*さいはての西*

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ごあいさつ

昨日の帰り、夜地元駅に着いたら駅のトイレで倒れたらしき男性を、そのツレの男性と駅員さん(男性二人)が介抱していました。
意識不明男性(以下・不明さん)とツレ(仮称)はスーツにコート姿の若いサラリーマン風。

トイレが改札のそばにあるので、改札を出ようとしていたわたくしのまさに目の前を横切って、トイレから駅の外のタクシー乗り場まで男性を連れ出そうとしていたのですが、20代くらいのほっそりした男性を男3人で運ぼうとしているにも関わらず、まったく持ち上げられてなくてですね。
てか、あんたら介抱してんのか新手のいじめかというようなとほほな運び方で、駅員さんがそれぞれ右手、左手を持って、ツレ(仮称)が足を持って、ひきずって行ったもんですから、意識のまったくない不明さんはこの寒空に、背中、丸出し。
若いなー、この寒いのにヒートテ○ク的なインナー何も着てないよーと感心するスケベなわたくしを尻目に、その間、駅員さんは「だいじょうぶですか?」「ほんまにだいじょうぶですか?」と言っているのですが、ツレ(仮称)は「だいじょうぶです」「いや絶対だいじょうぶです」「飲み過ぎただけです」って、それ、だいじょうぶじゃないじゃん!! 不明さん、顔、真っ白でまったく意識ないじゃないですか!!
ツレ(仮称)、素面っぽいけどあんたも酔っぱらってるな、さては!!

何か手伝えることはないか声をかけようかと思ったのですが、タクシーの運転士さんたちが動きそうだったので、続きが気になったのですが(おい)失礼しました。

時節柄、飲み過ぎには注意いたしましょう。
そしてつぶれる予定のときは信頼できる人か、飲んでも自分を介抱してくれる程度にしか酔わない人がいっしょのときにネ!!


さて、今年も残りわずかな時間となりました。
本年も、たくさんたくさん、いろいろな方にお世話になりました。
ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

それから、今年はTwitterを始めたこともあるのですがブログの更新がさらに滞りがちになってしまい、申し訳ありませんでした。
基本的にしゃべりなので(知ってる)ブログに長文を書き散らかさないとあれこれ発散できないので、書きたいことは山盛りなのですが、改めて時間の使い方をもう少し考えねばなるまいと反省しきりの1年でした。
それでも細々とでもこのブログを続けて来られたのは、やはり読んでくださる方がいらっしゃると思うからこそです。(ほぼ独り言垂れ流しみたいなブログでも)(泣)
新年もマイペースで続けていけたらと思っております。

今年はテレビドラマ「エラリー・クイーン」がDVD化されたり、ウサビッチのシーズン4が年内にプレスタートしたりと、趣味的には充実した1年でした。

2011年が良い年となりますように。
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by n_umigame | 2010-12-31 22:34 | 日々。 | Trackback | Comments(0)

冬祭りの御礼(そしてまたしてもお詫び…)

昨日は本当にお寒い中、スペースまでお運びくださったかた、本をお買いあげくださった方、お話していって下さった方、差し入れをくださった方、いろいろとかまってくださった皆さま方、ありがとうございました。
おかげさまで今回も、とても楽しいひとときを過ごすことができました。

2010年は年頭の地元と今回しかイベントに参加できなかったせいか、もう前日は楽しみで楽しみで熟睡しました。(あれ?)
数年前からプライベートのためにまとまった時間が取りにくくなりまして、イベントにも参加しにくくなり、一回一回大事にしないといけないと思いつつ参加しているつもり…だったのですが。
が。
今回も「クラバート本は?」とおっしゃってくださった方々、本当に申し訳ありませんでした。
もう申し訳なくて日本全国どちらに向けても足を向けて寝られません……。中には「毎回同じ事言われます(笑)」とニッコリ笑っておっしゃった方もあり……ぐはあ…!!笑顔が胸に刺さって内出血がえらいことになってました……(おのれの良心的に…)。や、前回はいちおう用意していったんですけれどもね…今回は「あれ、再版してもな…」と思って持って行かなかったらこの始末ですよ…あははうふふ…。

先ほど足りない画材を買い込んで気合いを入れました!! (`・ω・´)ノ
で、できればときどき「今度こそ出るんでしょうね、にせみ(仮)さん? うふふふふふ」とプレッシャーをかけにきてください…。

でも本当に、何ごとも一期一会ですよね。
大事にしたいと思います!

お見捨てなければまた次回もお会いできればうれしいです!
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by n_umigame | 2010-12-31 19:48 | サークル | Trackback | Comments(3)

冬の大舞踏会

何か大事なことを忘れていると思っていたら、お知らせでした!
冬の大舞踏会に参加いたします!(*>∇<*)ノ

西2ホール 「う」05-b far west
「小説FC」エラリイ・クイーンで参加しています♪

新刊は、TVドラマ「エラリー・クイーン」本の増補版(全エピソードカバー版)です。
「完全版を…!」と企画の段階ではあれもこれも入れたかったのですが、まったくの計画倒れで終わってしまい…おまけにカタログチェックして己のサークルカットに大ウソ書いてしまったことにも気づき…。

こ、今回は映画「クラバート」本は落としました……。
理由は「エラリー・クイーン」のDVDがたいへんなときめき☆アイテムだった…と…(もっと前から「クラバート」のDVDはゲットできてたでしょ?)(う)(でしょ!?)(……はい。しょぼーん)
そんなわけですが、映画親方本は絶対出す気で妄想満々(←誰も見たくない)なので、よろしくお願いいたします。

ミステリ系サークルさんが減っていますが、海外ものを出してらっしゃるところはますます減っている気がします。以前はポワロやピーター卿や「黒後家蜘蛛の会」本を出してらっしゃるところなんかもあったのになあー…。もちろん全部買いましたよご本。えへへ。ふー。

はい。
気を取り直して。
今年も楽しい冬の大舞踏会にいたしましょう!

行って参ります!



あっ、ブログの更新は大晦日も一度行う予定です。
あとこの年末年始はエラリー・クイーンのDVDとブライアン・フリーマントル祭りの予定です。
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by n_umigame | 2010-12-29 11:18 | サークル | Trackback | Comments(0)

『パトリシア・コーンウェル 捜査官ガラーノ』

番組HPはこちら→http://mystery.co.jp/program/at_risk/(AXNミステリー)

いや…捜査してないじゃん、ガラーノ。

どちらかというと捜査しているのはガラーノに気があるっぽい女性の方です。
2時間枠のドラマなのに、内容が薄い。

パトリシア・コーンウェルは1冊も読んだことがないのですが、原作の感想を読んでいても薄かったらしく…なんでそれをドラマ化したんだろう。

キャラクターも主人公(?)のガラーノからしてあまり魅力がなく(一応、容姿端麗で有能ということになっているらしいけれども、設定だけしたってキャラクターに魅力が出るわけではなく。)、きゃんきゃんうるさい上司に振り回されているだけという印象でした。
意に添わない仕事でも業務命令なんだからイヤだも何もないと思うんだけど、それももうちょっとうまい具合に立ち回ればいいのに正面切って「いやです」「やりません」て…。使えねえバイトくんかー!!
有能なんだったらこんな上司の元で我慢してないで、転職すればいいのに。

この上司のラモントも自己中でヤな女、という描かれ方なのですが、例えば『プラダを着た悪魔』のメリル・ストリープみたいに圧倒的な壁として立ちはだかっているという感じではなく、なんというか、「小さい」感じで。

最後の謎解きの部分もガラーノが「語って」終わりで、視聴者が「もしかして」「もしかして」とどきどきしながら楽しめるというオチでもなく。

全体的になんだか残念なドラマでした。
2回で終わってしまったのもなんとなく納得です。
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by n_umigame | 2010-12-26 21:58 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『警察の誕生』菊池良生著(集英社新書)集英社

警察の歴史をひもとくとき、今日のようなシステムが整うに到るまでには、その道筋は一筋縄ではいかなかった。そこには長い歴史が存在する。ヨーロッパにおける警察組織の発達過程は、王権や教会、都市といった様々な権力機構と不可分の関係にある。ヨーロッパ王朝史研究を専門とする著者が、各時代の独特な捜査法を紹介しつつ、ヨーロッパで近代警察が誕生するまでの背景、更には警察史を通じて見えてくる「新しいヨーロッパ史」を描き出す。
(Amazon.jp)


日本→ヨーロッパ→日本、という順番でぐるっと警察の歴史を描き出す…おつもりだったのかと思われますが、残念ながら、帯に短くたすきにも短いという食い足りない1冊となっておりました。

パラ見したときから薄そう…と思いつつも、買ったのは、第5章の「パリ『警察』の誕生」で警視の役職について触れられていたからです。
え、なんでってそりゃあなた、おほほほほ。
17世紀初頭、パリは16街区に分けられていて48人の警視がいた、といった点は興味深く読ませていただきました。(このころのパリの”警視”は日本で言えば駐在さんっぽかったとか(笑))

ほかには江戸時代の目明かしが超嫌われたとか、コネタとしてはおもしろい内容だったので、できれば単行本として、もう少し詳しい内容で、せめて日本と西欧は分けて書くべきだったのではないかと思いました。
…しかし、どこの国の警察も嫌われてますね~(笑)。当然じゃんといったこともしているのですが、日本みたいに「お巡りさん」といったどちらかというと親しみを込めた愛称が警察官に対してある国がちょっとめずらしいんだよ、と書かれている著作も複数見かけました。
そうなんだ。
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by n_umigame | 2010-12-26 21:03 | | Trackback | Comments(0)

『女は男の指を見る』竹内久美子著(新潮新書)(新潮社)

本書で明かす事実その1「初対面で、女は男の顔よりも指を見る」。その2「ハゲの男は病気に強い」。その3「自分と違う免疫の型の持ち主ほど、匂いがいい」。その4「ピルは女の勘を鈍らせる」。その5「浮気で得をするのは女である」…数々の実験や最新データをもとに動物行動学で読み解く、「色気」「魅力」「相性」の正体。「遺伝子の企み」がここまでだったとは!次々常識が覆される高揚感あふれる一冊。(Amazon.jp)


著書中で「ヒトを動物行動学の対象とすることは日本では御法度」「それが差別につながるから」であることに触れられていますが、この著書を読んでみると、「御法度」とされる「重鎮」の方にも一定の見識あってのこと、ということが、ど素人のわたくしから見ても納得できる、そんな内容でした。
そういう意味では、竹内センセイ、語るに落ちるとはこのことかと(笑)。

例えば、男性の薬指の長さが胎児の時に浴びたテストステロンの量で決まる=”男らしさ”が決まる=優秀な子孫を残す可能性が高い=女性から選ばれる可能性が高い、ということであれば、優秀な子孫を残せるか否かは生まれる前から決まっていることになります。

amazonのレビューでも触れておられる方がありましたが、これはヒトの優劣は生まれる前から決まっているという、いわば安易に「優生学」にスライドする可能性があり、科学的には根拠がないとされる血液型占いですら席巻する日本のような国ではこれが「差別につながる」危険性があることも容易に想像されます。
著者は動物行動学がご専門なので、ここで語られるのはあくまでも「動物としてのヒト」のことでしかありません。「優秀な」とか「男らしい(女性にもてる)」の具体例が理系の能力とスポーツや音楽の得意な男性しかあげられていないと、そのどれもに大して異性としての興味がない自分のような女性は女性じゃないのかと落ち込んでしまいます(笑)。(音楽は音楽自体はすばらしいと思いますが)俳優は理解できますが、彼ら彼女らがルックスが良いだけでなく、あれは頭が良くないとできない職業だと思うからです。

指や手の美しい男性は良いなあと思いますし、声の美しい男性ももちろん大好きですが、ほかの動物のようにいかに強い子孫を残すか「だけ」が喫緊の課題という動物とヒトとの違いって、やっぱりあるんじゃないのと思います。そうでなかったら今頃は地球上には理系男子とスポーツ選手とミュージシャンしかいないことになります。それじゃきっと政治も経済も回りませんよ(笑)。
なぜわざわざ「モテない」方の戦略を生き物として採る男性がいるんです?
それにほかの動物のように産まれたら数時間から数年で成人するように「進化」しなかったのはなぜ? こんな「未熟児」で何年も手のかかる状態で産むというのは、そんな「生き物として最弱」の生き物でもこの地球上で生き抜けるという戦略がなければならないのでは?

ヒトは…人間は一生自分の顔だけは自分の目で見ることができません。
人間が人間を研究するということは、そういうことなのではないだろうかと思うことがあります。

読み物としてはとても楽しい一冊でしたが、いくら「動物はメスがオスを選ぶ」のがデフォルトとは言え、もうちょっと男性に配慮した方が良い気もします。男性の方が女性より繊細で優しい人が多いと思うので。(笑)
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by n_umigame | 2010-12-26 20:35 | | Trackback | Comments(0)

『希望のつくり方』玄田有史著(岩波新書)(岩波書店)

希望は与えられるものではない、自分たちの手で見つけるものだ! でも、どうやって? 希望が持ちにくい時代に、どこから踏み出せばよいのだろう? 著者が出会った、たくさんの声に耳を澄ませて、希望をつくるヒントをさがし出す。「希望学」の成果を活かし、未来へと生きるすべての人たちに放つ、しなやかなメッセージ。
(Amazon.jp)


帯には「さよなら閉塞感 壁にぶつかっている人へ 希望学がおくる リアルでしなやかなヒント」とありますが……ヒントになりませんでした。
書かれている内容とは関係がないのですが、語り口に新興宗教的なうさんくささを感じてしまい、文章に入っていけませんでした。すみません。

なぜそう感じたのか自分なりに考えたのですが、実存在としてあるかどうかもわからない、あったとしても千差万別でしかるべき「希望」というものに絶対的な一事として「すがる」感じが、特定の「神」を信仰するイメージを連想させるから。あるいはそれを「在る」ものとして理想を語られているところに、一方的なものを感じたから。
大仰に「希望」と言い立てなくてもそれなりにやっていけるものを「在るべきである」(=ない人は不幸である)という前提で語られるから。
著者が善意でやっておられるということがわかるので、それがなおさら。

かもしれません。

帯のうしろに、一番に言いたかったのは、かつて希望は前提だったが、今は自分(たち)でつくり出さなければならないもの、とあります。
これすらもおそらく「希望が前提だった時代」というのは人間の歴史にはなく、自分(たち)で希望を作り出せる人が多かった(あるいは多いように見えた)時代に居合わせた人がいた、ということなのではないかと。
年配の人が「あの頃は良かった」と言えるのは、絶対に「あの頃」には帰らなくてすむことがわかっているからですよ(笑)。本当に戻ったら、それはそれでつらいこともうまくいかなかったこともあったことを思い出すと思います。

希望も大切なことに間違いありませんが、わたくしはむしろ、歴史をひもといて感じる、先人のこのガッツやバイタリティはどこから来るのか、それを教えてほしい(笑)。おそらくエネルギー源は「希望」だけではなかったと思います。
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by n_umigame | 2010-12-26 17:10 | | Trackback | Comments(0)

『本は、これから』池沢夏樹編(岩波新書)(岩波書店)

グーテンベルグ革命から5世紀。電子の端末が膨大なコンテンツから美しい「ページ」を開くこの時代、あなたにとって「本」とはいったい何か。それはいかに変貌するのか。書店・古書店・図書館・取次・装丁・編集、そして練達の書き手・読み手の位置から、鋭いアンテナの持ち主が応える…… 本の過去と未来を俯瞰する37のエッセイ
(Amazon.jp)


今年も出版物の売上は前年を割り込むと予想されているそうですが…。
読者として実感してきたことに、「数撃ちゃ当たる」式、あるいは「二匹目のドジョウ」式に内容的にも物理的にも薄い本を大量出版したら、本を読み慣れない人はまず選択肢が多くて選べない(から話題になっている本に集中する)し、読み慣れている人はパラ見しただけでだいたい本を選べることが多いので(外れることもありますが、まあだいたい)ますます「数撃ちゃor二匹目」本からは遠ざかるから出版点数に反比例して自分の欲しい本が目減りしていく、という図式になりつつあるんじゃないかという、「じりじり」とした不安を感じます。

はー。

いやため息ついてたってしょうがないんですけどね。言いながらも読んでますし本。

作家や一読者以外に、書店、古書店、出版社、図書館関係者の方々の電子書籍と紙の本に対するエッセイ・アンソロジーです。
岩波書店がこのタイトルでこんな本を出すと、いよいよ紙の本は終わりなんじゃないのかと逆に心配になられる向きもあるかと思いますが(笑)、そんなことはありませんでした。内容も「俺が好きなんだから無くならないよ紙の本!」みたいな傍目にも悲しい紙の本讃歌になってたらどうしようと思っておりましたが(おい)、説得力があるエッセイも。
ただ、各界の代表の方々に寄稿していただいたため、たいへん失礼ながら、どうしても年齢層が高めです。ですので、自分たちが慣れ親しんで愛したものは変わらない、と言ってもらって安心するためのアンソロジーとしては秀逸ですが、本当にタイトルのとおり「これから」を見据えているエッセイばかりではなかったというのが率直な感想です。

人生の先達の方々には満腔の敬意を表するものではありますが、本当に「これから」の日本の〔出版〕メディアを背負ってゆく世代の人たちはどう思っているのかという意見も聞いてみたい。
おそらく、浅はかな経験と想像力の欠落から来る生意気な意見もあるでしょう。イラつくでしょうし、ムカつくでしょうし、「何言ってんだ、この若造、わかってねえー」となると思いますが(笑)、「今まであったもの」だから、という理由で大事にしろ敬意を払え、というのでなく、生まれて初めて見る「本」が「電子書籍」と「紙の本」という人に、どうしても「紙の本」を残したいのであれば、それでも「紙の本」を選ばせる魅力があるのか、それは何かと言うことを語れないといけない時に来ているのではないかと思いました。

…とかなんとか言いつつ、しばらくは残ると思いますけどね、紙の本。
だって電気いらないし。
枕にもなるし。(しないけど)
いざとなったら食えるし。(しないけど)
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by n_umigame | 2010-12-26 16:59 | | Trackback | Comments(0)

『インベージョン』(2007)

精神科医のキャロル・ベネルは、元夫タッカーから、息子オリバーへの面会要求を受けていた。離婚してから全くオリバーに興味を示さなかったタッカーの突然の要求に戸惑うキャロル。その頃、彼女の周囲で不可思議なことが起こり始める。夫が別人になってしまったと訴える患者、謎の言葉を発しながら車に轢かれる女性、その事故の目撃証言を要らないという警官。そんな中彼女はオリバーをタッカーの元へと送り出すのだが……。
(goo映画)


ジャック・フィニイ『盗まれた街』の映画化。この回で4回目だったそうです。

ある日突然、夫が、妻が、子どもが、隣人が次々と別人になってしまう。
それは突然爆発して墜落したスペースシャトルに付いて宇宙から地球上に落ちてきたウィルスのせいだったのだが…というあらすじです。
前半はけっこうおもしろかったのですが、後半ががたがたがたと音を立てながら小さく収束していったという印象でした。
このウィルスに感染すると人間らしい感情を失うのですが、その引き替えに世界からどんどん戦争や紛争が無くなっていきます。
愛情と憎しみは同じ手の表と裏、静かに平和的に(?)侵略してきたウィルスに感染した人間の口を借りて、「我々はこの世界を平和にするのだ」と言うのですが、この強制的な平和がすばらしいものとは思えない、という描かれ方をしています。

「何かが起きているのだが、何が起きているのかわからない」という状況での、例えば最初の方の、会議で給仕が、シンクロナイズド・スイミング並みの息ぴったりっぷりで飲み物のポットにざーざー吐いてるシーンとか(お食事中の方、スミマセン…)、このあたりの気味の悪さは秀逸だったと思うので、このままB級テイストでいけば最後まで良かったかもしれないと思いました。

ニコール・キッドマンがきれいで絵的には見飽きないです。
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by n_umigame | 2010-12-23 21:12 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

コミックス、重い痛い系2点。

『大奥 第6巻』よしながふみ著(JETS COMICS)(白泉社)
*綱吉の部、終了。
……なんという悲しさ。
父親の呪縛から自由になった綱吉を表現したシーンがすばらしかった、と思ったら返す刀でぶった斬られました。一刀両断です。よしなが先生、容赦ねえ~。
次は8代吉宗まで華やかなドラマが想像できなかったのですが、6代家宣の回も短かったけれど光るドラマがあり、吉宗に辿り着くまでまだまだ濃いドラマを堪能させていただけそうです。
問題はこの作品を読むには、読者もちょっと走り込んで来て体力気力をつけてからでないとヤバイということです(笑)。うっかり読んだら立ち直れません。

『3月のライオン 5』羽海野チカ著(JETS COMICS)(白泉社)
*読了後、連載誌を立ち読みしに行ってしまいましたよ。こんなに続きが気になったコミックスは久々です。
今回のキャッチフレーズは「誓いの5巻」。
4巻まではどちらかというと憎まれ役だったキャラクターたちにも光が当たり、彼らもつらいということがかいま見られます。
そして、この作品はもちろん主人公の零が将棋とそれを取り巻く人々を通して成長していくビルドゥングス・ロマンなのですが、巻末のエピソードで意外な方向から零が一段、階段を上がったように思いました。
(ネタバレ反転)
「不思議だ ひとは 
 こんなにも時が 過ぎた後で
 全く 違う方向から
 嵐のように 救われる事がある」

不覚にも涙が。

ところで。(以下、食べ物のお話です。)
今作に登場する「3月町ふくふくダルマ」も「マンガ食堂」で再現されていました。
すごい再現率!
あと4巻で登場した「おいなりさんと野菜のお重」も。お・い・し・そ・う~!!(≧∀≦)
この「ブロッコリーとオクラのナムル風」は絶対うちでもやろうと思いつつまだ実現していません。塩とごま油だけのシンプルなナムル風ですが、ニンニクのすり下ろしたのをちょびっと入れてもおいしそうですよね。
2巻の「温泉たまごのっけカレー」も本当においしそう。これはずっと定番でしたが、唐揚げトッピングもいいなあvvv 家では基本的に揚げ物をしないと決めていたのですが(外食やおつきあいで揚げ物を摂取する機会が多いので)、誘惑に負けてやっちまったですよ…。
『とりぱん』10巻でもカレーが出てきたのですが「マンガ盛り」っていうんですね、このかけかた(笑)。
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by n_umigame | 2010-12-23 17:51 | コミックス | Trackback | Comments(0)