦は「苦しいとき」を想定して人事を起こしていることにある。
(中略)
組織人の真価は後退戦においてしばしば発揮される。
勢いに乗って勝つことは難しいことではない。
勝機に恵まれれば、小才のある人間なら誰でも勝てる。
しかし、敗退局面で適切な判断を下して、破局的崩壊を食い止め、生き延びることのできるものを生き延びさせ、救うべきものを救い出すことはきわめてむずかしい。
「苦しいとき」においてその能力が際だつような人間を採用するという発想は「攻めの経営」というようなことをうれしげに語っているビジネスマンにはまず宿らないものである。
けれども、実際に長く生きてきてわかったことは、敗退局面で「救えるものを救う」ということは、勝ちに乗じて「取れるものを取る」ことよりもはるかに困難であり、高い人間的能力を要求するということである。

もっとも集団のパフォーマンスを高めるのは「若く、非力な」成員を全員で「支援し、育て、未来に繋ぐ」という仕組みをビルトインさせたシステムであるという「当たり前」のことをビジネスマンたちは忘れている。


もうその弊害はあちこちで起きています。

ただ、おそらく、ここまで理路整然と理解しているわけではなくとも”「若く、非力な」成員を”育てる必要性を痛感している組織人は大勢います。わたくしもその一人です。
しかし、今現在その余力がないときに、明らかに共同体のパフォーマンスが下がるとわかっている成員を入れられない状況であることもあります。
七人の侍の中の一人が勝四郎でもオッケーだったのは、ほかの6人のバランスがすばらしいからだとも言えます。
実際には勝四郎みたいなのが7人中6人もいやがって、どんな人事だバカ野郎と心の中で人事担当者をののしりながら、「リーダー」にならざるをえなかった残りの1人が泣きながら共同体をまとめていることも珍しくありません。(自分のことではありませとも、ええ。念のため(笑))その6人からは残りの1人が「勝四郎」だと思われている可能性も除外できなかったり(笑)。

とは言うものの、いわゆる「使えない」メンバーがいる方が組織が活性化するということはあるものだ、ということは実感として理解できます。
いわゆる「2・6・2の法則」ですね。どんなに優秀な人材だけを集めてもこうなるそうです。
だから人間はおもしろいのかもしれないなあ、と、笑っているほうがお互い気持ちよく働けていいのでしょうね。「フリーライダー」め、と目くじら立てるより。だって「フリーライダー」を排除しても、残ったメンバーの誰かがまた「フリーライダー」になるんですよ。「フリーライダー」を追い出した人が今度は真っ先にフリーライダーになったりしてね。
[PR]
by n_umigame | 2010-11-27 21:49 | 日々。 | Trackback | Comments(2)

『レッドクリフ』Pt.I & Pt.2(2008-2009)

Part I:
西暦208年。曹操軍に追われる劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶため、軍師の孔明を孫権のもとに遣わした。しかし孫権軍では曹操に脅威を感じているものの非戦を唱える臣下が多く、同盟は容易に成立しそうもない。そんな中、孔明は赤壁で孫権軍の司令官・周瑜と出会い、そのカリスマ性に魅了される。一方の周瑜も孔明の人柄と戦術眼に驚嘆し、その存在を意識するようになる。そして二人は信頼を深め、共に戦う事を決意するのだった。

Part II:
大軍を率いて赤壁へ進行してきた曹操軍。曹操は疫病で死んだ自軍兵を対岸の孫権・劉備連合軍の元へ船で流し、連合軍に疫病を蔓延させる。これが原因で劉備軍は撤退、だが諸葛孔明だけは赤壁に残った。そんな中、孫権軍司令官・周瑜と孔明はお互いの首をかけての謀略を展開、周瑜は曹操軍2武将の謀殺、孔明は3日で10万本の矢の収集に成功する。やがて曹操軍に潜伏していた孫尚香が帰還、決戦へ向けて本格的な準備が始まり……。
(goo映画)


@ムービープラス(日本語吹き替え)。
プチ三国志祭り中@自分内。カンペキ逃避ですが、何か。
何からの逃避かってそりゃあ、ははははははははは。………はー。

さて。気を取り直して。
三国志ファンのみならず、映画好きの方の評判もあまりいいウワサを聞かなかったので、まったく期待しないで見始めたのですが、え、そんなに悪くないじゃないですか。
特に中国の役者さんたちのいい味っぷりったら(後述します)。

そりゃあ一家言も二家言もある三国志の熱いファンを満足させる作品ではないかもしれませんが、どう作っても10人中10人を満足させるのはしょせん、無理ってもんです。

じゃあ「ファンは見ない方が良いよ」という作品かと言うと、そんなことはないと思います。
なぜなら、思いましたが、この作品はジョン・ウー監督の三国同人。いわば二次創作ですよ。つまり、元ネタを知っているのと知らないのとでは、そりゃあ知っている方が楽しい。あちらこちらで出てくるネタを深読みできるし目配せもわかるのですから。
ですが、すぐれた同人誌がそうであるように、二次創作から原典へ遡及させる力がある。つまり「今まで知らなかったけど、すごくおもしろそうだ」「この人がおもしろいと言うならおもしろいのかも」と原作を読ませたり見せたりする魅力もあると思いました。

歴史背景を考えるとあり得ないシーンがてんこ盛りだし、日本語吹き替えとは言え自分の主を「いみな」で呼ぶなとか、換骨奪胎しすぎて軟体動物になっている部分もあるということはいなめませんが、二次創作だと考えればこの程度の「とんでも度」で目くじらたてるのも大人げないかもと思いました(笑)。
そしてもちろん、二次創作に大事なのは何を置いても原典に対する「愛」と「敬意」です。
これがなければどんなに忠実な二次創作も精彩を欠くことになりますし、逆にこれさえあれば、多少自分の思うところとずれていたとしても、それはそれでいいんじゃないかと思えます。

「この作品のどこに愛を感じたんだ」ということはネタバレになりますので、後述いたします。


以下ネタバレにつきもぐります。↓

More
[PR]
by n_umigame | 2010-11-22 17:52 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

"Ellery Queen Mysteries" DVDがやって来た!

海の向こうから剛速球でやって来ました!
米あまぞんさんで商品のお値段が25.99ドルまで下がっていて「底値? 底値ですか!?」と買うことにしたのですが、6枚組のDVDがこのお値段で、現在、円高。このどさくさに乗らない手はないと思い、送料だけ少し贅沢することにしたら本当に剛速球で届きました。

実はわたくし、米あまぞんでお買い物をするのは初めてです。何年か前から、Amazon.ukのアカウントを持っていたらAmazon.comでもそのままお買い物ができるようになったのですが、何せAmazon.ukでお買い物したのも早数年前。ちょっとどきどきしてログインしたら全然問題ナッシンで入れました。
便利だけど、こんな世界中で使い回せるってのも、ちょっとコワイですよね…。
コワイけど、やっぱりあまぞんさんの安さと便利さにはあらがえません…。

さて、届いた商品ですが、画像が多くなってしまったのでたたみます。
じゃん。

見る。
[PR]
by n_umigame | 2010-11-15 19:23 | *ellery queen* | Trackback(1) | Comments(4)

『ルイス警部』#6:「過去との決別」

大学教授でワーグナー協会会長のR・G・コールが、友人であるリチャード・ヘルムの自宅で殺害される。現場の遺留品から、犯人はボクシングで使うバンデージで被害者を絞殺したことが判明。その後、RGの教え子のマイロが遺体となって発見される。他殺とは断定できなかったが、死後まもなく動かされた形跡があった。RGとマイロは、ジークフリートに関わる謎のメモやメッセージを残していた。ルイスらが事件の真相へと迫る。/出演:ケヴィン・ウェイトリー、ローレンス・フォックスほか/原作:コリン・デクスター/英/字幕/2008年
(チャンネル銀河)


今回でいったん終了みたいですね。しょぼん。せっかくハサウェイが地が出てきたというか、遠慮がなくなってきたというか、はっちゃけてきておもしろくなってきたのに~。

今回は意外ととあっさりとしたプロットで、見ていてちょっと退屈でした。
犯人が二枚三枚と重ねてきてはいるのですが、「まだ真相があるんだろうなあ、時間あるし」(←……。)という気分で見てしまいました。

ネタバレありにつき、もぐります。

More
[PR]
by n_umigame | 2010-11-15 19:22 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

『異郷の草 : 三国志連作集』志水アキ(MFコミックス)メディアファクトリー

おたくの教養・三国志(笑)。
風邪をひいてヘンなテンションになっているのか、ものすごく久しぶりに三国志ものに手を出しました。
三国志ものは最近はゲームでもコミックでも、自分の最大ブームだった頃とは隔世の感があり、あまり食指の動くものがなくなってしまっていました。
そんな状態で読んだのですが、久しぶりに三国志もので胸ふるえました。

このコミックスはタイトルどおり短編集になっていますが、一話一話完結しています。
それぞれの物語の主人公は、黄忠、鍾会、甘寧、孟獲、簡雍。
このラインナップで「誰それ?」となった方には、ちょっとオススメしにくい作品集かもしれません。
と言うのは、やはり歴史ものですので、時代背景や、周囲の人物との関係がある程度はわかっていた方がより深く楽しめるからです。
また、単体で楽しむとしても、メジャーでもなく、はたまた女子に受けそうなビジュアルのキャラクターでもなく(黄忠以下すまん…)、これで新規のファンが開拓できるかというと、おそらくそういう感じではないです。
ちょっと調べましたら連載されていたのが『三国志マガジン』という三国志ファン向けの雑誌だったようで、それで納得しました。やはりマニア向けの作品だったようです。

また、マニア向けの三国志もので作家さんが女性だと、キャラクターの顔が全員ほぼいっしょで全員美形というリアリティもおもしろくもない世界が展開されたりしがちなのですが、そういったこともないところが良いです。

以下、ネタバレになりますのでもぐります。
しかもオヤジ・ジジイ語りになりそうですけどいいですか?

いいから読むよ。
[PR]
by n_umigame | 2010-11-14 21:26 | コミックス | Trackback | Comments(0)

やっと買えたイコちゃん新グッズv

なかなか売っているのを見かけなかったり、ハイエナが通った後だったっぽかったりで手に入らなかった新グッズを、ようやくゲットいたしましたvvv

d0075857_1823483.jpg


サンタイコちゃんは小さかったので買いました。
しかし、かわいいな、おい!!(*゚д゚*)=3

バンドエイドの裏~。おなかばんそこ~。
d0075857_18254129.jpg


サンタイコちゃんの魅惑の後ろ姿。
首(?)に巻いた真っ赤なマフラーがかわいいですよ。
こんなソーダアイスみたいなボディカラーのくせに、赤が似合うったらありません。
d0075857_18264975.jpg


d0075857_1827895.jpg


でも、サンタとか合格祈願とか季節商品をこんなシーズンから出してしまって、今から何も新グッズ出さないつもりなのかなあ。
[PR]
by n_umigame | 2010-11-14 18:27 | ICOCA/イコちゃん | Trackback | Comments(2)

受付イコちゃん。

ん…? あ、あれは……

d0075857_18161772.jpg


イコちゃん!!
d0075857_18174033.jpg


イコちゃんが受付しているー!! ふ、不動産屋(?)さん???

くちばしの先っちょが合ってないところがかわいいですねえええええヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪

イコちゃんに「今こちらの物件がオススメですよ」言われたら、うっかりハンコ押してしまいそうです。
[PR]
by n_umigame | 2010-11-14 18:21 | ICOCA/イコちゃん | Trackback | Comments(2)

「Amazon MP3」が日本上陸

本国に3年遅れで、本日から「Amazon MP3」がサービスを開始しておりました。
知らなかった。

iPodでもSONY Walkmanでも聴けるというところがふところが広くてイイ!!
だいたいこの2つは住み分けしていて、特にWalkmanのかたくなさといったら、気持ちはわかるけど不便でした。おまけにSonicStageの重さといったらうちのパソコンがお年寄りと言ってもそりゃないぜハニーといった重さでWalkman派のわたくしも何度投げたろかと思ったことか…。

基本的には音楽のダウンロード・サービスなのですが、これが日本でも使えるようになるといいなあと思っていた大きな理由の一つに、音楽以外のコンテンツもあるということです。

具体的に申しますと、エラリイ・クイーンのラジオドラマがこれでダウンロードできる!!!
\(●>▽<●)Уイェーイ!

今現在日本のあまぞんさんにアップされているのは以下の一作だけでしたが、今後ほかの作品もダウンロードできるといいなあ。

"The Adventures Of Ellery Queen: The Adventure Of The Message In Red"
過去、ノベライズされて文庫にぱらぱら収録されたり、脚本そのものが翻訳されて単行本になったりということもあるエラリイ・クイーンのラジオドラマですが、これは日本では未紹介では。
自分の持っているWalkmanで聴けるかどうか調べてから(こちらも数年前のモデルなので)、また聞けたら感想をアップいたしますv
[PR]
by n_umigame | 2010-11-09 17:00 | *ellery queen* | Trackback | Comments(4)

『ルイス警部 ドラマの舞台裏』~#5:「芸術のいたずら」

『ルイス警部 ドラマの舞台裏』

全世界5億人の視聴者を13年間魅了し続けた、モース主任警部とルイス。そして2006年、ルイスが警部となって戻ってきた。ハサウェイを相棒に新たな難事件に挑む、「ルイス警部」の舞台裏をたっぷり紹介。
(チャンネル銀河)


#1~#4まで放送が終わってこのタイミングでなぜメイキング?と思いつつ、見てみたら納得です。
けっこうネタを割っちゃってます(笑)。

ルイス役とホブソン(検視医さん)役の二人以外は全員『モース』には出ていなかった役者さんだったので、気を使われる面もあったのだなあとか、役者さんのご苦労がしのばれる部分もかいま見れました。

ルイス役のケヴィン・ウェイストリーが、このドラマに対して…あるいはドラマ『モース』に対しても、強い自負があったことも伺えました。
やっぱりこれくらいでないと役者なんて務まらないんだろうなあと思ったり。
『モース』についてもちょっとコメントがありました。あの感動的な最終回、モルグでモースにルイスがお別れするシーンについては何かちょっと言いたかったことがあるようでした(笑)。制作者は「どうしてもあのシーンは撮りたかった」とおっしゃっていましたし、視聴者や原作のファンとしては、あのシーンは大成功だったと思うのですが。

ちょっと見る目が変わったのが、ハサウェイ役のローレンス・フォックス。
素(す)ではたいへん愉快ないちびり(関西弁)だということがわかって好感度赤丸急上昇中(死語?)です(笑)。びっくりしたのが、『ドクター・フー』のローズことビリー・パイパーが奥さんだということ。ハサウェイだけを見ていたら度肝を抜かれたところですが、このメイキングを見てなんとなくわかる気がしてしまいました(笑)。『ミス・マープル』の「シタフォードの謎」にも出ていたらしいのですが記憶に残っていません。あまりにもイギリスの役者さんにありがちな顔で(おいおい)。お父さんはやはり俳優のジェームズ・フォックスでRADA出身というサラブレッドなんですね。

そんないちびりのローレンス・フォックスが、毎回(1~4)「ちょっとした恋をする」ルイスに対して「あんなダサいおっさんが恋なんて。ハサウェイに恋させてよ。あ、もちろん女の子で」と言っていたのが大笑いでした。



#5:「芸術のいたずら」

図書館の職員レジ・チャップマンと、美術学生のネル・バックリーが遺体となって発見される。2人の死に関連があることを示唆する要素が数多く見つかるも、真相はなかなか見えてこない。事件の謎を解くカギは、人との意思の疎通はあまり上手にできないが、絵を描くことや記憶することにかけては天才的な能力をもつ青年フィリップが握っていた。はたして、ルイスとハサウェイは彼の記憶をうまく引きだし真相を導き出せるのか。/出演:ケヴィン・ウェイトリー、ローレンス・フォックスほか/原作:コリン・デクスター/英/字幕/2008年
(チャンネル銀河)


ほかのことをしながら見ていたせいか、筋が頭に入りませんでした。すみません…。
「図書館で殺人事件」というのが楽しいなあと思ったのですが、今ひとつ乗り切れませんでした。

前回のラストで本物のコンビニなったー♪とにこにこ見ていたルイスとハサウェイは、上司のイノセント主任警視から「そこの熱血コンビ」と呼ばれていました(笑)。
あと今回はルイスの「ちょっとした恋」がなかったですが、ホブソンのバースデイパーティに招かれたのがちょっとそれ?(「それ」って何だ)「誰か連れてきてもいいわよ」とホブソンに言われて「相手がいない」「セクシーなハサウェイは?」と言われてちょっとムッとするルイスがかわいい。
職場ではファミリーネームで呼び合ってるのに、パーティだとファーストネームで呼んでるのがいいなあv

しっかし、オックスフォード大学のボードリアン図書館って蔵書数約600万冊なんですね。二年前のドラマのデータなので今はもう少し増えているかもしれませんが、だいたい日本の国立国会図書館(東京本館)と同じくらいですよ。(日本の図書館の総蔵書数は世界の中でも低くはないみたいですが[1]、公共図書館がベストセラーを鬼のように複本買いしてたりするので、物理的な数ではなくて純粋に書誌数で調べたらどうだろな、これ。)
一大学の蔵書数がこれってすごくない?と思って調べたら、ハーバード大学の図書館は1530万(@wikipedia)で上には上が…。(因みに世界最大の図書館・アメリカ議会図書館の蔵書数は2800万冊以上。これでTwitterのつぶやきを全部集めたり電子図書館が大々的に稼働したらすごいだろうなあ。不景気はお互い様のはずなのに、彼我の差に唖然となります…)

[1]「世界各国の図書館蔵書数ベストテン」(日本著書販促センター)http://www.1book.co.jp/002655.html
[PR]
by n_umigame | 2010-11-09 17:00 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

Ellery Queen関連の英語の本。

ドラマ"Ellery Queen"のDVDが、そろそろ日本のあまぞんさんでも買えないかなあ~と思いつつあまぞんさんをうろうろしていたら、こんな本が出ていました。

"Ellery Queen" 
Frederic P. Miller, Agnes F. Vandome, John McBrewster編集
出版社は Alphascript Publishing というところで今年(2010年)の7月に出ています。
お値段6238えん。高っけー。

「聞いたことない出版社だなあ…しかも日本のあまぞんさんだと内容がさっぱりわかんないし、研究書にしたらなんで編集者しか責任表示がないんだ? このお値段だとさすがにジャケ買いはできんな…」と、アメリカのあまぞんさんで内容紹介を見てみました。

Ellery Queen is both a fictional character and a pseudonym used by two American cousins from Brooklyn, New York: Daniel Nathan, alias Frederic Dannay (October 20, 1905-September 3, 1982) and Manford (Emanuel) Lepofsky, alias Manfred Bennington Lee (January 11, 1905-April 3, 1971), to write detective fiction. In a successful series of novels that covered 42 years, Ellery Queen served as both author's name and that of the detective-hero. During the 1930s and much of the 1940s, that detective-hero was possibly the best known American fictional detective. Movies, radio shows, and television shows have been based on their works.(Amazon.com)


「いや、それはわかっとる。」というような内容紹介です。
Alphascript Publishingでググってみたところ、どうもWikipediaの英語版の記事をそのまま本にして出版している会社らしく、どうりで編集者しかいないわけです。
そしてほかの出版物を見ても軒並みいいお値段で、他人の褌で相撲を取って金儲けたあ、いい根性しています。
しかも英語版のWikipediaのEllery Queen(探偵のほう)の項、確か二次創作入ってたぞ。(エラリイのお母さんについて。)

そしてもう一つ「なんでこの本がキーワード"Ellery Queen"でヒットしたんだ」という本。

"Comics Shop"
Maggie Thompson 著(Krause Pub.)

はっはっは。すごい表紙。
過去に出版されたコミックブックのデータベースらしく、だいたいの相場が掲載されているようです。
エラリイ・クイーンのコミックブックは『バカミスの世界』などで少し内容を見ただけですが、や、それ、エラリイ・クイーンじゃないから(笑)。という愉快な作品でした。ちょっと見てみたいが100も200ドルも出す気にはなれません。
ボードゲームか何かのイラストのエラリイとクイーン警視がイメージに近かったんだけどな。

え?
あ、結局まだ日本のあまぞんさんではDVDはヒットしませんでした…。
[PR]
by n_umigame | 2010-11-06 23:54 | *ellery queen* | Trackback | Comments(0)

Welcome. 本と好きなものがたり。


by n_umigame
プロフィールを見る
画像一覧