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『ダース・ヴェイダーとルーク(4才)』ジェフリー・ブラウン作/とみながあきこ訳(辰巳出版)

すべてのスターウォーズファンに贈る笑って泣けるユーモアブック。

ダース・ヴェイダー(父)&ルーク・スカイウォーカー(息子4歳)、銀河の彼方で繰り広げる父と息子の日常ストーリー

”もしも、ダース・ヴェイダーが子育てに積極的だったなら”
シスの暗黒卿ダース・ヴェイダーは、反乱同盟軍の英雄たちと戦うべく、銀河帝国軍を率いる。だが、そのまえに、まず4歳の息子、ルーク・スカイウォーと
遊んでやる必要がある・・・
(Amazon.jp)


帯によると「ルーカス・フィルム公認 暗黒卿の子育て絵本」だそうです。

まったく、なんですか、この父子萌え狙い撃ち絵本は!
けしからんですね!!(*゚д゚*)=3
翻訳が出る前からあまぞんさんでストーキングしていた甲斐があったというものですよ。

わたくし、映画は一応全作品見ているものの、スター・ウォーズサーガには詳しくないのです。
が、それでもこれは笑って笑って、最後の一ページはほろりとさせられました。

まず、絵が良いですね。
マーカーと色鉛筆を使ったようなタッチで、わざと塗り跡を残してあるのですが、画面全体に丁寧に書き込まれていて、あたたかい印象が、このほのぼのとした内容と合っています。

内容は、たぶんファンだったら倍笑えるんじゃないかなと予想します。
ダース・ヴェイダーのしゃべり方がまったく彼らしいのも笑えますが、けっこう親ばかで息子に気を使っているところがかわいい反面、ケンカしてきたらちゃんと事情を聞く(むやみに息子の肩を持たない)とか公平なところも意外で(笑)、愛されてるアンチ・ヒーローだなあと思いました。
ときには一人になりたい、というダース・ヴェイダーも、作者の方が子育て中のご様子で実感がこもっています。シングル・ファーザーのダース・ヴェイダーはさらにたいへんなことでしょうね(笑)。

そんなダース・ヴェイダーに気を使う帝国軍のみなさんも愉快です。

一番ツボだったのは、誕生日プレゼントを自分でラッピングするヴェイダー卿(←すごい不器用)です。

SWサーガファンはもちろんのこと、子育て絵本としてもおすすめなんじゃないでしょうか(笑)。
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by n_umigame | 2012-05-28 22:24 | | Trackback | Comments(2)

米CBSの現代版ホームズドラマ「Elementary」の予告編

米CBSの方の現代版ホームズドラマ、こちらも予告編が公開されておりました。



あれ、なんか、すごい「低評価」ぽちられちゃってますよ?

NYを舞台に、探偵とその相棒(助手)が、手がかりひとつずつから謎を解明していく、というシチュエーションは個人的にはすごく好きで、とても良いと思うのですが、それを「シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンです」と言うからまずかった気がしますねえ(笑)。

そんなことを言わなければふつうにおもしろそうな感じなんだけど。

個人的には、相棒を女性にした時点で原典の醍醐味がほとんど失われてしまうと思うので、そこがホームズファンの皆さんからもすでにして「わかってねえなあ…」と思われていると思いますが(笑)。

上半身全身タトゥーで目が死んでて(ジャンキーっぽい・笑)、着ているTシャツが4つ葉のクローバーで「I am not lucky」とか書いてあるホームズって、それはそれで受けました。

日本で放送されたら見たいと思います。
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by n_umigame | 2012-05-24 18:55 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『SHERLOCK 2』NHK海外ドラマホームページ、オープン+α情報

そのいち。
BBC『SHERLOCK』シリーズ2の、NHK BSプレミアムでの放送が8月に決定し、夏も近づく八十八夜、いつのまにやらホームページもできていました!

『SHERLOCK 2』公式HP(NHK海外ドラマホームページ)

まだインデックスページだけですが、これから本番に向けて、いろいろコンテンツもできあがっていくと思われます。

辛抱たまらずUK盤DVDを購入して見てしまった自分ですが、ヒアリングに難有りの身の上で、さらに字幕でも早すぎて(泣)ミステリドラマとしての細かい筋が全然拾えておらず、きちんと日本語放送で内容を把握できると思うと、いろいろと楽しみです!
NHKの海外ドラマの日本語吹き替え脚本はとてもセンスが良い番組が多いので、シャーロックとジョンの会話が日本語でどう表現されるのかも注目しています。

そのに。
AXNミステリーで7月に、『SHERLOCK』シリーズ1第1話のプレミア放送が決定しています。
プレミア放送とのことなので、本放送が8月以降にあるのでしょう。
字幕ですかね。

ソースはこちら。↓
tvGroove
「AXNミステリー 8月「SHERLOCK シャーロック 第1話プレミア放送」「ロンドン警視庁犯罪ファイル」他」


記事タイトルには「8月」とありますが、放送は「7月13日」ですので、見るご予定の方はお気をつけくださいまし~。

そのさん。
角川書店のHPで、DVDの仕様がすべて発表になっていました。
『SHERLOCK/シャーロック』(角川書店HP)

レンタル用のDVDも同時にリリースされるようで、BS、CSの視聴環境にない方も、これを機会にぜひご覧くださいませ。
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by n_umigame | 2012-05-24 18:28 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

『ルイス警部』 #20「誰がメアリーを殺した?」; The Gift of Promise

才能のある子供たちを支援する団体の創設者アンドレアが殺害される。彼女は殺される直前、元MI5の女性幹部が書いた本に「誰がメアリーを殺した?」という謎めいたメモを添えて、大手出版社の社長レオン・サスキンに送っていた。その後まもなく、その本を届けたアンドレアの恋人エルモと、レオンが立て続けに殺害される。彼女のメモの真意は何なのか。一連の事件の裏には、MI5の黒い秘密が隠されているのだろうか。
(チャンネル銀河HP)


エピソードの邦題がマザーグースの唄みたいで、見立て殺人みたいな筋かと思いきや、
エスピオナージュ風でした。ルイスなのに!(笑)

以下ネタバレにつきもぐります。

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by n_umigame | 2012-05-21 21:27 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

『ジャンブリーズ』エドワード・リア文/エドワード・ゴーリー絵/柴田元幸訳(河出書房新社)

詩人リアの傑作5行詩(リメリック)に、奇才ゴーリーが絵を描いた! ジャンブリーズが住む海の向こうへ……。ふたりのエドワードによる、ナンセンスにあふれたごきげんな絵本! (出版社HP)


ドラマ『ルイス警部』の第19話で「ふるいに乗って海に出た…」と、登場人物が読み聞かせるシーンで一目惚れ(一聞き惚れ?)しまして、しかも河出書房新社からゴーリーのイラストで出ているとあっては、もう中味も見ずに購入決定でした。

期待に違わず、とてもおもしろかった!
絵本なので、すでに何度も何度も読みました。

リメリック(5行詩)と呼ばれる形式の作品ですが、英語も読みやすいです。
これは翻訳がたいへんだったかと思います。

ゴーリーの作品はブラックなものが多いので、これもラストはそんなオチになるのかと思っていましたが、いちおうハッピーエンドでした。ゴーリーの絵の割には絵柄もかわいらしいです。
ナンセンス詩なので、意味を考えてどうこうという作品ではありませんが、「友人がひきとめるにも関わらずふるいに乗って海に出る」というところに、何かアイロニーみたいなものを感じます。
そもそもふるいを船にしようと考える時点でおかしいのですが。
ドラマで聞いたときも、マザーグースの唄にある「お椀に乗って海に出た…」を思い出していたのですが、この本の巻末にも掲載されていました。
15世紀の風刺文学『阿呆船』にルーツがあるのだそうですね。

「お椀に乗って海に出た…」も、坂田靖子さんの『ライム博士の12か月』に登場するのですが、北原白秋訳が元ネタと思われる
「ゴットハムの三利口
お椀にのって海に出た
もすこしお椀が丈夫なら
ここらで歌は終わらない」
が好きです。

「ゴットハム」とあるのはGothamで、以前当ブログでも書きましたが、元はイギリスにある阿呆ばかりが住んでいたという村だとか。今はニューヨークの別名でもあるそうです。エラリイ・クイーンの『九尾の猫』の冒頭にも出てきますが、阿呆ばかりを乗せた船、というところが、何か世界的にばかばかしい(悲しい)事件が起きると、それはこの「宇宙船地球号」のことなのかと思うことがあります。
でもこの『ジャンブリーズ』を読むと、阿呆ばかりを乗せた船もときには楽しいかも、と思いました。

ところで、「ジャンブリーズ」って何なんでしょうね。
「頭は緑 手は青い」んだそうです。
ルイス・キャロルのアリスが好きな人にもおすすめです。

うみのかなたの そらとおく
 ジャンブリーズの すむという

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by n_umigame | 2012-05-15 00:05 | | Trackback | Comments(0)

『ルイス警部』 #19「心の闇」;The Mind Has Mountains

製薬会社による抗うつ薬の治験の最中、被験者の女子学生エイミーが殺される。治験を監督する精神医学教授、その助手、残りの被験者5名は、いずれも犯行が可能であり、それぞれに動機が存在する。そんな中、別の被験者が治験薬を大量服用して自殺する。この薬が被験者らの心に何らかの悪影響を与えていることは確かなようだ。エイミーの殺害は薬の悪影響がもたらした結果なのか、それとももっと陰惨な事実が隠されているのか。
(チャンネル銀河HP)



今回はちょっぴりホラー回でした!怖かった!


以下ネタバレにつきもぐります。

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by n_umigame | 2012-05-14 21:59 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

『裏切りのサーカス』(2011)

東西冷戦下、英国諜報部<サーカス>のリーダーのコントロールは、幹部の中にソ連の<もぐら>がいるという疑いを持ち、ある指令を出す。しかし作戦は失敗し、コントロールは責任を取って右腕のスマイリーと共に組織を去った。その後、引退したスマイリーのもとに組織内の裏切り者を捜せという極秘命令が下る。スマイリーは秘かに、残った4人の幹部の中から<もぐら>を捜す。しかし、それは自分の辛い過去とも向き合う事だった。
(goo映画)


このダサダサの日本語としても意味不明な邦題だけで話題が一周した感のある『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を見て参りました。

「わかりにくい」「説明不足で不親切だ」という前評判を聞いておりましたが、「サーカスを追われたスマイリーたちが二重スパイの<もぐら>を探し出す」という、ミステリで使われる用語で言えばフーダニット(whodunit)としての部分はきちんと解決が提示されていますし、プロットが破綻しているというわけではないと思います。原作を読んでいるとよくまとめられているという印象でした。

問題は、「なぜ彼が二重スパイになったのか」「なぜ殺されたのか」「いかにして彼が二重スパイであることがわかったのか」という、方法・あるいはプロセス=ハウダニット(howdunit)、動機=ホワイダニット(whydunit)の部分が説明不足ということだろうと思います。
2回目以降1000円キャンペーンをしているそうですが、これは映画だけを2回3回見ても、ハウダニットやホワイダニットの部分を理解するのは難しいのではないかと思います。たくさん詰め込まれているから一度に消化できないような造りの構成ではなく、意図的に言い落とされており、必要な情報は映画作品の外にあるからです。
ですので、映画としては、原作の豪華なPVといった印象を受けました。
隣に座ってた20代半ばくらいとおぼしきお嬢さんは、始まって30分くらいからため息ついたり何度も座り直したりしていて、エンディングクレジットが始まると待ちかねたように、文字通り席を蹴って退館されました。ある意味無理もないリアクションだったかもしれません。

わたくしは絵がたいへんシックで美しいのと、役者さんたちの目の動きや間だけで見せる演技だけで充分満足で、二時間集中して見られました。
また、わたくしは「寸止め」に弱いので、「わざと言い落とす/言いとどまる」というような作品が好きであることも申し添えます。それは受け手がその「言われなかった言葉/事実」を想像して良いということですから。

以下ネタバレです。ラストシーンや核心に触れています。ご注意ください。

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by n_umigame | 2012-05-06 21:09 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

『ルイス警部』 #18 「野蛮な正義」; Wild Justice

聖ジェラーズを訪れていたアメリカ人女性司教が殺される。彼女が飲んだワインに毒が盛られていたのだ。彼女の急進的な宗教観に危険を感じた人物による犯行かと思われ、保守的な考えを持つ托鉢僧らに捜査の目が向けられるが、その後、聖ジェラーズの副理事候補が立て続けに殺されたことから、副理事の座を争う候補者らにも疑いがかかる。事件の根源は宗教観の違いか、校内の権力争いか、それとも、もっと別のところにあるのか。
(チャンネル銀河HP)


今回はエピソードタイトルに”「復讐は一種の野蛮な正義である」F・ベーコン”と添え書きが出ます。添え書きが出るのはめずらしいな…と思って見始めると、最後にきれいに締めがきました。
やはりシリーズ5からミステリ・ドラマとしてのクオリティが以前のレベルに戻ったように思います。いや、もうルイスとハサウェイのコンビが見てて聞いてて楽しかったらそれでいいけどネ!…となっていたことを白状いたしますが、やっぱりドラマとしても見応えがある方がいいですよね-。

以下ネタバレにつきもぐります。『モース警部』最終回「悔恨の日」のネタバレもありますので、ご注意くださいまし。

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by n_umigame | 2012-05-05 00:03 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(2)

web拍手御礼

もうものすごく長いこと、拍手のお礼を申し上げておらず、申し訳ありません。

以前のパソコンで急に自分のブログからweb拍手ボタンが見えなくなってしまい、これ生きてるのかな、( ・_・)σ゙ツンツン と思って見ていたのですが、パソコンを新調してからでもやはり見られません(号泣)。

それでも、ぽちぽちといただいておりまして、拍手をくださった皆様には心より感謝しておりました。
これからも何かの間違いでもうっかりぽちぽちしてやってください。

やはり、こんな独り言垂れ流しおばかさんブログでも、読んでくださっている方がいらっしゃると思っただけで、元気が出ます。

本当にありがとうございます。
これからもマイペースで(字義通りおのれの早さで)がんばります。
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by n_umigame | 2012-05-04 23:22 | web拍手 | Trackback | Comments(0)

『かいじゅうたちのいるところ』(2009)

NHK BSプレミアム吹き替え。
1963年に出版されて以来のロングセラーであるモーリス・センダックの絵本の映画化。
映画館へ見に行きたかったのですが、見はぐりました。


けっこう賛否両論に分かれたようですが、これは完全に大人向きの映画ですね。
原作の絵本も多様な解釈を許すお話で一筋縄ではいかない作品だと思いますが、映画にするに当たって加えられた解釈をよしとするかどうかで、かなり評価が分かれる作品だと思われます。

わたくしはとてもおもしろかったです。途中少し退屈でしたけど。
これは大人が子ども時代を振り返って、子どもの頃のあの言いようのない孤独や疎外感を描いた作品です。
もし、子どもの頃、孤独でも疎外感を感じたこともなかったという幸せな人がいたら、あまりこの映画に共感できないのも無理はないかもしれません。


以下ネタバレにつきもぐりますね。

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by n_umigame | 2012-05-02 00:03 | 映画・海外ドラマ | Trackback | Comments(0)

Welcome. 本と好きなものがたり。


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