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『ルイス警部』 #17「遠い日の悲しい出来事」; Old, Unhappy, Far Off Things

オックスフォード大最後の女子校マチルダ・カレッジで、ダイアナ・エラビー教授の壮行会を兼ねた同窓会が開かれる中、卒業生で大学職員のポピーが殺害される。校内でも同級生の間でも評判の悪かったポピーに恨みを持つ人物は多そうだ。10年前に同校で起きた少女暴行事件との奇妙な共通点が浮かびあがる中、第2、第3の殺人が立て続けに起こる。当時の捜査に間違いはなかったのか。そして今回の事件と何らかの関係があるのか。
(チャンネル銀河HP)



今回からシリーズ5に入りました。
シリーズ4の「なんだかなー」な物語展開に比べて、以前の水準に戻った感じです。物語自体に引き込まれる感じでした。


以下ネタバレにつきもぐります。

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by n_umigame | 2012-04-30 00:02 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(4)

『エラリー・クイーンの災難』5月下旬刊行(予定)♪

5月下旬刊
『エラリー・クイーンの災難』 飯城勇三編
〈論創海外ミステリ〉 世界初!エラリー・クイーン贋作集。エドワード・D・ホック、J・L・ブリーン、アーサー・ポージス、F・M・ネヴィンズ、クレイトン・ロースンほか。作家にして編集者にして探偵であるエラリー・クイーンに贈る一冊。
(論創社 予価2730円)
(「本棚の中の骸骨」様より)


待ってました!

2012年中とのことだったので、下手すると12月まで出ないかも出ないかも……(´・ω・`)ショボーン。と思っておりましたが、もう出るんですね!!

内容的にはクイーンの手による作品ではなくパスティーシュ集ですが、二次創作になると原作の良いところもいまひとつのところも際立つので、楽しみです。

しかし。

このデフレの世の中で相変わらず強気の価格展開。
今年はまだクイーンの新訳も何冊か出るはずなので、覚悟しておかないとですね。
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by n_umigame | 2012-04-29 20:35 | *ellery queen* | Trackback | Comments(0)

『うほほいシネクラブ: 街場の映画論』内田樹著(文春新書)

「映画は、映画について語られることを欲望しているジャンルである」が持論の著者が、長年、書きためた映画評の中から自ら厳選。画期的な小津安二郎論10本を含む187本。
(Amazon.jp)



ブログなどに掲載されていた映画関係のコラム集です。

独特の映画論なので映画ファンの方から見ると「?」となることもあるようですが、内田先生の文章が好きなことと、アクロバティックな論理展開が楽しいので、そういう意味ではおすすめです。

内田先生の映画論というと『エイリアン』と『大脱走』がとても印象に残っていて、どちらも見直すと「そうとしか見えなくなってしまった」という良いのか悪いのかわからない状態になってしまったのですが、この新書に収められている中では『チャーリーとチョコレート工場』、『プレシャス』が印象に残っています。

たまたま三銃士ブームが自分内で再燃して『仮面の男(1998)』を見直した直後だったのですが、この映画については”「二人のうちどちらかが立ち去るしかない」というパターンの病的な反復”の映画と書かれていて、言われてみればそうだと思いました。
あと点景的に寵姫一名、皇太后一名が登場するけれども、男たちの友情、父子の情愛、兄弟の相克の話であり”全編「男と男の愛」だ。”とあり、これもうわあ言われてみればと思いました。相克も愛に含められているところがいいです。お互いに憎しみを感じるということは愛情と非常に近しい関係だということは心情的に理解できます。
マザー・テレサも「愛の反対は無関心だ」とおっしゃっていましたし。
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by n_umigame | 2012-04-25 22:03 | | Trackback | Comments(0)

『ひとりで死んでも孤独じゃない』矢部武著(新潮新書)新潮社

身体が悪くなっても、子供が近くにいても、アメリカの老人は最期まで極力ひとりで暮らそうとする。個人の自由と自立こそ、彼らが最も重んじている価値だからだ―。高齢者専用住宅、配食サービスのNPO、複数世帯がつかず離れずで暮らすコーハウジングなど、独居老人と社会の紐帯を確保するためのさまざまな取り組みを紹介すると共に、「自立死」を選ぶアメリカ人の姿から、日本の高齢者支援のあり方も考える。
(Amazon.jp)


サブタイトルは「「自立死」先進国アメリカ」。

日本での孤独死の現状から、これを防ぐには、あるいは少しでも減らすにはどうすればいいのか、という観点から書かれています。

新書という性格上仕方がないことですが、成功例しか書かれていません。

別の角度から切り込んだアメリカの現在について書かれた著書などからは、そこは決して楽園ではないということが容易に伺えます。

ただ、どんな国にも良いところと悪いところがあり、おそらくそれは国民性などと合わせて表裏一体なのでしょう。この本から学ぶべきことは、手をこまぬいて見ているだけではダメで、現状を打開するためにできることはまだまだあると気づく、ということだと思いました。

一カ所、遺品整理人の方の著書から引用された部分がありますので、お食事中の方には決しておすすめいたしません。わたくしは想像しただけで気分が悪くなりました。本当にたいへんなお仕事だと思います。
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by n_umigame | 2012-04-25 21:59 | | Trackback | Comments(0)

ミステリ論関連本、2冊

『ミステリ文学』アンドレ・ヴァノンシニ著/太田浩一訳(文庫クセジュ)白水社

先駆者ポー、ドイル、最盛期のクリスティ、フランスのルルー、ルブランなど──英米のみならずミステリ文学の世界を広く紹介。人気のサスペンス小説、近年の潮流についても言及。
(Amazon.jp)


この手のミステリ文学論ではエラリイ・クイーンに言及してくれる人があまりいない気がして、エラリイ・クイーンについて書かれているというだけで買ってしまいました。
著者のアンドレ・ヴァノンシニ氏は現在スイスのバーゼル大学教授だそうですが、イタリア系みたいなファミリー・ネームですね。

エラリイ・クイーンについてはその形式として
「リチャードが警察組織をうしろ楯に捜査をすすめるいっぽう、息子のエラリーは知性というよりも独特の嗅覚によってい謎を見ぬこうとする」
とあり、うんうんとうなずいてしまいました。
ですよねー。
クイーンの作品は言われているほど「論理の権化」ではないと思っているのですが、あまりそう言ってくれる方にお会いしないので、うれしかったです。
エラリイ・クイーンの作品の楽しさ、おもしろさはそこ(だけ)にあるのではないと思っているので、もういいかげん論理、論理という言い方以外でおすすめしてほしいと思う次第であります。その方が読者の裾野が広がると思うんだけれど。



『本格ミステリ鑑賞術』福井健太著(キイ・ライブラリー)東京創元社

フェアとアンフェアの境目はどこにあるのか、作者の仕掛けた伏線やミスディレクションをどのように評価すればよいのか、叙述トリックは本格ミステリ史のなかでどのように位置づけられるのか―エドガー・アラン・ポオや東野圭吾など、古今東西の傑作を具体例に挙げて、知れば必ず本格ミステリの面白さが倍増する鑑賞術を、余すところなく紹介する、類例のないガイドブック。
(Amazon.jp)


うーんうーん。
この本もクイーンにつられて買ってみました。が、雑誌『ミステリーズ!』に連載されていたそうなので、やっぱりコアなファン向きなのかなあという感じでした。

申し訳ないけれども、この本を読んで紹介・引用されている作品を読んでみたいと思われる一般的な読者がどれくらいいらっしゃるのかな…という印象です。
おまけに、けっこう遠慮なくネタバレされているのですが、わたしだったら一ファンとして、たとえばクイーンの最初の一冊に『十日間の不思議』はお奨めしません。
よりにもよってなんでこれからネタバレを?

ミステリーのファンであるはずの方が書いたミステリ評論などを読んでいると、この方たちはファンの裾野を広げたいのか、逆に敷居を上げて「めんどうくさそうだな…」と思わせたいのか、わからなくなることがあります。
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by n_umigame | 2012-04-25 21:38 | | Trackback | Comments(0)

『マンガのあなたSFのわたし』萩尾望都著(河出書房新社)


萩尾望都、初の対談集。70年代の貴重な対話が一冊に。手塚治虫、小松左京、寺山修司、石ノ森章太郎、松本零士、美内すずえ、水野英子の豪華7名に加え、羽海野チカとの新規対談も掲載!

●第1章 手塚治虫   「SFマンガについて語ろう」
●第2章 水野英子   「私たちって変わり者かしら」
●第3章 石ノ森章太郎 「SFの話は延々尽きない」
●第4章 美内すずえ  「親愛なるモー様へ」
●第5章 寺山修司   「月で修学旅行の案内係」
●第6章 小松左京   「絵の理想型とは?」
●第7章 手塚治虫+松本零士 「マンガ、SF、アニメーション」
●第8章 羽海野チカ  「全部、萩尾作品から学びました」
(Amazon.jp)


サブタイトルは「萩尾望都対談集1970年代編」。1980年代以降編も刊行されるようなサブタイトルですね。

対談は、手塚治虫、水野英子、石ノ森章太郎、美内すずえ、寺山修司、小松左京、松本零士、特別対談として羽海野チカの各先生方です。
ものすごい豪華メニューだということはわかるのですが、羽海野チカさんとの対談目当てで購入したこともあり、この対談が一番おもしろく感じました。

1970年代というとさすがに「昔」だなあと。当時はマンガとSFは同列に論じられていた…というか、好きな人がかぶっていたというか、「あんなものに入れあげるのは変わった人」というサブカルチャーとして十把一絡げにされていたんだなあということを感じました。
今マンガやSFが好きで良かったです。(や、SF好きはいまだにアレな感じなんですかね…)
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by n_umigame | 2012-04-25 21:33 | | Trackback | Comments(0)

『素晴らしきテクの世界』宮沢章夫著(筑摩書房)

金魚の飼い方から、リコーダーの吹き方、改造カー、そして旅や墓づくりまで。日常生活の細部から死生観まで、すべては「テク」が握っている。笑えるエッセイ。
(Amazon.jp)


久しぶりのエッセイで発売前から指折り数えていたせいか、あっという間に読んでしまいました。
発売日の夜に書店に行ったら書架に面陳されていて、すでに残2冊だったので、宮沢章夫さんのエッセイファンは多いのだろうと思います。なのでもっとエッセイ集も出してください。お願いします。

内容はわたくしのように『わからなくなってきました』や『牛への道』の単行本あたりからファン、という人にはそんなに新鮮さはありませんが、相変わらずの宮沢節で安心して笑えます。

ファンにはオススメであります。
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by n_umigame | 2012-04-25 21:30 | | Trackback | Comments(0)

『ALCATRAZ/アルカトラズ』第1話(無料オンライン配信)

4月22日の特番を見はぐれたことを知り、がっくりついでに無料配信が始まった『ALCATRAZ/アルカトラズ』の第1話を見てみました。
45分くらいでした。

第1話、やけに話の展開が早くて、かっとばすなあと思っていたら、ふむふむ、なるほどね。
一人一話としたら、それだけで302話。間にいろいろキャラクターの謎とか恋愛とかドラマ部分を入れちゃうと、さらに長くなるじゃないですか?
だから打ち切りなんですか?(←)

まだ始まったばかりですが、とりあえずハウザー役のサム・ニールが一番くさい印象でした(笑)。
最後のエレベーターのドアが閉まるシーンがかっこいいですねvvv
「黒幕を探す」と言っているので、ほかにも黒幕がいるのでしょうか。きっとそれがわからないまま打ち切りになんですね?(←)

無料配信は5月5日までだそうですので、先取りでご覧になりたい方はお早めに~。
↓ こちらからご覧になれます。

『ALCATRAZ/アルカトラズ』無料オンライン配信
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by n_umigame | 2012-04-25 00:15 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『ルイス警部』 #16「真実が招く悲劇」; Falling Darkness

ホブソンの大学時代の同居人ライジーアが殺される。他の元同居人らの身辺調査が進められる中、今度は彼女たちが大学時代に住んでいた家で殺人が起きる。その家の冷蔵庫の扉には、ホブソンと事件との関係をほのめかすメッセージが残されており、彼女は主要容疑者となってしまう。さらに、彼女に関するある驚愕の記録が発見されたことによって、ルイスでさえも彼女を疑わざるを得なくなる。はたして、ホブソンは本当に殺人犯なのか?
(チャンネル銀河HP)



ホブソンがかわいい回でしたね!


以下ネタバレにつきもぐります。

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by n_umigame | 2012-04-24 22:54 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』(2011)

ヨーロッパで連続爆破事件発生。天才的な頭脳を持つ名探偵ホームズは、皇太子が殺害されたと推理。ホームズの前に立ちはだかるのは、モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)。この事件は首謀者モリアーティ教授によって画策された、より大きな犯罪のパズルの一つにすぎなかったのだ。事件の捜査を進めるホームズは、鍵を握るジプシーの占い師シム(ノオミ・ラパス)に出会う。ホームズ、ワトソン、シムの3人はイギリス、フランス、ドイツ、そしてスイスへと次々に大陸を横断して捜査を進めるが、次第に危険度を増してゆく。しかも、常にホームズたちの一歩先を行くモリアーティ。彼の策略が成功してしまえば、歴史の流れを変えてしまうほどの死と破壊の渦巻く世界になってしまうのだ。果たしてホームズたちは、いかにしてモリアーティ教授の陰謀に立ち向かうのか……?
(goo映画)



話の筋は前回と同様、中だるみします。いろいろと詰め込みすぎな感じで、なのに展開が早すぎて説明不足。観客がおいてけぼりです。風呂敷は大きくなったものの、途中退屈だったのはそのせいかと思われます。
伏線が「あ、これ伏線だ」とわかりすぎ、そして回収するときも「はい、ここで回収しまーす」という感じで、ここも残念ではありました。

しかしもう、ストーリーテリングで引っ張る映画ではないということも、ましてやミステリではないということも前作で証明されており、何はともあれロバート・ダウニーJrのホームズと、ジュード・ロウのワトソン、この二人の魅力は健在。いや、ある意味パワーアップ(笑)。
とっとと女性キャラを文字通り「ぽい(捨て)」したところには大爆笑でございました。ひどいなおい。

この映画を見る前にDVDレンタルで見た映画がいやな味になって舌に残っていたのですが、おかげでさっぱりしました。ありがとう。

ワトソンはアシスタントじゃないよ、パートナーだよ。

それを端的に示して、これほど魅力的に見せたという意味で、もう成功していると言っていいと、改めて思いました。

以下ネタバレにつきもぐります~。
BBCドラマ『SHERLOCK』シリーズ2の第3話のネタバレもありますので、ご注意ください。

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by n_umigame | 2012-04-21 00:03 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

Welcome. 本と好きなものがたり。


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