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アシモフ『鋼鉄都市』が映画化?

アイザック・アシモフのSFミステリの傑作『鋼鉄都市』(The Caves of Steel)の映画化権を、20世紀フォックスが取得したとのことです。

ソースはこちら→
http://www.firstshowing.net/2011/fox-adapting-asimovs-sci-fi-the-caves-of-steel-with-henry-hobson/

最近、ハヤカワ文庫で『鋼鉄都市』がカバーイラストもスタイリッシュに新たにトールサイズで刊行されていたのですが、もしかしてもしかすると映画化の噂を聞きつけて先手を…?(だったらなぜ『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』は再刊されないのか…)

上記サイトのイラストは、イライジャ・ベイリとR・ダニール・オリヴォーかと思われます。
左がイライジャ、右がダニールですよね。
イライジャはおっさんだからいいとして(おい)ダニールはもうちょっと、もうちょっと、こう、さあ。ねえ?
いやでも原作でも『鋼鉄都市』の時点ではそうでもなかったのに、後ろに行けば行くほどダニールは美人さん扱いになってたから、この時点ではこれでいい…のか?(やだ)

今ぼんやり思い出したけど、イライジャの父親の職業って、今の日本にけっこうタイムリーなあれですよね。

シャーロックホームズの映画化や現代版ドラマなどで、コンビ好きは身もだえする今日この頃ですが、SF史上に燦然と(わたくしの心の中で)輝くこの名コンビ、ぜひぜひずっこけないで成功してほしいと思います!

IMDbでは2014年リリース予定のようです。

なんだったら『黒後家蜘蛛の会』もドラマ化しちゃえばいいのにと思ったのですが、ヘンリーなんか「60歳なのに40歳くらいに見える」って、難しいですかね~。
とりあえずわたくしはルービンがハズレでなかったらそれでいいですんで~。それで「よきサマリア人」を見たい見たい~。
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by n_umigame | 2011-09-30 19:16 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

US版『SHERLOCK』 DVD

NHK BSプレミアムで放送された『シャーロック』の興奮冷めやらず、北米版DVDをぽちってしまいました。
…のが届いており、とりあえずSpecial featuresに収められているメニューの中から、メイキングである"Unlocking Sherlock"と"A Study in Pink"パイロット版を見てみました。

ネタバレ全開ですので、本放送はもちろんのこと、パイロット版やメイキング もネタを割ってほしくないの~という方は、ここで回れ右★でお願いいたします。

ネタバレでもいいよーという方にも、英語字幕にかぶりつきで見ているような人の感想ですので、もろもろご容赦ください(笑)。









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by n_umigame | 2011-09-20 20:02 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

刊行予定memo(2011年9月18日現在)

「本棚の中の骸骨」様より。

9月20日刊
ジョン・ラフリー 『別名S・S・ヴァン・ダイン ファイロ・ヴァンスを創造した男』
『グリーン家殺人事件』 『僧正殺人事件』 他の名探偵ファイロ・ヴァンス・シリーズで、大戦間のアメリカ探偵小説に強烈な輝きを放ち、消えていった巨星ヴァン・ダインの実像を丹念な調査によって明らかにし、内外のミステリ・ファンに衝撃をあたえた傑作伝記。MWA賞受賞作。
(国書刊行会 3990円)

お値段もお値段だし、そんなにファイロ・ヴァンスに興味があるわけでもないんで…(←ひかえめな表現)と思っていたのですが、藤原編集室さまのTweetを読んでいたら猛烈に読みたくなりました。

9月22日刊
エラリー・クイーン 『レーン最後の事件』
サム警部を訪れ、大金で封筒の保管を依頼した男は、なんとひげを七色に染め上げていた。折しも博物館ではシェイクスピア稀覯本のすり替え事件が発生する。ペイシェンスとレーンが導く衝撃の結末とは? 越前敏弥新訳。
(角川文庫 予価735円)

『ローマ帽子の謎』新訳の感想もアップもまだなのに、もうこれが出るですか。早い。
書影がAmazonにアップされていますが、いい。
いいですよ、このカヴァー。
未読の方がいらっしゃったらネタバレになるかもですが、この書影がこのレーンのシリーズの全てをある意味、あらわしていると思います。

アガサ・クリスティー 『カーテン』
名探偵ポアロ最後の事件。懐かしきスタイルズ荘へ戻ったヘイスティングズが目にしたものは? 田口俊樹・新訳。クリスティー新訳シリーズ完結。晩年期の二大傑作が登場(期間限定カバー:鈴木成一)。
(早川書房/クリスティー文庫 予価882円)

え、クリスティー新訳シリーズ完結!!?全部新訳が出るのではなかったのですね。
うーん、うーん、なんだかなあ。
まあクリスティーの作品だからってもれなくぜんぶコンスタントに売れるっていうわけじゃないから、という大人の事情はわかるのですが…。
何を心配しているかと申しますと、ほかの古典新訳にも影響が出るんじゃないかと。
もっと具体的に言うと、エラリイ・クイーンの新訳が始まったばかりなのに、なんて不吉なー!!(泣)
でも『カーテン』の新訳は買います…。

10月20日刊
リチャード・マシスン 『リアル・スティール』
人間にかわりロボットがボクシングを闘うようになった近未来を描いた表題作など10篇を収録。『アイ・アム・レジェンド』 『運命のボタン』 の巨匠が放つ傑作短篇集。映画化12月公開。
(ハヤカワ文庫NV 予価840円)

え。早川書房さん、ちょっと待って?
『運命のボタン』に「四角い墓場」っていうタイトルで収められている短篇を、またまた標題作で再刊するのですか?
いや、ヒュー・ジャックマン主演でもう12月に公開となればそりゃやるのかもしれませんが、だったら、『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』も映画ジャケットで再刊してくださーい!!
こちらの方が読むの何倍も体力も時間も要するから1日も早くお願いします!

11月以降刊
キャロル・ネルソン・ダグラス 『おやすみなさい、ホームズさん 上・下』
ホームズが唯一敬意を抱いた女性アイリーンの華麗なる冒険、開幕。
(創元推理文庫)

「黒猫ルーイ」(武田ランダムハウス講談社)の作家さんか。
アメリカの人か。
うーん、うーん。
ハー○クインロマンス・ヒストリカル・ミステリー☆とかにならないことをお祈りいたしております。(読まないのか)(誰かお先に…)(って、人様に毒味させんなこら)

エリス・パーカー・バトラー 『通信教育探偵ファイロ・ガッブ』
ホームズにあこがれ、〈日の出探偵事務所〉 の探偵養成通信教育講座を受けて、立派な迷探偵になった、本業・壁紙張り職人ファイロ・ガッブ君のちょっとまぬけで愛すべき活躍を描いた短篇集。
(国書刊行会 予価2415円)

『バカミスの世界』で紹介されていたのを読んで、それだけでゲラゲラ笑った記憶があります。
もちろん「彼」のパロディーですが、パロディー元が「ぼくはね、ヴァン。通信教育で探偵のまねごと始めたんだよ」とか言い出しても「ああそうなんだー」と意外でもなんでもないですよね?
え? むしろ「家庭教師についた」とかじゃないかって?
それもいいですねー。(棒)
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by n_umigame | 2011-09-18 19:30 | | Trackback | Comments(4)

『いまファンタジーにできること』アーシュラ・K・ル=グウィン著/谷垣暁美訳(河出書房新社)

『指輪物語』、『ドリトル先生物語』、『少年キム』『黒馬物語』など名作の読み方と、ファンタジーの可能性を追求する最新評論集。「子どもの本の動物たち」「ピーターラビット再読」など。(出版社HP)


原著は2009年に刊行された"Cheek by Jowl"だそうです。
帯によると2010年のローカス賞を受賞したとのこと。たいへん遅まきながらおめでとうございます。

あとがきにもありますように、内容的にはル=グウィンのファンには特に新味のないものと言えるかもしれません。『夜の言葉』をお読みになった方であれば、「ル=グウィンさん、ぶれない人。」という感想をお持ちになるのではないかと思います。わたくしもその一人です。
だからと言って、じゃあ読む価値はないかというと、そんなことは決してありません。わたくしなどは惚れ直しました(笑)。
『夜の言葉』はわたくしの持っているのは岩波書店の同時代ライブラリー版なのですが、その後岩波現代文庫に改訂版が収められました。Amazonの書評などから伺い見るに、この改訂版には同時代ライブラリー版から時を経て、ル=グウィンさんらしい、真摯で率直な改訂が加えられている様子です。

特にわたくしは『ゲド戦記』の大ファンで、今となっては幸せなことに4巻が出てかなりたってから初めて読んだファンでもあったことから、ル=グウィンさんが物語を紡いでゆく姿勢に、なんて率直で真摯な人なのだろうとすがすがしい思いを抱くことが多いです。
「過ちを改むるに憚ることなかれ」ということわざを、作品を発表し続けることで生きて実践されていると、実感する作家さんです。
(同様の思いを実はエラリイ・クイーンにも抱いています)
自分が「これはおかしいのではないか」と思ったら、読者になんと言われようともこれまでの<成功した>作品世界をぶちこわすくらいの覚悟がある。いつまでもトライし続ける。けれども、芯はぶれない。
その姿の堂々たる美しさに惚れてしまいます。

もちろん古くからの読者には「前の<成功した>スタイルの方が良かった」と批判を受けることもあるのですが、「変わり続け、世に問い続けてきたからこそ、この作家さんは素晴らしい」と、そのすべてを愛さずにいられないわたくしのようなファンもいます。
それはめまぐるしい流行に媚びを売って変わり身するということとは似て非なるものです。

あとがきでも訳者の方が、「この本の魅力は、読んでいる間じゅうずっと、ル=グウィンがそばにいるような強い存在感ではないか」と思う、それは「この人の類まれな正直さ、知的な面での誠実さ、倫理性の高さによるものでは」ないか、と書いていらっしゃいますが、おそらくそのとおりなのだろうと思います。

内容は児童書や図書館の関係者に対して行われたエッセイ集なので、ものすごく堅苦しいものと思われる向きもあるかもしれませんが、なんのなんの、わたくし電車の中で何度も吹き出してしまい、本で顔を隠すはめになってしまいました。この前にダグラス・アダムスの『これが見納め』を同じように電車の中で肩をふるわせながら読んでいたので、もう沿線の不審者になってんじゃないかと心配です(笑)。

一部だけご紹介しますと…
 もちろん、善と悪の戦い(中略)についてのファンタジーは山ほどあります。それらの作品では、白い帽子や白い歯を目印に、善玉を悪玉から区別できます。行動によってではありません。行動はみんな同じですから。思慮のかけらもない暴力がひっきりなしに続きます。血腥い暴力の最後の饗宴の中で、いわゆる「悪の問題」が雲散霧消し、善玉組に勝利がもたらされるまで。


(年齢にかかわらず)成熟していない人たちは、道徳的な確かさを望み、要求します。これは悪い、これは善い、と言ってほしいのです。(中略)しかし、(疑われることのない)善と(検証されることのない)悪との間の戦いと称するものは、物事を明快にする代わりに、ぼやけさせます。それは、暴力についての単なる言い訳にしかなりません。それは、現実の世界の侵略戦争と同じくらい、浅はかで無益で卑劣なものです。


 フィクションの創作を教えるコースで、不適切な基準を与えて作品を評価させるのは、生徒にとっておもしろく、学ぶことの多い練習になるかもしれない。


これは皮肉で書かれています。(笑)以下、『指輪物語』『白鯨』『高慢と偏見』が例としてあげられるのですが、笑ったのが最後の『高慢と偏見』。
 『高慢と偏見』をウェスタン小説として批評せよ。(全編お粗末な出来。女たちのおしゃべりばかり。ダーシーは好漢だ。一流のカウボーイにだってなれるだろう----どうせ、あのパンケーキみたいに薄べったいイギリス鞍に乗るんだろうが。とはいえ、フィッツウィリアムなどというお上品なファーストネームでは、ワイオミング州で成功するのは不可能だろう。)


ル=グウィンさんの趣旨は、ファンタジーやミステリーといったジャンル小説が批評されるとき、いかにお門違いな観点から批判されているかということです。

ただ、上の引用からもおわかりかと思いますが「ファンタジー」と名の付くものに何でも甘い顔をするということではなく、特に文芸批評家たちのジャンル内での知識の少なさ、不勉強さも批判されています。
魔法使いの学校というすばらしく新しいアイデアのファンタジーがあるから読みなさい、と薦められたので自分の作品(『ゲド戦記』)のことかと思ったら、イギリスのあれだった(笑)、というくだりは、ル=グウィンさんのあきれ顔と書評家諸子の不勉強に対する怒りが目に見えるようです(笑)。(ちなみに『ゲド戦記』の初版は1968年で、その後ずっと絶版になったことはありません)

また
 子どもやティーンのためのフィクションの批評はたいていの場合、それらのフィクションがちょっとしたお説教を垂れるために存在するかのように書かれている。曰く、「成長することはつらいけれど、必ずやりとげられる」。曰く、「評判というのはあてにならないものだ」。曰く、「ドラッグは危険です」。
 物語の意味というのは、言語そのもの、読むにつれて物語が動いていく動きそのもの、言葉にできないような発見の驚きにあるのであって、ちっぽけな助言にあるのではないという考えが、これらの書評家の頭をかすめることはないのだろうか?


故河合隼雄さんも「子どもになにかを教えてやろうという人は、児童文学は書けない」とおっしゃっていたのを思い出しました。

ファンタジーや児童文学に興味がない方も、本や物語を読むということを考えさせられる一冊となっていますので、ぜひに。
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by n_umigame | 2011-09-18 18:45 | *le guin/earthsea* | Trackback | Comments(0)

『ウサビッチ』 シーズン4/52話 「カーマシン」

とうとうシーズン4最終話です!
ネタバレのためもぐります!

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by n_umigame | 2011-09-15 23:33 | ウサビッチ/Usavich | Trackback | Comments(6)

『プライド&グローリー』(2008)

警官が巻き込まれた事件を任されることになった主人公が、捜査を進めるうち一家の絆を揺るがす驚くべき真相に突き当たり、葛藤していくさまを描いた犯罪ドラマ。
 4人のニューヨーク市警警官が麻薬取引の手入れに踏み込んだ際、2人が死亡し、他の2人も重体となる事件が発生。レイ・ティアニー刑事が特別捜査班の指揮を命じられ、さっそく犯人逮捕へ始動する。父は警察高官、兄フランシスは署長、娘婿の義弟ジミーはフランシスの部下という警察一家に生まれたレイ。また、彼の友人だった被害者のひとりもフランシスの部下でジミーともチームを組んでいたことから、この捜査への心境は複雑だった。すると、捜査線上に複数の警官が浮上。実は、ジミーら数人の警官たちが犯人一味と内通していたのだった。ジミーたちは、事実が明るみに出る前に街の悪党をその身代わりにしようと画策。一方、レイはこの事件の結末が兄の進退問題に関わってくると知り、捜査と家族の板挟みになってしまう。こうしてティアニー家は、それぞれの判断で打開を図るのだが…。(allcinema)



主演エドワード・ノートン、中心人物たちはコリン・ファレル、ノア・エメリッヒ、ジョン・ヴォイトと日本でもけっこうネームバリューのある(か見たことのある)俳優さんたちが、家族という濃い役柄でずらりと揃う作品なのに、日本未公開だったそうです。
コリン・ファレルが「え、どこに出てる?」と思うくらい、見ている方が「いや~な感じがする顔」で演技してました(笑)。

『セルピコ』の感想をネット上でさはさはと見ているときに「こんな映画あるよ、けっこうおもしろいよ!」とオススメされていた作品です。ちょうどNYPDの制服の資料がほしかったタイミングと合致して(笑)借りてみました。

確かに、130分という尺の長さもさることながら、アクションシーンがすごいとか、家族のドラマがハートフルとか、恋愛ドラマがわくどきとか、華麗なる謎解きがあるとか、そういった要素は一切皆無。
ただひたすら悪徳警官のやりたいほうだいが綿々と描かれ、げんなりするような場面が続く映画です。これを映画館で興行的に成功させようというのは難しかったかもしれません。
それは娯楽的な要素が薄くて、演技過剰なドキュメンタリーを見ているような錯覚を覚えるからなのですが、だから最後まで見られないほどつまらないとか、退屈かというとそんなことはありませんでした。
骨太で、見応えのある映画でした。

麻薬取引の現場を取り押さえようとした4人の警官が死傷して発見され、その捜査の責任者にレイ・ティアニー刑事(エドワード・ノートン)が命じられます。その任を命じたのは父親のフランシスSr.(ジョン・ヴォイト)。父親もNYPDの警察官で高官です。
ところが実はレイの義弟にあたるジミー(コリン・ファレル)は、ほかの警官と徒党を組んで麻薬を売人から横流しして小金を稼いでいる悪徳警官でした。
レイも、警官が起こした不祥事のために偽証したことが過去にあり、それがずっとひっかかっていたということがあとになってわかるのですが、ジミーは麻薬の売人が「おれたちの年収を一週間で稼ぐ」からと上司で義兄であるフランシスJr(レイの実兄/ノア・エメリッヒ)に食ってかかり、売人からピンハネすることをまったく悪いとは思っていない。
それどころか、このジミーは、殺人、恐喝、強盗、暴行となんでも辞さないやつで、乳飲み子を抱えた母親を殴る、どころか乳飲み子にアイロンを押しつけてその父親(売人の元締め?を知っている男)を恐喝するという、警官としても最低ですがそれ以前に人間としてカスという男なんであります。ジミーとその不愉快な仲間たちが非道の限りをつくすのは貧困層のプエルトリカンで、ジミーは家では良き夫であり良き父親なところが、見ていてますますげんなり度数がだだ上がりします。

クライマックスで、「アイリッシュ・アイズ」というパブでレイとジミーは殴り合いをし、ジミーはレイにしょっぴかれて行くのですが・・・・。

フランシスSr.がクリスマスのディナーのときに、家族全員を誇りに思っていることを語るシーンがあります。一人一人の子ども(フランシスJr、レイ、妹(名前忘れた))を褒め、妻を褒めます。
家族を大事にするというアイリッシュの人々ですが、疑似家族に擬されるNYPDという組織についても、それぞれが信じている「家族」の実体はこんなものなのだという悲しさを、淡々とした語り口で見せる映画でした。

監督は存じ上げませんでしたが、ギャビン・オコナーという名前が本名なら、この方もアイリッシュなのかな? と思いました。
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by n_umigame | 2011-09-15 22:40 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

BBCドラマSherlockバトン

「海外てれび日記」様よりいただいてまいりました!
バトンを回されれていないけれども強奪で答えて笑って見のがして!

ドラマの内容に触れざるをえないので、BBCドラマ(オンエアNHK BS)『シャーロック』をご覧になってからお読みくださいませ~。



Q1ドラマでお気に入りのシーンは?
 ありすぎて困る……のですが、あえて言うならばで。
 ●第1話のラストシーン。並んで歩くシャーロックとジョン。”永遠の名コンビ”誕生の瞬間。
 ●第1話:レストランのシーン。「ロマンティックだから」とキャンドルサービスされるところで大爆笑。
 ●第1話:レストレード以外の警察の皆さんからわかりやすく嫌われているシャーロック。「変人入りまーす」「アンダーソンしゃべるな、ベイカー街じゅうのIQが下がる」
 ●第1話:ラスト近く、謎の男がシャーロックの兄マイクロフトだとわかるシーン。そのあとの兄弟喧嘩。「ママを泣かせているのはどっちだ」
 ●第1話:同、シャーロックがジョンに気づくシーン。
 ●第1話:同、レストレードの「ニヤリ」。
 ●第2話:シャーロック「友達だ」 「きみに友達?」 ジョン「いえ、同僚です」 シャーロック、ジョンを凝視。
 ●第3話:プールのシーン。

Q2シャーロックとジョンとのお気に入りのBromanceは?
 おかげさまでBromanceという単語を覚えました(笑)。
 ●第3話:プールのシーンで身を盾にしてシャーロックを逃がそうとするジョン。ベタですが。そのあとのお互いを気遣う二人もいいです。

Q3シャーロックをキーワード5語で表すと?
 頭脳明晰 シナプス過剰 素っ頓狂 お子ちゃま 欠落

Q4ジョンをキーワード5語で表すと?
 常識 剛胆 ギャップ 寛仁大度 ふつうに女好き

Q5あなたの一番お気に入りの回は?
 第1話。第3話と甲乙つけがたいけれど。

Q6シャーロック、ジョン以外でお気に入りのキャラは?
 マイクロフト兄さん。ハドソン夫人。

Q7サラとモリ―どっちが迷惑被ってる?
 モリーでしょう。

Q8モリアーティについて一言!
 頭に斜めに刺さったネジが見えてますよ!今後も期待してます!

Q9マイクロフトについて一言!
 お兄ちゃん、ストーキングもいいかげんにネ!(いいかげん=良い+加減の意)

Q10ドラマの感想、第2シリーズへの希望など、何でもどうぞ
 エクセレント! おかわり早く早く!!
 第2シリーズは「あのひと」が出てくるとか、2話目が犬とか、3話目がもう滝ですかということはまた超絶クリフハンガーにする気満々ですかとか、期待が膨らみすぎて破裂しそうです。
 正典には出てこないシャーロック/マイクロフト兄弟のママも出てくるといいな。




<追記>
いきなりブログ名を間違えておりました。お詫びして訂正いたします。
バトンをいただいた元記事はこちら→
 http://d.hatena.ne.jp/uk_usa_tv/20110907/p1

バトンの制作者さまはこちらです→
http://haruharu2001uk.blog53.fc2.com/blog-entry-2.html

ありがとうございました!!
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by n_umigame | 2011-09-15 21:38 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

ウサビッチ シーズン4DVD発売決定

2011年 9月 6日
DVD『USAVICH Season4』、遂に発売決定!

待望のDVD『USAVICH Season4』が遂に発売決定!

ズルゾロフが住んでいたビルに居ついたおなじみのご一行。新たに巻き起こるドタバタ生活や新たな展開から目が離せないSeason4は11月25日(金)に発売決定。

初回特典としてUSAVICHペーパー卓上カレンダー(予定)やプーチンとキレネンコのダイカットステッカーを封入予定。

DVD『USAVICH Season4』
◆発売日: 2011年11月25日(金)
◆価格: 2,940円(税込)PCBP.12047
◆発売元: ポニーキャニオン

◆本編: エピソード全13話
◆映像特典: USAVICH キャラ図鑑
◆封入特典:
 [初回特典]
 ・USAVICHペーパー卓上カレンダー(予定)
 ・ダイカットステッカー

(MTV Japan HPより)

というわけで、まだ第13話の配信/放送も終わっていないのに、シーズン4のDVD発売だそうです。

すまないが、言うてもいいか。

人気がないんだね、きっと。

もうそうとしか思えないです。
引っ張って引っ張っても待ってくれるファンが少なくなったので、まだ話題性があるうちにDVD化しておこうということなんだろうなあと。
うーん。はー…。

シーズン5があるのかどうかは、シーズン4の第13話にかかっていますね。
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by n_umigame | 2011-09-10 19:31 | ウサビッチ/Usavich | Trackback | Comments(2)

『これが見納め』ダグラス・アダムス,マーク・カーワディン著/安原和見訳(みすず書房)

『銀河ヒッチハイク・ガイド』のダグラス・アダムスが世界中の絶滅危惧種を見に行くという少々不謹慎な(!)旅に出た。そこで目にしたのは……。1990年の刊行以来、愛読者の絶えない不朽のネイチャー・ルポ。待望の初邦訳である。
種の存亡の瀬戸際にある生きものたちをとりまく荒涼たる現実、人間の浅はかさが生む悲喜劇や、動物たちそれぞれの興味深い生態が、小気味よいウィットと諧謔味満載で語られる。いたるところに皮肉のきいたドタバタ劇の奥には、ヨウスコウカワイルカの苦境をとことん思い描いて震えあがり、観光資源化したコモドオオオトカゲを目の当たりにして恥じ入ってしまう著者の、欺瞞のない鋭敏な眼差しがある。その観察眼は、天安門事件前の中国社会やザイール行政の腐敗へも向けられている。
「まれか、ややまれか」の章で、モーリシャスの生物保護活動家たちの超人的な奮闘ぶりと、彼らの奇矯だが筋金入りの生活をユーモラスに写し取る手腕はアダムスの真骨頂。絶滅危惧種の保護活動は第一日目から絶望的なチャレンジだが、消えゆく生きものを守りたいという衝動を理屈を超えて引き受ける人々を、本書はからりと、しかも生き生きと描き出している。
深刻なテーマだからこそ笑いの力を感じさせる、愛すべき、愛すべき一冊。
(出版社HP)



内容紹介の最後の一行に言い尽くされていると思います。

笑って笑って考えさせられる1冊でした。電車の中で不審な目で見られつつ読む毎日は至福のひとときでございました。
3000円もする本なのでどうしようかととても悩んだのですが、みすず書房から出ているので文庫落ちは(同じ出版社では)しないだろうと思いなおし、買いました。買ってよかったです。


『銀河ヒッチハイク・ガイド』(以下H2G2)のダグラス・アダムスがBBCラジオの取材で世界の絶滅危惧主を見に行ったときの様子を、アダムス一流のユーモアとアイロニーで書き留めた旅行記です。
また、わたくしの大好きな安原和見さんの訳文も相変わらず名調子で、最高でした。何か、文章がかわいいんですが、このダグラス・アダムスのブリティッシュ・ジョークに合うんですよ。

H2G2のときも思いましたが、ダグラス・アダムスは「論理的なんだけれども、頭は悪い」あるいは「知識は多いが、賢くない」とはどういうことかということを、とてもよくわかる例で描写してくれる天才だと、改めて思いました。
昨今、論理的であることや、博識であることが無条件無前提でもてはやされるような風潮があるように思いますが、その危険性を非常に鋭く点いていると思います。
カールという名のモーリシャスチョウゲンボウの行動の下りは大笑いさせられつつも「うーーーん、確かに論理的だけど、こいつはバカ以外のなにものでもない…かも。」と考えこんでしまいました。
でも笑ってしまうんですけれどもね(笑)。
H2G2を読んでから、論理的であることを自らの売りにしている某名探偵のことを以前から「…たしかに論理的だ。だがこの男は本当に頭がいいと言えるのか」と疑問に思っていたもやもやが、氷解しましたね。でもそれはまた別のお話です。

以下、考えさせられたところを抜粋いたします。

コモドオオトカゲについて。
わたしたちがあれほど不安に襲われたのは、まるでたじろぐ様子もない、人を見下したような冷たい態度のせいだったかもしれない。しかし、どんな邪悪な感情をあのトカゲに押しつけようとしても、それはほんとうはトカゲの感情ではない。わたしたち自身の感情でしかないのだ。あのトカゲは、単刀直入なトカゲなりのやりかたで、トカゲのやることをやっていただけだ。トカゲは憎悪も罪悪感も自己嫌悪も醜悪さも知らない。ほかの動物とちがって罪悪感と自己嫌悪に襲われがちなわたしたちが、それをトカゲに押っかぶせようとしているだけなのだ。つまり、すべてはまっすぐこちらに戻ってくる----揺らぎもせずに平然と見返してきたあの目は、鏡のようにすべてをはね返してきたわけだ。


アメリカ人団体観光客のために、コモドオオトカゲにヤギを食べさせる場面のあとに。
正と不正を区別する唯一の生物種である、というのは得なことだ。なにしろそのときどきに自分に都合のいい規則をでっちあげることができる。


 いまから三億五千年後に、この魚の子孫が首にカメラを下げてこの浜辺に座っているとしたら、その長い道のりにはそれだけの甲斐があったと感じていてほしいと思った。そして、それが生きているこの世界と自分自身との関係を、もっとよく理解してくれていればいい。ほかの生物を絶滅から救おうとして、その生物にホラーショーを演じさせるような、そんな生きものにはならないでほしい。ちょっとスリルを味わいたいからと言って、ヤギの遠い子孫をオオトカゲの遠い子孫に食わせてみようとする者がいたら、それはまちがったことだと感じる生きものであってほしい。
 そして、それを堂々と口に出せない臆病者(チキン)ではあってほしくないと思った。


キタシロサイの乱獲について。
というわけだから、ほんとうの問題はこうだ----なんと言って若いイエメン人を説得すれば、サイの角の短剣は男らしさの象徴ではなく、そういう象徴がなければ自信を保てない男のしるしだとわからせることができるのか?

「サイの角の短剣」と「イエメン人」の部分はほかにも言い換えることができますね。

カカポの求愛について。ここは爆笑したところ。
カカポの保護にたずさわるある人などは、オスの求愛の叫びは、じつはメスを追い払っているのではないかと思うことがあると言っている。いわば自然の愚行であり、こんなばかな行動が見られるのは、ここ以外ではディスコぐらいしかない。

原書は1990年に出た本なので、ディスコって(笑)。

ここも笑ったところですが、カカポの食べ物について。
これについてはざっと片づけよう。航空機の客室乗務員になったとして、乗客がイスラム教徒とユダヤ教徒と菜食主義者と絶対菜食主義者と糖尿病患者だらけで、その全員に食事を出さなくてはならないのに、クリスマスの時期で機内には七面鳥しかないという状況を想像してみれば、そのむずかしさがわかると思う。

すごい想像力です(笑)。

カカポをイギリス産のオートバイに例えているところ。日本が出てきますが大爆笑。
 実際カカポを見ていると、なんだか英国のオートバイ産業を思い出す。長いこと自己流でやってきたので、すっかり偏屈になってしまった。(中略)そうこうするうちに、英国のオートバイ産業にとってほとんど話が終わりになりかけるときが来た。言うまでもなく、日本人があるとき急に、オートバイはそういうものでなくてもよいのではないかと思いついたからだ。かっこよくて、汚れも出さず、故障もせず、いつも言うことを聞く、そんなものであってもいいじゃないか。(中略)
 このきわめて競争力の高いマシンがイギリス諸島(ここでもやはり、厳しい競争を知らなかったのは島の種族だったのだ。日本も島国なのはわたしも知っているが、それを認めるとアナロジーがうまく成り立たないので、ここでは軽やかに無視することにする)にやって来ると、英国のオートバイはほとんど一夜にして絶滅してしまった。


 地球上の生命は、気が遠くなるほど複雑な系をなしている。複雑すぎて、ひとつの系だということすら人は長らく気づかなかった。生命はたんにそこにあるだけではなかったのに。


ドードーの滅亡で人間は以前より悲しみを知り、以前より賢くなったと言うのは簡単だが、数々の証拠から見るかぎり、人間はたんに悲しみを知り、知識を仕入れただけだったようだ。


ぜひ、お読み下さい。
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by n_umigame | 2011-09-10 19:22 | | Trackback | Comments(0)

『第9地区』(2009)

南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に突如現れた巨大な宇宙船。船内の宇宙人たちは船の故障によって弱り果て、難民と化していた。南アフリカ政府は“第9地区”に仮設住宅を作り、彼らを住まわせることにする。28年後、“第9地区”はスラム化していた。超国家機関MNUはエイリアンの強制移住を決定。現場責任者ヴィカスを派遣、彼はエイリアンたちに立ち退きの通達をして回ることになるのだが…。
(goo映画)


B級テイストが炸裂するおバカ映画と切って捨てるには、あまりにも、あまりにも重いものを内包した作品でした。
110分程度というそう長くはない尺をドキュメンタリー形式で物語を進めていくのでさらっと見られるのですが、正直なところイントロがちょっぴりもたつくのと、けっこうグロテスクで画面を乗り越えて血とかナントカとかの臭いが臭ってきそうな描写が「ひー、もう勘弁してえ」と思いました。途中何度も目をそむけてしまったので、そんな感想です。
あと、配給がギャガです。うむ。

以下、ネタバレありますのでご注意を。(エンディングまで触れています)

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by n_umigame | 2011-09-10 18:05 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

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