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「デアボリカ通信」

漫画家・坂田靖子さんの公式HP「サカタBOX」に、時間があるときちょくちょくお邪魔しているのですが、先日「デアボリカ通信」というペーパーを希望者にお送りします♪という募集をされていて、わあいvとばかりに申し込んでみました。

いつ届くかわからないからあまりアテにしないでくださいね~という感じだったので、本当にアテにしていなかったのですが(おい)、昨日へろへろと仕事から帰ってきたら何やら郵便物が。
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最近郵便物自体がめずらしいので(笑)何これ? と見てみましたら……
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あっ!
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きゃあvvv
「デアボリカ通信」の第1号でした!

坂田さんが現在webで連載されている『ベル・デアボリカ』という作品が、元々同人誌で発行しようと思われていたそうで、そのからみで配布していたのが「デアボリカ通信」だそうです。
『ベル・デアボリカ』は今はwebでも読めるしもうすぐコミックスの2巻も出ます。

A4一枚のコピーペーパーですが、いつもの坂田節で、とっても楽しいです。
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坂田さんの自画像、大好きです。なんというか、かわいいんだけれども妖怪ちっくというか(←ほめてます。本当です。ほめてますー!!!!!)、ナゾの生物っぽいシルエット(ほめ(以下ry))がカワイイvvv

切手が雪の兼六園。
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坂田さんが金沢にお住まいなので、ふるさと切手だと思うのですが、こういう小さなお気遣いがとっても坂田さんらしく、ファンとしては恐縮してしまいます。

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最近復刊された『ライアンの娘』。
…と言ってもかのアイルランドを舞台にした名作映画とはまったく関係のない、坂田さんお得意の、地球のどこかにあるようなないような架空の小さな町と、非常識で愉快な住人たちを描いたコメディです。
わたしはファンになったのが大人になってからで、文庫や単行本で読み始めたので、短篇作品の多い坂田さんの作品はまだまだ読み残しているのですが、この作品も未読でした。
いつでもどこでも寝ちゃう犬のエルサルバドルくんが好きですv

そう言えば数日前にもまた新刊が出たのだった。買いに行かねば…!
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by n_umigame | 2011-01-29 21:59 | コミックス | Trackback | Comments(2)

『腰痛探検家』高野秀行著(集英社文庫)集英社

腰痛からの生還、成るか!? 爆笑治療体験記
腰痛という未体験世界に迷い込み、治療というジャングルをさまよう辺境作家。西洋医学、東洋医学、民間療法、運動療法、ついには獣医に心療内科…。前代未聞の腰痛治療体験記。(解説/東えりか)(出版社HP)


タイトルがまちがっておりましたので、お詫びして訂正いたします。カクテキさまにいただいたコメントで気づきました! うひー!! 本当に申し訳ありませんでした。*(2011.2.17.)

自分も腰痛持ちだと思っていましたが、いやいや申し訳ありません。
著者に比べればわたくしなんぞ腰痛持ちの風上にも置けねえどころか、腰痛持ちを名乗るもおこがましいということが良くわかりました。

40歳になって腰痛になった著者が、病院を転々と、いわゆるドクター・ショッピングを繰り返しながら、最終的には治療を放り出し、そこから少し好転するというエッセイです。
腰痛になったことがある方にはわかると思いますが、人間にとっていかに腰が重要な部位かということは言を待ちません。
腰痛になると、寝ていてもつらいし、かといって起きあがるどころか寝返りをうつといった健康なとき無意識にやっていることがまずできない。起きあがろうにもまず四つん這いになるだけでも死ぬほど痛い。何とか起きあがったら今度は足を一歩踏み出すのもつらければ、痛いから何かに手をついて体を支えようとしたらその衝撃すら腰に来る。
自分の場合はいわゆるぎっくり腰だったので、せいぜい1週間程度で治ったのですが、これが何週間も何年も続いたら、夏木静子さんが「自殺も考えた」とおっしゃるほど追いつめられた心境になるのも無理はないと思ってしまいます。
それくらいつらいですよね、腰痛は。
まあ腰痛に限らず、身体の一部がとても痛いずっと痛いというのは本当につらいことです。

著者自身もあとがきで、当時を振り返って述べておられますが、気持ちはわかるものの、セカンドオピニオンを求めて行った病院で聞かれもしないうちから「前の病院ではこう言われた」ということは持ち出さない方が良いのではないかと思いました。
あと、ブラックジャック先生(本文を読んで下さい)のところで「椎間板ヘルニアではない」と言われて怒ってますが、いやいや、前のお医者さんにも「椎間板ヘルニアっていうのはこういう状態じゃないですよ」とレントゲンを見ながら説明してもらってるじゃないですか~。
もういっぱいいっぱいです(笑)。
って人ごとだから笑っていられますが、自分が同じ目に遭うとやっぱり怒るんだろうな(笑)。

最終的に心因性の腰痛(ってのがあるということを初めて知りました)を疑って、心療内科を受診し、そこの先生がものすごく冷淡で(笑)、薬の副作用かかえって体調が悪くなったので、とうとうキレた著者はすべてを投げ出して水泳に行ってしまいます。
これが結果的には著者にとっては良かったようで、その後症状が緩和したそうです。
心療内科のお医者さんが「あなたは腰痛そのものに執着しているの。心因性腰痛の人は腰痛のことばかり考えてるの。それがいけないの」というようなことを言うのですが、この一言に尽きたようです。
あくまでもこの著者の場合ですが、ふと、河合隼雄さんのあるエッセイ(たぶん『こころの処方箋』だったかと)を思い出しました。
何人かで海釣りに出かけたところ、漁に夢中になって日が暮れてしまい、真っ暗になってしまった。その間に潮の流れが変わったのか方向を見失ってどちらが陸かわからなくなってしまった。船の灯りを頼りに必死で探したけれどもわからない。
やがて知恵のある人が「灯りを消せ」と言う。一同は不審に思いながらも消してみた。そうすると真っ暗闇だと思っていた海の上でやがて目が慣れ、浜に町の灯りがともっているのが見え、全員助かった、というお話を紹介されていました。
一度「目先を照らす灯り(それは他人から与えられたもの)をあえて消してみて、自分の目でじっと目をこらし、遠い目標を見定める勇気が人間にはときには必要ではないか」といった主旨のエッセイだったのですが、この本もそんな感じでした。
ただし、河合隼雄さんのエッセイでも「暗闇の中で灯りを消すのは勇気が要る」と書かれていますが、不安なときに何もせずにいることに耐えられるというのは強靱な精神力の持ち主だと思います。(こういうときにそれなりの灯りを持ってうろうろすることを「できる限りのことはした」と表現する人もいる」とかなり辛辣です(笑))
だからじたばたしてしまうんですよね。

いろいろとツッコミたいところが多かったので「爆笑腰痛体験記」と言うほど笑えませんでしたが、腰痛にお悩みの方には一読の価値があるかと思われます(笑)。
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by n_umigame | 2011-01-25 18:08 | | Trackback | Comments(2)

『ムーミンのふたつの顔』冨原眞弓著(ちくま文庫)筑摩書房

日本ではムーミンを知らない人は少ない。しかし、ムーミンにはじつに多彩な顔があることを、知らない人は多い。トーベ・ヤンソン自身が、様々なムーミンを描いてきた。児童文学、コミックスなどメディアも様々で、その時々の状況や環境が大きく影響している。本書では、おもにシニカルな顔とファンタジックな顔というふたつの姿をあぶり出し、その底知れぬ面白さに迫る。
(出版社HP)


先日のムーミンカフェの興奮さめやらぬ中、文庫化されていたので即買い即読みしました。
冨原眞弓さんのムーミン関連本は信頼できるし、大好きです。
翻訳もそうですが、シンプルで端正な文章にも関わらず無味乾燥というわけでは決してなくて、適度にエモーショナルな部分もあるという「クールに熱い」文体が読んでいてとても心地よいです。あと数秒で眠りに落ちるというようなときでも(笑)、すっと入ってくる文章です。

内容ですが、ムーミンの日本とヨーロッパでの受容のされ方、その後の広がり方の違い、冨原さんが呼ぶところの「夏のムーミン」と「冬のムーミン」、ポストムーミンと呼ぶべきような作品群のことなどが概観されます。
(アメリカではあまり受け入れられなかったようです。冨原さんの言を借りれば、ムーミンのどこかしら暗いところがミッキーマウスのように影がない単純なキャラクターとは相容れないのも当然であろうとのこと。アメリカには二律背反するような複雑なキャラクターは確かにあまりないように思います。代わりに「影」や負の面を負うキャラクターや表現が別途にあって、役割分担しているように見えますね。)
「概観」と言いましたが、底の浅いものでは決してなく、薄い本なのですがとても読み応えがありました。

興味深かったのは、ヨーロッパでは、スナフキンももちろん人気があるが、ムーミンママやミイ、モッラ(モラン)などが人気を等分しているのに、日本ではスナフキンの人気がダントツだということです。
身の回りにあまりムーミンについて語れる人がいないのでムーミン語りをしたことはないのですが、何となくそうかもしれません。
わたくし個人としてはムーミンママが一番好きで、歯に衣着せぬミイやモッラも甲乙つけがたいくらい惹かれます。(スナフキンだってもちろん好きですが)
読みすすめていって”4.コミックスのムーミン”の最終項「ほんとうの自由」で次のように語られます。

著者トーヴェ・ヤンソンがこう語ったそうです。

わたしはあの物語の中で描こうとした家族は、しあわせであることがあまりにもあたりまえすぎて、自分たちがしあわせだとうことさえ知らない。かれらはいっしょにいて居心地よく感じ、互いにまったき自由を与えあう。ひとりでいる自由、自分だけの考えにひたる自由、だれかにうちあけたいと思うまでは、自分の秘密をあかさず隠しもつ自由、そういった自由である。ふしぎなことに、かれらは互いに良心の呵責を与えあうことなく、責任を、必要からひきうける義務としてではなく、愉しみながらはたすことができる。(後略)


ヤンソン自身が「ユートピア的」と呼んだ家族、かれらがこの絶対的な自由をどうやって手に入れたのかをうまく説明できずにいると。
そしてこのような「人びとのただなかにあって、孤立するのではなく、まったく動じないと言う意味で、みずからの孤独を保っていられる」という「めずらしい資質」を、物語の中でムーミンママとスナフキンというふたりによって代弁させようとしたのだと。
別のインタヴューで、ヤンソンは、スナフキンの自由にはときとして自己中心的な弱さが混じらないでもないが、ムーミンママの自由にはそうした弱さもないと述べている、とした上で、

たしかに、気分しだいでふらりと姿をみせては消えていくスナフキンのほうが、どうみても格好はいい。いつでも身近にいるムーミンママにたいしては、ともするとありがたみを忘れてしまいそうになる。しかし、自由であることにこだわる必要も感じないママのほうが、自由を求めて定期的に旅に出るスナフキンよりも、もしかするとはるかに自由なのかもしれない。


と、冨原さんは述べておられます。
「お金持ちとは、お金のことを考えずにすむ人のことである(実際に百万長者であっても四六時中お金のことを考えなければならない人はお金持ちではない)」と定義されたのは内田樹さんですが、その伝で言うならば「自由な人とは、自由について四六時中考えなくていい人」のことなのかもしれませんね。
ムーミン家族が「しあわせであることがあまりにもあたりまえすぎて、自分たちがしあわせだとうことさえ知らない」ように。
痛まないときは胃の存在を忘れているように(笑)。
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by n_umigame | 2011-01-24 23:12 | | Trackback | Comments(0)

『ルイス警部』#8:「名士たちの秘密」

女学生のベアトリス・ドネリーが外出先で睡眠薬を飲まされ、誘拐・レイプされた。第一容疑者のクーパーにはアリバイがあった。学生時代の友達3人と食事をしていたというのだ。翌日、クーパーの絞殺体が発見される。鑑識の調べでクーパーがレイプ犯だと断定され、3人の供述は嘘であることが明らかになった。続いて彼らを脅迫していたスポレティも絞殺される。謎は深まるばかりだが、犯人には思いもかけない秘密があった。
(チャンネル銀河)


えー、殺人については「こいつが犯人だろ」と思った人が犯人でした。
何というか、パターンと傾向でわかる回だったというか。
今回の犯人にはいろいろとむかつきました。
特に暴行犯は、まったくこの少女に何の責任もないことで巻き込んだわけですよね。
あー不愉快だった。

これで、感想が終わるのも何なのでもう少し(笑)。

ハサウェイとスカッシュしていて腰を痛めるルイス。オヤジ大爆発。
(あ、いや、腰は年齢関係なく、早い人は10代から腰痛持ちだそうですので)
付き添いで病院についてきたハサウェイはルイスに「尊厳死を希望と」と。言うようになりましたな(笑)。めちゃくちゃ笑いました。

あと、ルイスがハサウェイに「おまえ、もうちょっと図太くなれ」と言うところも笑いました。
明らかに前回のことをふまえたセリフですよね。
にしたって、ルイス、昨日の今日で図太くなるのは無理だから(笑)。長い目で見てあげて。

第8話にしてルイスの奥さんのひき逃げの話になったので、「あれ、もしかしてもうすぐ終わり!?」とドキドキしましたよ。しかも何だったのか良くわからないし。
前回はハサウェイに隠し事されて怒ったくせに、自分はハサウェイに黙っているルイス。上司のイノセント主任警視にも「ハサウェイには言ったの?」と心配されている始末です。
左脳は「事件に関係があるかもしれない」と言ってても右脳は「あって欲しくない」というときに、なかなか左脳の言うことを聞けないこともあるということがわかったかね、ルイス。
最初は「ただの嫌がらせだ」と言っていたのに、ずるずると引き込まれて最後にはすっかり客観性も冷静さも失っていたルイス。こういうときは言ってもきかないから、じゃあ気が済むまで手伝いますよ、んもーしょーがないなあ、なハサウェイも良かったです。何だかんだ言って良くできた部下だ。

最後は「血は水より濃い」なんて、そう信じたい人だけが言ってれば? というオチが何とかかんとかさわやかでした(笑)。(育てのお父さん脱力してましたが…)
あー腹が立つと言うとこのお母さんにも腹立つわー。


ところでこのドラマは、毎回原作者のコリン・デクスターがカメオ出演しているそうで、今回はパーティ会場でイノセント主任警視と談笑していたおじいさまがそうですよね。
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by n_umigame | 2011-01-24 19:38 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『ルイス警部』#7:「業火の祈り」

ある夜、教会の祭壇の前でウィル・マキューアンという青年が自殺する。祭壇には“学びの園”という団体の紙片が置かれていた。その後“学びの園”の主催者たちが次々と殺害され、“炎に生まれる命”というメッセージがすべての現場で見つかる。現場に残されたDNAは、ウィルの元恋人で3年前から消息不明のフィアドルカ・フィーランのものだったが、行方が全くつかめない。遂には、ウィルの旧友だったハサウェイの身にも危険が迫る。/出演:ケヴィン・ウェイトリー、ローレンス・フォックスほか/原作:コリン・デクスター/英/字幕/2008年
(チャンネル銀河)


うっかり見はぐれるところでしたよ待ってましたよ!!(だったら忘れるなよ!!)
だんだん良い感じのコンビになってきたなあと思っていたところで、いきなりハサウェイのことを「ベターハーフは?」と聞かれるルイス、という場面から再開したシリーズ半ば。今回はハサウェイがなぜ神学の道をあきらめたのかが語られるとともに、コンビの危機が。

さて、今回の主題は、いろいろな意味で(笑)ゲイです。
…と言うか、ジェンダーかな。
ゲイのキャラクター(ジョーンジョー)のデスクトップの壁紙がオスカー・ワイルドってのはわかりやすすぎと言うか、「このキャラクターはゲイですよ」という記号として使うにはいささか単純/陳腐すぎると思ったのですが、いかがでしょうか。
ルイスに(聞きにくそうに)「おまえ、ゲイなの?」と聞かれて、笑って、じゃあそもそもゲイの定義ってなんですか? と聞き返すハサウェイが良かったですね。「エロ本とチョコバーが好きなら男なのか」と。男とは何か、あるいは男らしさとは何かということを単純化して考えてはいけないというメッセージをユーモアを交えて伝えているところが、巧いですよね。

ミステリドラマとしては、やられました!
人間ドラマ以外の部分でも、このゲイ(というかジェンダー)の定義の部分にかかってきていて、「DNA鑑定で地球上の半分は犯人から除外された」というルイスのセリフがレッド・ヘリング(偽りの手がかり)になっていたという。
このミステリとしてのトリックの部分も、実は「あなたの男性、あるいは女性の定義って何?」という視聴者のジェンダー感を逆手に取った、みごとなトリックでした。これは小説でやるより映像でやった方がひっかかる率が上がると思います。
ブラジルの話が何度も出てくるのでこれもキーなんだろうと思ってがんばって見ていましたが、種明かしされるまでブラジルってそうだったんですか、ということを知りませんで・し・た。

急に家庭菜園を始めたルイス。いろいろ思うところあったようですが、これは引退してからにします、と。菜園のおじいさん、いい味出してましたね。
「よく知らない人間を信用するには?」
「知っている部分を信用する」
うーん、名言だ。
イギリスのドラマを見ていると、イギリスには汲めども尽きせぬステキオヤジのわき出す泉があるに違いないと思っていたのですが、ステキオヤジがそのままステキじいさんの橋を渡り、ステキオヤジに助言したり、人生のちょっとした羅針盤になってくれるという演出がけっこうあって身もだえる。いや、うらやましいです。
ハサウェイは過去に自分がしたことの負い目からルイスに隠し事をし、結果的に嘘をついてしまいます。
激怒するルイス。説明しようとするハサウェイの話をまったく聞いてくれません。家庭菜園で↑あんなことを言っていて、結局ハサウェイを信用していたから、嘘をつかれたことが悲しくて、それが怒りとなって吹き出したのでしょう。
とは言うものの、ハサウェイが今度は犯人に狙われると護衛をつけます。もちろん仕事の上の必要からでもありますが、護衛がハサウェイを見失うと血相を変えて助けにきてくれました。
コンビの危機を、上司が部下の命を救うことで、いわば「雨降って地固まる」式に関係と信頼が深まるというのはデジャヴですよねえ(笑)。
『モース』でもモースとルイスが大喧嘩して(と言うか、ルイスがモースの横暴っぷりが溜まりに溜まってついにがまんできなくなり)、ルイスが殺されて穴に埋められそうになるのをモースが走って助けに来るという回がありましたが、『ルイス』でも部下が下手こいて上司が助けに行くという構図は同じでした。
ま、ルイスも経験を積んで学習したんですよね。
しかし、睡眠薬でよれよれのハサウェイはその辺に転がしておいてでも、燃えさかる家の中へ戻ろうとする犯人を止めるのが仕事だった気がしないでもないですが…(笑)。他に警官もいたんだしね。

最後は、エロ本とチョコバーにトライしてみるけれども、でもやっぱりオックスフォードの6時の鐘に心奪われるハサウェイ(とルイス。ルイスも以前、スケベなモースを尻目に(笑)、エロ本を見ていると自分まで汚れてくるような気がします、と言ってましたよね)。
そして、コンビはめでたく仲直りかよこのバカップルめが。(笑)(”バカップル”に該当するコンビを指す言葉はないものか)

ところで、些末な(?)ことですが。
ハサウェイってケンブリッジ卒だったんじゃなかったでしたか? 確か最初の方の回でオックスフォードの教授に「ケンブリッジ卒か。だからわからないんだ」と揶揄されるシーンがあった気が。”オックスブリッジ”と二個一で呼ばれる両陣営はいろいろとライバル視しあっていると聞いていたので、別に良いんだったら良いんですけど(笑)。
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by n_umigame | 2011-01-24 19:33 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『英雄』(上下)ブライアン・フリーマントル著/松本剛史訳(新潮文庫)新潮社

口中を銃で撃たれた惨殺体がワシントンで発見された。マフィアの抗争に絡む事件かと思われたが、被害者がロシア大使館員だと判明。FBI捜査官カウリーは、急遽、モスクワ民警のダニーロフに協力を要請した。再度コンビを組んだ二人だが、捜査の前に立ちはだかったのはマフィアと癒着する民警上層部だった!国境を超えた捜査官コンビの英雄的活躍を描く、国際サスペンスの傑作。 (Amazon.jp)


とかなんとか言いつつ、ダニーロフ&カウリーシリーズ2作目も読み終わりました。
今度はアメリカでロシア人が殺されたところから、二人のコンビ復活とあいなりました。
が、えええっと、何、カウリーがめちゃくちゃダニーロフになついているんですけれども(笑)。
今回はどちらかというとダニーロフの方の目線が主で、自分が所属する組織とマフィアという、どちらも巨大な組織を相手に戦うダニーロフと、それを援護するカウリーという感じの作品でした。

今作品で思ったこと。
(1)え、ダニーロフってラリサのこと愛してたんですか。いつの間にそういうことに。(…と思っていたら最後にそういう設定になった理由がわかりました)
(2)イタリアのシーンは要らなかったんじゃないでしょうか。

ネタバレになるためもぐります。↓

More
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by n_umigame | 2011-01-21 20:39 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

『猟鬼 ダニーロフ&カウリーシリーズ』ブライアン・フリーマントル著/松本剛史訳(新潮文庫)新潮社

その夜またモスクワの路地裏に転がった死体からは、髪の毛とボタンが奪われていた。民警のダニーロフは、猟奇的な手口から連続殺人犯は異常者だと考える。だが被害者のひとりがアメリカ大使館員の女性だったため、事件にはFBIが介入することになった。風采のあがらぬロシア人刑事ダニーロフと、翳りをおびたFBI捜査官カウリーによる共同捜査が始まったが…。新シリーズ誕生。 (Amazon.jp)


年末は何を読んでも大ハズレだったため、こういうときは視点を変えようと、以前「カミンスキーのエイブ・リーバーマン&ビル・ハンラハンシリーズが好きならこれもおもしろいかも」とどこかでオススメを目にしたこのシリーズに手を出してみました。

初ブライアン・フリーマントルです。
原作は1992年に発表されたようですが、うん、90年代に流行ったサイコ・ミステリでした。
ただ、丁々発止の心理戦とかけひきが読んでいておもしろく、プロットや犯人の意外性などではなく、こちらを楽しむシリーズなのかなあと。

ロシアの民警の大佐ダニーロフと、アメリカはFBIのロシア課の課長カウリーという、通常であれば一生会うこともなかったはずの二人が、モスクワでアメリカ大使館の職員で、ホワイトハウスにも影響力を持つ議員の姪が殺されたことから、共同して捜査にあたることに。
とはいうものの、まだソビエト連邦が崩壊してからそんなに年月も経ていないため、最初は腹のさぐり合いから。
やがては双方のプロフェッショナルな仕事ぶりからお互いを認めていくというお話です。

二人とも仕事はプロフェッショナルなのですが、プライベートがそれぞれにトホホなことになっていて、ダニーロフはかつての同僚でまったく友情の介在しないうわべだけのつきあいの友人の妻と不倫中。(しかも次作でわかったのですが少なくとも3年以上続けていたらしい)しかもどちらかというと主導権は女性の方にある様子です。
カウリーは酒癖と女グセが悪すぎてそれが原因で妻に去られ、その妻が再婚したのが自分の親友。今回は仕事の必要から、この友人と元妻と顔を合わせながらの捜査をすることになります。
身から出た錆なのですが、それが何と言いますかこう、それぞれに都合良く話がまとまってしまうところは青年マンガみたいでした(笑)。

ほろ苦い結末は確かにリーバーマン&ハンラハンのシリーズと相通ずるところがあるのかもしれませんが、いっしょにしてもらいたくないというのが読み終わった正直な感想です。リーバーマンとハンラハンもそれぞれプライベートには悩み事やトラブルを抱えていますが、もっと家族や友人など、自分の周囲の人たちに対してさりげない敬意を払っていることが伝わってくるように描かれていて、それが読後に何となくあたたかいものを残していきます。
それに「ダニーロフ&カウリー」って言ったって、二人は別にいわゆる仕事上のパートナーじゃないですしね。ダニーロフとカウリーの関係も、べたべたしたところがないのは良いのですが、ハンラハンに瀕死の重傷を負わせた犯人がリーバーマンにどんな目に遭わされたかを思い出すにつけ、ダニーロフとカウリーはコンビ好きの満足のいくコンビではありませんでした。(笑)

そんな歪んだ目的で読書しないよ! という方には、まあふつうにおもしろいエンタテインメントです、とオススメしておきます。
つまらなくは決してないですよ。

あっ、一人だけ好きなキャラクターがいます。FBI長官のレナード・ロスです。
絵に描いたような権力バカの議員にまったくおもねらず、虚勢ではない堂々とした鼻っ柱の強さがかっこよかったです。
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by n_umigame | 2011-01-21 19:37 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

カモノハシのイコちゃん ペアタンブラー+α

JRから「ポイントが年度末で無効になりまっせ~」というメールが来ていたので、ポイント商品と交換。
今回はちょっと季節はずれだけど、タンブラーでっす。

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けっこう丈夫で使いやすそうですが、きっと使わない。
もったいなくて。
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こんなハコに入っていました~。
イコちゃんと同じソーダアイス色。冬には寒いよ…。

おまけで町で見かけたイコちゃん。
駅員さんのコスプレ(笑)。
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あと、列のパーテーションの終わりにつけてあったイコちゃん。
駅員さんも工夫されているところは工夫されていますよね。
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by n_umigame | 2011-01-17 21:04 | ICOCA/イコちゃん | Trackback | Comments(0)

山道製菓所「つじうら」

年末に「つじうら」という珍しいお菓子をいただきました。(平さま、いつもいつもありがとうございます!)
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いただいた方によると、元々金沢辺りのお菓子とのことですが、こちらは富山県のお菓子。
中におみくじが入っているとか。
フォーチューン・クッキーみたいな感じでしょうか。


「これはどのタイミングでおみくじを出すんですか?」
「なめながら口から引っぱり出してました」

と事前情報をいただいておりましたが、とりあえず口に入れる前におみくじだけ引っぱり出してみました。
今年最初に引いたのは、コレ。
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「良きともと あそべ」
よおおおし、遊ぶぞおおお!ヽ(゚∀゚)ノ うぇ──────ぃ♪

以下、お正月からちびちびいただいた順に。
2コ目。
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「恋文が 来る」
今時、文箱に入って来るんですか。それは見てみたい(笑)。

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「良縁 来たる」
やっりぃ♪ あっ、でも「縁」ってったっていろいろありますよねえ。

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「きっと そえます 安心」
…………? ( ゚∀゚ )

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「二人の 子だもの」
みつを…?

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「仏様より あなたが たより」
ヾ(´∀`*)アハハハハハハハハ!

ほか…
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「せくに およばん」
「今夜 お顔が見れる」
↑辻占なのに「ら」抜きことばだよ(笑)。
ええっと、もしかしてこれは、落語の艶ばなしみたいなものが元ネタなんでしょうか?

縁起物のためか良いことしか書いてないなあと思ったのですが、ちょっと調べたらそうとも限らないということがわかりました。

見てみたかったのが、
「酔わせて 聞きたい 事がある」
!!!(´∀`)

や、やっぱり、艶ばなし?(笑)
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by n_umigame | 2011-01-06 20:14 | 日々。 | Trackback | Comments(2)

ムーミンカフェ

出張のランチタイムに、会社の先輩に後楽園のムーミンカフェに連れていっていただきました。
小一時間しかなかったのが悔やまれます…。
こ、こんどはゆっくりと…!!

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ムーミンといっしょにランチvvv
か、かわいいいい…ふー…(気絶)。

小さい子連れのママ友グループでお店はいっぱいでした。
このムーミンもちょっぴしずず黒くなっていて、キッズたちにもふられまくったんだろうなあと。

向こうにムーミンパパが。
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いただいたのはキャラクターランチ。
この日はハヤシライスでした。ボリューム満点。
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セットのサラダ。
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水菜のサラダとゴボウとニンジンのきんぴらと…右上のサーモンピンクのが謎でして。
マッシュポテトに生姜とニンジンのすり下ろしを混ぜたのかな? という水っぽい味。

伝票の裏はスナフキン。
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by n_umigame | 2011-01-06 20:13 | 日々。 | Trackback | Comments(2)

Welcome. 本と好きなものがたり。


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